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プロローグ

ハートレンジャーピンク

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「ぼ、僕はハートレンジャーピンク!」

赤と青、それに黄色と白がいるならとピンク。
だってピンクは赤に近い色だから
さそってくれた赤に応えられるようにこの色に誇りをもってヒーローするんだ。

「好きな色でいいっていうから自分で選んだ」
「僕にもヒーローになれるんだ」
「誰かを助けてヒーローに!」

ヒーロー物が大好きだけど自分がなる発想は無かった。
元々友達はいなかったがレッドのおかげで学校にも楽しくいける
用意されたヒーローグッズは学校をしぶる彼に母親が買ったもの。
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