82 / 248
開戦
逓信院特別療養棟
しおりを挟む
「明日は一旦帰るんだったわね。そうしたらちょっと付き合って」
リザはそう言って車の進路を指示し始めた。
ついたところは逓信院に併設された療養院だった。
リザは車止めに機関車を停めてもしばらく動く気配がなかった。
「辞めるか」
「いえ。今日行かないと一生行かない、会わない気がする」
そう言いながら、リザの体は椅子に嵌まり込み張り付いたように着座姿勢から動きもしない。
「十日後にまた来るぞ。ボクは」
辛うじて安全ベルトを解いて、ゼンマイが巻き上げるのをリザはボンヤリと手で追った。
「……わかってる。ううん。わかっていない。そういうことじゃないの」
そう言うとリザはパンと頬を一つ叩き勢い良く扉を開き、奇妙にテキパキと車からおりた。
受付を済ませ、アシュレイ少尉の療室を尋ねるとリザは少しマジンの顔を探すような素振りを見せ、まだいる、という事実を告げた。
そのあと頭を振って、無駄にならないでよかったわね、とリザは言ったが土産を準備したわけでもない身としては無駄になるもなく、如何にもリザの気分の空回りだけをマジンとしては心配せざるを得なかった。
療室は全く綺麗に掃除され、空気の入れ替えが行われ、奇妙に暖かい空気とそれに反した冷たい春先の風が部屋の中でマーブル状に渦を巻いているのようだった。
少なくとも療室の扱いは丁寧で、死者に対するものとは明らかに異なった種類の配慮が払われていた。
「彼女がマリール・アシュレイ少尉。私の撤退戦での幕僚よ」
最新の医学見地に従い、栄養が食道経由で与えられているらしかった。
だが、そこでマジンは奇妙な違和感を感じた。
なるほど王冠のような見事な角が頭を覆っているが、全く整った顔立ちは美しい。
顔色は青白く血色はないが、意識が戻らないまま一年近くも昏睡状態であれば当然とも云える。
亜人種であれば種族的な要素もあるのかもしれない。
掛け布団がかかっていても盛り上がっている胸元の膨らみはかすかに見える肩口から考えても大きい。
だが、そういうところではなかった。
「リザ。急いで療兵を呼べ。溺れている。理由はわからんが何か失敗があったらしい。急げっ」
差し込まれた口元に泡とあるはずのない水面を見つけマジンはそう叫んだ。
リザが聞き直すのに同じことを繰り返し怒鳴りながら、マジンは既に頭の上で空になってしまった容器とどうやって支えているのかわかりにくい配管をマリールの口元から慎重に抜く。
背後でリザが駆け出す気配がする。配管が思いの外深く難しい。
呼吸が止まっていて、脈が取れない。
頭を下げうつ伏せにするだけで口や鼻から水が流れ出てくる。
寝台の軟からさに任せて、息を吹き込み、背中を押すと水の入った袋をぶちまけたように水が出てきた。
もう一度繰り返し仰向けに返す。
口元から息を吹き込み胸を膨らませ、胸を強く押しつぶす。
口から粘液混じりのあぶくのようなものが流れでてゆくが、血液の赤は殆ど見当たらないことに気を良くして、さらに少し強く息を吹き込む。
口から出てくるものがなくなってようやく息を胸に吹き込む意味が出てくる。
それでも息を吹き込むたびに何やら粘液の抵抗がある。
無理矢理に息を吹き込み、胸を押しつぶすことを繰り返すとしばらくしてリザが看護師を連れてきたが、事態が十分に把握できていなかったようで看護師は医師を探しに駆けて行ってしまった。
「名前を呼べ。ともかく呼べ」
療兵の思いがけない動きにうろたえるリザにマジンはそう命じて、息を吹き込み胸を潰す。
作業に手応えがわからないまま、硬い床の上で改めておこなうか、と少し力を余計に入れたところで、空気の奇妙な弾力を持った硬さにあたり肋がバネのように戻り始めた。
「ブハッ」
息を吹き込んだ瞬間に女がカッと目を見開いて、手を泳ぐように振り回すようにして目を覚まし、マジンをひっかきそのいきおい動きのままに首に抱きついた。
「マリールっ」
その後しばらくマリールはえづいていたが、袋のような白い粘膜の塊をマジンとの胸の間に吐き出すと、鼓動が急激にはっきりと高まりやがて落ち着いた。
「はぁ。なに、どこ、滝壺は?中尉?あれ。だれ。ゼクスは」
女は荒く息をしながら、誰に向かってか尋ねた。
「マリール。私がわかる」
「はぁ。リザ、ゴルデベルグ、中尉」
リザの質問に眼の焦点があったらしいアシュレイ少尉が答えた。
「ここがどこかわかる」
「ああ、いえ。どこですか。死後の国ってわけじゃなさそうですけど」
溺れた者が良くするように思い出したようにむせながら枯らせた声でアシュレイ少尉が尋ね返す。
「軍都よ。逓信院。ギゼンヌの包囲が解かれて私たちは後方に一旦戻ってこれたの。前線はまだ戦っているけど、ギゼンヌは無事」
「こちらの殿方は私を犯そうとしている、というわけじゃないのですよね。馬乗りで汗塗れで私の唇を奪っていたようですが」
そう言いながら首に絡めた腕は解かないまま、思いの外しっかりした軽口でアシュレイ少尉は尋ねた。
「あなたの命の恩人よ。あなたは吸飲みが溢れて溺れていたの」
怒るべきか心配すべきか迷った様子でリザが言った。
「ああ。なるほど。それで砲兵大隊に連絡していたはずなのに滝壺に落っこちてしまったのね。父様もひどいわ。娘が黄泉路に迷っているのに引導も渡さず明りも灯さず、こんな悪魔のような殿方に蹂躙されるに任せるなんて」
そう言うとアシュレイ少尉はマジンに舌を喉の奥までねぶらせるような接吻をした。
流石に慌ててマジンが口を離す。
「意外と元気そうで何より。アシュレイ少尉」
マジンはそう言いながら絡められた腕を解き、馬乗りになっていた寝台から降りる。
「あら。私の名前をご存知なの」
マジンの上着はアシュレイ少尉の吐瀉物で汚れていたが、彼女はあまり気にする様子もなく尋ねた。
「リザから紹介を受けていたところだ。撤退戦での幕僚長だと言っていた」
戦場帰りの人間の神経が銃後の人間にはよくわからないことはリザで重々承知していたマジンはとりあえず内心の様々を無視して言葉を返すことができた。
「あら。そうするとあなたがやっぱり悪魔のような愛人の方なのね。わたしをメチャクチャに好き勝手に蹂躙するつもりの」
軽口なのか本気なのか区別の付かない枯れた声の言いように戸惑いながらアシュレイ少尉の腕を取り脈を見ると、正常に戻っているようだった。
一通り出来事が終わったあと、看護師が医官を連れて飛び込んできた。
医官はアシュレイ少尉が意識を取り戻したことに驚いていたが、ともかくも診察を始め、看護師は様々に汚れてしまった寝具の入れ替えを始めた。
医官はマジンにも様々に状況を確認したが、マジンは水難救助の手順に従った以上の意識はなく、魔導の心得がないことを説明した。そう聞くとアシュレイ少尉は少し不思議そうな顔をした。
ともかくもどういう理由にせよアシュレイ少尉は数奇な偶然から意識を取り戻すことに成功した。
もちろん、半年ほどの昏睡状態では明日軍務に戻るということはありえず、当面は経過確認を逓信院の療養院でおこなうということのようだった。
車に戻るとリザは気分でも悪いのか座席を大きく傾けていたが、養育院についても降りようとしなかった。
仕方なくマジンがエリスの引き取りにゆくと、幾度かあったことのある係の女性が書類の書き方を教えてくれた。
そうこうしているとエリスが応接室に出てくる頃にリザがやってきた。
「なんか。色々、ブワーッ、と来て、立てなくなっちゃってた。エリスと泊まっていい?」
日頃傍若無人を営業看板代わりに掲げているとしか思えないリザがそんなことを言った。
リザはそう言って車の進路を指示し始めた。
ついたところは逓信院に併設された療養院だった。
リザは車止めに機関車を停めてもしばらく動く気配がなかった。
「辞めるか」
「いえ。今日行かないと一生行かない、会わない気がする」
そう言いながら、リザの体は椅子に嵌まり込み張り付いたように着座姿勢から動きもしない。
「十日後にまた来るぞ。ボクは」
辛うじて安全ベルトを解いて、ゼンマイが巻き上げるのをリザはボンヤリと手で追った。
「……わかってる。ううん。わかっていない。そういうことじゃないの」
そう言うとリザはパンと頬を一つ叩き勢い良く扉を開き、奇妙にテキパキと車からおりた。
受付を済ませ、アシュレイ少尉の療室を尋ねるとリザは少しマジンの顔を探すような素振りを見せ、まだいる、という事実を告げた。
そのあと頭を振って、無駄にならないでよかったわね、とリザは言ったが土産を準備したわけでもない身としては無駄になるもなく、如何にもリザの気分の空回りだけをマジンとしては心配せざるを得なかった。
療室は全く綺麗に掃除され、空気の入れ替えが行われ、奇妙に暖かい空気とそれに反した冷たい春先の風が部屋の中でマーブル状に渦を巻いているのようだった。
少なくとも療室の扱いは丁寧で、死者に対するものとは明らかに異なった種類の配慮が払われていた。
「彼女がマリール・アシュレイ少尉。私の撤退戦での幕僚よ」
最新の医学見地に従い、栄養が食道経由で与えられているらしかった。
だが、そこでマジンは奇妙な違和感を感じた。
なるほど王冠のような見事な角が頭を覆っているが、全く整った顔立ちは美しい。
顔色は青白く血色はないが、意識が戻らないまま一年近くも昏睡状態であれば当然とも云える。
亜人種であれば種族的な要素もあるのかもしれない。
掛け布団がかかっていても盛り上がっている胸元の膨らみはかすかに見える肩口から考えても大きい。
だが、そういうところではなかった。
「リザ。急いで療兵を呼べ。溺れている。理由はわからんが何か失敗があったらしい。急げっ」
差し込まれた口元に泡とあるはずのない水面を見つけマジンはそう叫んだ。
リザが聞き直すのに同じことを繰り返し怒鳴りながら、マジンは既に頭の上で空になってしまった容器とどうやって支えているのかわかりにくい配管をマリールの口元から慎重に抜く。
背後でリザが駆け出す気配がする。配管が思いの外深く難しい。
呼吸が止まっていて、脈が取れない。
頭を下げうつ伏せにするだけで口や鼻から水が流れ出てくる。
寝台の軟からさに任せて、息を吹き込み、背中を押すと水の入った袋をぶちまけたように水が出てきた。
もう一度繰り返し仰向けに返す。
口元から息を吹き込み胸を膨らませ、胸を強く押しつぶす。
口から粘液混じりのあぶくのようなものが流れでてゆくが、血液の赤は殆ど見当たらないことに気を良くして、さらに少し強く息を吹き込む。
口から出てくるものがなくなってようやく息を胸に吹き込む意味が出てくる。
それでも息を吹き込むたびに何やら粘液の抵抗がある。
無理矢理に息を吹き込み、胸を押しつぶすことを繰り返すとしばらくしてリザが看護師を連れてきたが、事態が十分に把握できていなかったようで看護師は医師を探しに駆けて行ってしまった。
「名前を呼べ。ともかく呼べ」
療兵の思いがけない動きにうろたえるリザにマジンはそう命じて、息を吹き込み胸を潰す。
作業に手応えがわからないまま、硬い床の上で改めておこなうか、と少し力を余計に入れたところで、空気の奇妙な弾力を持った硬さにあたり肋がバネのように戻り始めた。
「ブハッ」
息を吹き込んだ瞬間に女がカッと目を見開いて、手を泳ぐように振り回すようにして目を覚まし、マジンをひっかきそのいきおい動きのままに首に抱きついた。
「マリールっ」
その後しばらくマリールはえづいていたが、袋のような白い粘膜の塊をマジンとの胸の間に吐き出すと、鼓動が急激にはっきりと高まりやがて落ち着いた。
「はぁ。なに、どこ、滝壺は?中尉?あれ。だれ。ゼクスは」
女は荒く息をしながら、誰に向かってか尋ねた。
「マリール。私がわかる」
「はぁ。リザ、ゴルデベルグ、中尉」
リザの質問に眼の焦点があったらしいアシュレイ少尉が答えた。
「ここがどこかわかる」
「ああ、いえ。どこですか。死後の国ってわけじゃなさそうですけど」
溺れた者が良くするように思い出したようにむせながら枯らせた声でアシュレイ少尉が尋ね返す。
「軍都よ。逓信院。ギゼンヌの包囲が解かれて私たちは後方に一旦戻ってこれたの。前線はまだ戦っているけど、ギゼンヌは無事」
「こちらの殿方は私を犯そうとしている、というわけじゃないのですよね。馬乗りで汗塗れで私の唇を奪っていたようですが」
そう言いながら首に絡めた腕は解かないまま、思いの外しっかりした軽口でアシュレイ少尉は尋ねた。
「あなたの命の恩人よ。あなたは吸飲みが溢れて溺れていたの」
怒るべきか心配すべきか迷った様子でリザが言った。
「ああ。なるほど。それで砲兵大隊に連絡していたはずなのに滝壺に落っこちてしまったのね。父様もひどいわ。娘が黄泉路に迷っているのに引導も渡さず明りも灯さず、こんな悪魔のような殿方に蹂躙されるに任せるなんて」
そう言うとアシュレイ少尉はマジンに舌を喉の奥までねぶらせるような接吻をした。
流石に慌ててマジンが口を離す。
「意外と元気そうで何より。アシュレイ少尉」
マジンはそう言いながら絡められた腕を解き、馬乗りになっていた寝台から降りる。
「あら。私の名前をご存知なの」
マジンの上着はアシュレイ少尉の吐瀉物で汚れていたが、彼女はあまり気にする様子もなく尋ねた。
「リザから紹介を受けていたところだ。撤退戦での幕僚長だと言っていた」
戦場帰りの人間の神経が銃後の人間にはよくわからないことはリザで重々承知していたマジンはとりあえず内心の様々を無視して言葉を返すことができた。
「あら。そうするとあなたがやっぱり悪魔のような愛人の方なのね。わたしをメチャクチャに好き勝手に蹂躙するつもりの」
軽口なのか本気なのか区別の付かない枯れた声の言いように戸惑いながらアシュレイ少尉の腕を取り脈を見ると、正常に戻っているようだった。
一通り出来事が終わったあと、看護師が医官を連れて飛び込んできた。
医官はアシュレイ少尉が意識を取り戻したことに驚いていたが、ともかくも診察を始め、看護師は様々に汚れてしまった寝具の入れ替えを始めた。
医官はマジンにも様々に状況を確認したが、マジンは水難救助の手順に従った以上の意識はなく、魔導の心得がないことを説明した。そう聞くとアシュレイ少尉は少し不思議そうな顔をした。
ともかくもどういう理由にせよアシュレイ少尉は数奇な偶然から意識を取り戻すことに成功した。
もちろん、半年ほどの昏睡状態では明日軍務に戻るということはありえず、当面は経過確認を逓信院の療養院でおこなうということのようだった。
車に戻るとリザは気分でも悪いのか座席を大きく傾けていたが、養育院についても降りようとしなかった。
仕方なくマジンがエリスの引き取りにゆくと、幾度かあったことのある係の女性が書類の書き方を教えてくれた。
そうこうしているとエリスが応接室に出てくる頃にリザがやってきた。
「なんか。色々、ブワーッ、と来て、立てなくなっちゃってた。エリスと泊まっていい?」
日頃傍若無人を営業看板代わりに掲げているとしか思えないリザがそんなことを言った。
0
あなたにおすすめの小説
蒼穹の裏方
Flight_kj
SF
日本海軍のエンジンを中心とする航空技術開発のやり直し
未来の知識を有する主人公が、海軍機の開発のメッカ、空技廠でエンジンを中心として、武装や防弾にも口出しして航空機の開発をやり直す。性能の良いエンジンができれば、必然的に航空機も優れた機体となる。加えて、日本が遅れていた電子機器も知識を生かして開発を加速してゆく。それらを利用して如何に海軍は戦ってゆくのか?未来の知識を基にして、どのような戦いが可能になるのか?航空機に関連する開発を中心とした物語。カクヨムにも投稿しています。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
改造空母機動艦隊
蒼 飛雲
歴史・時代
兵棋演習の結果、洋上航空戦における空母の大量損耗は避け得ないと悟った帝国海軍は高価な正規空母の新造をあきらめ、旧式戦艦や特務艦を改造することで数を揃える方向に舵を切る。
そして、昭和一六年一二月。
日本の前途に暗雲が立ち込める中、祖国防衛のために改造空母艦隊は出撃する。
「瑞鳳」「祥鳳」「龍鳳」が、さらに「千歳」「千代田」「瑞穂」がその数を頼みに太平洋艦隊を迎え撃つ。
強制ハーレムな世界で元囚人の彼は今日もマイペースです。
きゅりおす
SF
ハーレム主人公は元囚人?!ハーレム風SFアクション開幕!
突如として男性の殆どが消滅する事件が発生。
そんな人口ピラミッド崩壊な世界で女子生徒が待ち望んでいる中、現れる男子生徒、ハーレムの予感(?)
異色すぎる主人公が周りを巻き込みこの世界を駆ける!
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
日本新世紀ー日本の変革から星間連合の中の地球へー
黄昏人
SF
現在の日本、ある地方大学の大学院生のPCが化けた!
あらゆる質問に出してくるとんでもなくスマートで完璧な答え。この化けたPC“マドンナ”を使って、彼、誠司は核融合発電、超バッテリーとモーターによるあらゆるエンジンの電動化への変換、重力エンジン・レールガンの開発・実用化などを通じて日本の経済・政治状況及び国際的な立場を変革していく。
さらに、こうしたさまざまな変革を通じて、日本が主導する地球防衛軍は、巨大な星間帝国の侵略を跳ね返すことに成功する。その結果、地球人類はその星間帝国の圧政にあえいでいた多数の歴史ある星間国家の指導的立場になっていくことになる。
この中で、自らの進化の必要性を悟った人類は、地球連邦を成立させ、知能の向上、他星系への植民を含む地球人類全体の経済の底上げと格差の是正を進める。
さらには、マドンナと誠司を擁する地球連邦は、銀河全体の生物に迫る危機の解明、撃退法の構築、撃退を主導し、銀河のなかに確固たる地位を築いていくことになる。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる