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第二話 オーケストラの夜に
これからの事
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それから数時間後、午後7時くらいのとあるアパートとの一室では、
「あぁ!?安人の奴がまだ帰ってないってどういうことだ!?」
「ひぃ!」
リビングにはガラの悪そうな男が5人ほど、その中の一人に、両腕に刺青を入れた目つきの悪い20代代くらいの男が横で腰が抜けている同じく20代くらいの若い女に怒鳴り散らしていた。
「で、でもあの子を外に出したのは」
「あ?テメェ俺に口答えすんのか?……お前、俺が今まで食わせてやった恩を忘れたか?」
男は女に視線を合わせて女を睨みつける。
「女とガキ一人になって、フラフラしてるところを拾ってやったのは誰だ?俺のなけなしの金で飯食わして、ここに住まわせてやってるのは誰だ?」
「…カズトくんです…」
「そうだよなぁ~?俺がお前らを救ってやったんだよな、なんだったら荷物まとめていますぐ出ていくか?でも今元旦那に見つかったら、間違いなく親権はそのまま元旦那の方にいくよなぁ?なぁ!?」
女は、安人の母親は怯え始める、安人が赤ん坊の頃に離婚し、親権は自分の方になり、自分だけでなんとか安人を育てようと意気込んでた。
が、その3年後、仕事を転々としていたが彼女の性格上長続きはせずすぐにクビになり、そのまま家賃を払えなくなった時に元旦那、安人の父親が現れ自分が安人を引き取ると言い出した。
女はすぐさま荷物をまとめて安人を連れて雲隠れした。父親の手の届かないようとにかく遠くに、そしてたどり着いたこの街で母子共に路頭に迷っていた所にこのカズトと名乗る男に拾われ、今に至る。
その日から、カズトにとって自分は便利な都合のいい女、安人は殴りたい時に殴れるサンドバッグ代わりの道具となった。
女は今の生活にもう限界を感じていた。
でも、今警察や児相に頼れば間違いなく自分が産んだ子と離れ離れとなってしまう可能性がある。嫌だ、それだけは絶対に嫌だ、
安人だって母親と離れたくないに決まっている。そうだ、自分は何も間違ってないんだ、安人だって辛くてもきっと分かってくれる。
だけど、その前に元旦那に見つかれば、親子の関係も、今の生活も、全てが終わってしまう。
「嫌!!見捨てないで!!今捨てられたら私達は生きていけない!!」
「だったら探してこい!!誰かに見つかる前にな!じゃなきゃ俺まで面倒なことになっだろうが!!」
その時だ、ピロピロピロ!!
カズトの携帯の着信が鳴った、相手はカズトの取り巻きの一人からだ。
「なんだ?今取り込み中だ…あっ?安人を見つけた?」
「!?」
電話の内容によると、若いジャケットを着た男と7歳くらいの妙な身なりをした子供が安人を連れて、ここからそう遠くない格安のビジネスホテルに入っていく所を見たらしい。
「かぁ~たくほんっとめんどぉ~、分かった今から行くわ、お前先に行ってろ」
携帯を切ると、カズトはニヤッと笑い始める。
「喜べ、安人が見つかった、今から迎えに行くぞ」
「えっ?……良かった…」
カズトは取り巻き達と母親を連れてアパートを出る。その手にはある物が握られていた。
(とりあえず安人は帰ったら躾るとして、その野郎とガキには痛い目を見てもはわなぁとなぁ)
その右手には、黒い小さなMD型の禍々しいアイテム、ジャークレコードが握られていた。
◇
その頃、アルトとクロマルはホテルの部屋に入ると、鍵をかけチェーンもかける。
そして、安人をベッドに寝かせると、クロマルの変身を解いた後、考え込んだ。
(どうする…自分が警察や児童相談所に直接通報しても、まともに取り合ってもらえないかもしれないし、最悪俺も捕まってしまうかもしれない…でも…かと言ってこのまま連れていったら俺達誘拐犯になっちゃうし‥)
アルトが考え込んでいると、
「……パパ……パパ…」
「?」
安人の口から寝言が出てきた。パパ、あのカズトとか言う彼氏の事だろうか…
「パパ…あいたい……ほんとうの…パパ…」
ほんとうのパパ、どうやら実の父親を呼んでいるらしい。アルトはひらめいた!
(そうだ!!あの子のお父さんに連絡すればきっとなんとかなるはずだ!!)
もし実父がまだ安人を引き取る意思があるのなら安人を託せ、そのまま父親の方から警察に訴えられれば上手くいく!
実は先程ドクターゴートに治療させる前にこっそりとミュージアンフォンで安人の傷だらけの顔写真を撮っておいたのだった。
もし奴らが何か言ってきたとしてもこれを証拠に突き出せば裁判でも十分勝てる。
「よし!そうと決まればコイツの出番だ!」
アルトはカバンから再び人造使い魔を取り出し、模様を合わせた。
水色のイルカの形をしたそれは、
『ダイビングドルフィン』
イルカの形をしたそれは中に水の中を泳ぐかのように安人の頭に移動して口元を安人の頭上に当てる。
このダイビングドルフィン、海の中を探索する他にもう一つ、人の頭の中に潜り込み記憶を読み込む能力を持っている。読み込んだ記憶はミュージアンフォンを通してみる事ができるのだ。
(まだこの子の本当のお父さんが一者だった頃まだ遡れば、きっと見つかる)
読み取った記憶の中には、みるに耐えない酷い記憶が映し出される。
「おら!!顔出せ!」「言う事聞かねぇからこうなんだよ!分かったか!」「どんだけイラつかせりゃ気が済むんだよテメェは!!」
ほとんど記憶しているのは暴力を受けているものばかりである。
「やぁーくん、お願い……我慢して……ねっ?……」
母親も助けようとはしない。どうやら逆らえない様子である。
「……ひどいな…」
アルトは怒りの感情が湧き上がってきた。が今はそれどころかない。
そして、記憶を生後10ヶ月のところでようやく父親らしき人物が写し出された。
「よし!あとはこの人の身元を調べて、っと」
アルトがミュージアンフォンを素早く操作して映し出された人物を特定するのを急いだ。このマジョリーフォン、魔法のスマホの名の通り、映し出された相手の個人情報を瞬時に特定するのもおちゃのこさいさいである。
「よし!出てきた!!」
苗字は渡辺、現在は隣の隣の県に住んでいるらしく、現在は独り身、そして何より元妻が連れて行った一人息子を今でも探しているそうだ。
「よし!後はこの人の携帯番号を調べて話せば」
「パパ?」
アルトが振り向くと、ベッドの上で安人が起きていた。
「…………」
「えぇ~と……おはよう、よく寝てたね?」
アルトが気休めにそう言うと、安人はベッドから飛び上がり、部屋の扉の前に走り出した。
けど身長が足りないせいかドアノブが届かない。
「うぅ~ん!!うぅ~ん!!」
「行っちゃダメだ!!」
アルトは安人を抱き抱える。が、安人はそれを抜け出すように暴れだす。
「はなして!はなして!!」
「戻ったら君はまた叩かれるんだよ!?」
アルトがそう言うと、安人は急におとなしくなり、
「うぇ……うわぁーんん!!!」
大声で泣き出した。きっとまた痛い思いをする恐怖と、ずっと孤独だった様々な感情が爆発したんだろう。
アルトは安人を抱き抱え直すと、頭を優しく撫でながらあやし始めた。
「怖かったよね?辛かったよね?もう大丈夫だよ」
まるで兄、いや父親が子供を慰めるかのように、アルトは安人を優しく抱きしめ、泣き止むまで撫で続けたのだ。
「あぁ!?安人の奴がまだ帰ってないってどういうことだ!?」
「ひぃ!」
リビングにはガラの悪そうな男が5人ほど、その中の一人に、両腕に刺青を入れた目つきの悪い20代代くらいの男が横で腰が抜けている同じく20代くらいの若い女に怒鳴り散らしていた。
「で、でもあの子を外に出したのは」
「あ?テメェ俺に口答えすんのか?……お前、俺が今まで食わせてやった恩を忘れたか?」
男は女に視線を合わせて女を睨みつける。
「女とガキ一人になって、フラフラしてるところを拾ってやったのは誰だ?俺のなけなしの金で飯食わして、ここに住まわせてやってるのは誰だ?」
「…カズトくんです…」
「そうだよなぁ~?俺がお前らを救ってやったんだよな、なんだったら荷物まとめていますぐ出ていくか?でも今元旦那に見つかったら、間違いなく親権はそのまま元旦那の方にいくよなぁ?なぁ!?」
女は、安人の母親は怯え始める、安人が赤ん坊の頃に離婚し、親権は自分の方になり、自分だけでなんとか安人を育てようと意気込んでた。
が、その3年後、仕事を転々としていたが彼女の性格上長続きはせずすぐにクビになり、そのまま家賃を払えなくなった時に元旦那、安人の父親が現れ自分が安人を引き取ると言い出した。
女はすぐさま荷物をまとめて安人を連れて雲隠れした。父親の手の届かないようとにかく遠くに、そしてたどり着いたこの街で母子共に路頭に迷っていた所にこのカズトと名乗る男に拾われ、今に至る。
その日から、カズトにとって自分は便利な都合のいい女、安人は殴りたい時に殴れるサンドバッグ代わりの道具となった。
女は今の生活にもう限界を感じていた。
でも、今警察や児相に頼れば間違いなく自分が産んだ子と離れ離れとなってしまう可能性がある。嫌だ、それだけは絶対に嫌だ、
安人だって母親と離れたくないに決まっている。そうだ、自分は何も間違ってないんだ、安人だって辛くてもきっと分かってくれる。
だけど、その前に元旦那に見つかれば、親子の関係も、今の生活も、全てが終わってしまう。
「嫌!!見捨てないで!!今捨てられたら私達は生きていけない!!」
「だったら探してこい!!誰かに見つかる前にな!じゃなきゃ俺まで面倒なことになっだろうが!!」
その時だ、ピロピロピロ!!
カズトの携帯の着信が鳴った、相手はカズトの取り巻きの一人からだ。
「なんだ?今取り込み中だ…あっ?安人を見つけた?」
「!?」
電話の内容によると、若いジャケットを着た男と7歳くらいの妙な身なりをした子供が安人を連れて、ここからそう遠くない格安のビジネスホテルに入っていく所を見たらしい。
「かぁ~たくほんっとめんどぉ~、分かった今から行くわ、お前先に行ってろ」
携帯を切ると、カズトはニヤッと笑い始める。
「喜べ、安人が見つかった、今から迎えに行くぞ」
「えっ?……良かった…」
カズトは取り巻き達と母親を連れてアパートを出る。その手にはある物が握られていた。
(とりあえず安人は帰ったら躾るとして、その野郎とガキには痛い目を見てもはわなぁとなぁ)
その右手には、黒い小さなMD型の禍々しいアイテム、ジャークレコードが握られていた。
◇
その頃、アルトとクロマルはホテルの部屋に入ると、鍵をかけチェーンもかける。
そして、安人をベッドに寝かせると、クロマルの変身を解いた後、考え込んだ。
(どうする…自分が警察や児童相談所に直接通報しても、まともに取り合ってもらえないかもしれないし、最悪俺も捕まってしまうかもしれない…でも…かと言ってこのまま連れていったら俺達誘拐犯になっちゃうし‥)
アルトが考え込んでいると、
「……パパ……パパ…」
「?」
安人の口から寝言が出てきた。パパ、あのカズトとか言う彼氏の事だろうか…
「パパ…あいたい……ほんとうの…パパ…」
ほんとうのパパ、どうやら実の父親を呼んでいるらしい。アルトはひらめいた!
(そうだ!!あの子のお父さんに連絡すればきっとなんとかなるはずだ!!)
もし実父がまだ安人を引き取る意思があるのなら安人を託せ、そのまま父親の方から警察に訴えられれば上手くいく!
実は先程ドクターゴートに治療させる前にこっそりとミュージアンフォンで安人の傷だらけの顔写真を撮っておいたのだった。
もし奴らが何か言ってきたとしてもこれを証拠に突き出せば裁判でも十分勝てる。
「よし!そうと決まればコイツの出番だ!」
アルトはカバンから再び人造使い魔を取り出し、模様を合わせた。
水色のイルカの形をしたそれは、
『ダイビングドルフィン』
イルカの形をしたそれは中に水の中を泳ぐかのように安人の頭に移動して口元を安人の頭上に当てる。
このダイビングドルフィン、海の中を探索する他にもう一つ、人の頭の中に潜り込み記憶を読み込む能力を持っている。読み込んだ記憶はミュージアンフォンを通してみる事ができるのだ。
(まだこの子の本当のお父さんが一者だった頃まだ遡れば、きっと見つかる)
読み取った記憶の中には、みるに耐えない酷い記憶が映し出される。
「おら!!顔出せ!」「言う事聞かねぇからこうなんだよ!分かったか!」「どんだけイラつかせりゃ気が済むんだよテメェは!!」
ほとんど記憶しているのは暴力を受けているものばかりである。
「やぁーくん、お願い……我慢して……ねっ?……」
母親も助けようとはしない。どうやら逆らえない様子である。
「……ひどいな…」
アルトは怒りの感情が湧き上がってきた。が今はそれどころかない。
そして、記憶を生後10ヶ月のところでようやく父親らしき人物が写し出された。
「よし!あとはこの人の身元を調べて、っと」
アルトがミュージアンフォンを素早く操作して映し出された人物を特定するのを急いだ。このマジョリーフォン、魔法のスマホの名の通り、映し出された相手の個人情報を瞬時に特定するのもおちゃのこさいさいである。
「よし!出てきた!!」
苗字は渡辺、現在は隣の隣の県に住んでいるらしく、現在は独り身、そして何より元妻が連れて行った一人息子を今でも探しているそうだ。
「よし!後はこの人の携帯番号を調べて話せば」
「パパ?」
アルトが振り向くと、ベッドの上で安人が起きていた。
「…………」
「えぇ~と……おはよう、よく寝てたね?」
アルトが気休めにそう言うと、安人はベッドから飛び上がり、部屋の扉の前に走り出した。
けど身長が足りないせいかドアノブが届かない。
「うぅ~ん!!うぅ~ん!!」
「行っちゃダメだ!!」
アルトは安人を抱き抱える。が、安人はそれを抜け出すように暴れだす。
「はなして!はなして!!」
「戻ったら君はまた叩かれるんだよ!?」
アルトがそう言うと、安人は急におとなしくなり、
「うぇ……うわぁーんん!!!」
大声で泣き出した。きっとまた痛い思いをする恐怖と、ずっと孤独だった様々な感情が爆発したんだろう。
アルトは安人を抱き抱え直すと、頭を優しく撫でながらあやし始めた。
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