運命の番に出会ったら嫌な顔をされた

オメガバ－ス設定について

まずは簡単にオメガバ－ス設定について説明します

『オメガバース』とは、男女のほかにα（アルファ）、β（ベータ）、Ω（オメガ）の3つの性があり、αの男女、βの男女、Ωの男という、計6種類の性別を持った人々が存在する特殊な世界観と、それを題材にした作品群のことを指します。

ざっくりと、人口の10%～20%しかいないエリート層がα、人口の大多数を占める一般人のβ、αよりも希少なΩ、という階層になっています。

このうち、αの男女間、βの男女間では女性のみが妊娠しますが、Ωの場合、男女ともに妊娠可能である、という設定が多い。つまり、αの女性とΩの男性が性行為を行った場合、妊娠するのはΩの男性ということです。


この世界では女性が非常に少なく男性の方が多い


女性は一般的なBの家庭を持っていることが多い


αでごくたまに見かけるが女性のオメガはほぼいないのである



【α（アルファ）】
　恵まれたカリスマ・資質を持つエリート。α属性は生まれつきカリスマ性や才能に恵まれており、ゆえに社会的地位の高い者が多い。Ω属性の者と番（つがい）になることができるのはα属性の者のみ。人間のαは少ないが、ヴァンパイアはαの方が多い。

【β（ベータ）】
　多数派の最も一般的な属性β属性はもっとも数が多く、そのほとんどが平凡な人間達。ヴァンパイアの中にも、少数だがβ属性が存在する。αと同じようにΩ属性のフェロモンに惹かれるが、番にはなれないと言われている。

【Ω（オメガ）】
　フェロモンを放ち発情期がある人種。α属性よりも数が少なく、非力で華奢な者が多い。数カ月に一度発情期がありフェロモンを発するようになるが、番になるとそれがなくなる。一部の人間と狼人間がΩとなり、男性でも妊娠ができる。

　ここまで読んで、「番なにもの？」という新たな疑問が。そこで調べてみました。

【番（つがい）とは】
　αとΩの間には「番（つがい）」という特殊なつながりが発生することがあり、「番（つがい）」は生涯のパートナーとなる。「番」は恋愛や結婚といった倫理的・法的な関係よりも強い絆で結ばれ、一度「番」になるとαかΩのどちらかが死ぬまで縛られる。


【魂の番（運命の番）】
　αとΩの間に限り、発情していなくても強く惹かれ合う相手がいる、と言われている。しかし出会うことはごく稀であり、科学的には解明されていない。