26 / 35
26
しおりを挟む
夏目と、彼の就籍を担当した弁護士、そして行政が間宮ただし本人と共に幾度も話し合い、退院後、彼は地域のグループホームで生活する事となった。夏目は最終的に、複雑性PTSDとそれによる解離性障害と診断し、彼は障害者手帳を受け取った。彼は毎日、グループホームからアートに特化した通所施設に通う事になった。そこで、刺繍や、他にも彼のしたい事をしながら、リハビリしていく。夏目の所には、週に一回の通院を継続する事になった。
退院してからしばらく、彼は毎日を非常に緊張して過ごした。彼は、退院後の自分の生活についての話し合いのとき、夏目や弁護士、ソーシャルワーカーが話している事は、言葉としてはほとんど理解していたが、どこか自分の事ではない事が話し合われているように感じていた。彼は、心の中では激しい恐怖に苛まれていた。
ようやく安全だと思えた病院から出されて、いよいよ自分はまた売られるのだろうかと思った。夏目の事は、信頼できていた。しかし、今までの経験が、彼に、身柄をどこかに移される時は、違う地獄に行く事だ、と、頭ではなく感覚で学習させていたのだ。
だから、最初のうちは、グループホームで夜眠る事ができなかった。眠っていると、誰かがやってきて連れ去られ、あのアパートに連れて行かれるのではないかと怯えた。悪夢やフラッシュバックも再発し、薬を飲んでしか眠れなくなった。夏目とホームの担当者は、もう一度病院に戻った方が良いのかも知れないと考え始めたが、彼は通所施設に通う事を続けたいと言った。自分の事についてすら、意見や希望を述べる事がまだ難しい彼の、だだひとつの希望だった。通所施設には、いろいろな障害を抱えた人達が来ていた。自閉症や知的障害など先天的な疾患のある人達や、彼のように過酷な経験から精神疾患を抱えた人達や、視力や聴力に障害のある人もいた。その施設では、入所者は自分の思うままに過ごしていて、何かを強制したりする事はなかった。
何時間も体を揺すりながら本人にしか分からない事を呟いていたかと思ったら、突然、おもむろに筆を取り、数分で一気に大胆で強烈な絵を描き上げる人。ずっとずっと自分だけの世界の中で、土を捏ねて、積み上げ、引きちぎってはくっつけて、自分だけの圧倒的なオブジェを作り上げる人。
その中で、彼は最初は隅に座って、静かに刺繍をしていた。誰とも話さず、目の前の布と糸だけを見ながら、彼は刺繍をした。お昼の時間になると、彼はホームで持たされた弁当を食べ、水筒の水を飲み、また刺繍をした。時々、刺繍をしながら、彼は震え出す時があった。震えが止まらなくなると、彼はパニックの発作が起きないよう針で太ももを刺した。誰にも分からないように、何度も、何度も。側から見たら、ただ疲れて俯いて眠っているように見えた。でも、ホームの職員は、訓練を受けた注意深い人達で、彼が震えていて、それを必死で抑えようとしていると、ひと月後には気付いた。声をかけると、彼は余計に怯えるので、彼らは慎重に行動した。タイミングを見計らって、女性のスタッフが近づき、針をなんとか渡してもらう。太ももの怪我は、落ち着いてから別室で自分で手当てをさせた。その方が彼が落ち着くと、何度かの失敗の後気付いた。
数ヶ月経つと、彼はグループホームにも少し慣れた。通所施設では定期的に利用者の作品の展示即売会を行い、作品は、個人だけでなく、アートギャラリーや美術館にも買われた。彼の刺繍の作品も、幾つかが売れた。最初は作品を売る事や、それで良い得たお金を使う事を躊躇っていた彼も、アートが売れていく仕組みを理解して、自分は今度は身体を売るかわりに刺繍作品を売るのだと理解した。それが、彼の恐怖心を少しだけ弱めた。いつかまた売られる、という思いから、身体を売る生活から脱する事ができたのかも知れないのだと、理解が変わった。それから彼は、また長い時間をかけて、そのホームは安全だと学んでいった。グループホームでは、彼はほとんど何も介助なしに生活をした。トイレとシャワー付きの個室があり、彼はそこをいつも完璧に掃除していた。それだけでなく、ホームの共有部分も彼は積極的に掃除した。外出ができるようになったら、買い物をして、キッチンで簡単な食事を自分で作った。
そのグループホームに入所して半年が過ぎた頃には、彼は、アートに造詣のある人達にはちょっと知られた存在になった。彼の作品はいくつかの、現代アートを蒐める規模の小さな美術館に所蔵され、通所施設以外のギャラリーで個展も数回行った。作品はきちんとした値段で売れて、新進気鋭のアパレルブランドが彼の刺繍を使ったセミオーダーの服を売り出した。彼は、作品とは別にオーダーで刺繍を請け負い、得たお金で本を買ったり映画を観たりできるようになった。
彼が夢見ていた普通の暮らしに近い暮らしができるようになって、夏目も佐伯も喜んだ。彼はその病院を出て1年以上経っても、診察に来る時には小さな花や虫を刺繍で刺して、それを佐伯や他の親しかった看護師に持ってくるのだった。
彼自身、自分はもう安全なところにいる、と思える時間が増えた。偶然出会った刺繍が、彼に自立する術を与えてくれた。彼はその事に、そのきっかけをくれた佐伯や、それを踏まえてああいう通所施設を探してくれたソーシャルワーカーの人達、いつも自分をサポートしてくれるその施設やホームの人達に、深く感謝した。刺繍をしている時は、何も考えずにすんだ。何故?とか、どうすれば良かったか?とか。
もう少し生きてみよう。
何度目かにまた、そう思えた。
森を見つけるまで、もう少し。
胸の奥で、シクシクと泣いている小さな男の子の事は、だからもう考えない事にした。あの小さな箱に入れられて、出して!と泣いている子供のことは、見ないようにした。どうしてもうまくいかない時は、また隠れて針を身体に刺した。職員達は注意深かったが、彼もまた、注意深かった。他人に身体を見せることはもうなかったから、隠すのは彼にとってはそれほど難しくなかった。彼の対人恐怖や極端な無口さも、アーティストとしてはそれほど珍しい事ではなく、むしろミステリアスで孤高な雰囲気を加味して、彼は顔を見せない謎めいた刺繍アーティストとして人気を得た。
その裏で、彼の中の小さな男の子は、ますます泣き声を上げた。僕を、いなかった事にするの?僕の苦しみは、全部、嘘になっちゃうの?なんで?僕はなんで産み出されたの?僕はなんで、あんなに苦しまないといけなかったの?
そう胸の奥で叫ぶのを、彼は必死で抑えた。
今までにないくらい、自分が自分で無くなっていく感覚をおぼえた。今まで、どれほど苦しかった時も、どれほど気が狂いそうな目に遭った時も、ここまでは感じなかったようなひどい離人感を感じた。物語の世界に逃避している時とは全く別の感覚だった。まるで、誰か違う人の人生を乗っ取ったような、本当なら救われないといけなかったのはあの子だったのに、それを、あの子から奪い取ったような、そんな感覚。
でも、もうあのアパートには戻りたくなかった。あの店にも、その後一緒に住んだ男の家にも、もちろんおじ様と呼んだあの家にも。どこにも戻りたくなかった。だから彼は、必死で手を動かした。
糸を選び、刺した。
布を掬ってはまた刺し、掬っては刺し。
目を瞑るといつでも浮かぶ美しい景色のいくつもを、刺した。
どれだけ自分が偽物のように思えても、彼は必死に、逃げるように、刺した。
そうして、彼は26歳の夏を迎えた。
彼の作品の人気はますます上がって、大きな仕事が舞い込んできた。国内最大手の車のコマーシャルに、彼の刺繍作品を使いたい、という打診だった。
広告代理店の担当者が、東京から彼の通う施設に連絡してきて、作家本人に会いたいと言った。
施設の職員だけでなく、夏目やソーシャルワーカーとも相談し、彼はそれを丁重に断った。作品だけを見て、それで決めて欲しい。そうでないなら、コマーシャルに作品を提供することはしない。
彼はその旨を、丁寧な手紙を書いてその広告代理店に送った。
退院してからしばらく、彼は毎日を非常に緊張して過ごした。彼は、退院後の自分の生活についての話し合いのとき、夏目や弁護士、ソーシャルワーカーが話している事は、言葉としてはほとんど理解していたが、どこか自分の事ではない事が話し合われているように感じていた。彼は、心の中では激しい恐怖に苛まれていた。
ようやく安全だと思えた病院から出されて、いよいよ自分はまた売られるのだろうかと思った。夏目の事は、信頼できていた。しかし、今までの経験が、彼に、身柄をどこかに移される時は、違う地獄に行く事だ、と、頭ではなく感覚で学習させていたのだ。
だから、最初のうちは、グループホームで夜眠る事ができなかった。眠っていると、誰かがやってきて連れ去られ、あのアパートに連れて行かれるのではないかと怯えた。悪夢やフラッシュバックも再発し、薬を飲んでしか眠れなくなった。夏目とホームの担当者は、もう一度病院に戻った方が良いのかも知れないと考え始めたが、彼は通所施設に通う事を続けたいと言った。自分の事についてすら、意見や希望を述べる事がまだ難しい彼の、だだひとつの希望だった。通所施設には、いろいろな障害を抱えた人達が来ていた。自閉症や知的障害など先天的な疾患のある人達や、彼のように過酷な経験から精神疾患を抱えた人達や、視力や聴力に障害のある人もいた。その施設では、入所者は自分の思うままに過ごしていて、何かを強制したりする事はなかった。
何時間も体を揺すりながら本人にしか分からない事を呟いていたかと思ったら、突然、おもむろに筆を取り、数分で一気に大胆で強烈な絵を描き上げる人。ずっとずっと自分だけの世界の中で、土を捏ねて、積み上げ、引きちぎってはくっつけて、自分だけの圧倒的なオブジェを作り上げる人。
その中で、彼は最初は隅に座って、静かに刺繍をしていた。誰とも話さず、目の前の布と糸だけを見ながら、彼は刺繍をした。お昼の時間になると、彼はホームで持たされた弁当を食べ、水筒の水を飲み、また刺繍をした。時々、刺繍をしながら、彼は震え出す時があった。震えが止まらなくなると、彼はパニックの発作が起きないよう針で太ももを刺した。誰にも分からないように、何度も、何度も。側から見たら、ただ疲れて俯いて眠っているように見えた。でも、ホームの職員は、訓練を受けた注意深い人達で、彼が震えていて、それを必死で抑えようとしていると、ひと月後には気付いた。声をかけると、彼は余計に怯えるので、彼らは慎重に行動した。タイミングを見計らって、女性のスタッフが近づき、針をなんとか渡してもらう。太ももの怪我は、落ち着いてから別室で自分で手当てをさせた。その方が彼が落ち着くと、何度かの失敗の後気付いた。
数ヶ月経つと、彼はグループホームにも少し慣れた。通所施設では定期的に利用者の作品の展示即売会を行い、作品は、個人だけでなく、アートギャラリーや美術館にも買われた。彼の刺繍の作品も、幾つかが売れた。最初は作品を売る事や、それで良い得たお金を使う事を躊躇っていた彼も、アートが売れていく仕組みを理解して、自分は今度は身体を売るかわりに刺繍作品を売るのだと理解した。それが、彼の恐怖心を少しだけ弱めた。いつかまた売られる、という思いから、身体を売る生活から脱する事ができたのかも知れないのだと、理解が変わった。それから彼は、また長い時間をかけて、そのホームは安全だと学んでいった。グループホームでは、彼はほとんど何も介助なしに生活をした。トイレとシャワー付きの個室があり、彼はそこをいつも完璧に掃除していた。それだけでなく、ホームの共有部分も彼は積極的に掃除した。外出ができるようになったら、買い物をして、キッチンで簡単な食事を自分で作った。
そのグループホームに入所して半年が過ぎた頃には、彼は、アートに造詣のある人達にはちょっと知られた存在になった。彼の作品はいくつかの、現代アートを蒐める規模の小さな美術館に所蔵され、通所施設以外のギャラリーで個展も数回行った。作品はきちんとした値段で売れて、新進気鋭のアパレルブランドが彼の刺繍を使ったセミオーダーの服を売り出した。彼は、作品とは別にオーダーで刺繍を請け負い、得たお金で本を買ったり映画を観たりできるようになった。
彼が夢見ていた普通の暮らしに近い暮らしができるようになって、夏目も佐伯も喜んだ。彼はその病院を出て1年以上経っても、診察に来る時には小さな花や虫を刺繍で刺して、それを佐伯や他の親しかった看護師に持ってくるのだった。
彼自身、自分はもう安全なところにいる、と思える時間が増えた。偶然出会った刺繍が、彼に自立する術を与えてくれた。彼はその事に、そのきっかけをくれた佐伯や、それを踏まえてああいう通所施設を探してくれたソーシャルワーカーの人達、いつも自分をサポートしてくれるその施設やホームの人達に、深く感謝した。刺繍をしている時は、何も考えずにすんだ。何故?とか、どうすれば良かったか?とか。
もう少し生きてみよう。
何度目かにまた、そう思えた。
森を見つけるまで、もう少し。
胸の奥で、シクシクと泣いている小さな男の子の事は、だからもう考えない事にした。あの小さな箱に入れられて、出して!と泣いている子供のことは、見ないようにした。どうしてもうまくいかない時は、また隠れて針を身体に刺した。職員達は注意深かったが、彼もまた、注意深かった。他人に身体を見せることはもうなかったから、隠すのは彼にとってはそれほど難しくなかった。彼の対人恐怖や極端な無口さも、アーティストとしてはそれほど珍しい事ではなく、むしろミステリアスで孤高な雰囲気を加味して、彼は顔を見せない謎めいた刺繍アーティストとして人気を得た。
その裏で、彼の中の小さな男の子は、ますます泣き声を上げた。僕を、いなかった事にするの?僕の苦しみは、全部、嘘になっちゃうの?なんで?僕はなんで産み出されたの?僕はなんで、あんなに苦しまないといけなかったの?
そう胸の奥で叫ぶのを、彼は必死で抑えた。
今までにないくらい、自分が自分で無くなっていく感覚をおぼえた。今まで、どれほど苦しかった時も、どれほど気が狂いそうな目に遭った時も、ここまでは感じなかったようなひどい離人感を感じた。物語の世界に逃避している時とは全く別の感覚だった。まるで、誰か違う人の人生を乗っ取ったような、本当なら救われないといけなかったのはあの子だったのに、それを、あの子から奪い取ったような、そんな感覚。
でも、もうあのアパートには戻りたくなかった。あの店にも、その後一緒に住んだ男の家にも、もちろんおじ様と呼んだあの家にも。どこにも戻りたくなかった。だから彼は、必死で手を動かした。
糸を選び、刺した。
布を掬ってはまた刺し、掬っては刺し。
目を瞑るといつでも浮かぶ美しい景色のいくつもを、刺した。
どれだけ自分が偽物のように思えても、彼は必死に、逃げるように、刺した。
そうして、彼は26歳の夏を迎えた。
彼の作品の人気はますます上がって、大きな仕事が舞い込んできた。国内最大手の車のコマーシャルに、彼の刺繍作品を使いたい、という打診だった。
広告代理店の担当者が、東京から彼の通う施設に連絡してきて、作家本人に会いたいと言った。
施設の職員だけでなく、夏目やソーシャルワーカーとも相談し、彼はそれを丁重に断った。作品だけを見て、それで決めて欲しい。そうでないなら、コマーシャルに作品を提供することはしない。
彼はその旨を、丁寧な手紙を書いてその広告代理店に送った。
10
あなたにおすすめの小説
異世界に転移してしまった私、古民家をもらったのでカフェを始めたら大盛況。国王陛下が頻繁に来るのですが、どうしたらいいですか?
来栖とむ
ファンタジー
ブラック企業で疲れ果てた30歳の元OL・美里(みさと)が転移した先は、見渡す限りの深い森。
そこで彼女が授かったのは、魔女の称号……ではなく、一軒の**「日本の古民家」**だった!
亡き祖母が遺したその屋敷には、異世界では失われたはずの「お醤油」「お味噌」「白いお砂糖」という禁断の調味料が眠っていて――。
「えっ、唐揚げにそんなに感動しちゃうの?」
「プリン一口で、国王陛下が泣いちゃった……!?」
おにぎり、オムライス、そして肉汁溢れるハンバーグ。
現代日本の「当たり前」が、この世界では常識を覆す究極の美食に。
お掃除のプロな親子や、お忍びの王様、さらにはツンデレな宮廷料理人まで巻き込んで、
美味しい香りに包まれた、心もお腹も満たされるスローライフが今、始まります!
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
義務ですもの。
あんど もあ
ファンタジー
貴族令嬢の義務として親の決めた相手に嫁いだが、夫には愛する人がいた。夫にないがしろにされても、妻として母として嫁としての義務を果たして誠実に生きたヒロインの掴んだ、ちょっと歪んだ幸せとは。
思いを込めてあなたに贈る
あんど もあ
ファンタジー
ファナの母が亡くなった二ヶ月後に、父は新しい妻とその妻との間に生まれた赤ん坊を家に連れて来た。義母は、お前はもうこの家の後継者では無いと母から受け継いだ家宝のネックレスを奪うが、そのネックレスは……。
貴妃エレーナ
無味無臭(不定期更新)
恋愛
「君は、私のことを恨んでいるか?」
後宮で暮らして数十年の月日が流れたある日のこと。国王ローレンスから突然そう聞かれた貴妃エレーナは戸惑ったように答えた。
「急に、どうされたのですか?」
「…分かるだろう、はぐらかさないでくれ。」
「恨んでなどいませんよ。あれは遠い昔のことですから。」
そう言われて、私は今まで蓋をしていた記憶を辿った。
どうやら彼は、若かりし頃に私とあの人の仲を引き裂いてしまったことを今も悔やんでいるらしい。
けれど、もう安心してほしい。
私は既に、今世ではあの人と縁がなかったんだと諦めている。
だから…
「陛下…!大変です、内乱が…」
え…?
ーーーーーーーーーーーーー
ここは、どこ?
さっきまで内乱が…
「エレーナ?」
陛下…?
でも若いわ。
バッと自分の顔を触る。
するとそこにはハリもあってモチモチとした、まるで若い頃の私の肌があった。
懐かしい空間と若い肌…まさか私、昔の時代に戻ったの?!
ボロ雑巾な伯爵夫人、やっと『家族』を手に入れました。~旦那様から棄てられて、ギブ&テイクでハートフルな共同生活を始めます2~
野菜ばたけ@既刊5冊📚好評発売中!
ファンタジー
第二夫人に最愛の旦那様も息子も奪われ、挙句の果てに家から追い出された伯爵夫人・フィーリアは、なけなしの餞別だけを持って大雨の中を歩き続けていたところ、とある男の子たちに出会う。
言葉汚く直情的で、だけど決してフィーリアを無視したりはしない、ディーダ。
喋り方こそ柔らかいが、その実どこか冷めた毒舌家である、ノイン。
12、3歳ほどに見える彼らとひょんな事から共同生活を始めた彼女は、人々の優しさに触れて少しずつ自身の居場所を確立していく。
====
●本作は「ボロ雑巾な伯爵夫人、旦那様から棄てられて、ギブ&テイクでハートフルな共同生活を始めます。」からの続き作品です。
前作では、二人との出会い~同居を描いています。
順番に読んでくださる方は、目次下にリンクを張っておりますので、そちらからお入りください。
※アプリで閲覧くださっている方は、タイトルで検索いただけますと表示されます。
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる