11 / 28
第二話 オーケストラの夜に
君は何も悪くない
しおりを挟む
『本当ですか!?……や、安人がそんな目に…』
アルトがミュージアンフォンで父親の渡辺に電話をかけ、事の経緯を全て話した。最初は子供のイタズラ電話かと思われたが、安人の特徴や口調を話すと本当だと分かってくれて幸いだった。
「えぇ、今のお母さんの交際相手の男に暴力を受けています、こちらで治療しておきましたが心のケアまでは、お母さんもその男に心酔してるらしくて」
『なんて事だ…….そんな事が…』
電話越しにも感じる、父親の怒りのこもった声が伝わってくる。息子を守れなかった悔しさもあるのだろう。
「現在は先程メールで指定した住所のホテルの四階にいます。申し訳ありませんが今から迎えに来ていただいても大丈夫でしょうか?」
『もちろんです!すぐに車を出します!そこまでだと1時間過ぎくらいかかりますが』
「分かりました、ですが可能な限り早く来てください、もし奴らに見つかりでもしたら厄介です、こっちも全力で匿っておきますので」
『分かりました』
アルトは(あっそうだ言い忘れる所だった)と思わんばかりに、あるデータを父親の携帯に送った。
「さきほど、お父さんの携帯に安人君が虐待を受けている映像のデータの全てを送りました、もし警察や児相が動いたとしてもそれを証拠として提示すればどうにかなるはずです」
『本当ですか!なっ、なんとお礼を言っていいやら、…けど、どうしてそんな映像を?」
「理由は後で説明します、まずは安人君を無事に安全な所へ送ってからにしましょう」
『はい、それではそちらで落ち合いましょう』
「分かりました、それでは後ほど」とアルトは電話を切った。
あと二時間まで持つかどうか。まぁ、ひとまず問題は一つクリアだ。が、
「ひくっ…えぐっ……」
「ニャ~?」
今の問題はこっちだ、泣き疲れたせいか声は治ったが、どうしたものか、
「大丈夫?少しは落ち着いたかな?」
ベッドで啜り泣く安人を大人に化けたクロマルが背中を優しく撫でながら泣き止むまで落ち着かせる隣で、アルトは安人の隣に座った。
「ママに……ママにおこられる……また…カズトくんにたたかれる…えぐっ」
安人は啜り泣くのを止める事ができないでいた。アルトはそんな安人の頭を優しく撫でる。
「大丈夫、そんな事は絶対にさせないから、今君の本当のパパが迎えに来てくれる、そうしたら何にも心配いらないから」
「うわぁ~ん……ごめんなさい!ごめんなさい!!」
安人は泣き止ませるどころか、更に泣き喚いてしまう。はてさて、どうしたもか、アルトが困っていた時に。
「ねぇ、安人くん……いつも叩かれる時って、なんて言われるの?…」
「……えぐっ……」
安人は少し泣き止み、しばらく黙り込んだ後、言ったのだ。
「ぼくがわるいんだって……ぼくがいうこときかないからって…」
「それは違うよ」
アルトはベッドから降りて安人に顔を合わせて、同じ視線に立った。
「例え君に失敗や間違えがあったとしても、それは口で説明して教えるべき事なんだ、絶対に叩いたり、殴ったりして良い理由にはならないんだよ」
「えっ?」
「体罰や暴言で子供を支配してしまったら……それはもう教育でも躾でも何でもない……人を傷つける……ただの悪質な暴力なんだ」
「………」
「だからね」
アルトは笑いながら安人を撫でた。
「君はそんな大人には絶対になっちゃいけない、本当の教育や躾というのは、心からその子の為を思って、とことん何度でも説明して、教えてあげる事なんだ」
「…….よくわかんない…」
「ハハ、ごめんね、まだ分からないよね、詳しい事はこれから本当のパパに聞いてみると良いよ、つまりね」
アルトは安人を優しく抱きしめる。力をなるべくこめず、包み込むように、
「……君は……何も悪くない…」
「……おにぃちゃん…」
安人もアルトをギュっと抱きしめる。必死に抱きつく、誰にも甘えられず、頼る事もできない絶望の中で、ようやく救いの手を差し出してくれた光を離さないように。
「ニャ~」
クロマルも二人を包み込むように抱きしめる。暖かい、心から落ち着く。
(きっと、お母さんも、こう言っただろうな)
アルトの記憶に微かに残る母親の記憶を思い出した。懐かしい。
でもそんな時だった。
『おっ、お客様!困ります!!勝手に入られては…』
『うるせぇんだよ!!殴られてぇか!!』
「!?」
アルトは「ごめんね」っと安人から離れて扉の近くに立つ。ミュージアンフォンを119のコマンドを入力する
『スコープモード』
アルトはミュージアンフォンを双眼鏡のように持ちスクリーンを間に合わせる。カメラを透視モードで覗いてみたら、
『ここにウチのガキが誘拐されたって言ったんだよ!!さっさと合鍵だせってんだよ!!』
両腕に刺青を入れたガラの悪い男が数名の仲間を引き連れて扉の近くに立っていた。
『ですから!そういうのはまずは警察に言っていただかないと!お客様のプライバシーもありますし!』
『うるせぇ!!渡さねぇなら無理やりこじ開けっぞ!!』
おそらく安人の言っていたカズトだろう、何でここがバレたんだ!?いや、今はそんな事言っている場合じゃない。
安人も先程の声を聞いて怯え始めた。
「ここがバレた!クロマル!安人君を連れて逃げるよ!」
「ニャ!!」
クロマルは安人を抱き抱える。でもどうする?逃げようにも出口はそこの扉しかない、だが、扉のすぐそこには奴らが。
アルトは辺りを見回した。そしてバルコニーに視線を向けた。
『ようやく鍵よこしやがって!』
ドアの鍵が開いた、だがまだチェーンがあるが、長くは持たないだろう。
「仕方ない!!クロマル!安人君を絶対に離さないでね!!」
「ニャ!!」
アルトと安人を抱き抱えたクロマルはバルコニーへと出る。外までの高さは20m以上ある。
「安人君!今から良いっていうまで目を瞑ってね!絶対に開けちゃダメだよ!」
「えっ?……うん」
安人は目を瞑った。アルトはクロマルの背中に捕まると。
「良いよクロマル!飛んで!」
「ニャー!!」
ドアのチェーンが壊れ、扉が開いた瞬間、クロマルは大きくジャンプし、地上に向かって飛び降りた。
そして、地面に着地する瞬間、アルトはミュージアンフォンでクロマルの変身を解除して本来の姿の車輪猫の姿に戻す。
車輪が肉球となっているクロマルは着地した瞬間、ポヨンと飛び跳ねた。安人はクロマルの背中にしがみついている。
「よく頑張ったね安人君!」
再びクロマルを人間態にさせ、安人を抱っこさせる。
「走るよクロマル!!」
「ニャ!!」
全速力で走り出した。部屋のバルコニーではカズトが逃げるアルト達を睨みつけながら、
「あのクソガキが……何処までも俺をコケにしやがって……」
額に血管を浮かばせた一人はすぐさま部屋を出て、仲間に言った
「おい!!全員集めろ!!金は幾らでもやる!!安人を俺の元に連れてこい!!」
仲間は外に走り出した。
(もう容赦しねぇ!あいつら……特に安人は俺を手こずらせたら分、みっちり躾てやらねぇとなぁ)
その笑みには邪悪さが滲み出ていた。
アルトがミュージアンフォンで父親の渡辺に電話をかけ、事の経緯を全て話した。最初は子供のイタズラ電話かと思われたが、安人の特徴や口調を話すと本当だと分かってくれて幸いだった。
「えぇ、今のお母さんの交際相手の男に暴力を受けています、こちらで治療しておきましたが心のケアまでは、お母さんもその男に心酔してるらしくて」
『なんて事だ…….そんな事が…』
電話越しにも感じる、父親の怒りのこもった声が伝わってくる。息子を守れなかった悔しさもあるのだろう。
「現在は先程メールで指定した住所のホテルの四階にいます。申し訳ありませんが今から迎えに来ていただいても大丈夫でしょうか?」
『もちろんです!すぐに車を出します!そこまでだと1時間過ぎくらいかかりますが』
「分かりました、ですが可能な限り早く来てください、もし奴らに見つかりでもしたら厄介です、こっちも全力で匿っておきますので」
『分かりました』
アルトは(あっそうだ言い忘れる所だった)と思わんばかりに、あるデータを父親の携帯に送った。
「さきほど、お父さんの携帯に安人君が虐待を受けている映像のデータの全てを送りました、もし警察や児相が動いたとしてもそれを証拠として提示すればどうにかなるはずです」
『本当ですか!なっ、なんとお礼を言っていいやら、…けど、どうしてそんな映像を?」
「理由は後で説明します、まずは安人君を無事に安全な所へ送ってからにしましょう」
『はい、それではそちらで落ち合いましょう』
「分かりました、それでは後ほど」とアルトは電話を切った。
あと二時間まで持つかどうか。まぁ、ひとまず問題は一つクリアだ。が、
「ひくっ…えぐっ……」
「ニャ~?」
今の問題はこっちだ、泣き疲れたせいか声は治ったが、どうしたものか、
「大丈夫?少しは落ち着いたかな?」
ベッドで啜り泣く安人を大人に化けたクロマルが背中を優しく撫でながら泣き止むまで落ち着かせる隣で、アルトは安人の隣に座った。
「ママに……ママにおこられる……また…カズトくんにたたかれる…えぐっ」
安人は啜り泣くのを止める事ができないでいた。アルトはそんな安人の頭を優しく撫でる。
「大丈夫、そんな事は絶対にさせないから、今君の本当のパパが迎えに来てくれる、そうしたら何にも心配いらないから」
「うわぁ~ん……ごめんなさい!ごめんなさい!!」
安人は泣き止ませるどころか、更に泣き喚いてしまう。はてさて、どうしたもか、アルトが困っていた時に。
「ねぇ、安人くん……いつも叩かれる時って、なんて言われるの?…」
「……えぐっ……」
安人は少し泣き止み、しばらく黙り込んだ後、言ったのだ。
「ぼくがわるいんだって……ぼくがいうこときかないからって…」
「それは違うよ」
アルトはベッドから降りて安人に顔を合わせて、同じ視線に立った。
「例え君に失敗や間違えがあったとしても、それは口で説明して教えるべき事なんだ、絶対に叩いたり、殴ったりして良い理由にはならないんだよ」
「えっ?」
「体罰や暴言で子供を支配してしまったら……それはもう教育でも躾でも何でもない……人を傷つける……ただの悪質な暴力なんだ」
「………」
「だからね」
アルトは笑いながら安人を撫でた。
「君はそんな大人には絶対になっちゃいけない、本当の教育や躾というのは、心からその子の為を思って、とことん何度でも説明して、教えてあげる事なんだ」
「…….よくわかんない…」
「ハハ、ごめんね、まだ分からないよね、詳しい事はこれから本当のパパに聞いてみると良いよ、つまりね」
アルトは安人を優しく抱きしめる。力をなるべくこめず、包み込むように、
「……君は……何も悪くない…」
「……おにぃちゃん…」
安人もアルトをギュっと抱きしめる。必死に抱きつく、誰にも甘えられず、頼る事もできない絶望の中で、ようやく救いの手を差し出してくれた光を離さないように。
「ニャ~」
クロマルも二人を包み込むように抱きしめる。暖かい、心から落ち着く。
(きっと、お母さんも、こう言っただろうな)
アルトの記憶に微かに残る母親の記憶を思い出した。懐かしい。
でもそんな時だった。
『おっ、お客様!困ります!!勝手に入られては…』
『うるせぇんだよ!!殴られてぇか!!』
「!?」
アルトは「ごめんね」っと安人から離れて扉の近くに立つ。ミュージアンフォンを119のコマンドを入力する
『スコープモード』
アルトはミュージアンフォンを双眼鏡のように持ちスクリーンを間に合わせる。カメラを透視モードで覗いてみたら、
『ここにウチのガキが誘拐されたって言ったんだよ!!さっさと合鍵だせってんだよ!!』
両腕に刺青を入れたガラの悪い男が数名の仲間を引き連れて扉の近くに立っていた。
『ですから!そういうのはまずは警察に言っていただかないと!お客様のプライバシーもありますし!』
『うるせぇ!!渡さねぇなら無理やりこじ開けっぞ!!』
おそらく安人の言っていたカズトだろう、何でここがバレたんだ!?いや、今はそんな事言っている場合じゃない。
安人も先程の声を聞いて怯え始めた。
「ここがバレた!クロマル!安人君を連れて逃げるよ!」
「ニャ!!」
クロマルは安人を抱き抱える。でもどうする?逃げようにも出口はそこの扉しかない、だが、扉のすぐそこには奴らが。
アルトは辺りを見回した。そしてバルコニーに視線を向けた。
『ようやく鍵よこしやがって!』
ドアの鍵が開いた、だがまだチェーンがあるが、長くは持たないだろう。
「仕方ない!!クロマル!安人君を絶対に離さないでね!!」
「ニャ!!」
アルトと安人を抱き抱えたクロマルはバルコニーへと出る。外までの高さは20m以上ある。
「安人君!今から良いっていうまで目を瞑ってね!絶対に開けちゃダメだよ!」
「えっ?……うん」
安人は目を瞑った。アルトはクロマルの背中に捕まると。
「良いよクロマル!飛んで!」
「ニャー!!」
ドアのチェーンが壊れ、扉が開いた瞬間、クロマルは大きくジャンプし、地上に向かって飛び降りた。
そして、地面に着地する瞬間、アルトはミュージアンフォンでクロマルの変身を解除して本来の姿の車輪猫の姿に戻す。
車輪が肉球となっているクロマルは着地した瞬間、ポヨンと飛び跳ねた。安人はクロマルの背中にしがみついている。
「よく頑張ったね安人君!」
再びクロマルを人間態にさせ、安人を抱っこさせる。
「走るよクロマル!!」
「ニャ!!」
全速力で走り出した。部屋のバルコニーではカズトが逃げるアルト達を睨みつけながら、
「あのクソガキが……何処までも俺をコケにしやがって……」
額に血管を浮かばせた一人はすぐさま部屋を出て、仲間に言った
「おい!!全員集めろ!!金は幾らでもやる!!安人を俺の元に連れてこい!!」
仲間は外に走り出した。
(もう容赦しねぇ!あいつら……特に安人は俺を手こずらせたら分、みっちり躾てやらねぇとなぁ)
その笑みには邪悪さが滲み出ていた。
0
あなたにおすすめの小説
むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム
ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。
けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。
学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!?
大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。
真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。
春の雨はあたたかいー家出JKがオッサンの嫁になって女子大生になるまでのお話
登夢
恋愛
春の雨の夜に出会った訳あり家出JKと真面目な独身サラリーマンの1年間の同居生活を綴ったラブストーリーです。私は家出JKで春の雨の日の夜に駅前にいたところオッサンに拾われて家に連れ帰ってもらった。家出の訳を聞いたオッサンは、自分と同じに境遇に同情して私を同居させてくれた。同居の代わりに私は家事を引き受けることにしたが、真面目なオッサンは私を抱こうとしなかった。18歳になったときオッサンにプロポーズされる。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
嵌められたオッサン冒険者、Sランクモンスター(幼体)に懐かれたので、その力で復讐しようと思います
ゆさま
ファンタジー
ベテランオッサン冒険者が、美少女パーティーにオヤジ狩りの標的にされてしまった。生死の境をさまよっていたら、Sランクモンスターに懐かれて……。
懐いたモンスターが成長し、美女に擬態できるようになって迫ってきます。どうするオッサン!?
美味しいコーヒーの愉しみ方 Acidity and Bitterness
碧井夢夏
ライト文芸
<第五回ライト文芸大賞 最終選考・奨励賞>
住宅街とオフィスビルが共存するとある下町にある定食屋「まなべ」。
看板娘の利津(りつ)は毎日忙しくお店を手伝っている。
最近隣にできたコーヒーショップ「The Coffee Stand Natsu」。
どうやら、店長は有名なクリエイティブ・ディレクターで、脱サラして始めたお店らしく……?
神の舌を持つ定食屋の娘×クリエイティブ界の神と呼ばれた男 2人の出会いはやがて下町を変えていく――?
定食屋とコーヒーショップ、時々美容室、を中心に繰り広げられる出会いと挫折の物語。
過激表現はありませんが、重めの過去が出ることがあります。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
優しい世界のシリウスさん
みなと劉
ファンタジー
ギルドで毎日仕事をコツコツとこなす青年シリウスは
今日も掲示板とにらめっこ。
大抵は薬草採取とか簡単なものをこなしていく。
今日も彼は彼なりに努力し掲示板にある依頼書の仕事をこなしていく
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる