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バーバリアン
TWiLiGHT OF BARBARiANS#15
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────エキドナ(人狼アルデバドス種、アストレア宮廷第二補佐官専属秘書官、アースバインダー)
アストレアのアースバインダーの親睦会で久しぶりにラグ=ナ=ローク大会が行われた。
予想はしていたが、ニダヴェリールの特務の指導を受けたラフィノス組が、当然のように上位を独占した。
僅差でエリューデイルが首位を死守したが、もはやヴォールフデイル、シュタルフディード、フレドライヒの3名は誰が優勝してもおかしくないレベルになっていた。
それに追従する形で、グリムハルト、ドライズテイン、モルディリード、リーンスラウト、ギーヴェルハウトが上位をしめ、アルデバドス族でトップのガイゼルヘルとブリュンヒルデは、上位から締め出されてしまった。
二人ともかなり悔しそうにしていた。
私は以前よりかなり上位に食い込めるようになったが、未だにグードルーンに勝てないのが悔しい。
セクハラ魔メイリンの指導がうまいらしく、グードルーンは、アルデバドス族では3位に食い込んでいた。
私と同じガイゼルヘルの一派も、アルデバドス族では皆上位に食い込んむことができた。
今回は、他の4名に負けたのでとても悔しい。
大会後の酒宴の席で、ラフィノス族は全員イサナギを完全取得しているのでアルデバドス族が不利だと文句が出た。
なんとガイゼルヘルだ。よほど悔しかったらしい。
だが、アルデバドス族は同じ気持ちだったようで、彼に同調してみんなで抗議した。
ヴォールフデイルが、イサナギの習熟度ごとにハンデでも設定しようかと、バカにした発言をしたので、さらに抗議がエスカレートした。
最終的にラフィノス族が、アルデバドス族に指南をつける形で話がまとまった。
でも、それではいつまでたってもラフィノス族に勝てないだろう……どうすればいいの?
酒宴の後半は、他のアースバインダー達までも話に加わって、アルデバドスが、ラフィノスを出し抜く方法を検討していた。
ガイゼルヘルの話では、中級者以降は、ロデリクに通っても出し抜けないらしい。
グードルーンのように上級者に指導してもらわないと難しいようだ。
グードルーンを捕まえて、メイリンにみんなの指導を頼めないかと聞いてみたら、当面はかなり忙しいので隔週1回程度しか、つかまえられないとのことだった。それで最近は、本人も伸び悩んでいるらしい。
他のアースバインダーから、ティフォーニア主催の修練のレベルを聞かれたが、ティフォーニアだと説明が高度すぎて指南はできず、最上級者のエリューデイル頼みといったら、皆、エリューデイルの指南はストイックすぎることを知っていたので、他の方法を検討することにした。
グードルーンはロデリク通いのついでにニダヴェリールを散策しているらしく、ルーノ族の修練をよく見かけるらしい。
そこにルカティアが頻繁に指南に現れるというのだ。
グードルーンは、ガイゼルヘルにどうにか混ぜてもらえる方法がないか検討してもらった。
思案の末、ガイゼルヘルは何か思いついたようだ。
ガイゼルヘルの話では、ニダヴェリールは、カグツチという次世代の技能の研究のためにシャーマンの修練に力をいれているらしい。
ロデリクの一部も参加しているそうだ。
アルデバドスのデータも参考になるはずだから、その方向で話を進めれば、ニダヴェリールの特務機関の指南を受けられる可能性がある、というのだ。
ラフィノスの大躍進で、ニダヴェリールの特務機関の指導の優秀さは実証済みなので、皆かなり乗り気だ。
しかも高階法術理論や精霊法術理論というかなり高度な領域も扱うことを知って、皆、驚愕していた。
これはアルデバドス族も参加させておかないとまずいという話になり、アースバインダーも、時間の都合がつくかぎり一緒に参加しようということになった。
交渉はガイゼルヘルが、ヒルデブラントを巻き込んで、ティフォーニア経由で調整してくれることになった。
アストレアのアースバインダーの親睦会で久しぶりにラグ=ナ=ローク大会が行われた。
予想はしていたが、ニダヴェリールの特務の指導を受けたラフィノス組が、当然のように上位を独占した。
僅差でエリューデイルが首位を死守したが、もはやヴォールフデイル、シュタルフディード、フレドライヒの3名は誰が優勝してもおかしくないレベルになっていた。
それに追従する形で、グリムハルト、ドライズテイン、モルディリード、リーンスラウト、ギーヴェルハウトが上位をしめ、アルデバドス族でトップのガイゼルヘルとブリュンヒルデは、上位から締め出されてしまった。
二人ともかなり悔しそうにしていた。
私は以前よりかなり上位に食い込めるようになったが、未だにグードルーンに勝てないのが悔しい。
セクハラ魔メイリンの指導がうまいらしく、グードルーンは、アルデバドス族では3位に食い込んでいた。
私と同じガイゼルヘルの一派も、アルデバドス族では皆上位に食い込んむことができた。
今回は、他の4名に負けたのでとても悔しい。
大会後の酒宴の席で、ラフィノス族は全員イサナギを完全取得しているのでアルデバドス族が不利だと文句が出た。
なんとガイゼルヘルだ。よほど悔しかったらしい。
だが、アルデバドス族は同じ気持ちだったようで、彼に同調してみんなで抗議した。
ヴォールフデイルが、イサナギの習熟度ごとにハンデでも設定しようかと、バカにした発言をしたので、さらに抗議がエスカレートした。
最終的にラフィノス族が、アルデバドス族に指南をつける形で話がまとまった。
でも、それではいつまでたってもラフィノス族に勝てないだろう……どうすればいいの?
酒宴の後半は、他のアースバインダー達までも話に加わって、アルデバドスが、ラフィノスを出し抜く方法を検討していた。
ガイゼルヘルの話では、中級者以降は、ロデリクに通っても出し抜けないらしい。
グードルーンのように上級者に指導してもらわないと難しいようだ。
グードルーンを捕まえて、メイリンにみんなの指導を頼めないかと聞いてみたら、当面はかなり忙しいので隔週1回程度しか、つかまえられないとのことだった。それで最近は、本人も伸び悩んでいるらしい。
他のアースバインダーから、ティフォーニア主催の修練のレベルを聞かれたが、ティフォーニアだと説明が高度すぎて指南はできず、最上級者のエリューデイル頼みといったら、皆、エリューデイルの指南はストイックすぎることを知っていたので、他の方法を検討することにした。
グードルーンはロデリク通いのついでにニダヴェリールを散策しているらしく、ルーノ族の修練をよく見かけるらしい。
そこにルカティアが頻繁に指南に現れるというのだ。
グードルーンは、ガイゼルヘルにどうにか混ぜてもらえる方法がないか検討してもらった。
思案の末、ガイゼルヘルは何か思いついたようだ。
ガイゼルヘルの話では、ニダヴェリールは、カグツチという次世代の技能の研究のためにシャーマンの修練に力をいれているらしい。
ロデリクの一部も参加しているそうだ。
アルデバドスのデータも参考になるはずだから、その方向で話を進めれば、ニダヴェリールの特務機関の指南を受けられる可能性がある、というのだ。
ラフィノスの大躍進で、ニダヴェリールの特務機関の指導の優秀さは実証済みなので、皆かなり乗り気だ。
しかも高階法術理論や精霊法術理論というかなり高度な領域も扱うことを知って、皆、驚愕していた。
これはアルデバドス族も参加させておかないとまずいという話になり、アースバインダーも、時間の都合がつくかぎり一緒に参加しようということになった。
交渉はガイゼルヘルが、ヒルデブラントを巻き込んで、ティフォーニア経由で調整してくれることになった。
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