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サムシング・グレイト日記14日目(禁煙希望者にほしいもの)
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なんだか詩に出来そうな文句が浮かんだ。
君を
半世紀
口に咥えてきた
半世紀前
今見える誰もいなかった
今
あの頃見えたものはなく
ただ君が
相変わらず口許にある
煙草がなかなかやめらない理由のひとつは、煙草を失った自分がまるで自分でないように思えるからだ。
自分でない自分はいったい何をしたらいいのか分からない。
あの頃、今はいないいろんな人が「煙草」という単語を口にした。
それは親であったり友人であったり恋人であったり。
みんな私が煙草を咥える様を見て言った、その人の声の「煙草」だった。
簡単に言えば煙草は私の文化になってしまったのだ。
文化をなくした私は、さて、残りの人生をどう生きたらいいんだろう?
ってただ今回は、こんな感情的な話を書いてみたかっただけで、こんな話も、禁煙したいから浮かんで来たものだろう。
君を
半世紀
口に咥えてきた
半世紀前
今見える誰もいなかった
今
あの頃見えたものはなく
ただ君が
相変わらず口許にある
煙草がなかなかやめらない理由のひとつは、煙草を失った自分がまるで自分でないように思えるからだ。
自分でない自分はいったい何をしたらいいのか分からない。
あの頃、今はいないいろんな人が「煙草」という単語を口にした。
それは親であったり友人であったり恋人であったり。
みんな私が煙草を咥える様を見て言った、その人の声の「煙草」だった。
簡単に言えば煙草は私の文化になってしまったのだ。
文化をなくした私は、さて、残りの人生をどう生きたらいいんだろう?
ってただ今回は、こんな感情的な話を書いてみたかっただけで、こんな話も、禁煙したいから浮かんで来たものだろう。
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