ブルー・クレセンツ・ノート

キクイチ

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混沌の秩序

スターリー スカイ#3

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────ククリ(人狼ルガルガルダーガ種、ルーノ族・長老メトセラ、ニダヴェリール宮廷特別顧問こもん


 ルナディア達は休憩ポイントを抜けた頃かな?
 ルナディアのチームが一番大変だろうな。
 でも、彼女なら大丈夫だろう。

 リエルの方は強力な援軍が来てくれたから心配ないし、日没が近くなっているから、討伐隊の増援もさすがにもうないか。
 
 シルバーリングが率いていた討伐隊と、その他、捕らえた兵士のもろもろは、治療して、身ぐるみはいで、まとめて縛り上げて、ギアの中央本部に送りつけてあげたから、本部が本気で討伐する気なら、とっくにシルバーリング4、5名の精鋭部隊が飛び出しているはずだ。

 それがこの時間になってもできないと言うことは、今日は主要施設の守備に注力すると考えてよさそうだ。

「こちらククリ、我々陽動チームは、これより第2フェーズに移行するから、全員、持ち場を撤収、痕跡を消して、次の持ち場に移動してね」

「「「<了解!>」」」

「雪だるま1」

「こちら、雪だるま1」

「宮殿に戻って第2フェーズ開始の報告をしてきて」

「雪だるま1、了解」

「陽動チーム本部も撤収しよう。私とエリューデイルは、野暮用があるので、あとはルーノの兵隊さんチームに任せちゃっていい?」

「はい!お気をつけて!」

「じゃ、出発!」

「はい!」
 エリューデイルは待ってましたとばかり立ち上がる。

「どうして、楽しそうなの?」

「ええ、実働任務ってほとんど初めてだから嬉しくて」

「ほんと、変わった人だなぁ、これから悪霊の巣窟を駆け抜けるんだよ? お爺ちゃん、体力衰えてない? ストレッチはしっかりやってね?」
 
「もー、ひどいですねー、日々の鍛錬は欠かしたことはありませんよ?」

「うん、しってる。レイド級何体くらい、いけそう?」

「そうですね……ノルマ10体ってのはどうでしょう?」

「……アースバインダーのモノサシで普通のルガルを測らないでね」

「失礼。じゃ、ハンデ8体でいかがです?」
 
「それなら望みありそうかも……」

「じゃ、それで行きましょう。いやー、楽しみだ」

 ほんとに、このお爺ちゃん、元気だよな……。

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