クローン人間が異世界転生して魔王に愛された

宝者来価

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41話 拷問

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6155の部屋

「閨の誘いとか言ってたけど、本当は何するつもりなんだ?」
「本当にそうです」
「おいおい、俺みたいなガタイの奴とそんな事できるのかよ」
「過ぎたる快楽の毒がどれほど辛いか、『止めてくれ』って明日の朝まで泣かずに耐え切ったら貴方の勝ちですよ」
「つまり拷問の訓練か?いいぜ乗ってやるよ」

たかが一晩で止めてくれなんて弱音を誰が吐くか
しかも6155とか今まで一度も発情してねぇし
俺の好みは胸のでっかい女性である

つまり、絶対俺の勝ちだと高をくくっていた。

「最初に言っておきますが、止めれくれって言ってさえくれれば止めますから」
「はっ、そんなの必要ねぇよ、むしろ気持ちよくしてくれるんだろ?さっさとやってくれよ」
「……知りませんよ?」

何故か抱きかかえられた

「は?おまえ俺が何キロあると思って……!?」
「兵士長の私がそんなひ弱な訳ないでしょう、魔物を切り落とすだけの力ぐらい持ってます」

前を魔力で塞がれ、出せないようにされ
尻の中に濡れた指が入ってくる。

「お、おい!?」
「拷問なんてここが一番やられやすいですよ?」
「……はっ、けど俺がそんな所で――――」

―――――――――――――――――――――――――

1時間後


「んひぃっ!?も、うあぁっ!?」
「……ギブアップの方法は教えたでしょうに」

媚薬だとか言っていた薬のせいか、本当に異常なほどに感じているのは分かった。
想像以上に大きな快感というのはキツイ、それに前で出せないようにされる、これは本当に言われた通り拷問だったのだ。

「ふーっ!、あ、ああっ!」
「強情な方ですね、これ訓練なんですから私も鬼ではないんですよ?早く『止めてくれ』って」
「誰がっ、ひぎぃ!?こ、壊れ」
「……ああ心配しなくてもいいですよ、この程度で壊せないのは『良く知ってる』ので」
「えっ、んぎぃ!?」
「手が疲れてきたんですがね」

6155の手が止まり、あおりを入れる

「は、もうへばったのかよ!?おれは、まだ余裕、いっ!!」

本当に容赦がない責めの拷問が再び開始された。



――――――――――――――――――――――――――――――
それでも朝まで、耐え切った


「ひゅー……朝日、だな」
「何で耐えきれるんです?あなたは『私と違って』止めてくれって言えたのに」
「はぁっ、てめぇ、やっぱり経験あったんだな!?」
「人体が感じるところぐらいは知ってますよ、っていうか元気ですね」

私と違って、という言葉は自分は言えなかったと告白したようなものだ
あるいは言っても無駄だったのだろうか
もしもクローンが言っても、どうしようも無かったことぐらい自分でも分かる


「はー……煙草吸っていいか?」
「いいですけど」
「……」

マッチを擦ろうとするが、手が震えてうまくいかない

「貸してください、つけますので」
「……ん」

6155に煙草の先に火をつけてもらい、どうにか一服した。
煙の味がやけに美味い、疲れている時ほど味をしっかりと感じる為自分の疲弊がどれほどかようやく気が付くことが出来た。

「何も拷問訓練でここまで意地にならなくてもいいでしょうに」
「お前こそ、途中で俺につきあうのなんか止めて投げ出さなかったのは何でだよ?」
「意地ですが?」
「お前こそ意地っ張りすぎだろ、俺みたいなのをよく相手に出来たな」
「別に、慣れていただけです」
「不思議だな」
「何がです?」
「こんなクソみたいな事に慣れていたのに、何でお前は魔族の……人間の俺を助けたんだよ?」
「トランプの兵にでも聞いたら分かりますよ」
「そうかよ」
「そうむすっとしないで下さい、2度も説明するの面倒なんです」
「面倒って」
「私は行きます、このまま私の部屋で寝ていていいですよ……その身体で無理に動かないで下さい」



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