潰れたいちごショートケーキ

貴美月カムイ

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潰れたいちごショートケーキ3

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「歯立てないで、ちゃんと吸い上げるようにして舌と口で包み込むようにするんだよ」
 俺はカエデの頭を持って優しく奥へと入れた。
 カエデは俺のをしゃぶりながら自分の割れ目をいじって、くぐもった声を出している。
「ぷはー! 苦しいよ。お兄ちゃん、もう入れてよ。私もう濡れてきちゃったよ。こんなになってる」
 カエデが横になり足を広げると、濡れてひくついた花びらが開いていく。
「わかった。いいんだな」
 カエデはにこりとしながら頷く。
 精一杯無理していたこともその時は知らなかった。
「うん。来て」
 少しだけ脅えているようにも見えるカエデのういういしい襞の間に鈴口を滑り込ませる。
 一瞬だけ苦痛に歪むカエデのことが気になり、
「あ、いきなりすぎたか?」
 と聞くと、カエデは俺をぎゅっと抱き締め「いきそうになってびっくりしちゃったの」と言った。
 それにしても、カエデの中がきつい。最初にした彼女のはゆるかったのに。あ、もしかして他の男とやりまくってたとか。いやいや、これは個人の肉体の問題だろ。
「お兄ちゃん? 何考えてるの?」
「え? あ、いや、カエデの中きついよ」
「気持ちよくない?」
「いやいやいや。そんなことない」
 というか、気持ちよすぎてもう逝きそうなんだけど。もう少し動かしたら俺のは爆発してしまうだろう。
「ごめん。カエデ、気持ちよすぎるんだ。だから他のこと考えてごまかそうと」
 と、誤魔化した。
「お兄ちゃん。ちゃんと私のこと考えて感じてよ」
 そんな余裕はない。
 でも、カエデにしてみれば当然のことだった。
「うっ、もう逝くよ。逝く!」
 寸前で抜くとカエデの花びらに白い液が勢いよく何度もかかった。
 よく見ると白い液の中に赤いものが混じっていた。
 
 カエデ、いちごショートケーキ楽しみにしていたのに、もったいないことしたな。
 
「ただいまカエデ」
「おがえぢー。おぢいじゃん」
 鼻水と涙で顔面くしゃくしゃのカエデが玄関先で迎えてくれる。
「うわ!カエデ、昨日よりもひどくなっているよ。ちゃんと病院行ったのか?」
「うん。こでね、花粉症だんだっで」
「何言ってるかわからない」
「ぐずりはどんだかだ、ずごじはよぐだるとおぼう」
「薬飲んだんだな? あ、あのな、いちごショートケーキ、売り切れててダメだったんだ」
「いいぼん。わだじにはおじいじゃんがいるがだ」
 たぶん、お兄ちゃんがいるからいいと言ってくれたんだろうな。
「カエデ、代わりに何かでちゃんと埋め合わせするから、な」
 するとカエデは俺を押し倒して馬乗りのまま鼻水まみれの顔で見つめ、小指を出してきた。
「ずっどいっじょ」
「わかった。ずっと一緒だ。お誕生日おめでとう」
 小指をぎゅっと結び合う。
 カエデが立ち上がり足早に冷蔵庫に向かい、何かを口に含みながら俺に口づけをしてきた。
 俺の口の中にすっぱいいちごの味が広がる。
 カエデが口もとからいちごの汁を少し垂らしながら服を脱いでいく。
 あんな鼻水まみれの顔じゃムードも何もないが。
 俺はあらわになったカエデの野いちごのような乳首に優しくキスをする。
 よく見るとカエデの口元に生クリームらしきものがついている。
「あれ? ケーキ買ってたの?」
 えへへとカエデは笑いながら俺を抱き締めてくる。
「そうか。何も潰れてなかったんだな」
 「ん?」と聞くカエデに「なんでもないよ」と言って、カエデを押し倒し返し、優しく溢れかえる花の蜜へと強く口づけをしていった。
 カエデのひどい鼻声の愛の言葉に、俺の愛撫はますます強くなっていった。
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