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第九章 海賊編
奴隷船荒らし
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その船が襲撃を受けたのは、その深夜のことだった。
少年は奴隷商人の船室で、鎖に繋がれたまま浅い眠りの中に漂っていた。疲れ切っているのに、身体のあちこちが痛んで眠りを妨げる。
対する奴隷商人は欲望を満たしきって、高いびきをかいて熟睡していた。
「――海賊だ!」
見張りの水夫の声に、にわかに船内が騒がしくなった。
が、船長が寝ている水夫たちを全員叩き起こした頃には、既に敵船はすぐ間近を並走していた。
わらわらと乗り込んでくる海賊たちに、水夫たちが応戦する。だが間もなく、海賊の頭領らしき男が船長を拘束し、奴隷船はあっという間に占拠された。
「船倉を調べろ!奴隷を開放する!」
後から乗り込んできた若い女が命令して、海賊たちが船倉へと走った。
「貴様……噂の奴隷船狩りをしている奴らか!」
イランに拘束された船長が、呻くように言った。
女が振り返った。月光の下、少女のようなあどけなさと悟りきったような落ち着きとが同居した顔で、女は言った。
「いかにも。わたしはカナン。積み荷の奴隷をいただく。ひとり残らず。彼等の鎖の鍵を渡せ。抵抗しなければ危害は加えない。――ただし」
くい、とカナンは顎を上げた。それを合図に、奴隷船許諾の旗に火がつけられる。それは燃えながら波間に落ちていった。
「わたしたちは奴隷解放を掲げている。今後同じ目に遭いたくなくば、別の商売を探すことだな」
「……奴隷を解放して、そしてどうする?奴隷なんぞに金を払って雇う馬鹿はいない。早々に食い詰めるのがオチだぞ!」
カナンは船長を見遣り、ふっと薄く微笑った。
「――その話は、聞き飽きた」
船倉から出された奴隷たちが、ぞろぞろとカナンたちの船に移っていく。
「これで全部か?」
「船倉にいたのは全員だ。あとは――」
カナンの問いに、仲間の一人が答えた時。
「お兄ちゃん!お兄ちゃんが――連れて行かれたままなの――!」
奴隷たちの中から、少女が飛び出してきた。
「おい、知っているか?」
イランが船長に尋ねた。船長は一瞬視線を泳がせたが、すぐに諦めたように言った。
「船室にいる。探せばすぐに見つかる」
その言葉に、カナンは弾かれたように駆け出した。
(――助けなければ……無事だろうか)
祈るような思いで、船室を次々と開けていく。
その船室には鍵がかかっていた。カナンは躊躇わずにドアを蹴破った。
「――――っ!」
充満する体液の臭いに、カナンは思わず眉を顰めた。
ベッドの上で狼狽えている、恰幅のいい商人風の男と、部屋の隅に倒れている裸の少年。
ここでついさっきまで何が行われていたか、誰に聞かずとも察しがついた。
カナンの仲間たちが手際よく奴隷商人を縛り上げている間に、カナンは少年の鎖をはずした。羽織っていた上着を脱いで着せかける。
その瞬間、死んだようにぐったりしていた少年が床を蹴った。ベッドサイドに置かれていた奴隷商人の短剣を取るなり、奴隷商人に躍りかかる。
「――殺すな」
素早く反応したカナンが、少年の腕を掴んで止めた。
「いやだ!殺してやる!こんな奴!こんな腐った奴は!生きている価値なんてない!!」
少年の翠の眼が怒りに燃えている。
「あなたが殺す価値もない――やめておけ」
「やめてえ!お兄ちゃん!」
その時、追いついてきた妹が、少年に駆け寄って取りすがった。
「止めるなよ!ユリヤ、お前が――僕が、こいつに何をされたか――」
どんな目に遭わされたか。
「――――っ…………」
(――そんなこと、言えるか――!)
少年は唇を噛んだ。
「でも、生きてるよ……わたしも、お兄ちゃんも……だから、殺しちゃダメ……ダメだよ……お兄ちゃん……」
妹は泣きながら懇願した。
「第一、そんな構えでは人は殺せない」
カナンがそう言って、少年の手首を軽くひねると、少年の手から剣が落ちた。
「……くそっ」
――奴隷船荒らし。
奴隷船ばかり狙う海賊がいる、という噂は、海を行き来する商人たちの間にすぐに広まった。しかし彼らは掠奪した奴隷たちを売りさばくことなく、解放しているらしい――と。奴隷商人たちの間では、特に「奴隷船荒らし」と呼ばれるようになった。
カナンたちはイシュラヴァール南部の密貿易港から出る奴隷船を、次々と襲撃していた。同時に密貿易港のいくつかを占拠し、陸の拠点とした。
「調子がいいみたいじゃないか、カナン」
船の一室に軟禁されたままのタリムが、数日ぶりに顔を見せたカナンに言った。
「あんたはいつまでこの船にいる気だ」
カナンの横にいたイランが言った。
「僕の船だからね。気が済むまでいるさ。船一隻進呈したんだ、僕一人分の食糧くらいどうってことないだろ?」
「――何が目的だ?」
カナンが尋ねた。
「別に何も。ただの気紛れさ――ところで、あのカナルって男は、海賊かい?」
「いや、彼はアルナハブ海軍を除隊になった」
イランが答える。
「道理で。ひとつ教えてやろう。この海域には今の時期、もう奴隷船はいないよ。二週間後のレーの奴隷市にみんな向かっている。ここからレーまでは一週間だが、途中難所がある。この季節、アズハルから少し北の海域は予測できない嵐が起きるんだ。それを嫌って、みんな迂回する。それに十日ほどかかる。――もしあんたたちがレーに向かうなら、こんなところで油を売ってる場合じゃないよ」
「――――!」
カナンとイランが顔を見合わせた。
カナンはタリムの部屋を出るなり、イランに耳打ちした。
「――イラン、気が変わった。彼には船に残ってもらおう。イシュラヴァールの近海に関しては彼の方が詳しい」
カナンたちは、これまで海軍経験のあるカナルの知識だけを頼りに航海してきていた。が、カナルが海軍にいたのは何年も前のことだったし、アルナハブ側の領海――つまり今とは逆の東岸の方が詳しい。
「できるだけ情報を引き出す。そうそう味方に引き入れられるような男ではないだろうけど……彼の気紛れが続く間だけでも」
少年は奴隷商人の船室で、鎖に繋がれたまま浅い眠りの中に漂っていた。疲れ切っているのに、身体のあちこちが痛んで眠りを妨げる。
対する奴隷商人は欲望を満たしきって、高いびきをかいて熟睡していた。
「――海賊だ!」
見張りの水夫の声に、にわかに船内が騒がしくなった。
が、船長が寝ている水夫たちを全員叩き起こした頃には、既に敵船はすぐ間近を並走していた。
わらわらと乗り込んでくる海賊たちに、水夫たちが応戦する。だが間もなく、海賊の頭領らしき男が船長を拘束し、奴隷船はあっという間に占拠された。
「船倉を調べろ!奴隷を開放する!」
後から乗り込んできた若い女が命令して、海賊たちが船倉へと走った。
「貴様……噂の奴隷船狩りをしている奴らか!」
イランに拘束された船長が、呻くように言った。
女が振り返った。月光の下、少女のようなあどけなさと悟りきったような落ち着きとが同居した顔で、女は言った。
「いかにも。わたしはカナン。積み荷の奴隷をいただく。ひとり残らず。彼等の鎖の鍵を渡せ。抵抗しなければ危害は加えない。――ただし」
くい、とカナンは顎を上げた。それを合図に、奴隷船許諾の旗に火がつけられる。それは燃えながら波間に落ちていった。
「わたしたちは奴隷解放を掲げている。今後同じ目に遭いたくなくば、別の商売を探すことだな」
「……奴隷を解放して、そしてどうする?奴隷なんぞに金を払って雇う馬鹿はいない。早々に食い詰めるのがオチだぞ!」
カナンは船長を見遣り、ふっと薄く微笑った。
「――その話は、聞き飽きた」
船倉から出された奴隷たちが、ぞろぞろとカナンたちの船に移っていく。
「これで全部か?」
「船倉にいたのは全員だ。あとは――」
カナンの問いに、仲間の一人が答えた時。
「お兄ちゃん!お兄ちゃんが――連れて行かれたままなの――!」
奴隷たちの中から、少女が飛び出してきた。
「おい、知っているか?」
イランが船長に尋ねた。船長は一瞬視線を泳がせたが、すぐに諦めたように言った。
「船室にいる。探せばすぐに見つかる」
その言葉に、カナンは弾かれたように駆け出した。
(――助けなければ……無事だろうか)
祈るような思いで、船室を次々と開けていく。
その船室には鍵がかかっていた。カナンは躊躇わずにドアを蹴破った。
「――――っ!」
充満する体液の臭いに、カナンは思わず眉を顰めた。
ベッドの上で狼狽えている、恰幅のいい商人風の男と、部屋の隅に倒れている裸の少年。
ここでついさっきまで何が行われていたか、誰に聞かずとも察しがついた。
カナンの仲間たちが手際よく奴隷商人を縛り上げている間に、カナンは少年の鎖をはずした。羽織っていた上着を脱いで着せかける。
その瞬間、死んだようにぐったりしていた少年が床を蹴った。ベッドサイドに置かれていた奴隷商人の短剣を取るなり、奴隷商人に躍りかかる。
「――殺すな」
素早く反応したカナンが、少年の腕を掴んで止めた。
「いやだ!殺してやる!こんな奴!こんな腐った奴は!生きている価値なんてない!!」
少年の翠の眼が怒りに燃えている。
「あなたが殺す価値もない――やめておけ」
「やめてえ!お兄ちゃん!」
その時、追いついてきた妹が、少年に駆け寄って取りすがった。
「止めるなよ!ユリヤ、お前が――僕が、こいつに何をされたか――」
どんな目に遭わされたか。
「――――っ…………」
(――そんなこと、言えるか――!)
少年は唇を噛んだ。
「でも、生きてるよ……わたしも、お兄ちゃんも……だから、殺しちゃダメ……ダメだよ……お兄ちゃん……」
妹は泣きながら懇願した。
「第一、そんな構えでは人は殺せない」
カナンがそう言って、少年の手首を軽くひねると、少年の手から剣が落ちた。
「……くそっ」
――奴隷船荒らし。
奴隷船ばかり狙う海賊がいる、という噂は、海を行き来する商人たちの間にすぐに広まった。しかし彼らは掠奪した奴隷たちを売りさばくことなく、解放しているらしい――と。奴隷商人たちの間では、特に「奴隷船荒らし」と呼ばれるようになった。
カナンたちはイシュラヴァール南部の密貿易港から出る奴隷船を、次々と襲撃していた。同時に密貿易港のいくつかを占拠し、陸の拠点とした。
「調子がいいみたいじゃないか、カナン」
船の一室に軟禁されたままのタリムが、数日ぶりに顔を見せたカナンに言った。
「あんたはいつまでこの船にいる気だ」
カナンの横にいたイランが言った。
「僕の船だからね。気が済むまでいるさ。船一隻進呈したんだ、僕一人分の食糧くらいどうってことないだろ?」
「――何が目的だ?」
カナンが尋ねた。
「別に何も。ただの気紛れさ――ところで、あのカナルって男は、海賊かい?」
「いや、彼はアルナハブ海軍を除隊になった」
イランが答える。
「道理で。ひとつ教えてやろう。この海域には今の時期、もう奴隷船はいないよ。二週間後のレーの奴隷市にみんな向かっている。ここからレーまでは一週間だが、途中難所がある。この季節、アズハルから少し北の海域は予測できない嵐が起きるんだ。それを嫌って、みんな迂回する。それに十日ほどかかる。――もしあんたたちがレーに向かうなら、こんなところで油を売ってる場合じゃないよ」
「――――!」
カナンとイランが顔を見合わせた。
カナンはタリムの部屋を出るなり、イランに耳打ちした。
「――イラン、気が変わった。彼には船に残ってもらおう。イシュラヴァールの近海に関しては彼の方が詳しい」
カナンたちは、これまで海軍経験のあるカナルの知識だけを頼りに航海してきていた。が、カナルが海軍にいたのは何年も前のことだったし、アルナハブ側の領海――つまり今とは逆の東岸の方が詳しい。
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