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六話 国王陛下からの依頼
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「騎士団長からお前の話は聞いていた。今回の事件解決にとても前向きに取り組んでいたと」
国王陛下は茶髪緑目で凛々しく、金髪紺目でどちらかというと母似な僕とはまるで顔つきが違う。
正妃の生んだ王太子は、国王陛下とそっくりの茶髪緑目で、生き写しだと聞いた。
僕は王太子なんて雲の上の人とは会ったことがないので本当かどうかは不明だ。
もしかしたら4歳までの間に、王宮内ですれ違うくらいはあったかもしれないが。
「はあ」
つい気のない返事をしてしまった。
怒られるかなと宰相の顔を伺うが、そこには柔和な笑顔しかなかった。
宰相も知っているのだ。
僕が愛人の生んだ庶子で、4歳からまともに父親の顔をみたことがないのだと。
忘れていても仕方がないほどの年月が流れた。
僕は父とも母とも一緒にいられず、今日まで育った。
正妃から隠すため市井の若夫婦に預けられ、正妃から護るため騎士団に入れられた。
僕の自由はどこにもなく、ただ大人たちに匿われて生きてきた。
きっとそれは母もそうだ。
僕は母がどこにいるのか知らない。
父しか知らない場所で、正妃から護られながら療養しているのだろう。
騎士団長は、もうすぐいつでも会えるようになると言っていたが、それとこの謁見は関係があるのだろうか。
「何か、きっかけがあるのだろうか。騎士団の仕事に対して投げやりだったお前が、熱心になったきっかけが」
ここで親孝行な息子なら、父からの調査依頼だったから頑張った、とか言えるんだろうけど。
残念ながら僕はそうじゃない。
ひねくれたまま大人になってしまった。
純粋に父母を求めていた4歳の僕は、もういない。
「相棒に恵まれました。今回の事件解決に強力な助っ人となってくれた、下町の薬店の店主のおかげです。薬への造詣が深く、王宮の薬師にも特定できなかった偽の惚れ薬の素材を特定してみせました。人柄も信頼のおける人です。たくさんの女性客に慕われています」
「ふむ、女性の薬師だと聞いた」
僕はちょっとだけ顔が赤くなるのを制御できなかった。
僕の気持ちがあふれて、説明に熱がこもってしまったことに気づいたからだ。
とっさにうつむいたが、隠せただろうか。
「実は、その薬師にお前の母を診てもらいたいと思っている。長らく療養を続けてきたおかげで、ずいぶんと体調は回復しているのだが、気持ちがともなわんのだ。すっかり世を儚んでおる。お前と引き離してしまったことも、いけなかったのだろう。だが、当時はそれが最適だと私と騎士団長が判断した」
国王陛下らしい威厳のある声。
その声が母を心底心配している。
本当に母を愛しているのだと感じた。
正妃や側妃たちとの間に子をもうけたのも、母との間に子が欲しかったからなのだ。
僕は、そうまでして望まれた子だった。
僕の心に積もった澱が、少しだけ軽くなった。
「今は転機だ。もうすぐ事が大きく動き出す。その前に何としても、お前の母には元気を取り戻してほしい。どうか力を貸してくれないか。お前と薬師の彼女に、フロレンティーナのことを頼みたい」
フロレンティーナというのが母の名前だ。
僕にそっくりな金髪紺目で、儚げな風貌だった気がする。
もうぼんやりとしか思い出せないけど。
「フロレンティーナの療養先はそれほど遠くない場所にあるが、できれば一か月ほど滞在して治療にあたってもらいたい。行き来をすることで場所を特定されたくないのだ。今はまだ、確実に安全だと言えないから――」
国王陛下はそう言うと、右手で眉をひそめた顔を半分隠す。
この人も長年苦しんできたのだ。
国王陛下であるばかりに。
「薬師の彼女にお前から打診してくれないか。彼女にも顧客があるだろうから、準備期間はとってもらって構わない。報酬についても望みのままだと伝えてくれ」
本来ならば命じるだけでいいのに。
ここまで破格の条件を整えてお願いするのか。
国王陛下なりの誠意の見せ方なのかもしれない。
「分かりました、エーリカに聞いてみます」
偽の惚れ薬の事件が解決してしまって、エーリカに会いに行く口実をどう作ろうかと思っていた。
僕にとっては渡りに船の依頼なのだが、エーリカにとってはそうではないかもしれない。
この依頼、引き受けてくれるといいな。
それとも僕とはもう顔を合わせたくないだろうか。
僕は嬉しさ半分、不安半分、複雑な顔をして謁見の間を辞した。
「見たか、宰相よ。小さかったヴェルナーが、あんなに立派な青年になって……」
「陛下、最近はすっかり涙もろくなりましたな。悲願達成まで、もう少し威厳のある顔をしていてくださいよ」
「分かっている、分かっているが。こんなに近くで顔を合わせたのは、10数年ぶりなのだ。仕方がなかろう」
「そうですね、これまではコソコソ騎士団の訓練を遠くから覗いたり、騎士団長からの報告書をニヤニヤ眺めたり、まったくもって不審者でした」
「……こちらから声をかけることも出来ず、あの子には寂しい思いをたくさんさせてしまった。」
「だからこそ、思い人と結ばれてほしいと、こんな粋な提案をされたのでしょう?」
「騎士団長からの密告通りだったな。薬師の話をするときは頬が赤らむ。あれでは恋をしていると丸わかりだ。そんなところも、フロレンティーナに似ているのだな」
「フロレンティーナ様の話を始めると長くなりますからね。そろそろ執務室へ行きましょう」
「もう少し余韻にひたらせてくれてもいいのだぞ!」
◇◆◇
僕の不安はまったくの余計だった。
エーリカは二つ返事で依頼を引き受けると言ってくれた。
「私には夢があるのよ! その夢のために、これは大きな一歩となるわ! 国王陛下からの依頼、喜んでお引き受けしますと伝えてちょうだい!」
今にも踊りだしそうなほど喜んでいる。
僕も嬉しい。
だけど、これだけは言っておかないといけない。
「その……療養している国王陛下の愛人というのが、僕の母なんです。だから僕も一緒に行くように言われていて……」
僕は、僕と母が王宮から離れた経緯をエーリカに説明した。
変に同情してもらいたくなくて、早口になったかもしれない。
「王宮って怖い所なのね。そんなところから命があるうちに逃げだせて、本当によかったわね」
「王宮を出た僕を匿って育ててくれたのが、エーリカが好きだと言っていたパン屋のおやじさんとおかみさんなんです」
「え!? 世間って狭いのね!」
なんとか話が暗くならずに済んでホッとした。
それからエーリカとは日程の打ち合わせをした。
準備期間は一週間ほどでいいらしい。
顧客の中で定期的に薬が必要な人へ多めに薬を用意したり、薬師ギルドにカルテを預けて突発の対応をお願いしたりするそうだ。
エーリカは、薬店を留守にすることで迷惑をかけるという詫び状を看板に貼った。
「一週間後に、迎えにきます」
「ええ、それまでにはいろいろ終わらせておくわ」
僕は、エーリカとこれから一か月も一緒にいられることに、浮かれていた。
療養先にずっと会えなかった母がいることも。
その母が世を儚むほど元気がないことも。
このときは、完全に頭から抜けていた。
薄情かもしれないが、それが僕の中での母親との距離だった。
遠くからでも顔を見られた国王陛下と違って、秘匿された母とは一切の交流がなかったせいもあり、僕が覚えている母の姿は少ない。
赤の他人とまでは言わないが、僕とは関りのない人――母はそんな存在だった。
だけど母にとっては、僕と言う存在はかけがえのない、とても大切なものだったのだ。
僕は母の療養先でそれを思い知らされる。
忘れていた哀しみと共に。
国王陛下は茶髪緑目で凛々しく、金髪紺目でどちらかというと母似な僕とはまるで顔つきが違う。
正妃の生んだ王太子は、国王陛下とそっくりの茶髪緑目で、生き写しだと聞いた。
僕は王太子なんて雲の上の人とは会ったことがないので本当かどうかは不明だ。
もしかしたら4歳までの間に、王宮内ですれ違うくらいはあったかもしれないが。
「はあ」
つい気のない返事をしてしまった。
怒られるかなと宰相の顔を伺うが、そこには柔和な笑顔しかなかった。
宰相も知っているのだ。
僕が愛人の生んだ庶子で、4歳からまともに父親の顔をみたことがないのだと。
忘れていても仕方がないほどの年月が流れた。
僕は父とも母とも一緒にいられず、今日まで育った。
正妃から隠すため市井の若夫婦に預けられ、正妃から護るため騎士団に入れられた。
僕の自由はどこにもなく、ただ大人たちに匿われて生きてきた。
きっとそれは母もそうだ。
僕は母がどこにいるのか知らない。
父しか知らない場所で、正妃から護られながら療養しているのだろう。
騎士団長は、もうすぐいつでも会えるようになると言っていたが、それとこの謁見は関係があるのだろうか。
「何か、きっかけがあるのだろうか。騎士団の仕事に対して投げやりだったお前が、熱心になったきっかけが」
ここで親孝行な息子なら、父からの調査依頼だったから頑張った、とか言えるんだろうけど。
残念ながら僕はそうじゃない。
ひねくれたまま大人になってしまった。
純粋に父母を求めていた4歳の僕は、もういない。
「相棒に恵まれました。今回の事件解決に強力な助っ人となってくれた、下町の薬店の店主のおかげです。薬への造詣が深く、王宮の薬師にも特定できなかった偽の惚れ薬の素材を特定してみせました。人柄も信頼のおける人です。たくさんの女性客に慕われています」
「ふむ、女性の薬師だと聞いた」
僕はちょっとだけ顔が赤くなるのを制御できなかった。
僕の気持ちがあふれて、説明に熱がこもってしまったことに気づいたからだ。
とっさにうつむいたが、隠せただろうか。
「実は、その薬師にお前の母を診てもらいたいと思っている。長らく療養を続けてきたおかげで、ずいぶんと体調は回復しているのだが、気持ちがともなわんのだ。すっかり世を儚んでおる。お前と引き離してしまったことも、いけなかったのだろう。だが、当時はそれが最適だと私と騎士団長が判断した」
国王陛下らしい威厳のある声。
その声が母を心底心配している。
本当に母を愛しているのだと感じた。
正妃や側妃たちとの間に子をもうけたのも、母との間に子が欲しかったからなのだ。
僕は、そうまでして望まれた子だった。
僕の心に積もった澱が、少しだけ軽くなった。
「今は転機だ。もうすぐ事が大きく動き出す。その前に何としても、お前の母には元気を取り戻してほしい。どうか力を貸してくれないか。お前と薬師の彼女に、フロレンティーナのことを頼みたい」
フロレンティーナというのが母の名前だ。
僕にそっくりな金髪紺目で、儚げな風貌だった気がする。
もうぼんやりとしか思い出せないけど。
「フロレンティーナの療養先はそれほど遠くない場所にあるが、できれば一か月ほど滞在して治療にあたってもらいたい。行き来をすることで場所を特定されたくないのだ。今はまだ、確実に安全だと言えないから――」
国王陛下はそう言うと、右手で眉をひそめた顔を半分隠す。
この人も長年苦しんできたのだ。
国王陛下であるばかりに。
「薬師の彼女にお前から打診してくれないか。彼女にも顧客があるだろうから、準備期間はとってもらって構わない。報酬についても望みのままだと伝えてくれ」
本来ならば命じるだけでいいのに。
ここまで破格の条件を整えてお願いするのか。
国王陛下なりの誠意の見せ方なのかもしれない。
「分かりました、エーリカに聞いてみます」
偽の惚れ薬の事件が解決してしまって、エーリカに会いに行く口実をどう作ろうかと思っていた。
僕にとっては渡りに船の依頼なのだが、エーリカにとってはそうではないかもしれない。
この依頼、引き受けてくれるといいな。
それとも僕とはもう顔を合わせたくないだろうか。
僕は嬉しさ半分、不安半分、複雑な顔をして謁見の間を辞した。
「見たか、宰相よ。小さかったヴェルナーが、あんなに立派な青年になって……」
「陛下、最近はすっかり涙もろくなりましたな。悲願達成まで、もう少し威厳のある顔をしていてくださいよ」
「分かっている、分かっているが。こんなに近くで顔を合わせたのは、10数年ぶりなのだ。仕方がなかろう」
「そうですね、これまではコソコソ騎士団の訓練を遠くから覗いたり、騎士団長からの報告書をニヤニヤ眺めたり、まったくもって不審者でした」
「……こちらから声をかけることも出来ず、あの子には寂しい思いをたくさんさせてしまった。」
「だからこそ、思い人と結ばれてほしいと、こんな粋な提案をされたのでしょう?」
「騎士団長からの密告通りだったな。薬師の話をするときは頬が赤らむ。あれでは恋をしていると丸わかりだ。そんなところも、フロレンティーナに似ているのだな」
「フロレンティーナ様の話を始めると長くなりますからね。そろそろ執務室へ行きましょう」
「もう少し余韻にひたらせてくれてもいいのだぞ!」
◇◆◇
僕の不安はまったくの余計だった。
エーリカは二つ返事で依頼を引き受けると言ってくれた。
「私には夢があるのよ! その夢のために、これは大きな一歩となるわ! 国王陛下からの依頼、喜んでお引き受けしますと伝えてちょうだい!」
今にも踊りだしそうなほど喜んでいる。
僕も嬉しい。
だけど、これだけは言っておかないといけない。
「その……療養している国王陛下の愛人というのが、僕の母なんです。だから僕も一緒に行くように言われていて……」
僕は、僕と母が王宮から離れた経緯をエーリカに説明した。
変に同情してもらいたくなくて、早口になったかもしれない。
「王宮って怖い所なのね。そんなところから命があるうちに逃げだせて、本当によかったわね」
「王宮を出た僕を匿って育ててくれたのが、エーリカが好きだと言っていたパン屋のおやじさんとおかみさんなんです」
「え!? 世間って狭いのね!」
なんとか話が暗くならずに済んでホッとした。
それからエーリカとは日程の打ち合わせをした。
準備期間は一週間ほどでいいらしい。
顧客の中で定期的に薬が必要な人へ多めに薬を用意したり、薬師ギルドにカルテを預けて突発の対応をお願いしたりするそうだ。
エーリカは、薬店を留守にすることで迷惑をかけるという詫び状を看板に貼った。
「一週間後に、迎えにきます」
「ええ、それまでにはいろいろ終わらせておくわ」
僕は、エーリカとこれから一か月も一緒にいられることに、浮かれていた。
療養先にずっと会えなかった母がいることも。
その母が世を儚むほど元気がないことも。
このときは、完全に頭から抜けていた。
薄情かもしれないが、それが僕の中での母親との距離だった。
遠くからでも顔を見られた国王陛下と違って、秘匿された母とは一切の交流がなかったせいもあり、僕が覚えている母の姿は少ない。
赤の他人とまでは言わないが、僕とは関りのない人――母はそんな存在だった。
だけど母にとっては、僕と言う存在はかけがえのない、とても大切なものだったのだ。
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