俺の推しが幼馴染でアイドルでメンヘラ

ベポ田

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赤峰くんと青野くんの話

アンチ・赤峰の言い分

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「俺はアイドルだからな!」

屈託の無い笑顔で笑って、青年はラケットを振り抜く。
気持ちのいい音が響いて、ネットに弾かれた羽根が打ち上げられる。追うみたいに、顔を上げる。
ちょうど雲が晴れて、太陽と羽根がぴったり重なった。
その眩しさに、目を細めて。
陽光の名残に痛む目を開くと、少しだけ、世界が鮮やかになっていたみたいだった。
広い広い芝と、そこに横たわるバドミントンの羽。
緑と、白と。

「大丈夫か?」

顔を上げる。
こちらを気遣わしげに見つめる青年は、とりわけ鮮烈な色彩をしていた。

「日、強くなってきたな。そろそろ帰るか?」
「ううん」

羽を拾う。

「もうちょっとここに居よう」

もう少し。もう少し。
叶うなら、ずっとここにいたい気分だった。


***


ショキショキ、ショキショキと、雑誌に黙々とハサミを走らせる。

「…………死ね、赤峰……」

顔の良い男たちが映った写真を切り抜きながら、今日も今日とて、私はその男を呪うのだ。

約4年前。
芸能界に新たな風が吹き込んだ。大手アイドル事務所から、精鋭4人を擁したアイドルグループが、満を辞してデビューしたのだ。
チーム最年少ながら、周りに引けを取らないキャラクター性と多面的な求心力を持つ、ワイルド担当桃瀬くん。
マルチな才能で、俳優業からモデルまで完璧にこなす、パーフェクトプリンス・橙矢くん。
他の追随を許さぬ圧倒的なパフォーマンスで、癖の強いメンバーを纏める、リーダー青野くん。
そして生来のスター性と、エキセントリックな言動で周囲を魅了してやまない、センターエース赤峰。
デビューして間も無くCDセールスランキングのトップに躍り出た彼らは、完全無欠の正統派アイドルとして、彗星の如くスター街道を走り抜ける。
今や彼らの姿をメディアで見かけぬ日は無く、国民的スターと呼んでも遜色ないトップアイドルへと成長した。

かく言う私は、彼らの熱狂的なファンの1人で、ついでに言えば青野担赤峰綾人アンチである。
わかるだろうか。青野くんが大好きで、赤峰が親の仇より憎いのだ。エースの赤峰が、本当の本当に大嫌いなのだ。
だが悔しいことに、人気の拮抗するグループの中でも、メンバーとファンは皆、「エースは赤峰だ」と言う共通認識を持っている。それほどに、華が有り、能力が高く、そして顔が良い男だった。
基本何でもできるため、バラエティに映画にドラマ、音楽番組なんでもござれだ。特にバラエティに出演するようになってからは、少し天然なおとぼけキャラが世間に知れた。普段のパフォーマンスとのギャップも相まって、人気は鰻登りだ。
そして私は、嫌いな奴が世間から評価され、チヤホヤされる様に爪を噛み。ヤツがセンターを張る雑誌に、今日もチョキチョキと切り込みを入れる。赤峰が写っているところだけを、チョキチョキと切り取るのだ。正気に戻ると惨めなことこの上ない。
赤峰との因縁(悔しいけど一方的な)は、デビュー前に遡る。
当該グループが所属するのは、日本でも名の知れた大手アイドル事務所だ。支社が西と東に在り、オーディションに合格した原石達は、『ジュニア』と呼ばれる見習いとして、そのどちらかの支社で下積みを行う。
そしてその下積みで培った能力、功績、時の運。
全ての基準を満たしたごく少数の上澄みが、アイドルグループとしてメジャーデビューできるのだ。
赤峰はジュニア時代から有名で、その人気たるや当時のデビュー組にも勝るとも劣らない。『東の帝王』の異名はたしかに伊達じゃない。ペッ。
けれど青野くんも負けてはいなくて、歌もダンスも彼が1番だった。だったと言うよりも、今も変わらず1番だ。そのパフォーマンス力は圧倒的で、東に比べて知名度や注目度に劣る西に所属していながら、彼個別のファンが存在するほどだ。
現に東のジュニアグループを中心に推していたはずの私は、一目で彼に心を奪われてしまった。まさに、『西のカリスマ』だ。
そんな西のカリスマこと青野くんに、東の帝王赤峰は対抗意識を燃やしていたように思う。
『思う』と言うのは、赤峰が大っぴらに対抗意識を口に出した事はないからだ。当然といえば当然だけれど。
けど番組や取材で、当時接点すらなかった青野くんの名前を出すことはしょっちゅうだったし、共演が叶った時は、パフォーマンスの間も絶えず彼に熱視線を送っていた。
それだけなら良いのだ、それだけなら。青野くんを意識するのはわかるし、彼のあの最高パフォーマンスに目を奪われるのも大いにわかる。

「憧れの青野くんとこうして会えて良かった」
「やっと手が届いたって感じです」

ほくほく顔でそう語る赤峰に、何も知らない愚者•私も、ほくほく顔で「リスペクトのある関係、良い!」とかまんまと騙されていた。
けれど、問題はその後だ。
この事務所の方針として基本的には、メジャーデビューの折には、ジュニア時代に組んだユニットが、そのまま持ち上がりになる。
なので青野くんが所属していたユニットのメジャーデビューが発表された時は、当然青野くんも一緒にデビューするのだと。
……する物なのだと思っていたのに!
青野くんは、デビューの時期を逸したのだ。
デビュー後のメンバー欄に青野くんの名前は無く、青野くんと西の同胞達の関係性を推していた私は、1週間寝込んで悪夢を見続けた。
その後も、同期や後輩が続々とデビューしていく中、ジュニアに燻り続けていた青野くん。
漸く発表されたデビューのグループメンバー欄には、あの『赤峰綾人』の名前があった。

「俺が青野くんを誘ったんです。本人の意思とか、事務所との兼ね合いとかで、デビュー自体は少し遅くなっちゃったけど……」

そう言ってはにかんだ赤峰を、私は初めてテレビ越しに呪った。「大好きな関係を奪いやがって」と言う呪詛だ。
とは言え、これは消費者の身勝手な恨み。理不尽だと言う自覚はあったし、結局その選択をしたのは青野くんだと言う事実は大事にしていた。

「りぃだぁって、スゲーば……天然なんですよ」
「知ってたら、リーダーは青野くんじゃなくて、橙矢くんだったでしょうね」
「服もイメージと違うんですよね。ポロシャツかおじいちゃんみたいな服をいつも着てて。可愛いですよね」
「えー、ジュニア時代は結構高嶺の花ってイメージだったんですけど。今はなんかこう、家のわんこみたいな。めっちゃバカで……あ、言っちゃった!」

そして、デビューしてしばらくの赤峰の青野くん評に、私はブチギレた。脳の血管が切れて、生死の境を彷徨った。
この男、私の推しを馬鹿呼ばわりしやがった。念入りに2回も。
好きな関係を奪われ、それでもジュニア時代の彼らのリスペクトを、縋るように心の拠り所にして。けれどそのリスペクトすら、赤峰本人に踏み躙られて。

……青野くんを引き摺り込んだのは、お前だろうが赤峰!それをお前。お前、…………赤峰ェ!

「あ、赤峰ェ!!赤峰ェーーーー!」

そして、私の長い長い青野担赤峰アンチの人生がスタートしたのである。


***


そんなこんなで、青野くんを何かと馬鹿にする赤峰。
私に言わせれば、奴も大概馬鹿である。
そもそも青野くんは勉強のできるバ……天然であるが、赤峰は勉強のできない馬鹿だ。見よ、あの頭の弱そうな喋り方を。語彙に知性と言う物が感じられないよね。それがバラエティやら世間では、「可愛い!」「天然なところも良い!」と大ウケらしいけれど。
私の目は誤魔化せないよ!何せジュニアからお前を見ていたからね!
赤峰は絶対に性格が悪い。
ナチュラルに……さも害意が無いような風を装って人を貶めるし、他のメンバーに注目が集まっている時は、わざと飛び抜けた発言やムーヴメントを起こして、話題を掻っ攫って行く。
それがエンターテイナーとしての資質であると言われたならそれまでだけど、矛先が青野くんに向く限り、私はずっと赤峰を目の敵にし続けるぞ。

『青野くんって……ああ、僕らのリーダーなんですけど、』
『知ってますよ!?』

憎きアンチクショウの声と、困惑気味の芸人のツッコミ。ワハハ…と湧いたオーディエンスの歓声に、テレビへと鋭い視線を向ける。
突然出た推しの名前に、自然とハサミを動かす手が止まった。青野くんエピソードを聞き逃さないために、嫌いな奴の出演作品でもチェックを欠かさない。それがファン魂というものだ。背に腹は変えられない。でも青野くんをディスったらころす。

『青野くんってマジで馬鹿でぇ、』
「ころす!」

悲しいかな、アンチクショウとは生きているフィールドが違う。テレビ越しに私の叫びが届くはずもない。

『青野くんも、君にだけは馬鹿なんて言われたく無いと思うよ!』
『いや、そうなんすけど。この前プライベートで待ち合わせしてた時、青野くん珍しく遅れて来て──、』

青野くんを馬鹿と言った罪。
青野くんとちゃっかりプライベートで仲良くしちゃってる罪。
スリザリンは300点減点。
おまえ前まで散々、『青野くんてマジで付き合い悪くてぇ~』とか吹聴して回ってたでしょうが。
それで会場は、『好意を無碍にされる赤峰くん可愛そう』『マジかよ青野最低だな』みたいな空気になってたのを、私は忘れないからな。
そりゃ青野くんも断るに断れなくなるだろうよ!あーやだやだ!そんな脅迫まがいの事して遊んでもらって、本当に嬉しいのかな!

『こう、遠くで手振りながら何か言ってたんすけど、セミが鳴いてたせいでよく聞こえなくて。「聞こえない!」って叫んだら、青野くん駆け寄って来るんすよ。そしたらなんか、セミの声も一緒に近付いてきて……』
『まさか……』
『はい。右手にセミ持ってましたね、なぜか。それで青野くんは青野くんで、どぉしてそんな満足そうな顔してるの?って』
『青野くん……』

……どうしてそんなことを……と言う司会者の声に、会場には笑いの入り混じった悲鳴が響く。
これだ。これだから赤峰は嫌いだ。青野くんの株をこうして本人のいないところで下げやがる。いやそれにしても、青野くんはどうしてそんなことを……。

『「珍しいの捕まえた!」って。めっちゃ嬉しそうに見せてくるんです。珍しい柄だったみたいで。でも僕の方からは裏側……気持ち悪い部分しか見えないんですよ』
『意外な一面だねぇ。パフォーマンス見る限り、結構クールな方なのかなって』
『グループ内ではこんなかんじですよ。僕も騙されてたので気持ちはわかりますけど』

赤みがかった茶髪を掻き上げながら笑う。
何だァ?マウントか?「僕は君たちの知らない青野くんを知ってるけどね」とマウントを取られた気分です。
純粋さを失わない推しへの愛と、アンチクショウへの
憎しみで心が壊れそう。

「赤峰ェ……」

呪詛を噛み潰し、青野くんの話題が過ぎ去ったし、これ以上アイツの顔を見るのは精神衛生上よろしく無い気がした。手元の雑誌へと視線を落とす。

『恋人にしたいタイプは?』

そして同時に飛び込んできた特集記事の見出しに、思わず手元が狂う。ハサミが三回転しながら飛んでいって、クッションの上に着地。
アイドルファンの誰もが待ち望んだ質問だ。だが、同時にデリケートな質問でもある。多種多様なファン層の前で、恋愛を意識させるような言動を取ることがいかにリスキーか。ここで解答を間違えれば、イメージダウン、ひいてはリアコからの呪詛を一身に背負うことになるのだ。
息を、吸って、吐いて、吸って、吐いて深呼吸。腹を決め、印字された解答へと視線を滑らせる。

『俺の全部曝け出しても受け入れてくれて、ずっと一緒にいてくれる人。あと精神的にも肉体的にも強くて、自分に無頓着で、リードしたいとも思えるような黒髪の子ですかね』

トップバッターの王子様担当•橙矢くんの回答である。いやに具体的なのが気になるが、らしいなと納得。取り敢えず明日、髪を黒から茶色に染めよう。職場には黒髪の女性社員が増えるだろうから。

『橙矢くん』

これはワイルド担当•桃瀬くん。安定の橙矢狂である。橙桃てぇてぇ。しかしよくこれでオーケーが出たな。

『笑顔が素敵な子。たくさん笑ってくれると、一緒にいて明るい気持ちになります』

そしてこの100点満点の回答が青野くん。
さすが私の推し。誰も傷つけず、万人が持つ『笑顔』と言う武器にフォーカスしてくるとは。彼はいつも、アイドルとは何たるかを私たちに教えてくれる。アイドルの中のアイドル。推してて良かった。

『純粋で、真っ直ぐな子。そう言う子は守りたくなるし、一緒にいたいと思えるよ』

これは赤峰。特に言う事はない。
ただただ、こう言うところでトリにされるのは、やっぱりコイツなのだと言う現実が気に食わないとは思った。
でも『純粋さ』ね。
人は自分に無いものを他人に求めるって言うしね。
こう言う取材を受ける赤峰はしゃらくさいと言う印象しか無かったけれど、敵を知るツールとしては有効なのかもしれない。
ページを捲る。
相も変わらずQ &Aのコーナーのようで。

『他のメンバーの、印象に残っているライブパフォーマンスはありますか』なんて、青野くん担の人間からしたら欠かせない質問に、心中で顔も知らぬライターを褒め称える。

赤峰 『やっぱり2曲目の、青野くんのソロパートですかね。本当に俺泣きそうになったもん』
桃瀬 『食い気味(笑)』
青野 『よせやい!照れるだろ』
赤峰 『パフォーマンスだけは素直に尊敬できる』
桃瀬 『それ以外はダメダメだけどね』
橙矢 『リーダーは歌とダンス頭一つ抜けてるよね』
青野 『橙矢!お前だけだよ俺の味方は。本当愛してる』
赤峰 『青野くんはどうなの?』
青野 『俺は橙矢のラップパート』
赤峰 『出た!庇ってもらったからって』
青野 『そんなんじゃねぇよ!だってラップってズルいだろ。あんなん惚れるって』
赤峰 『俺だってラップやってるし……』
青野 『まあ橙矢から相談受けて二人で作詞したから、思い入れが深いってのもある』
赤峰 『…………』
桃瀬 『当然に橙矢くんの方が数段うまいだろ!何だその顔!そしてリーダーにしては良い目の付け所だな!でも橙矢くんのすごいところはラップだけじゃなくて、ダンスだって(以下15分熱弁)』
橙矢 『俺はやっぱり立ち上がりの赤峰くんだね。グッと会場を惹き込むのが上手い』
桃瀬 『…………』
橙矢 『ブレイクの時の侑のソロもめっちゃ好き』
桃瀬 『ありがとう橙矢くん!』
青野 『伸びるんだよな、侑の声は』
桃瀬 『知ったような口を利くじゃないか、リーダー』
青野 『桃瀬くん?』

テーマトークの記事を読み進めて、私は私の中の情報を整理するのでいっぱいいっぱいだった。
橙桃てぇてぇ。でもやっぱり青野くんの1番の理解者も橙矢くんだわ。橙矢くんは誰にでも優しい。
そんな感想を一旦脇に置き、一つの問題点に目を向ける。
赤峰、思いの外青野くん青野くんとうるさい。
茶化しながらも真っ先に青野くんのパフォーマンスに言及し、「青野くんは」と、おそらく自分の名前を期待した問い掛けを投げる。そして自分以外の名前が出たら対抗意識を燃やし、挙句「橙矢と作曲した」と言う事実にムッツリ黙り込む。
お気付きだろうか、終盤赤峰一言も喋ってなかったぞ。プロ意識って物が足りないよね!
とは言え、ファンとは往々にして推しがリスペクトされ、愛されていてほしいと云う願望を胸に秘めている物。これは青野担としての願望に目が曇った末の、幻覚なのかもしれない。
そう自分を律しながら、他の質問項目へと視線を滑らせる。

『青野くん、ライブの時よく肩2回上げ下げするでしょ。あれ多分ルーティーン。メンタル弱いから(笑)』
『家にあげてくれないんですよ、青野くんは。ケチだよね。橙矢とかはしょっちゅう飲みに行ってるらしいのに』
『なんかこの前青野くんのほっぺ吸ったんだけど、まじカサカサ。アイドルとは思えないほっぺ』
『俺はバーベキューソースじゃなくてマスタード派だっていつも言ってるのに!青野くんほんと俺のことわかってない』
『今日一日青野さんって呼びますから。敬語で。他人行儀で。心の距離感を可視化して行くからね、俺は』

一連の記事を読み終えて、天を仰ぐ。
気のせいじゃなかった。
赤峰、めちゃくちゃ青野くんの事よく見ている。口を開けば青野青野。マジで青野くんの話しかしねぇ。
そして青野くんが緊張しいなのは知っていたが、彼のルーティンなんて気付かなかった。ライブ映像はディスクが擦り切れるくらい見てきたはずなのに。
そしてさりげなくほっぺを吸うな、羨ましい。とか思ってたら、次のページで青野くんのほっぺを捕食する赤峰の写真が登場して私は死んだ。吸うというか、それは食ってる。ふざけるな、青野くんを食うな。
謎の敗北感を覚えながら、もう一度アンチクショウが暴れるテレビ番組を見る。
屈託無く笑う男は、やはりいけすかない。ただ、前よりも嫌悪感を抱かなくなった自分に少し驚く。

「……お前も『こっち側』だったりするのかい、赤峰よ」

呟くと同時に、ティロンとスマホの通知が鳴る。
青野くんの情報を見逃さないよう、グループメンバー全員の発信に通知をつけているのだ。
どうやら今回は、赤峰のアンチクショウがストーリーを投稿したらしい。
アプリを開き、ストーリーを表示。
そこに映るのは二つのジョッキと自撮りだった。自撮りには、ウインクをする女顔のイケメン。そして背後に小さく映るのは、酔い潰れた黒髪細身の青年。
青野くんだ。

『りぃだぁの家で初宅飲み!お酒弱くてかわいいね(半笑いの絵文字)』

頭の弱そうな煽り文に、ミシ…とスマホが軋む音がする。
なんだ「りぃだぁ」って。予測変換に素直に従えよ、「リーダー」で良いだろうが。
というか。というか、何気に家に上がり込んでるし。ついさっき雑誌で「家に上げてくれないんですよね、青野くんは」とか言ってたじゃん。着実に距離を詰めて来てるよね?あとなんだその顔文字、やれやれ……みたいな顔してるけどそれは何の感じょ

「あ、赤峰ェ!!」

しゃらくせえマネをしやがる!!
ほんとすげえやアイツ。たったの一文でここまで人の神経を逆撫でしてくるとは。
叫び、そのままの勢いでリモコンを掴む。
テレビを消せば、『僕好きですよ、匂わ』と何やらタイムリーな話をしていた赤峰の声が途切れた。
敗北感に肩を震わせ泣きながら、匂わせマウントクソ野郎のストーリーをスクショした。
あー……ぐったりしてる青野くん激マブ。
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