その笑顔を見たばっかりに

ふじのはら

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10,ジェットコースター

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昼休み。

「寒い、、寒すぎる!俺はクッキーで暖をとる」
「うっげ、重い!青山抱きつくな」
「いや、寒いわ。誰だ外で飯食うって言った馬鹿。」
佐川が青山ごと僕にしがみつく。
「過ぎ去った夏への思慕が俺の感覚を狂わせたんだよ」
青山は僕に背後から、佐川が横からしがみついていて全く離れる気がない。歩きにくいったらない。

「クッキーくん、モテてるじゃん!うける、写真撮ったげる。」教室にいた女子が笑って携帯をむけて、「ピース」という僕らを撮る。

「ねー、今年もクリスマスみんなで集まる?」
春川さんの声で、僕の視線が無意識にその一軍をみる。
瀬戸くんと椎木くん、マイちゃん、春川さん。
椅子に座っている4人と机に腰掛けている他のクラスの男子。
いつもの毎日の光景だ。

「あ、あたし今年は彼がクリスマス会えるって言ってたからパスね」
「俺も彼女とー」
マイちゃんと、机に腰掛けてる男子が言って春川さんが頬を膨らませている。
「じゃあ椎木っち、彼女と別れてあたしと2人ですごそ?」
「犠牲が大きすぎるんですけど。」
「もー!どうせ瀬戸っちも彼女でしょ!?」
「えー、ミナミ26日でもいーい?」
「わー、瀬戸っちのクズっぷりがブレない」

ーそう言えば、クリスマス、、もうすぐだけどあんま気にしてなかった。
やっぱり恋人と過ごすものなんかな? 

「ミナミも彼氏作ればいーじゃん。せっかくモテるのに」
「んー、あたしは皆んなでわちゃわちゃしてたいの。彼氏にさ、男友達と遊ぶなーとか言われたら、なんかそう言う制約が嫌なんだよね。」
「それはわかる。満場一致。」
「マイちゃんも瀬戸っちも椎木っちも、相手がこの学校の人じゃないから良いけどさ。」

ー待って待って、この学校の人じゃないどころか同じクラスに居るんですけど。

「ま、まだクリスマスまで日にちあるし瀬戸がフリーになるのワンチャンあるっしょ」
「そっか!だね!」
「おい、椎木、恋人大切にしない男ナンバーワン今すぐ振られてしまえ」

「椎木くーん、呼んでる人いるよー」
教室のドアの所で呼ぶ声に、マイちゃんや瀬戸くんが囃し立てる。
「おまえらガキかよ」
そう言いながら、椎木くんは当たり前のように教室から出ていった。

ー何回も目にしている光景。大丈夫、大丈夫。
モヤモヤよ、落ち着け。

その日椎木くんは教室に戻って来ずに5時限目をサボった。



もうかれこれ30分以上も携帯を睨んでいる。
椎木くんに連絡してみようか、、いつも連絡取り合うとしたら今ぐらいの時間だから多分起きてるはずだ。ーけど、、いや、やっぱり気になる。

何で女の子に呼び出されて、そのまま戻って来なかったんだろう、、気になる。気になる。
でも聞いて良いかわからないし、何か嫌味とか言ってしまいそう。、、重いとか思われたくない。

いや何も聞かないでおこう。そう、今はただ声を聞くだけだ。大丈夫。自信を持て僕。

よし、と電話をかけて更に僕は落ち込む。
誰かと電話してる感じたコレ、、、
夜12時。僕の胸に不安がモヤモヤと集まってきた。


「そんなの聞けば良いじゃないですか」
拓実くんは、いともアッサリ言う。
「でもさ椎木くんそういうの“おもっ”とか言って嫌がりそう、、」
「楠木さんて、だいぶ椎木さんに遠慮してますよね?なんか僕にもそういう心当たり、ありますけど。」

遠慮、、といえばそうなのか?
ただ嫌われたくない。そう思ってるだけなんだけど、、

「もしかして、付き合ってもらってるとか思ってますか?それとも、椎木さんがいつか女の子を選ぶだろうって思ってますか?」

いつも可愛い顔でニコニコしてくれる拓実くんが厳しい目で聞いてくる事に、僕が否定しきれずにいると益々怒ったように言う。

「僕と瀬戸さんが一回別れた理由もそれなんですよ。僕たちの始まりは完璧に僕が頼み込んで付き合ってもらったんで、僕ずっと瀬戸さんに遠慮してて。いつも”やっぱり男はムリ女の子が良い”って言われるかもってビクビクしてました。」

「え、あんなに対等に何でも言い合ってる感じなのに?」

「今は、ですよ。前は今の楠木さんみたいなモヤモヤする事を何にも言わずに溜め込んでて、付き合ってもらえてるんだから我慢我慢って思ってるうちに自分で限界来ちゃったんです。」

「そうだったんだ、、」

「だから、ーー楠木さんと椎木さんはどういう始まり方をしたかわからないけど、今みたいなの良くないです!僕たちみたいになっちゃったらどうするんですか!?」

「今は拓実くん、気になる事聞いたり、やきもちやいたりするの?」
彼は腰に手をあてて、「えっへん」と言わんばかりに「言いますよ。だからって束縛はしないように気をつけてますけど、ギリギリのラインを、ー」

拓実くんの電話が鳴った
「あ、ごめんなさい。瀬戸さんだ。」
「どうぞどうぞ」

「もしもし、瀬戸さん?ーえ今?違う違う、僕家にいるよ。楠木さんと一緒!帰りに会って、、ーーえ?え、何それ何か怒ってる?」

拓実くんは少し顔をしかめて僕に目配せをするけど、意味がよくわからない。

「瀬戸さん友だちと遊んでんでしょ?ーうん、うん、ーええ!?やだよ、待って待って、瀬戸さん?おーい、、切りやがった!」

「楠木さんごめん。なんか楠木さんと居るって言ったら瀬戸さん今から来るって。」
「えぇ?なんかあった?怒ってるとか言わんかった??」

拓実くんは僕にちょっと申し訳無さそうにしながらも、どこか嬉しそうに見えた。

学校を出たところで拓実くんにバッタリ会って、誘われるままに彼の家に遊びに来た。瀬戸くんの恋人である拓実くんとは、たまに2人でハンバーガー屋に寄り道したりする仲だ。
今日は浮かない顔の僕を見て、家に誘ってくれた。拓実くんの家は高校の徒歩圏内だ。

拓実くんには変な遠慮しないで3人で遊ぼうと言われたものの、僕はやっぱり遠慮して帰ることにした。ー電話で瀬戸くん怒ってるみたいなこと言っていたし、何か話があってくるのかもしれないし。

ピンポーンと瀬戸くんの到着を知らせる音が鳴ったのは20分くらいしてから。僕がじゃあね、と靴を履くと拓実くんが玄関を開けて

「あっれ、、?椎木さんも?」
「え、椎木くん??何で??」

瀬戸くんと椎木くんが揃いも揃ってなんだか不機嫌そうな顔をして立っている。

「何で2人で部屋いるんかなぁ?」
瀬戸くんが僕たちを交互に軽く睨む。
「え、何?」
瀬戸くんが何故不機嫌なのか見当がつかなくて困っていると、椎木くんに腕を引っ張られた。
「楠木行くよ」
「わっ、待ってって」
道路に出た所で腕をパッと離されて、前を歩く彼を追いかけた。
チラと顔を見ればいつも通りで、でも何も言ってくれない。
ーわかんない。何考えてんのか。

「椎木くんどこ向かってんの?駅じゃないよね?」
「駅に友だち放置して来ちゃったからそっちに行けんくて。」

だから駅じゃないならどこに向かってんの?

「何で瀬戸くんと一緒に来たの?」
「え、楠木迎えに来たに決まってるっしょ。」
「友だちといたのに?」
「そー。」

振り向きもしないで普段通りの、、いや、普段以上の無愛想な言い方。
昨日のこともあってなんだかイライラする。

「意味わかんない」

ーあ、不機嫌な声を出してしまった。
その声に振り返った椎木くんが「何」と立ち止まる。
何って何だよ。こっちが聞きたいのに。
何でそんな不機嫌なの、何で理由も言わずに連れ出したの。
昨日の事もあって僕はイライラが止められなかった。

「椎木くんの考えてる事わかんないんだけど。」
「何で楠木が怒ってんの」
「何でって、友だちと遊んでたら急に迎えに来たって超不機嫌に引っ張り出されたからに決まってんじゃん」

今までこんな風に文句を言ったことは無かった。僕はついて行く義理はないという意思表示の為に立ち止まる。

「来ないの?」
「理由も言わないし、どこ向かってんのかも言ってくれないんじゃ、ついて行きたいと思わないんだけど。」
一度口にした不満はなかなか止めることが出来なくて、椎木くんがそのまま怒って帰ってしまうかも知れないと思いながらも振り向いた彼を見ていた。

「、、、そこの公園にベンチあるから話そ。」
少しの間僕を見ていた椎木くんの提案に、内心ホッとした。

「ー楠木ホントに俺の気持ちわかんない?」
「わかんない。」
「うわ、一瞬の迷いもねぇ」
「椎木くんあんまり気持ちとか言ってくれないし。」
「んー。それは悪いって思ってる。」
「今ホントにいろいろわかんない。さっき拓実くんに、僕は椎木くんに遠慮してるって言われた。」
「えー、、」
椎木くんは困ったなというように、黒い髪をくしゃっと触ると不本意そうな口調で話す

「楠木くんさ、なんで拓実と2人で部屋にいたの?」
「え?何でって?誘われたから。」
「俺はさ、まぁ瀬戸も同じだけど、それが腹立ったんだわ。」
「え?何で?友だちと部屋で遊ぶの普通でしょ?」
「拓実は佐川とかと違うじゃん。楠木も。ー今だけかもしんないけど、2人とも性の対象が同性」
「ー?それって拓実くんと僕に何かあるかもって事だよね?」
「楠木は前の瀬戸とのことあるし、俺的には心配、、、」
「心、、配、、」
椎木くんの言葉をおうむ返しにして反芻する。

「それって浮気するかも、って心配って事?」

「あー、ごめん何か勘違いさせてるっぽい。心配じゃなくて、、ただの、嫉妬です。さーせん。」
椎木くんが諦めたように投げやりに言う。
「シット、、嫉妬?、、椎木くんが?」
「ダメっすか。」
「ダメじゃない。って言うか椎木くんがそういう感情持ってるとは」
「おいこら」
「でもホントに予想外だった。」
「ーよく青山くんに抱きつかれてるよね。昨日とかも。楠木ピースとか言って写真撮ってた。」
「ああ!そういえば撮った!」
「実を言うと引っ剥がしてやろうかと思った。」

僕はちょっと嬉しくて、自分が不機嫌だったのをすっかり忘れていた。
嫉妬って、良くないイメージがあったけど、好きな人にされると嬉しいものだったんだ。

「けど、俺人の事言える生活態度じゃないからさ」
「ー!そうじゃん!椎木くんなんか休み時間のたびに女子と密着、、あれ、、?」
「?」
「違う!あっぶな。忘れるとこだった。」
「え、何。睨まんで」
「昨日、女の子に呼び出されて、そのまま戻って来なかったね。アレ何」
そうだよ。それだよ。思い出した。そもそもそこが問題だったんだ。

「呼び出されたの見てたんだ、、」
「僕の気持ちわかってないの椎木くんだよね。反対の立場だったらおかしいってなんだろ!?心配とか嫉妬とか通り越して怖くなんだろ!?」
「、、なる。」
「僕から聞いて良いか、聞いたら嫌われるか凄い悩んで、でも気になって夜電話した」
「あー、、、」
「僕は、、僕は、椎木くんが今にも“やっぱり女の子の方が”ってなるんじゃないかって、、いつでもずっと怖いのに。」

「昨日の事は、」

「前にもあったよね。瀬戸くんとの事でうやむやになったけど、元カノと消えたって話。椎木くん僕の事何だと思ってる!?」

「待って楠木」

椎木くんの静止にも僕は止まらない。
「あの時も僕すごい怖くて、やっぱり男の僕じゃダメなのかもって、、」

「待って。聞いて楠木」

話しているうちに感情が止められなくなっている僕の手を椎木くんがぎゅっと握る。

「楠木、俺何回も話せないと思うから今言わせて。
俺付き合ってた子たちのこと、好きなんじゃなかったと思う。ただそういう年ごろだったって言うか、別に嫌じゃなかったからっていうか、、でもさ、何かあったら関係を続けるのが面倒になってもういいや、めんどくさってなってた。ー最低過ぎてあんまり楠木には話したくないんだけど。」

椎木くんのそういう噂は僕も知っていた。付き合っても彼女にあまり愛情を傾けないし、喧嘩とか面倒くさいことがあるとアッサリ別れちゃうって。
瀬戸くんの女性関係と同じくらい結構皆んな知ってる噂だ。

知ってるから、だからこそ
「だから怖いんだよ。」
少なくとも僕は椎木くんが優しいのもわかっているし気持ちも尊重してくれる。
学校でも前より“ともだち”を演じてくれるし、僕と瀬戸くんの事があった時もちゃんと向き合ってくれてた。

ーでも怖い。

「うん、わかってる。だから話すから。
楠木の事、俺はちゃんと好きで手放せないって思うし、傷つけたくない。今までそんなふうに思ったことないんだよ。楠木が俺を特別だって思ってて欲しいし、俺にとっても特別なんだよ。すげー執着してる。」

「、、、」

「元カノといなくなったって話だけど、もう一回やり直したいって言われて、付き合ってたときあまりにも不誠実だったから、2人になってちゃんと謝った。今本当に好きな人いるからムリだって言って。
昨日のも同じ。前に好きって言ってきた後輩の子、すげー泣かれて、彼女いても良いとか言われて、、ちょっと1人で置いておけない感じだったから一緒にいたけど、少しでも楠木が俺を信用できるようにちゃんとしておきたかった。」

「、、、そう、だったんだ、、」

「そう。ごめんな。信頼されるようになりたくてやった事でそんな気持ちにさせてたとか、適当な事やめようって思ってたのに俺不器用過ぎんな」
椎木くんはため息をついて項垂れる。
その姿が少しだけ可愛く見えた。

「椎木くん、、ちゃんと僕の事好き?別れたくないって思ってる?」

椎木くんは僕の目を覗いて頷く。

「思ってる。ちゃんと好き。だいぶ。楠木さっきホントに怒ってたからすげー焦った。楠木を好きになってからずっと俺余裕ない、ーから、え、待って、何で泣きそうな顔すんの?」

僕は椎木くんを好きになってからよく泣く。好きって気持ちが大きくて、胸がいっぱいになるから。
椎木くんが言ってくれた事が、僕の胸をいっぱいにして、溢れさせて、好きになるって、こんなに心が揺さぶられるものだって僕に教える。

「なー、楠木、ここじゃフォロー出来ないから泣かんでよ?」
椎木くんが困った顔をしていて僕は泣きそうな顔のまま笑った。そして彼の手を繋いだまま立ち上がる。

「椎木くん、さっきどこに向かってたの?」
「俺んち、、」
「じゃ行こ。」
まだ座ってる椎木くんをぐっと引っ張って立たせる。
歩きながら僕の顔を見る椎木くん

「大丈夫?ー楠木ってよく泣くね」
「大丈夫、泣いてないよ。でも椎木くんの事ではもう2~3回は泣いてる」
アハハと笑ってみせる。
「えー、、ごめんて。」
黒い髪を手でくしゃっとしながら申し訳無さそうに謝る椎木くんが可愛いくて、

「でも、今は椎木くんとエロい事したいって考えてる!」

「ーは、、?」

たはーっと笑う僕にしばらく呆然としてから、クスクスと笑い出す椎木くん。

「俺は楠木の方がよっぽど怖えーよ。ジェットコースターかよ。メンタル崩壊する。」
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