葛飾北斎「蛸と海女」

貴美月カムイ

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蛸と海女4

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「待ちに待った、やっとの獲物だ。うんと楽しませてもらおう。こいつはやっぱり上物の臭いがするぜ。食う前からわかるぜ。イモよりずっと美味いに決まってる。さあ、吸って吸って吸いまくって逝かせまくって俺たちから離れられないように調教してやろう」
「さすが。こっちもそろそろ待ちきれねぇよ」
 頭の上の蛸が痺れを切らしているようで、先ほどから動く音が足元の蛸より激しく聞こえてきます。
 不安や恐怖よりも今足にしっかりと吸い付きながらまとわりつく、ねっとりとした蛸の足に全身を快楽の期待に波立たせている海女がいた。
「俺たちがちゃんとお前を調教して竜宮城に連れて行き性奴隷にしてやるからな」
 竜宮城。
 私はようやく海に溶けることができるのだろうか。
 ふと頭をよぎった予感。
 竜宮城がどこにあるのかはわからないけれど、きっと海の中だろう。
 体をざわめかせながら考えを巡らせていると、蛸が海女の膨らんだ陰唇を吸盤で吸い出す。
 水で濡れた布で強く叩かれたような刺激が陰核から破いてくるように伝わってくる。
「くぅぅあああああああああっ!」
 海女の体が砂にまみれて打ち上げられた魚のように跳ねる。
 逝ってしまった。
 感じたことのない新しい快楽。
「ああ、気持ち、いい……」
 抜けるような息とともに、まだ残る余韻に浸っていた。
 商人のねとりとして柔らかな愛撫とは違い、激しく襲ってくる。
「この女、もう逝ったみたいですぜ」
「そうだろうとも。まだこれからよ。ほんの少し触れただけでこれだからな。気をしっかり保てるかな? ふしゅるしゅる」
 気をしっかり?
「ふふふふ。うふふふふ」
 気をしっかりなど、保つものか。ようやくどこかへ溶けていけそうな入り口を見つけたのに。
「なんだ。もう壊れたのか。笑ってやがるぜ。だがその笑いも逝き地獄へ消えることになるぜ」
 しっかりと固定され開かれた足は余計に開かれ、残り六本の足は陰核を吸い上げ、陰唇の中へと入ってくる。
 一本が菊穴に触れると海女は、はっとしたらしく、「あ、そこは。そこは一度もしたことないの。あ、ダメ、ダメ」と抵抗するがどうにもならない。
「それじゃあ、その初めてをちゃんとよくしてやるからな」
 と意地悪そうに目を細めた蛸は陰核を吸い上げると、菊穴へと一気に足を挿入してきた。
 感じたことのない異物の逆流。
 海女は息を小刻みに抜きながら未知の刺激に備えようとするが、陰核を激しく吸われているため体をなんども震わせた。
 そのうち漏れる感触とともに汁をだらだらとこぼしてからというもの、だんだんと尻に出し入れされている蛸の足の感覚がわかるようになった。
吸盤のイボが菊穴に出入りし引っかかるごとに膣をきつく絞めるのがわかる。
 陰核が飛び出そうなほどに感じ、響いてくる、その刺激に海女は狂ったように声をあげていた。
「あああっ! いいのっ! お尻の穴が気持ちいい! もっと、もっといじめて! ああああっ! イボが引っかかるぅぅん!」
「どうだい。俺様の技は。後ろの穴が生娘みたいだろうと悦びを知ったらこのざまよ」
 へへへと頭の上の蛸も笑っているようだった。
 頭の上の蛸は体に足を巻きつかせ、両乳首を吸い上げてくるものだから、もうたまらない。
 ぷしゅーっ!
 自らの股が音を発する。
「見ろ! 鯨かシャチかイルカか! 潮を何度も吹きやがって、そんなにいいのか!」
 足元の蛸は膣の奥へ二本の足を入れてくる。
「ああ、ダメっダメッ、だぁぁめぇぇぇんっ!」
 海女の抵抗はもはや口だけで、体は悦びに満ちていた。
 押し広げ、膣の中で中の壁を優しく吸い上げながら回転する。
 広げられているのか吸い出されようとしているのか、わからない新しい感覚。ぐるぐると快楽の渦に意識が回り回り、全身から意思が抜け落ちて、快楽のみに支配された人形に成り果てていく。
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