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第15話、巫女が得る神託は外れませんっ
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「いまの時代の攻撃魔術水準は、戦の絶えなかった約三百年前に進んだもの。国じゅうが小さな領土に分かれて戦いましたから、より大きな力を生み出す術式が各地で確立されていったのです」
「攻撃魔術水準は低くても、封印に関してはすでにいまと変わらない水準だったってこと?」
玲萌の質問に、師匠は『白草通史ー古代・中世篇ー』をめくりながら、
「この資料には『某剣士が神剣にて致命傷を与え、高山神社の巫女が七日七晩寝ずの祈祷をおこない封印した』と書かれていて――」
「それって惠簾ちゃんの先祖でしょ!?」
身を乗り出した玲萌に、
「そうですよ」
と、うれしそうに答えたのは惠簾本人。教室に、おお~とどよめきが起こる。由緒正しい神社だったんだな。
「土蜘蛛を封印したころは今より人々が敬虔で、多くの寺院が建立され、信仰の道を選ぶ者も多かったのです」
と、師匠は話を続ける。「修験者や修道者、神学をこころざした者たちが悪しき存在を封じる術を競って生み出したので、結界術や封印術に関してはすでに高い水準にありました」
夕露がわくわくしながら、
「昔ってそんなにたくさん妖怪がいたの?」
「妖怪ではなく魔物ですね。魑魅魍魎が跋扈していたんです」
「そんなにいっぱいいたのに、みんなどこ行っちゃったの?」
なぜか残念そうな夕露。
「強大な魔物は土蜘蛛のように封印され、弱い魔物は駆逐されました。彼らの脅威がなくなると、人間同士で争い始めるんですがね。まったく愚かなものです」
師匠は悲しげに言葉を吐いた。それからふとこちらを向いて、
「橘くんが魔道医術で移植されたうろこやヒレ、肩から生えているツノを持っていた白い水龍も、内乱の時代に斃されたのでしょう」
「なぜ? 彼らは人に害をなす存在じゃないだろ?」
俺はなんだか悲しくなる。
「もちろん。しかし、龍のうろこで作った鎧は魔術をはね返すし、牙から作った短刀は強力な魔術剣になると分かって、幻獣や聖獣の類が乱獲された時代があったのです。さらに透明なツノは王族の装飾品にもなった。かつては白龍だけじゃなく、青龍は黒龍などいろんな種類がいたそうですが、すべて滅んでしまった」
「なんて身勝手な――」
俺は胸の痛みに目を伏せた。白く発光するような己の腕をなでながら、
「こいつらは武器にするため大事に保管されてるうち戦の時代が終わって、今日まで残ってたものなのかな」
せつない気持ちで水かきのついた手を見下ろしていると、遠い昔を生きた白い龍がいとおしくなってくる。ふと目を閉じ、自分の指先をそっと唇におしつけた。
「まあ狩人から買ったものの、武具職人へ依頼する前に当人が討ち死にしたのかも知れませんよ」
師匠が現実的な話をするのは無視! ひとがせっかく遠い過去に思いをはせているのに、浪漫てぇもんが分かんねえのかい、瀬良の旦那!
「龍ってそんなに簡単に倒されちゃうものなの?」
玲萌の質問に師匠は苦い顔で、
「戦の時代に発展した攻撃魔術を使える大勢の人間が囲めば倒されてしまうんです。聖獣は人間のように群れないので、統率され集団で戦うことのできる人間は強かったということでしょう。まあそのような経緯で、今日はあまりに強い攻撃魔術は自粛されていますね」
魔道学院の選択科目にも攻撃魔術が含まれていないのは、そういう歴史的な理由があったのか。自然破壊以外のなにものでもないもんな。俺も気を付けなきゃ……
「それで師匠、土蜘蛛って傷が勝手に回復するのよね?」
また玲萌が質問を投げかける。
「その話、実は私も初耳でした。私が今までに目を通した歴史書には書いていなかったですね」
「さっき師匠、剣士が神剣で致命傷を与えて、そのあと高山神社の巫女が七日七晩も祈祷をしたって言ってたでしょ。七日七晩経っても致命傷は治らなかったってことよね?」
玲萌は師匠を質問攻めにする。
「興味があるのでしたら古文書を読むといいですよ。この学院の敷地に古文書院があるのはご存知でしょう?」
お、持ち前のめんどくさがり精神を発揮しだしたな。
ムスっとする玲萌に、
「学院の学生証を提示すれば案内してもらえますよ。栞奈楠という優秀な熟練司書さんが働いていますから、彼女に聞くといいです」
満面の笑みで責任転嫁しやがった。
玲萌は、ふんっと小さく鼻をならすと、
「いいわ。樹葵、あとで行こ」
と俺の腕に生えた小さなヒレをつかみやがった。もともと白龍の遺品だったうろこについていた部分で、泳ぐとき以外はほとんど目立たないヤツだ。
「玲萌、そこ引っ張んないで……」
やんわりと彼女の手を押し戻す。なんか腕の神経にビリってくるからやさしくしてほしいんだわ。
師匠は出席簿に何か書き込むと、
「では、今日の話はここまでにしましょう」
立ち上がりかけたところ、
「ちょいと待ってくんねえ、瀬良の旦那」
俺が呼び止めた。「最後に訊きたいことがあるんだ。実は――」
惠簾が神託を受け、土蜘蛛の復活が示唆されたことを伝える。
「神託というのは、どれくらいの確率で当たるのですか?」
「当たるって――」
師匠の言葉に惠簾がとまどう。「当たる」とか言っちゃいけないヤツらしい。
「神託は絶対です」
惠簾は巫女らしく言いきった。「ですが―― 神託に場所や時間は関係ないのです。極端な話をすれば、三十年後の未来に関するお告げがいま降りてくるかもしれません」
「じゃあ、まあ――」
夕露が大きなあくびをしながら、
「いつかは分からないけど、きっといつか復活するんだね」
身も蓋もない結論である。
「ええ、でもですね」
さすがの惠簾もとまどう。「いままでの経験から言いますと、わたくしにまったく関係のないご神託はいただかないのです。わたくしが運命に働きかけられる範囲のできごとをお告げいただいています」
「では惠簾さんの直感では、土蜘蛛は復活すると?」
師匠がまじめな声で尋ねた。
「あのっ、それですが実はわたくし、うちの父のいぼ痔の復活かなって―― 悪しきものですし!」
真っ赤になりながらとんでもないことを言い出した。
へぇ~高山神社の神主さんて―― などという、名誉にならないひそひそ声が部屋のいたるところから聞こえる。
「父のおつとめは座り仕事が多いからなかなか治らないんですっ! そうだ、みなさま今ならわたくし特性いぼ痔治療薬、お安くしますよ!」
ふところから印籠のような小さな入れ物を取り出した。「今だけ毎朝すっきりお通じ開通祈祷付きですっ」
商売はじめちゃったよ。ま、神社の財政、厳しいんだもんな。
しかし惠簾のような美人巫女さんにいぼ痔を打ち明ける勇気ある学生はひとりもいなかった……。
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「それって惠簾ちゃんの先祖でしょ!?」
身を乗り出した玲萌に、
「そうですよ」
と、うれしそうに答えたのは惠簾本人。教室に、おお~とどよめきが起こる。由緒正しい神社だったんだな。
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と、師匠は話を続ける。「修験者や修道者、神学をこころざした者たちが悪しき存在を封じる術を競って生み出したので、結界術や封印術に関してはすでに高い水準にありました」
夕露がわくわくしながら、
「昔ってそんなにたくさん妖怪がいたの?」
「妖怪ではなく魔物ですね。魑魅魍魎が跋扈していたんです」
「そんなにいっぱいいたのに、みんなどこ行っちゃったの?」
なぜか残念そうな夕露。
「強大な魔物は土蜘蛛のように封印され、弱い魔物は駆逐されました。彼らの脅威がなくなると、人間同士で争い始めるんですがね。まったく愚かなものです」
師匠は悲しげに言葉を吐いた。それからふとこちらを向いて、
「橘くんが魔道医術で移植されたうろこやヒレ、肩から生えているツノを持っていた白い水龍も、内乱の時代に斃されたのでしょう」
「なぜ? 彼らは人に害をなす存在じゃないだろ?」
俺はなんだか悲しくなる。
「もちろん。しかし、龍のうろこで作った鎧は魔術をはね返すし、牙から作った短刀は強力な魔術剣になると分かって、幻獣や聖獣の類が乱獲された時代があったのです。さらに透明なツノは王族の装飾品にもなった。かつては白龍だけじゃなく、青龍は黒龍などいろんな種類がいたそうですが、すべて滅んでしまった」
「なんて身勝手な――」
俺は胸の痛みに目を伏せた。白く発光するような己の腕をなでながら、
「こいつらは武器にするため大事に保管されてるうち戦の時代が終わって、今日まで残ってたものなのかな」
せつない気持ちで水かきのついた手を見下ろしていると、遠い昔を生きた白い龍がいとおしくなってくる。ふと目を閉じ、自分の指先をそっと唇におしつけた。
「まあ狩人から買ったものの、武具職人へ依頼する前に当人が討ち死にしたのかも知れませんよ」
師匠が現実的な話をするのは無視! ひとがせっかく遠い過去に思いをはせているのに、浪漫てぇもんが分かんねえのかい、瀬良の旦那!
「龍ってそんなに簡単に倒されちゃうものなの?」
玲萌の質問に師匠は苦い顔で、
「戦の時代に発展した攻撃魔術を使える大勢の人間が囲めば倒されてしまうんです。聖獣は人間のように群れないので、統率され集団で戦うことのできる人間は強かったということでしょう。まあそのような経緯で、今日はあまりに強い攻撃魔術は自粛されていますね」
魔道学院の選択科目にも攻撃魔術が含まれていないのは、そういう歴史的な理由があったのか。自然破壊以外のなにものでもないもんな。俺も気を付けなきゃ……
「それで師匠、土蜘蛛って傷が勝手に回復するのよね?」
また玲萌が質問を投げかける。
「その話、実は私も初耳でした。私が今までに目を通した歴史書には書いていなかったですね」
「さっき師匠、剣士が神剣で致命傷を与えて、そのあと高山神社の巫女が七日七晩も祈祷をしたって言ってたでしょ。七日七晩経っても致命傷は治らなかったってことよね?」
玲萌は師匠を質問攻めにする。
「興味があるのでしたら古文書を読むといいですよ。この学院の敷地に古文書院があるのはご存知でしょう?」
お、持ち前のめんどくさがり精神を発揮しだしたな。
ムスっとする玲萌に、
「学院の学生証を提示すれば案内してもらえますよ。栞奈楠という優秀な熟練司書さんが働いていますから、彼女に聞くといいです」
満面の笑みで責任転嫁しやがった。
玲萌は、ふんっと小さく鼻をならすと、
「いいわ。樹葵、あとで行こ」
と俺の腕に生えた小さなヒレをつかみやがった。もともと白龍の遺品だったうろこについていた部分で、泳ぐとき以外はほとんど目立たないヤツだ。
「玲萌、そこ引っ張んないで……」
やんわりと彼女の手を押し戻す。なんか腕の神経にビリってくるからやさしくしてほしいんだわ。
師匠は出席簿に何か書き込むと、
「では、今日の話はここまでにしましょう」
立ち上がりかけたところ、
「ちょいと待ってくんねえ、瀬良の旦那」
俺が呼び止めた。「最後に訊きたいことがあるんだ。実は――」
惠簾が神託を受け、土蜘蛛の復活が示唆されたことを伝える。
「神託というのは、どれくらいの確率で当たるのですか?」
「当たるって――」
師匠の言葉に惠簾がとまどう。「当たる」とか言っちゃいけないヤツらしい。
「神託は絶対です」
惠簾は巫女らしく言いきった。「ですが―― 神託に場所や時間は関係ないのです。極端な話をすれば、三十年後の未来に関するお告げがいま降りてくるかもしれません」
「じゃあ、まあ――」
夕露が大きなあくびをしながら、
「いつかは分からないけど、きっといつか復活するんだね」
身も蓋もない結論である。
「ええ、でもですね」
さすがの惠簾もとまどう。「いままでの経験から言いますと、わたくしにまったく関係のないご神託はいただかないのです。わたくしが運命に働きかけられる範囲のできごとをお告げいただいています」
「では惠簾さんの直感では、土蜘蛛は復活すると?」
師匠がまじめな声で尋ねた。
「あのっ、それですが実はわたくし、うちの父のいぼ痔の復活かなって―― 悪しきものですし!」
真っ赤になりながらとんでもないことを言い出した。
へぇ~高山神社の神主さんて―― などという、名誉にならないひそひそ声が部屋のいたるところから聞こえる。
「父のおつとめは座り仕事が多いからなかなか治らないんですっ! そうだ、みなさま今ならわたくし特性いぼ痔治療薬、お安くしますよ!」
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