目が覚めたら乙女向けのblゲームの悪役になってました

愛川

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主人公お母さんと交渉する

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セシリア「それでダリア何か用かしら?」


普通自分の子に対して何か用かしら?って言い方するか?



なんか聞いてて悲しくなってきた



ダリア「お母さま、俺は剣術を習いたいのです」


セシリア「なんですって?剣術はだめよ、あなたには危ないわ。」



やっぱり反対されたか、前の俺ならすぐに諦めてたけど今は違う


ダリア「お母さま僕は騎士団に入って騎士になりたいのです。騎士団に入って活躍をすればお父様も僕に注目してきっと誇りに思うでしょう」


そう、お父さんの名前を出せばこの人はすぐに落ちるってことを理解しているから


異常なほどにお父さんに執着してるからなあ、


セシリア「あの人がね、でもダリア貴方の体系はとてもじゃあ騎士に向いてないけど大丈夫なのかしら?」


そういうと俺を上から下まで見下ろしてくる、つまりデブだから無理だろう言いたいんだろう?ゆるすまじ



ダリア「そうなのです、お母さまもご存じの通りに僕は太っていてとてもじゃあ騎士に向いてない。なのでこれから食事制限に自分の身の回りを最低限に自分でやろうと思います」



セシリア「それは一体どういうことかしら?」


ダリア「要するにル-カスを使うの控えめにするってことです。それでお母さんにお願いがあるのですがルーカスをお母さんのもとへ引き取ってくれませんか?これからは自分でやりたいので」



すると、お母さんはちょっと黙って何かを考え始めた


よし、どうやら今の提案はきっと大丈夫そうだ。ルーカスはああ見えて美青年だしイケメンだからお母さんも隣に置いて損はないと思う


セシリア「分かったわ貴方がそこまで言うならいいでしょう、ただし私の条件も出させていただきます。騎士団に入るのを許可する代わりに貴方には今までさぼってきたマナ-レッスンにダンスレッスンも受けさせてもらいますわ」



うわああ、ダリアって今までさぼって来たのかよ


でもサボりたい気持ちは分かるかも、確かにダンスレッスンってめんどくさそうだよなあ(遠目)



仕方ないこれも騎士になるためだ



ダリア「ハア、分かりました。それで良いでしょう」



セシリア「早速スケジュールを作りますので明日また部屋に来て頂戴」


え?スケジュール???




ダリア「えっと、スケジュールとは?」



セシリア「決まってるじゃない、剣術、ダンスにマナ-レッスンの時間割と食事制限のメニュ-のことよ」



なんかお母さんが俺よりウキウキしてないか??

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