その笑顔を見たばっかりに

ふじのはら

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3,局地的笑顔

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「でね、椎木っちは中学時代めちゃくちゃモテてたんだけど、彼女が私の友だちでね、その子がいっつも泣いてたの」

「えー椎木くん最低~」

瀬戸くんが女の子の真似をして高い声で言う

「うっるせーな。別にオレが何かしたわけじゃねーよ」

「そうそう!椎木っちがあまりにも受け身で、ほかの女子の告白で呼び出されてしょっちゅう行っちゃうし、クールなところがカッコいいって言ってた彼女も最終的には自信喪失しちゃうの。」

「うわぁ想像出来過ぎ。椎木って彼女大切にしなさそうな男ナンバーワン。」

「はぁ!?おまえにだけは言われたくねぇよ」

「はーい!春川ミナミは椎木っちの大切にされない彼女に立候補しまーす」

椎木くんの腕をぎゅっと抱きしめる春川さん。

「えー、ミナミちゃんオレじゃないの?いや、オレでしょ?」

「瀬戸っちは一周回ってイヤ。そもそも彼女がいない瞬間ないじゃん」

「そんなことないよー?なぁ、椎木っち?」

「あー、確かに彼女いない時がたまにあるな。でも彼女はムリでも一度きりで良いからって女子が多すぎんだよ」

椎木くんにあっけなく暴露されて、大袈裟に嘆く瀬戸くんをマイちゃんがヨシヨシと慰める。

「瀬戸はともかく、椎木っちは何で今フリーなわけ?もう去年の、先輩と別れて結構たつよね?」

「休業中っすね。」

「えー?何それー?」





「ーい、おーい、楠木!」

青山の声で僕はパッと顔を上げる。
青山と佐川の心配そうな顔がこちらを見ている

「どうしたー?まだ具合い悪いん?」

「このあと学祭準備だけど、なんだったら帰る?」

うん、出来れば帰りたいです。
2日も休んで椎木くんの顔はまともに見れないし、しかもでっかい声で恋愛遍歴話してるし、、。
このあと班行動とか死にそう。

「頑張ります」
「いや、無理そう!声ちっさ!」
「青山そっとしておいてやれ、たぶん恋煩いだ」
「はぁ~!?裏切り者め。」



「買い物班集合~」

実行委員の青山ともう一人の七瀬さんに呼ばれて僕と佐川は教室の端に集まる。
教室の中はもう各班にわかれて作業を始めているのですごく賑やかになっていた。

「あれ?あと2人、えーと、瀬戸くんと椎木くんは??」

長い髪をひとつにまとめた七瀬さんがきょろきょろして言う。すぐに瀬戸くんが廊下から教室に入ってくるのが見えて瀬戸くんを呼ぶと椎木くんはどこかと聞いてみる

「んー、椎木くんは女の子の呼び出しに応じて遅れます。」
「うーん、了解。じゃあ先に買い出しの紙を渡すね。荷物が多いので歩いて行くと大変だからね。」
「じゃあ玄関に行ってようか。青山くん、椎木くん戻ったらオレら玄関って伝えてくれる?」

瀬戸くんは佐川と僕の真ん中に立って片腕づつ僕達の肩にまわすと、歩き出す。この人は僕達に対してもこの距離感でくるのか。
佐川も僕もギョッとしてる事に気がついているのかいないのか、瀬戸くんは全く気にするそぶりもない。
声をかけられた青山がもう他の作業をしながら「わかったよ」と手を振ってみせた。

「そういえばクッキー平気?まだ調子悪いんじゃない?今日もゲンキなかったっしょ」

瀬戸くんが肩を組んだまま僕を覗き込む
顔が近い。。

「うん、平気。もう全然」
「瀬戸くんそいつ放っといてやってよ。思春期男子の悩みっぽいから」
「おい、佐川~」
「な~にお兄さん聞いてあげようか?それとも忘れさせてあげようか?」
至近距離で瀬戸くんが怪し~く笑う。冗談にも本気にも聞こえて無駄にドキッとしてしまったので反対隣にいる佐川を蹴ろうとしたらヒョイっと避けられた。


その後玄関に座って5分くらい椎木くんを待っていたけど来ないまま瀬戸くんは待ち飽きたようで佐川について自転車を取りに行ってしまう。自転車で来ていたのは佐川だけで、僕も瀬戸くんも椎木くんも電車通学だった。

瀬戸くんが佐川の自転車の後ろに座って校門のあたりを楽しそうに2人乗りしている。
僕はそれを靴箱の前に座ってぼんやりと眺めていた。

「なにあれ」

呟く声が聞こえて振り向くと椎木くんが佐川と瀬戸くんの異色の組み合わせを呆れた顔で眺めている。
女の子に呼び出されたと言っていたけど、いつもと変わった様子はない。呼び出されたっていうことは告白されたっていう意味だろうか??

もしかすると彼女が出来たんだろうか、、僕はそう考えが浮かんでぎゅっと胸が苦しくなるような気がしたけど、顔に出さないように立ち上がるとなるべく普通に口を開く。

「あ、えーと、大丈夫だった?」
「?」
「女の子に呼び出されたって言ってたから。用事、すんだ?」
自転車で遊ぶ瀬戸くんを指差す。
「あー、、まぁ。待たせちゃってすんませんした。」

「椎木っちー、オレら先行くわ~!お前ら歩きな~」

佐川がこぐ自転車の後ろに座って片手で手を振る瀬戸くん。佐川が苦笑している。
それを見て僕は佐川にザマァ見ろと心の中で思う。瀬戸くんの距離の詰めかたに今頃びびっているのに違いない。

「うわ、だりぃ。まじか、オレらだけ歩きか、、」
「はは、瀬戸くんのコミュ力半端ないね。」
「あーね。あいつ人の心の壁完全ムシだからね。俺も1年の時戸惑ったわ」

あまり顔はみれないけど、普通に会話してくれたことにホッとした。
自分もまぁまぁ普通に話せていることにホッとする。

ーよかった。椎木くん怒ってはいなさそう。
あの時の事に触れられたらと思うと怖いけど、とりあえず普通にするしかない。

考えてみれば椎木くんと話す事に緊張するのは今に始まった事じゃない。僕の心の中が今までと違くても椎木くんから見た僕はいつも通りだと信じよう。

「クッキー、手」
決意を胸に椎木くんの前を歩いていた僕を呼ぶ。

ん!?

振り返ると何かを持つ手をこちらにのばしている。「ん。」と促されて掌を差し出すと小さなチョコが2個置かれた。

「ふはっ!びびった椎木くんまでまさかのクッキー呼び。しかもどうしたのチョコ。」
僕はチョコが乗せられた掌を見て思わず笑ってしまった。

「いや、さすがに恥ずかったわ。もう呼ばねーわ。」

ちょっと気まずそうに横を向くと髪の毛を触る。
安定の無愛想な雰囲気だけど、もしかして少し照れてるのかも知れない。椎木くんは椎木くんで気まずくならないように、気を遣ってくれてるのかもしれない。

僕は友達から奪ってきたというチョコレートを口に含んでちょっと浮かれて口元が緩んでいる自分を隠した。

その後僕らは何でもない話をしながらようやくホームセンターにたどり着くと、外でアイスを食べていた佐川と瀬戸くんに合流して青山に渡された紙を見ながら買い物をした。
重たい物を佐川の自転車に乗せて、大量の段ボールを手分けして持ち4人で苦労して学校へ戻ってきた。
想像以上の重労働に4人とも汗だくだ。

「キミらの友だちマジえぐいわ。オレもう明日学校来れないかも」
「マジムリ。もうぜってー動けねー」
瀬戸くんと椎木くんは口々に青山の所業に不満をのべつつも僕らに仕事を押し付けるでもなく真面目に作業を終えると、いつもの女の子達とワイワイしながら教室を出て行った。

「クッキー、、オレは驚いたよ」
「んー?」
「瀬戸くん。オレなんかとはそんな話しない人かと思ってた。」
「おん、言ったじゃん。瀬戸くんぐいぐい来るし、破壊力ヤバいって。」

「今までも絡みありましたっけ?っていう距離感で来られて、オレ気が付いたら彼女との始まりから今に至るまでの全てを話してたわ」

「ぷはっ!あの行きの道のりで!?僕達もよく知らないのに!瀬戸くんすごっ」

僕はきっと佐川が多いに戸惑っただろう姿を想像して笑った。なんかあの人たちのことで困ったりもしたけど、少しだけわかってきた気もするし、佐川が戦友のようにも見えた。

僕と佐川がしばらく笑っていると、教室の入り口辺りで固まっている集団の中の椎木くんがこちらを見て目が合う。
椎木くんは椎木くんで何か面白い話をしていたようで笑っていて、一瞬だけ視線が交差して自然に離れた。

ひとしきり笑ったところに仕事の合間の青山が来て、不思議そうに僕と佐川を見ると、

「なーんか、クッキー元気になったね」

佐川が「しー」と口の前に人差し指をたてて見せた。





ーーーー


次の日の5時限目
僕らのクラスはお化け屋敷に教室を全部使うので待機場所は音楽室になった。
明日と明後日はもう授業がなくて学祭の準備だから、学祭が終わるまでは音楽室に集まって荷物を置く事になる。

「ダンボールは昨日の作業で全部窓に貼り終わってます。黒に塗ってくれた人たちはお疲れ様でしたー」

「今日は教室内に机を組み上げて固定する作業と、小道具班はお墓や死体を作る作業。」
青山の隣で同じ実行委員の七瀬さんが真面目な顔で言うので教室内が苦笑に包まれる。

「机は危ないので1人での作業はしないで、なるべく男子が中心に組み上げて下さい。これが終わると教室内暗くなると思うので怪我には充分気を付けて下さい!」

「は~い」とそれぞれが返事をして教室に移動する。
今日は買い物班の仕事が無さそうなので僕と佐川は廊下の一角でお墓を作る小道具班に混ざる事になった。

ちょっと離れた所で他の蝋燭やらお皿やら何に使うかよくわからない物を作っているグループと、キャーキャーと大騒ぎしているグループは春川さんやマイちゃんがいるグループで瀬戸くんと椎木くんもそこに混ざっている。


僕達のお墓つくりグループは長方形の枠組みに模造紙をはって色を塗るという簡単な作業だったけど、死体グループは新聞紙を丸めて人型を作りそこに模造紙を貼って色を塗ったり顔を描いたり、毛糸で髪の毛を作るという複雑な工程で、おおいに盛り上がっていた。

「椎木の顔描こうぜ!」
「やめろこえーよ!」
「待って、この人鼻の立体感無いんですけど」
「ねー、髪の毛ってショート?ボブ?ロング?」
「こいつ何着せるの?裸?」
「これ暗いからっていって死体に見えるレベルに仕上がる?」
「待て、手にそんな血塗るなよ!こいつの死因腕の怪我じゃねーぞ」

ただでさえ賑やかなグループが爆笑しながら作っている死体を別のクラスの人が廊下を通るたび覗き込み笑ってまた騒ぐ。
他の作業グループも聞こえてくる声に吹き出す。


夕方になると作業が終わった人は帰っていてだいぶ静かになっていた。残っている生徒ももう片付けをしていて、あんなに賑やかだった廊下も人はまばらになっていた。

「これここに置いとくより、もう中に設置した方が壊れないんじゃない?机の作業って終わってるよね?」

「そうだね。もう教室は誰も居ないと思うよ。オレ音楽室から荷物取ってくるね」
佐川が廊下を片付け終わって音楽室へ向かう。

僕はお墓をかかえて、薄暗くなった教室内に入った。机が上まで重ねられてガムテープでガッチリと留められている。まるで迷路みたいになっている中をお墓の設置場所まで進む。
お墓の設置場所はダンボールが窓に貼られた暗い窓際だ。

「うわ!」
誰も居ないと思って入ってきたけど、お墓を置くべきスペースに人がいて僕を驚かせた。

壁に寄り掛かって座り片膝を立てて、置いた腕に顔を伏せている。寝ているようだ。
僕はどうしたものかと少し立ち尽くす。でも放っておくわけにもいかない。

「えーと、、もしかして椎木くん?寝てる?」

僕が躊躇いがちに声をかけるとピクリとして顔をあげた。

「おー、、びびった、、」
「こんな所でいつから寝てたの?」
「わかんね、今何時?あいつらうるさくて笑い疲れて避難したんだよ。」

「もう5時半だよ。瀬戸くんたち帰ったかも。もう残ってる人少ない」
「おー、まじかぁ。」

椎木くんが面倒臭そうに立ち上がり僕の持ってるお墓に場所をあけてくれる。

「ここずいぶん暗いね。」
「な。おかげで熟睡したわ。起こしてくれてどーも。それ、ステキなお墓出来たじゃん」
ははっと椎木くんが笑う。

ーあ、まただ。
椎木くんが笑ったから僕は思わず彼の顔を見る。
え?という顔をされて思わず焦って目をそらせると僕は急いでお墓を置いて立ち上がった

ー瞬間何かに足を取られて、思わず近くの机の脚につかまってしまう

ぐらっと机が揺れる。

!!倒れる!!

「っ!ちょ!あっぶな!」

衝撃に備えて瞑った目を恐る恐るあけてドキリとした。

椎木くんが片手で倒れそうになった机を抑えて、もう片方の手で僕の腕を掴んでいた。
机を見上げる椎木くんの顔が至近距離にあった

「わ、ごめっ!」

「あ、ちょっと待ってバランス悪い」

咄嗟に離れようと僕が動くと椎木くんの片手で支える机がぐらっと揺れる。
僕は薄暗い教室で真っ赤になった顔が見えませんようにと祈りながら、そろりと腕を伸ばしてその机を支えた。

「そのまま持ってて。とめるから。」

椎木くんがガムテープをとって僕の押さえている所に腕を伸ばす。
僕より背の高い椎木くんの腕が僕に触れているし顔が近過ぎて緊張する。

心臓の音が椎木くんにバレそうで、僕は不自然に無言のまま下をむく。


「なぁ」
椎木くんが作業をしながら沈黙をやぶる

「こないだ、悪かった」

「!え、、いや、」

「やなこと言った。冗談だったけど楠木くん休んでたから猛烈に反省しました。」

ビリビリとガムテープをちぎる音がやけにひびく。

「ー僕こそごめん。逃げるみたいな変な態度とって、、」

よし、出来た、と椎木くんは軽く机を揺すって崩れないかを確認しながらチラと僕を見る。

「ーなんでかって聞いてもいい?」

「、、、、」

「結構マジで聞きたい」

作業を終えて、僕に向き直る。僕も支えていた手をゆっくりとおろす。
机の方を向いて顔をあげない僕を椎木くんが見ているのがわかる。
その低い声は笑っていなくて、僕は逃げ場を失って泣きそうになる。

「、、瀬戸くんを見ていた事、、自覚したから、、」

声が少し震えた

「、、、そっか、、それってやっぱりそう言う事、、?」

「あ、ちが、、う」

また誤解させてることに気がついて僕は顔をあげる。
薄暗い教室。段ボールと高く組み上げられた机の壁に囲まれた空間。
僕らは机のすぐ横に立っていて暗い影が覆っている。
その薄暗い影の中で真っ直ぐ僕を見ている椎木くんの瞳がゆれている。

彼の瞳や引き結んだ口元が、僕のごまかしや嘘を拒絶しているように見えて少し怖かった。

「僕は、、、僕は瀬戸くんが羨ましくて、、椎木くんが、いつも瀬戸くんに笑っていたから、、」

「、、、うん」

「ーごめん、椎木くんを好きだって気づいた。」

「、、、」

無言が胸に刺さる。

「あぁ、ごめん!やっぱりナシ!忘れて!変な事言ってる自覚ある!僕も自分のこと、理解できないって思ってるから!全部忘れて」

なるべく自然に笑顔を作ったつもりだった。なるべく軽く冗談のように笑ってみせた。
僕は上手く笑えてるだろうか?

彼のことが好きだって気づいて、自分で自分の気持ちを受け入れる前に、振られるどころか軽蔑されたりネタにされる可能性ばかりが頭をよぎって自分自身がいたたまれない。

泣きそうな顔を見られたくなくて、椎木くんの反応を確かめたくなくて「じゃあ行くね」と小さく呟いた僕はまたその場から逃げようとした

「待てって!」

逃げ出そうとする僕の腕を椎木くんが掴む。

「ごめん謝る。無理に言わせた。」

「ー手、離して、、。頼むから」

「いや楠木、聞けって。
ー楠木が本当に瀬戸かミナミが好きだと思って、オレ正直焦ってた。瀬戸も結構気に入ってるっぽかったから」

「オレは、、楠木のこと見てたんだよ」

僕がゆっくり振り向くと、椎木くんも少しだけ泣きそうな顔をしていた。






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