ブルー・クレセンツ・ノート

キクイチ

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混沌の秩序

スターリー スカイ#6

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────ククリ(人狼ルガルガルダーガ種、ルーノ族・長老メトセラ、ニダヴェリール宮廷特別顧問こもん


 遠くで発せられた、ルガルの特殊発声の音色を感じた。

 この調べは、ルナディア達のものだ。

 合流ポイントまで、まだ少し遠いな。
 ルナディアが目測を見誤ることはないから、緊急事態発生ってところかな。

 リエル達が応援に向かってるはずだけど、この距離だと合流するまでもう少しかかるだろうな。

 ルナディアのチームの体力次第か……。

 
「やっぱり先を越されちゃいましたね」
 後ろから、エリューデイルの声がした。

「ん? って、なにその大量のノル=バイナリー!? 一体、何体たおしてきたの?」

「ああ、これですか、たまたま悪霊の集会でもあったのか、近くに20体ほどいましてね、せっかくだから回収してきたんですよ。ククリさんだって、大量じゃないですか?」

「私は、2体だけだよ?」

「その割にはおおいですね?」

「ああ、残りはディーに回収してもらったルナディア達が倒してきた悪霊の分。せっかく倒したのに、誰かに横どりされたらかわいそうでしょ? いまはまた続きの分を回収してもらってる そのまま彼らに合流させて、やばそうだったら隠れて支援するように言っておいたのよ」


「なるほど」

「ちょっと過保護すぎかな? 私」

「んー、どうでしょうね。ククリさんがそうしたいと思うのなら、それでよいと思いますよ。自分らしく接するのが一番じゃないでしょうか?」

「そういって貰えるととてもたすかる。やっぱり、お爺ちゃんの言葉は、心にしみるわね」

「もー、年齢が近いといっても、お互い出身種族の中ではかなりの若手じゃないですか」

「でも、若い種族見ちゃうと、歳とったなーって嫌でも実感しない?」

「そうですか? 私は新鮮で楽しいですけどね」

「その前向きさ、見習わなきゃな……」

「そうですよ、出身種族の成長曲線で考えれば、ククリさんは、まだお年頃を抜けていないのですよ? 小娘よばわりされてもおかしくないご年齢なのですから、気持ちをもっと若くもったほうが良いとおもいますよ」


「小娘……、たしかにね」
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