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コヨタ

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第19話 風邪引きたちの騒動

第19話・6 戦うために生まれた♪

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 都市南西部。
 かつて賑わっていたが、今は再開発待ちとなっている旧商業区。
 アーケードの骨組みが朽ち始め、古びた看板が風に軋む。

「……ちょっと不気味な雰囲気だね」

 輸送車を降りたレイラが、周囲を見渡しながら声を漏らした。

「人が住んでた痕跡はあるのに……今はまるで、ゴーストタウンだな」

 指で埃の積もったガチャ機をつつきながら、そう呟くリル。

「商業区ごとに再整備が進んでるから、ここはもう無人なんだって。でも、近くの住宅地から“変な声”や“幻覚”のような報告がいくつか出てる」

 ラショウは持ってきた資料を確認しながら説明した。

「つまり、“見えない龍”の仕業かもしれないってことかな」

「……見えない、って……、……え、オバケ…………?」

「違うよリル……反応が弱すぎて、センサーが拾えないらしいよ。でも、人の目には見えちゃう……って、よくあるパターン」

 3人は通信機を確認しながら、緩やかにエリア内を歩き始める。
 舗装が剥げかけた路面を踏みしめ、静かに、慎重に。

「ねえ……空気、重くない?」

 ふと、不安げにラショウが立ち止まる。

「風は吹いてんのに、息苦しいな……。気のせいってやつじゃねえ」

 リルは顎を上げて、空の曇りを見た。

「龍因子の気配が無いわけじゃない。ただ……どこにいるのか、全然掴めねえな」

 レイラも立ち止まり、目を閉じる。
 空気の流れ、地面の鼓動。

「…………」

 微かに、何かが──ある。

「……感じる。薄いけど、確かに……いる」

 突如、通信機からノイズが走った。

『──……っ、レイラ隊、聞……えるか。応答せよ。こっちは調査班第二班……』

「通信……乱れてる?」

「位置バグってんのか……? なんだこれ……」

 その瞬間だった。

 ──カララ……カラララ……

 遠くの路地裏で、缶が転がるような乾いた音が鳴った。

「……!!」

 レイラたちは、同時に動きを止める。

「……今、誰かいた?」

「いや、見えなかった……けど、いた気がする」

 どこかで、確かに“何か”が動いている。

 それは、見えない龍か。
 あるいは──か。

 緊張感がじわじわと3人を包み始めていた。

 すぐに乾いた音が止んだ路地裏。
 静けさが戻ったかに思えた次の瞬間──。

「……誰?」

 その声は、真横から聞こえた。

「!!」

 3人が一斉に振り向くと──そこに、いた。

 水色から紫へと染まる髪。黒いノースリーブに、すっぽりと腕を覆う異様なアームカバー。

 感情の見えない、ジト目の少女。

 ──トワ。

 無表情のまま、トワはレイラたちに向かって歩いてくる。

「……キミたち、誰?」

 その声に、リルの背筋がピクリと跳ねた。

「おい……こいつ……」

「え……?」

 レイラとラショウが警戒を強める。

「うん……感じる。何か……すごく変な気配」

「違う、ただの変じゃねえ……」

 睨みながら一歩前に出たリル。

「この重さ、この感じ……龍だ、こいつ……!」

 リルの言葉と同時に、トワも一歩踏み出す。
 その動作はまるで夢の中のように、芯の無い軌道で揺れていた。

「ボク、用事があったんだけど……でも、キミたち……ちょっと、邪魔かも」

 次の瞬間。

 ──ド ン ッ !!!

 トワの細い体からは想像もできないスピードで、空気が弾ける。

「……来るよッ!!」

 ラショウがレイラを引き、リルが受け止めようとするが──。

 ──ドッ……!!

 衝撃と共に、リルの腕が一瞬押し返される。

「っ……な……!」

 トワのアームカバーの中から覗いた手。

 それは、まるでリルの龍化した腕のような、それでいてもっと原初的で危うい形をしていた。

「──なっ……んだ、これ……!」

 リルの目が揺れる。

 その時。
 レイラたちへ無線が届いた。

『状況判断により、リルの龍化制限を解除』

 セセラの指示だった。
 その短い許可が、今のリルを突き動かす。

「……いいのかよ、薊野さん」

 リルの目が僅かに細くなった、その瞬間──。

 ──バシュ……ッ!!

 赤黒い瘴気が手のひらを包み、皮膚が裂けるような龍化の熱が走る。

「久しぶりのコレが実戦かよ……マジで勘弁しろよな……!」

 そう言いながらも牙が露わに、瞳孔が更に細く、手には鱗と甲殻。そして爪が大きく赤く尖っていく。

「リル……!」

 異形と異形が、対峙する。

「……来いよ」

 龍化した両手を構えながら、リルが足元を削る勢いで踏み込もうとした──その瞬間。

「……わかった……じゃあ……ボク……」

 トワの顔が──。

るね♪」

 にい……と歪んだ。

 無表情だった目が、うっすらと笑っている。
 口角が上がるその表情には、喜怒哀楽のいずれでもない、純粋な快楽の色が宿っていた。

「強いの……見つけちゃった♪」

 そして、空気が爆ぜる。

「ッ!!」

 トワの体が瞬間移動したかのように一閃。

 狙いは──リル。

「っ、ぐッ……!」

 トワの爪と龍化した拳が交差する。
 リルが受け止めたのは、重みと速さの両方を備えた一撃。

「ふふふ…………」

「……何が可笑しいんだよッ……!!」

 リルの声が叫びに変わる。
 だがトワは、無傷のまま笑顔を崩さない。

「キミとヤるの、楽しそうだったから……」

 その声は明らかに“戦いを楽しんでいる者”のそれだった。

 リルの反撃が始まる。
 斬撃の連打がトワを包囲しようとするが──。

「……よけるね♪」

 軌道を滑るように逸らしながら、トワはすれ違いざまに一撃を返す。

「……!!」

 その度、風が重くなる。
 空気が粘性を帯びるかのような異常な圧。

「レイラちゃんッ! 後衛に!」

 ラショウはレイラの腕を引きつつ、短剣を逆手に構える。

「私たちが突っ込んでも、きっと通らない……っ、リルくんが狙われてる!」

「……いや、私たちも戦う!!」

 叫ぶレイラ。

「でも無理はしないよ……! 今は、支援に回る……!」

 その言葉に、ラショウは小さく頷いた。

 リルとトワの攻防は、完全にふたりの世界に突入していた。

「……アハ……もっと、ろうよ……♪ もっともっと、ふたりで……へとへとになるまで♪」

「……ッ、……グル゙ル゙ルッ……!!」

「んは♡ イイ声……、もっと聞かせて? ……一緒に、最後は一緒に、ふたりで果てよぉ……♪」

 その可愛らしい声に、笑顔のままの悪意が滲み出す。

(こいつ……! 戦うために生きてるようなヤツかよ……!)

 牙を剥くリル。両腕が更に深く龍化していく。

 火花が散り、戦場は完全に本気へと移行した。

 リルとトワの交戦が続く中、周囲の空気は明らかに異質なものへと変わっていた。

(……速……ッ……!)

 リルは歯を食いしばりながらも、一撃一撃を確実に捌いていく。
 トワの攻撃は直線的だが、重く、速い。

 そして──止まらない。

「わぁ……すごい、まだ動けるんだ……」

 トワは無表情のまま、まるで感心するような声を漏らす。

「じゃあ、もっとイケるよね? ボク、もっとヤりたいな……♪」 

「…………ッ……!」

(……ムカつく……! 戦ってる相手の反応を楽しんでんのか……!!)

 リルの脳裏に、あの異様な上位種の龍たちの姿が蘇る。
 だがそれ以上に、“人間に近すぎる存在”が今、自分の目の前にいる。

「ラショウ、援護を」

 戦いの渦の中、短く告げるレイラ。
 その目は既に、冷静な戦士のものになっていた。

「私は龍因子の動きだけを見て、リルの補佐に徹する。ラショウ、あなたは接近した瞬間に一撃入れて。……少しでも隙を作る」

「了解!」

 短剣を構え直すラショウ。
 このふたりの連携も、ここまでの戦いの中で培われてきた。

「…………」

 トワがその気配に気づき、ふわりと横に跳ねるように距離を取る。

「……ふぅん。なんか、増えてきた……。じゃあ、みんな相手してもいいの?」

 その問いに、リルが低く唸った。

「上等だ。だが、お前の相手はオレだ。オレが止める」

 そして、再び飛び込む。

 トワはそれを迎え撃つように、笑みを浮かべて拳を構える。

「……うん……楽しくなってきたかも♪」

 爆ぜる衝撃。

 破裂したような龍因子の波が、周囲の空気を一気に撥ね飛ばす。

 その瞬間、ラショウが飛び込み、レイラが龍因子の流れを読み、戦場は刻一刻と崩壊の気配を孕みはじめていた。

 ──ガンッ!!!

 再び衝突。
 リルの龍化した爪と、トワの異形の腕がぶつかり合い、鈍い火花が散る。

「……楽しい……楽しいなぁ……」

 息ひとつ乱れぬまま、トワの顔が更に綻んだ。
 あどけない顔立ちに、狂気の笑みが滲んでいる。

「もっとボクと戦って? ……ねえ、もっと、もっと……」

 その言葉と共に、アームカバーから完全に晒された手が、より禍々しい変異を始める。

 黒く膨れ上がる甲殻、関節の捻れた骨、竜の爪を思わせる鉤状の指。

「…………!!」

 リルは歯を食いしばった。

「ッ……オレが、止める……!」

 背後では、レイラが戦いの流れを読みながらも、顔を強張らせる。

(……おかしい、この龍因子……膨れ上がってる)

「ラショウ! 引いて!」

「でもリルくんが──!」

「リルも引いて!! 今のあれを受けたら……!」

 ──ドンッ!!!

 トワの動きが鋭く跳ね上がる。
 今までとは段違いの殺意が、ぶつかりかけた──。

 その瞬間。

「待って~!!」

 この場にいる誰のものでもない声が、空気ごと戦場を引き裂いた。

「!?」

 全ての動きがピタリと止まる。

 トワの手が空中で止まり、顔だけが、そちらを振り向いた。

「……あ、クオン」

 わたわたと駆け寄ってきたのは、紫から水色へと流れる髪の少女──クオン。
 和ゴスな服に身を包み、焦ったような、または困ったような表情を浮かべていた。

「トワ……ダメでしょう、勝手に戦っちゃ……!」

 ぷくっと頬を膨らませたクオンが、ぷんすかとトワに近付く。

 すると、あの爆発寸前の空気が奇跡のようにスッと収束していった。

「……!?」

 リルはその場に膝をつきながら、肩で息をしつつ呟く。

「……なんだ? ……誰だ……」

 戦場に吹き抜ける風だけが、クオンの袖を揺らしていた。

「皆さんお怪我は……あっ、大きいものは無さそうですね! よかった~!」

 クオンはパタパタと走り寄りながら、レイラたちに朗らかに微笑みかける。
 あの狂気に満ちていた空気が嘘のように、花のような声が戦場に落ちた。

「本当に申し訳ございませんでしたぁ……! この子には、キツく叱っておきますので……!」

 ぴょん、と跳ねるようにしてトワのアームカバーを摘まみ上げると──。

「それでは私たちは、失礼します~!」

 そのままふたりは、風のように軽やかにその場を去っていった。

 まるで、何事も無かったかのように。

「…………」

「…………」

「…………」

 残されたレイラたち3人は──呆然。

「……え、今の、何……?」

 目を見開いた顔で、ぽつりと呟いたラショウ。

 リルは地面に手をついたまま、何度もぶつけ合った爪と腕を振るわせる。

「……あいつ、ここ最近見た中でも……別格でヤバそうな気がする」

 その声には、確かな恐怖と、何より実感が滲んでいた。

 ラショウはすぐに膝をつき、リルの龍化が解けかけた手元に駆け寄る。

「リルくん……大丈夫? 手、腫れてる……」

「大丈夫じゃねえよ……なんなんだよ、あいつら……」

 レイラは少し離れた場所で、通信端末を取り出しながら──。

「……報告しなきゃね」

 しかし、その手が。

「…………」

 ほんの一瞬だけ止まる。

(なんか……)

 ふたりの少女の顔が脳裏に浮かぶ。

 あの無表情な顔。
 そして、それを止めた優しいもうひとりの少女の声。

(…………キイに……)

(……似てたような気がする……)

 レイラの瞳が曇天を映す。

「…………」

 風が吹いた。
 どこか、遠くから。

 龍の調査は、静かに、次の幕へと進み始めている。




 第19話 完










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