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青年の1番最初の記憶は、帰ってこない母を玄関に座って待っている時のものだった。
アパートの玄関に座って、幼い彼はほとんど一日中母親を待っていた。母親は出ていくと何日も戻らず、彼は空腹と淋しさを堪えて待っていた。母が帰ってくると、今度はまた出て行ってしまわないか心配で、母の機嫌ばかり伺って過ごした。幼い彼は、必死に掃除や洗濯をし、母の言う事には全部従った。
「あんたはいないはずの子だから。」
そう聞かされたのは、小学校に上がる前だった。同じアパートに歳の近い子供が数人住んでいて、よくアパートの前の駐車場でみんなで遊んでいた。
「僕も行って良いですか?」
母に聞くと、ダメだと言われた。
いないはずの子だから、見つかったら警察に捕まって牢屋に入れられる。牢屋では毎日ボコボコに殴られる。だから家からは決して出てはいけないし、大きな声を出してもいけない。そう言われた。
だから彼はいつもカーテンに隠れて、窓の外を眺めてはいないはずじゃない子供達が遊ぶのを見つめた。羨ましかった。よく、自分もその中で一緒に遊ぶところを空想した。空想の中では彼はその子達と仲良しで、どこにでも一緒に行った。その頃の彼の知識はテレビと時々母親が買ってくれる絵本が全てだった。彼は悲しくなると空想の世界に逃げ込むようになった。
その子供達は、何年かすると黒いピカピカの鞄を背負って、連れ立って毎朝どこかに行くようになった。その鞄が、ランドセルと呼ばれていて、子供だけの特別なものなんだと、彼はテレビのコマーシャルで知った。
「ママ、僕もあの鞄が欲しいです。」
何かを強請ることのなかった彼が勇気を振り絞って頼んだら、母親は彼の方を見もせずに言った。
「アレは小学校に行くためのものだから。あんたはいないはずの子だから小学校には行けないから必要ないわよ。」
その日から、ランドセルと小学校は彼の憧れになった。いつか自分もあの鞄を背負って小学校に行きたい。
彼は、テレビで小学校とかランドセルとかいうフレーズが出て来ると食い入るようにその映像を見つめた。学校の風景が映し出されると、自分がその中にいる事を空想した。空想の中で彼は同じ歳の子供達と遊び、勉強をし、運動をした。平日の午前中はよく小学校が出てくる子供向けの番組がやっていた。彼は母親に許しをもらうと何時間でもそのテレビを眺めた。
母親は気まぐれにドリルや問題集を買ってきて彼に渡した。目にしたものを適当に買って来るので学年もバラバラで難易度も彼の歳に合っていたりいなかったりした。教えてくれるわけでもなく、ただ渡されるそれを、彼はそれでも大喜びでやった。彼はその問題集とテレビの教育番組で、平仮名やカタカナ、漢字を学び、算数の概念や生き物の体の仕組みを学んだ。知的刺激に飢えていた彼は、砂が水を吸い込むように知識を吸収した。彼は記憶力が良かった。一度学んだ事はほぼ全て覚えた。どの問題を解く時も、どんな字を練習する時も、彼は真剣そのもので、深く没頭した。
母親が彼に勉強をさせたのには、彼のためではない理由があった。彼の父親は、無責任な禄でもない男だったが、実家が裕福だった。彼女は、金が欲しくなると息子に手紙を書かせてはその男の実家に送りつけて、彼の祖父母から金をせびった。
おじいさま、おばあさま。
こんにちは。お元気ですか?
僕は元気です。
この間はお金をありがとうございました。おかげさまで、ピカピカのランドセルを買いました。とてもうれしかったです。
学校は楽しいです。たくさん勉強をしています。ともだちも、たくさんできました。
毎日が楽しいです。
でも、今度、学校でせいふくが必要になりました。お母さんは毎日いそがしくはたらいていますが、せいふくはとても高くて、買えません。せいふくを買わないと学校にいけなくなります。
おじいさまとおばあさまに助けてもらえたらうれしいです。
よろしくおねがいします。
たろう
母親の言う通りに丁寧な字で手紙を書く。
彼の祖父母は、愛情というよりは面倒を避け息子の醜聞を隠すために、彼の母親の口座に金を振り込んだ。
これが本当になると良いな。
会った事のないおじいさまとおばあさまがランドセルを買ってくれて、学校に行けたら良いな。彼はそう願いながら手紙を書かされた。書く度に本当は叶わない事が悲しくなって、彼はこの手紙に書いている事が本当なんだと思い込もうとした。
ある日、母親が勉強を教えてくれるおじさんを連れて来た。母親以外の人と会った事のなかった彼は、胸がドキドキした。おじさんは本当に勉強を教えてくれて、独りでは分からなかった事が魔法のように分かった。彼は嬉しくて仕方がなかった。おじさんは国語辞典や漢字辞典を買ってくれて、彼に使い方を教えてくれたので、彼のボキャブラリーは飛躍的に向上し、本を読むのがさらに楽しくなった。おじさんは来る度に本を買ってきてくれた。彼はおじさんが訪ねてくるのを心待ちにするようになった。
教えられた問題を間違えずに解くと、おじさんは頭を撫でたり抱きしめたりしてくれた。頬にキスをしてくれる事もあった。彼は、優しく触れられるのはこんなにも嬉しいものなんだと思った。
おじさんが帰る時にはいつも、彼は教えられた通りに丁寧に頭を下げてお礼をした。彼は 本当におじさんに感謝していたから、毎回心を込めてお礼を言った。ところがある日、おじさんが言った。
「そろそろ、本当のお礼をしてもらわないと。やり方を教えてあげる。」
彼は不安になった。今まで、本当のお礼ができていなかったのか。自分のこの感謝の気持ちは、おじさんに伝わっていなかったのか。このままではおじさんは、怒って来てくれなくなるのではないか。
「教えて下さい!」
焦った彼は縋り付くようにおじさんに頼んだ。
「まず服を全部脱ぎなさい。」
彼は混乱したが、言われた通り服を脱いだ。命令された事は何でもすぐに従う癖がついていた。
「パンツもだよ。」
「はい。」
全裸になった彼におじさんは正座するように言った。
「手を床のここに、両手を揃えて置く。そうだ。良いよ。そして、その手の手前、そう、そこに頭をつける。おでこをつけなさい。そう。それが本当のお礼の姿勢。分かった。」
彼は土下座の姿勢のまま、はいと返事した。
「僕のことはこれから、おじ様と呼びなさい。おじさんは丁寧じゃないからね。」
「え、ごめんなさい!おじ様と呼びます。」
「そう、おじ様ね。おじ様、ありがとうございました。これが本当のお礼だよ。」
「おじ様、ありがとうございました。」
彼は土下座の姿勢でそう言い、それからどうしたら良いか分からなかったからそのままの姿勢でいた。
「じゃあその姿勢のまま、顔だけ上げなさい。そう、そのまま背中は低くして顔だけ。」
顔を上げると、おじさんはズボンの前のチャックを開けて性器を取り出した。初めて見る自分のもの以外のペニスに、彼はますます混乱し、恐怖を覚えた。
「お礼は言葉だけじゃダメだ。これを舐めなさい。これは、ご奉仕といって、お礼を表す行動だ。言葉だけじゃなくて行動で感謝を示さないとダメなんだ。」
おじさんはキッチンから椅子を持って来て座った。
「何をもたもたしている。早く、舐めなさい。」
彼は慌てて舌を出し、恐る恐るおじさんのペニスを舐めた。ムッとする汗と尿と体臭の混ざった臭さと塩っぱい味に、思わず本能的な嫌悪感を覚えたが、押し殺した。
「もっと舌を出して。そうだ。付け根から先端まで、何度も舐めるんだ。裏も。上っかわも。そう。先端の割れ目の中にも舌を入れて。そうだ。それから咥えるんだ。口にすっぽりと。さあ。もっと奥まで。歯が当たらないように唇で歯を覆え。」
頭を掴まれて喉の奥にまで性器を突き立られて、彼はえずき、必死に逃げた。
「の、喉が。喉に当たっちゃいます。」
「何を言ってるんだ!喉に当ててさらに奥まで飲み込むんだ。」
彼はすぐにまたおじ様に頭を掴まれ、もがき苦しんだ。
「ヴゥ!お、おじ様、すごく、苦しいです。」
「当たり前だ。奉仕は苦しいものだ。そんな事でお礼ができると思うのか。」
「ごめんなさい。」
「さあもっと舐めて咥えろ。」
永遠とも思える苦しい時間が過ぎ、口の中にネバネバとした気持ちの悪い粘液が出されて、彼は驚いて思わず吐き出した。
「何をしている!それは全部飲み込まないといけなかったんだ。まあ良い、今日は初めてだから許してやる。今度からちゃんと飲み干せ。でないとお仕置きだからな。」
「はい、ごめんなさい。」
「よし、最後にまたお礼を言え。おじ様のおちんちんを咥えさせてくれて、ありがとうございました、と言うんだ。」
彼は言われた通りに土下座してお礼を言った。
それから毎回、勉強の後はご奉仕の時間になった。
アパートの玄関に座って、幼い彼はほとんど一日中母親を待っていた。母親は出ていくと何日も戻らず、彼は空腹と淋しさを堪えて待っていた。母が帰ってくると、今度はまた出て行ってしまわないか心配で、母の機嫌ばかり伺って過ごした。幼い彼は、必死に掃除や洗濯をし、母の言う事には全部従った。
「あんたはいないはずの子だから。」
そう聞かされたのは、小学校に上がる前だった。同じアパートに歳の近い子供が数人住んでいて、よくアパートの前の駐車場でみんなで遊んでいた。
「僕も行って良いですか?」
母に聞くと、ダメだと言われた。
いないはずの子だから、見つかったら警察に捕まって牢屋に入れられる。牢屋では毎日ボコボコに殴られる。だから家からは決して出てはいけないし、大きな声を出してもいけない。そう言われた。
だから彼はいつもカーテンに隠れて、窓の外を眺めてはいないはずじゃない子供達が遊ぶのを見つめた。羨ましかった。よく、自分もその中で一緒に遊ぶところを空想した。空想の中では彼はその子達と仲良しで、どこにでも一緒に行った。その頃の彼の知識はテレビと時々母親が買ってくれる絵本が全てだった。彼は悲しくなると空想の世界に逃げ込むようになった。
その子供達は、何年かすると黒いピカピカの鞄を背負って、連れ立って毎朝どこかに行くようになった。その鞄が、ランドセルと呼ばれていて、子供だけの特別なものなんだと、彼はテレビのコマーシャルで知った。
「ママ、僕もあの鞄が欲しいです。」
何かを強請ることのなかった彼が勇気を振り絞って頼んだら、母親は彼の方を見もせずに言った。
「アレは小学校に行くためのものだから。あんたはいないはずの子だから小学校には行けないから必要ないわよ。」
その日から、ランドセルと小学校は彼の憧れになった。いつか自分もあの鞄を背負って小学校に行きたい。
彼は、テレビで小学校とかランドセルとかいうフレーズが出て来ると食い入るようにその映像を見つめた。学校の風景が映し出されると、自分がその中にいる事を空想した。空想の中で彼は同じ歳の子供達と遊び、勉強をし、運動をした。平日の午前中はよく小学校が出てくる子供向けの番組がやっていた。彼は母親に許しをもらうと何時間でもそのテレビを眺めた。
母親は気まぐれにドリルや問題集を買ってきて彼に渡した。目にしたものを適当に買って来るので学年もバラバラで難易度も彼の歳に合っていたりいなかったりした。教えてくれるわけでもなく、ただ渡されるそれを、彼はそれでも大喜びでやった。彼はその問題集とテレビの教育番組で、平仮名やカタカナ、漢字を学び、算数の概念や生き物の体の仕組みを学んだ。知的刺激に飢えていた彼は、砂が水を吸い込むように知識を吸収した。彼は記憶力が良かった。一度学んだ事はほぼ全て覚えた。どの問題を解く時も、どんな字を練習する時も、彼は真剣そのもので、深く没頭した。
母親が彼に勉強をさせたのには、彼のためではない理由があった。彼の父親は、無責任な禄でもない男だったが、実家が裕福だった。彼女は、金が欲しくなると息子に手紙を書かせてはその男の実家に送りつけて、彼の祖父母から金をせびった。
おじいさま、おばあさま。
こんにちは。お元気ですか?
僕は元気です。
この間はお金をありがとうございました。おかげさまで、ピカピカのランドセルを買いました。とてもうれしかったです。
学校は楽しいです。たくさん勉強をしています。ともだちも、たくさんできました。
毎日が楽しいです。
でも、今度、学校でせいふくが必要になりました。お母さんは毎日いそがしくはたらいていますが、せいふくはとても高くて、買えません。せいふくを買わないと学校にいけなくなります。
おじいさまとおばあさまに助けてもらえたらうれしいです。
よろしくおねがいします。
たろう
母親の言う通りに丁寧な字で手紙を書く。
彼の祖父母は、愛情というよりは面倒を避け息子の醜聞を隠すために、彼の母親の口座に金を振り込んだ。
これが本当になると良いな。
会った事のないおじいさまとおばあさまがランドセルを買ってくれて、学校に行けたら良いな。彼はそう願いながら手紙を書かされた。書く度に本当は叶わない事が悲しくなって、彼はこの手紙に書いている事が本当なんだと思い込もうとした。
ある日、母親が勉強を教えてくれるおじさんを連れて来た。母親以外の人と会った事のなかった彼は、胸がドキドキした。おじさんは本当に勉強を教えてくれて、独りでは分からなかった事が魔法のように分かった。彼は嬉しくて仕方がなかった。おじさんは国語辞典や漢字辞典を買ってくれて、彼に使い方を教えてくれたので、彼のボキャブラリーは飛躍的に向上し、本を読むのがさらに楽しくなった。おじさんは来る度に本を買ってきてくれた。彼はおじさんが訪ねてくるのを心待ちにするようになった。
教えられた問題を間違えずに解くと、おじさんは頭を撫でたり抱きしめたりしてくれた。頬にキスをしてくれる事もあった。彼は、優しく触れられるのはこんなにも嬉しいものなんだと思った。
おじさんが帰る時にはいつも、彼は教えられた通りに丁寧に頭を下げてお礼をした。彼は 本当におじさんに感謝していたから、毎回心を込めてお礼を言った。ところがある日、おじさんが言った。
「そろそろ、本当のお礼をしてもらわないと。やり方を教えてあげる。」
彼は不安になった。今まで、本当のお礼ができていなかったのか。自分のこの感謝の気持ちは、おじさんに伝わっていなかったのか。このままではおじさんは、怒って来てくれなくなるのではないか。
「教えて下さい!」
焦った彼は縋り付くようにおじさんに頼んだ。
「まず服を全部脱ぎなさい。」
彼は混乱したが、言われた通り服を脱いだ。命令された事は何でもすぐに従う癖がついていた。
「パンツもだよ。」
「はい。」
全裸になった彼におじさんは正座するように言った。
「手を床のここに、両手を揃えて置く。そうだ。良いよ。そして、その手の手前、そう、そこに頭をつける。おでこをつけなさい。そう。それが本当のお礼の姿勢。分かった。」
彼は土下座の姿勢のまま、はいと返事した。
「僕のことはこれから、おじ様と呼びなさい。おじさんは丁寧じゃないからね。」
「え、ごめんなさい!おじ様と呼びます。」
「そう、おじ様ね。おじ様、ありがとうございました。これが本当のお礼だよ。」
「おじ様、ありがとうございました。」
彼は土下座の姿勢でそう言い、それからどうしたら良いか分からなかったからそのままの姿勢でいた。
「じゃあその姿勢のまま、顔だけ上げなさい。そう、そのまま背中は低くして顔だけ。」
顔を上げると、おじさんはズボンの前のチャックを開けて性器を取り出した。初めて見る自分のもの以外のペニスに、彼はますます混乱し、恐怖を覚えた。
「お礼は言葉だけじゃダメだ。これを舐めなさい。これは、ご奉仕といって、お礼を表す行動だ。言葉だけじゃなくて行動で感謝を示さないとダメなんだ。」
おじさんはキッチンから椅子を持って来て座った。
「何をもたもたしている。早く、舐めなさい。」
彼は慌てて舌を出し、恐る恐るおじさんのペニスを舐めた。ムッとする汗と尿と体臭の混ざった臭さと塩っぱい味に、思わず本能的な嫌悪感を覚えたが、押し殺した。
「もっと舌を出して。そうだ。付け根から先端まで、何度も舐めるんだ。裏も。上っかわも。そう。先端の割れ目の中にも舌を入れて。そうだ。それから咥えるんだ。口にすっぽりと。さあ。もっと奥まで。歯が当たらないように唇で歯を覆え。」
頭を掴まれて喉の奥にまで性器を突き立られて、彼はえずき、必死に逃げた。
「の、喉が。喉に当たっちゃいます。」
「何を言ってるんだ!喉に当ててさらに奥まで飲み込むんだ。」
彼はすぐにまたおじ様に頭を掴まれ、もがき苦しんだ。
「ヴゥ!お、おじ様、すごく、苦しいです。」
「当たり前だ。奉仕は苦しいものだ。そんな事でお礼ができると思うのか。」
「ごめんなさい。」
「さあもっと舐めて咥えろ。」
永遠とも思える苦しい時間が過ぎ、口の中にネバネバとした気持ちの悪い粘液が出されて、彼は驚いて思わず吐き出した。
「何をしている!それは全部飲み込まないといけなかったんだ。まあ良い、今日は初めてだから許してやる。今度からちゃんと飲み干せ。でないとお仕置きだからな。」
「はい、ごめんなさい。」
「よし、最後にまたお礼を言え。おじ様のおちんちんを咥えさせてくれて、ありがとうございました、と言うんだ。」
彼は言われた通りに土下座してお礼を言った。
それから毎回、勉強の後はご奉仕の時間になった。
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