お気に入りのカフェで

しおん

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出会い4

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side葵
カフェの近くの公園で彼を見かけた。
ここ最近彼がカフェに来ることがなくいつ会えるかな?など気にしていたら目の前から歩いてくるではないか。
この出会いと奇跡を信じ勇気を出して声をかけた。
「あのカフェによくいるお兄さんですよね」
声をかけた時体温が上がった。
(あー絶対顔赤い気がする……)
勇気を出して声をかけたはいいもののどう話していいかわからず少しの沈黙があった。
「確かにあのカフェはお気に入りだが俺になにか?」
「えっとつい……」
頭の中はパニックだった。
どーしようこの後どう話を切り出していいかもうわからなくなっていた。
(えーいこの際当たって砕けろだ)
そう思っていたら向こうから再び声をかけてくれた。
「すまない急に声をかけられたもので驚いてしまって」
「そうですよね!僕あそこのカフェで正式に働くことになったんですよ。こないだまで研修中だったんですけど……」
「そうだったんだなおめでとう。俺もあのカフェが好きでよく行くのでその時はよろしく頼むよ」
(わぁー会話が続いた)
もう心の中はその言葉でいっぱいだった。
話せたことが何よりも嬉しい。
あそこのカフェの定員になれたことも伝えられ会った時にも声をかけるきっかけ作りができた。
それが本当に嬉しかった。
「ありがとうございます!実はお兄さんのこと何度かあのカフェで見かけてたんですよ。
僕もお気に入りであそこによく通い勉強してました。
その時にお兄さんのこと見かけててついついこないだも働き始めに会えて嬉しくて……
今もたまたま会えたんで声掛けちゃいましたすみません。」
話せることが嬉しくてついつい彼との出会いを熱く語ってしまった。
「そうだったんだね。声をかけてくれてありがとう
またカフェで会った時は美味しいコーヒーでも入れてくれ。すまないまだ仕事が残っていてここで失礼するよ。」
そう声をかけてくれもうひとつ僕には聞きたいことがあった。
次回来た時に名前を知れていたら嬉しいと思う気持ちが出てきてしまった。
これだけはの気持ちで声をかけた。
「忙しい時にすみません。あのどうしてもお名前だけ聞きたくて教えていただいてもいいですか?
僕は楠葵です。よろしくお願いします。」
「名前か……
俺は東雲蓮だ。」
(蓮さん。)
なんてかっこいい名前なんだろうそして外見とピッタリな名前だ。
黒髪に僕より身長が高くスーツ姿が良く似合う蓮さん。
もう心の中では呼び方が蓮さんだった。
だったら実際も呼びたいと思い再度声をかける。
「蓮さん……って呼んでも大丈夫ですか?」
「あぁ構わないが……
すまない。仕事がまだ終わっていなくてね。
時間が本当に今ないんだ俺はこの辺で失礼するよ。」
すごい慌てた様子だった。
引き止めすぎてしまったと後悔したが次いつ会えるか分からない。
「ほんとにすみません。
またお店に来てくださいね。
それでは失礼します。」
そう言って別れた。
話せたことに感謝をし心の中で、またお店にしてくれないかな。
またかっこいいスーツ姿見れるかな?
でも私服も見てみたいなど頭の中で思いながら家に帰っていった。
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