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四章【九条ゆい】※R18含む
4 どういうつもり※
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11月。あとひと月もしないうちに雪が降るだろう。外はすっかり寒くなり、道行く人の服装もぐっと冬物に近づいていた。
あおい書店本店で俺はひたすら雑誌の付録つけをしていた。
最近の女性誌の殆ど、いや女性誌ばかりじゃない、色々な雑誌に付録が付いてくる。書店で働いた事のない人は知らない人も多いが、あの付録を雑誌にひとつひとつ挟み込んでゴムや紐でとめているのは書店のスタッフだ。
段ボールでどっさり入荷される雑誌とコミックを箱から出し、コミックならシュリンクがけ、雑誌なら付録つけと手分けしてこなし、それが終われば実用書や文庫にとりかかる。
新刊が終われば既刊。それをやりながらレジをしたり注文を受けたりと接客もこなす。それが午前中の仕事だった。
ふと少し離れた入り口の方から聞き慣れた声が聞こえて顔を上げてみたが、本の棚に遮られて姿は見えなかった。人あたりの良い笑い声が聞こえてくる。俺と立ち話をするうちに、すっかりパートさんとも顔見知りになったのだ。
出会った頃の彼なら絶対に有り得なかった。
ーあの人はどんどん社交的になっていくな、、
微笑ましいような寂しいような複雑な思いで声を聞いていると、やがて本棚の向こうからこちらへ歩いて来た。
「あっれ!?どうしたんですか!?」
宮城さんは紺色の細身のスーツを着ていた。彼がスーツを着ているのを初めて見たけれど、とんでもなくカッコいい。それはもう隠したくなるほどだ。
いつも目の上ギリギリにおろされている前髪も、少しだけ分けてセットされていて黒縁メガネを今日はしていない。
目元をきちんと出した彼は、顔馴染みのパートさんに軽く頭を下げてこちらへ来ると声を落とす。
「携帯見れないと思って、直接来たんだ。」
「めっっちゃくちゃカッコいっすね。そんなカッコ良くして何処行くんですか?」
見ればキャリーケースを引いている。
「映画の偉い人に会うことになってさ。出張的な。今朝急に決まってこれからこっちの偉い人と合流して空港行くんだ」
「うわ、ほんと急ですね。」
「偉い人ばっかで気が重いし。帰る日ハッキリしてないんだけど連絡するから」
「うん、待ってます。行ってらっしゃい。」
宮城さんは俺にそれを伝える為だけに寄ってくれたようで、すぐに時間に追われながら店を後にした。
宮城さんはこの4日後に帰ってきた。
帰ってきてから宮城さんの部屋に俺以外の人が出入りするようになった。
今まではハヤトさんと俺以外が彼の部屋に入る事は無く、必要が有れば宮城さんから出向いていた。けれどもうそうも言ってられないようで頻繁に女性の担当が来るようになると、俺が宮城さんと居られる時間はもうほとんどなくなってしまった。恋人の生活の中から自分だけがこぼれ落ちてしまったようだ。
「どうした?龍之介」
ザワザワとして周りの人が席を立ち始めているのに、俺が肘をついたまま浮かない顔をしているのをハチは不思議がった。
「んー、、なんかさぁ、、」
「風邪か?」
「、、そうかもなぁ。なんかちょっと疲れてるかも」
「食堂行くのやめる?」
「いや、行くよ。午後も講義あるし。ハチと一緒に講義受けるのもあも3ヶ月しかないんだよな」
「だよなぁ~。」
ハチはカバンにノート類を入れると立ち上がって伸びをした。
「そういえばハチ、桃ちゃんとうまくいってる??」
「あー、、んー、、いやーどっちかって言うと全然会えなくて、ちょっとイライラしてる俺がいる。」
「ももちゃん忙しいんだ?」
「なんかサークルと、バイト?それに大学の友だちとか。やっぱりさぁ、会えないとダメなもんなのかなぁ」
なるほど。サークルとバイトがあるなら会う時間があまり無いのも納得だ。イライラする気持ちもわかる。
相手が忙しいならこちらもバイトなりして自分の時間を過ごせば良いとは思うものの、自分も忙しくなってしまえば本格的に会えなくなるのは目に見えていて、、だからだんだんイライラしてきてしまう。
それは俺が宮城さんに対して抱いている気持ちとたぶん同じだ。
「ーもしかしたら、別れるかも」
ハチは強がるように肩をすくめて笑って見せた。
その日は金曜日で、俺は大学のすぐ近くで一人暮らしをしている友だちの家に遊びに行っていた。夜遅く迄皆でゲームをして、夜中の12時半にようやく解散になった。
殆どの友達はそのまま雑魚寝すると言ったが俺は家が徒歩圏なので帰ることにした。
俺の家が近いと言うことは宮城さんの家も近いと言うことだ。
まだ起きてるだろうか?寝てる可能性もある。けど、一目会えないだろうか?
徒歩20分ほどの道のりをふらっと歩いてそのマンションを外側から見ると、宮城さんの部屋のまどは明かりが消えているようだった。
俺はせっかく来たのだから恋人の寝顔を少しだけ見て帰ろうと、マンションの玄関へ回った。
すると一人女性が出て来て、俺の存在に気が付かずに足速に立ち去った。
ーあれは宮城さんの部屋に出入りしている彼の担当の人だ。部屋で2回鉢合わせたことがある。
こんな時間まで部屋にいたのか?二人きりで?宮城さんは起きてるのだろうか?外から見た部屋はもう暗いのに、、、
俺は胸の奥がズキと傷んだのを気が付かなかった事にして彼の部屋へ向かった。
「宮城さん?おじゃまします」
暗い部屋に小声で言いながら入ると、リビングと隣の寝室の間のスライドドアが半分ほど開けっぱなしになっていて、また俺の胸がズキっと痛む。
キッチンにお酒の缶が何本も片付けられている。一人で飲んだとは思えなかった。
先程の女性と二人きりでこの夜中に飲んだのだ。
宮城さんの寝室に入り、ベッドに腰掛ける。
「宮城さん」
彼は布団の中でモゾと動いたきり目は開けない。
俺は彼の耳元に口をよせて「イトさん」そう呼ぶとゆっくりと目を開けた。
「ん、、あれ、、蒼くん、、?」
「イトさん、お酒あの人と飲んだんですか?」
「酒、、?あぁ。長濱さん?」
「あの人と、もしかして寝たんですか?」
「え?寝た?何言ってる、、?」
宮城さんは突然現れた恋人に、酒に酔っている頭が回っていないようでぼんやりとしている。
なんだか孤独感でやるせなくなった。
俺はジャケットを脱ぎ捨てると、彼の布団に入りながらその両手首をつかんだ。
「痛っなに?」
「宮城さん、抱かせて」
「待って、突然なに」
彼は驚いて抵抗したが、俺は無視して彼の首に舌を這わせた。強く吸って歯を立てる。
「いっ!やめて」
一旦手を離し、自分のティーシャツを脱ぎ捨てると、宮城さんのティーシャツも乱暴に脱がしてしまう。
「な、待ってって、蒼くん?何で怒ってんの」
了解を得ずに乱暴に事を進める俺に困惑した宮城さんが肩を掴んで止めようとする。
「怒っては無いです。」
「じゃあ何で、、っんっおいってば」
彼の腕を無視して、胸の尖りを吸う。太腿で彼の股間をぐっと押しながら尖りを吸い上げ歯を立てた。
尖りを無理矢理攻めてから彼のズボンと下着をおろすと、まだ勃ちあがっていないものに舌を這わせ、同時に尻に手を這わせて後ろの孔を指でさする。
「蒼くん!やめ、、」
「何で?」
「一旦やめて、話したいから、な?ーそれ、やめ、、っく、痛、、指、抜けって!」
そのまま指を沈めると彼は身体を強ばらせた。サッと青ざめたように見えるその顔にあるのは怒りと恐怖だ。
俺は悲しくて、寂しくて、彼に指を入れたまま、ベッドサイドの引き出しからローションをとると差し込んだ指を導線にローションをドロドロとたらしていく。
「蒼くん、何してるかわかってんの?」
「あなたとセックスしたい。」
「俺はまだするって言ってない」
「、、、たぶん俺あなたに合わせるの無理かも」
「なに?どういう意味、、」
自分のズボンをさげ、硬くなっているものを取り出すと、宮城さんの足を固定する様に抱え後ろの孔に先を擦り付けた。
「、、怪我させたくないから拒まないで下さい。」
「どういうつもりだよ」
「愛してます。でも淋しいです。」
俺はそのまま腰を進めた。
「っっっ!!、っばか、、抜け」
抜くつもりはない。でも流石に怪我はさせたくない。ほぐしていない孔がギチギチと自分のモノを呑み込むのを注意深く見ながら、それでも俺は彼の中に深く入り込んだ。
「っふ、、は、、無理だ、苦し、、い」
宮城さんが眉をぎゅっと寄せて、短く息をしている。その両手は布団を握りしめて指先が白くなっている。
「宮城さん、愛してます。ずっと前から。この先もたぶん変わらないです。」
「、、ならなんで、、」
キツく余裕のない接合部にローションを垂らして、ゆっくり腰をひく。宮城さんが耐える様に息を止めている。
「俺、いつも抱く時あなたに優しくなかったですね。ごめんなさい。」
「っく、、ぅあ、、動くなっ、、わかったから、」
腰を進めると宮城さんが声にならない声をもらして仰け反った。
「宮城さん、、ごめんなさい、、」
俺の絞り出した声が少し震えて、宮城さんは俺の目を見た。
「、、あおいくん?」
その視線から目を反らせると、俺は宮城さんの反応を一切無視して激しく奥を突き、暫くするとまるで自慰行為のように、1人で果てたのだった。
何も言わずにマンションを出た。
この日の俺は、俺の人生の中で一番醜い自分だった。
あおい書店本店で俺はひたすら雑誌の付録つけをしていた。
最近の女性誌の殆ど、いや女性誌ばかりじゃない、色々な雑誌に付録が付いてくる。書店で働いた事のない人は知らない人も多いが、あの付録を雑誌にひとつひとつ挟み込んでゴムや紐でとめているのは書店のスタッフだ。
段ボールでどっさり入荷される雑誌とコミックを箱から出し、コミックならシュリンクがけ、雑誌なら付録つけと手分けしてこなし、それが終われば実用書や文庫にとりかかる。
新刊が終われば既刊。それをやりながらレジをしたり注文を受けたりと接客もこなす。それが午前中の仕事だった。
ふと少し離れた入り口の方から聞き慣れた声が聞こえて顔を上げてみたが、本の棚に遮られて姿は見えなかった。人あたりの良い笑い声が聞こえてくる。俺と立ち話をするうちに、すっかりパートさんとも顔見知りになったのだ。
出会った頃の彼なら絶対に有り得なかった。
ーあの人はどんどん社交的になっていくな、、
微笑ましいような寂しいような複雑な思いで声を聞いていると、やがて本棚の向こうからこちらへ歩いて来た。
「あっれ!?どうしたんですか!?」
宮城さんは紺色の細身のスーツを着ていた。彼がスーツを着ているのを初めて見たけれど、とんでもなくカッコいい。それはもう隠したくなるほどだ。
いつも目の上ギリギリにおろされている前髪も、少しだけ分けてセットされていて黒縁メガネを今日はしていない。
目元をきちんと出した彼は、顔馴染みのパートさんに軽く頭を下げてこちらへ来ると声を落とす。
「携帯見れないと思って、直接来たんだ。」
「めっっちゃくちゃカッコいっすね。そんなカッコ良くして何処行くんですか?」
見ればキャリーケースを引いている。
「映画の偉い人に会うことになってさ。出張的な。今朝急に決まってこれからこっちの偉い人と合流して空港行くんだ」
「うわ、ほんと急ですね。」
「偉い人ばっかで気が重いし。帰る日ハッキリしてないんだけど連絡するから」
「うん、待ってます。行ってらっしゃい。」
宮城さんは俺にそれを伝える為だけに寄ってくれたようで、すぐに時間に追われながら店を後にした。
宮城さんはこの4日後に帰ってきた。
帰ってきてから宮城さんの部屋に俺以外の人が出入りするようになった。
今まではハヤトさんと俺以外が彼の部屋に入る事は無く、必要が有れば宮城さんから出向いていた。けれどもうそうも言ってられないようで頻繁に女性の担当が来るようになると、俺が宮城さんと居られる時間はもうほとんどなくなってしまった。恋人の生活の中から自分だけがこぼれ落ちてしまったようだ。
「どうした?龍之介」
ザワザワとして周りの人が席を立ち始めているのに、俺が肘をついたまま浮かない顔をしているのをハチは不思議がった。
「んー、、なんかさぁ、、」
「風邪か?」
「、、そうかもなぁ。なんかちょっと疲れてるかも」
「食堂行くのやめる?」
「いや、行くよ。午後も講義あるし。ハチと一緒に講義受けるのもあも3ヶ月しかないんだよな」
「だよなぁ~。」
ハチはカバンにノート類を入れると立ち上がって伸びをした。
「そういえばハチ、桃ちゃんとうまくいってる??」
「あー、、んー、、いやーどっちかって言うと全然会えなくて、ちょっとイライラしてる俺がいる。」
「ももちゃん忙しいんだ?」
「なんかサークルと、バイト?それに大学の友だちとか。やっぱりさぁ、会えないとダメなもんなのかなぁ」
なるほど。サークルとバイトがあるなら会う時間があまり無いのも納得だ。イライラする気持ちもわかる。
相手が忙しいならこちらもバイトなりして自分の時間を過ごせば良いとは思うものの、自分も忙しくなってしまえば本格的に会えなくなるのは目に見えていて、、だからだんだんイライラしてきてしまう。
それは俺が宮城さんに対して抱いている気持ちとたぶん同じだ。
「ーもしかしたら、別れるかも」
ハチは強がるように肩をすくめて笑って見せた。
その日は金曜日で、俺は大学のすぐ近くで一人暮らしをしている友だちの家に遊びに行っていた。夜遅く迄皆でゲームをして、夜中の12時半にようやく解散になった。
殆どの友達はそのまま雑魚寝すると言ったが俺は家が徒歩圏なので帰ることにした。
俺の家が近いと言うことは宮城さんの家も近いと言うことだ。
まだ起きてるだろうか?寝てる可能性もある。けど、一目会えないだろうか?
徒歩20分ほどの道のりをふらっと歩いてそのマンションを外側から見ると、宮城さんの部屋のまどは明かりが消えているようだった。
俺はせっかく来たのだから恋人の寝顔を少しだけ見て帰ろうと、マンションの玄関へ回った。
すると一人女性が出て来て、俺の存在に気が付かずに足速に立ち去った。
ーあれは宮城さんの部屋に出入りしている彼の担当の人だ。部屋で2回鉢合わせたことがある。
こんな時間まで部屋にいたのか?二人きりで?宮城さんは起きてるのだろうか?外から見た部屋はもう暗いのに、、、
俺は胸の奥がズキと傷んだのを気が付かなかった事にして彼の部屋へ向かった。
「宮城さん?おじゃまします」
暗い部屋に小声で言いながら入ると、リビングと隣の寝室の間のスライドドアが半分ほど開けっぱなしになっていて、また俺の胸がズキっと痛む。
キッチンにお酒の缶が何本も片付けられている。一人で飲んだとは思えなかった。
先程の女性と二人きりでこの夜中に飲んだのだ。
宮城さんの寝室に入り、ベッドに腰掛ける。
「宮城さん」
彼は布団の中でモゾと動いたきり目は開けない。
俺は彼の耳元に口をよせて「イトさん」そう呼ぶとゆっくりと目を開けた。
「ん、、あれ、、蒼くん、、?」
「イトさん、お酒あの人と飲んだんですか?」
「酒、、?あぁ。長濱さん?」
「あの人と、もしかして寝たんですか?」
「え?寝た?何言ってる、、?」
宮城さんは突然現れた恋人に、酒に酔っている頭が回っていないようでぼんやりとしている。
なんだか孤独感でやるせなくなった。
俺はジャケットを脱ぎ捨てると、彼の布団に入りながらその両手首をつかんだ。
「痛っなに?」
「宮城さん、抱かせて」
「待って、突然なに」
彼は驚いて抵抗したが、俺は無視して彼の首に舌を這わせた。強く吸って歯を立てる。
「いっ!やめて」
一旦手を離し、自分のティーシャツを脱ぎ捨てると、宮城さんのティーシャツも乱暴に脱がしてしまう。
「な、待ってって、蒼くん?何で怒ってんの」
了解を得ずに乱暴に事を進める俺に困惑した宮城さんが肩を掴んで止めようとする。
「怒っては無いです。」
「じゃあ何で、、っんっおいってば」
彼の腕を無視して、胸の尖りを吸う。太腿で彼の股間をぐっと押しながら尖りを吸い上げ歯を立てた。
尖りを無理矢理攻めてから彼のズボンと下着をおろすと、まだ勃ちあがっていないものに舌を這わせ、同時に尻に手を這わせて後ろの孔を指でさする。
「蒼くん!やめ、、」
「何で?」
「一旦やめて、話したいから、な?ーそれ、やめ、、っく、痛、、指、抜けって!」
そのまま指を沈めると彼は身体を強ばらせた。サッと青ざめたように見えるその顔にあるのは怒りと恐怖だ。
俺は悲しくて、寂しくて、彼に指を入れたまま、ベッドサイドの引き出しからローションをとると差し込んだ指を導線にローションをドロドロとたらしていく。
「蒼くん、何してるかわかってんの?」
「あなたとセックスしたい。」
「俺はまだするって言ってない」
「、、、たぶん俺あなたに合わせるの無理かも」
「なに?どういう意味、、」
自分のズボンをさげ、硬くなっているものを取り出すと、宮城さんの足を固定する様に抱え後ろの孔に先を擦り付けた。
「、、怪我させたくないから拒まないで下さい。」
「どういうつもりだよ」
「愛してます。でも淋しいです。」
俺はそのまま腰を進めた。
「っっっ!!、っばか、、抜け」
抜くつもりはない。でも流石に怪我はさせたくない。ほぐしていない孔がギチギチと自分のモノを呑み込むのを注意深く見ながら、それでも俺は彼の中に深く入り込んだ。
「っふ、、は、、無理だ、苦し、、い」
宮城さんが眉をぎゅっと寄せて、短く息をしている。その両手は布団を握りしめて指先が白くなっている。
「宮城さん、愛してます。ずっと前から。この先もたぶん変わらないです。」
「、、ならなんで、、」
キツく余裕のない接合部にローションを垂らして、ゆっくり腰をひく。宮城さんが耐える様に息を止めている。
「俺、いつも抱く時あなたに優しくなかったですね。ごめんなさい。」
「っく、、ぅあ、、動くなっ、、わかったから、」
腰を進めると宮城さんが声にならない声をもらして仰け反った。
「宮城さん、、ごめんなさい、、」
俺の絞り出した声が少し震えて、宮城さんは俺の目を見た。
「、、あおいくん?」
その視線から目を反らせると、俺は宮城さんの反応を一切無視して激しく奥を突き、暫くするとまるで自慰行為のように、1人で果てたのだった。
何も言わずにマンションを出た。
この日の俺は、俺の人生の中で一番醜い自分だった。
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