お気に入りのカフェで

しおん

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本屋までの道のり3

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「俺の夢は喫茶店を開くことなんだ。
今はお金を貯めつつ、営業の仕事をしてる。
何かの役に立つかと思ってな。」
「凄いです。
素敵な夢ですね。
蓮さんがお店開いたら僕通いたいです。」
葵くんは尊敬の眼差しで俺のことを見てくる。
自分のやりたいことに気がついたのなんて社会人になってからだし今からそれを考えてる葵くんのが凄いと思ってしまう自分もいた。
「俺的にはちゃんと今から考えてる葵くんのがすごいと思うよ。
俺のやりたいことに気がついたのなんて仕事始めてからだし。
この学生のうちに色々体験して何が好きか見つけるのもいいと思う。
まぁ焦らず決めてければいいんじゃない?」
「そうですね。
ありがとうございます。
自分のペースで見つけて行けるよう頑張ります。」
「あまり気合い入れすぎず思いついたこと沢山やったら見つかるよ。
見つかったら是非聞かせてね。」
「はい!!
そしたら1番に伝えに行きますね。」
「楽しみにしてる。」
少しは彼の役に立ったかな。
まぁ焦らずともやりたいことやればきっといつか夢が見つかるさなんて思って声をかけたが笑ってくれたので良かった。
自分自身も見つけたきっかけなんてふとした時だったしな。
その後もたわいのない話をしながら本屋へ歩いて向かった。
若いっていいなと思いながら俺もそんなに歳が変わらないはずなのにそんなふうに思ったのだ。
そして誰にも行ったことがない密かな夢。
応援して貰える嬉しさがこんなに嬉しいなんて知らなかった。
だからといって誰にでも話すというわけではないけれど。
「あ!そうだ。
夢のことは2人だけの秘密な。
よろしく葵くん。」
「わかりました!!
じゃあ僕が1番の蓮さんカフェに向けてのファンですね。」
笑顔でそんなこと言われたら思わず俺自身も笑ってしまった。
「よろしく頼むよ。
さて、本屋に着いたし色んな本を見て回ろうか。」
「はい!!」
そう言ってふたりは本屋でお互いの好きな作品を言い合ったり、おすすめの本を紹介したりと楽しい時間を過した。
そしてお互いの紹介した本を1冊ずつ買ってその場で解散した。
楽しい時間だった。
また、時間ができたら一緒にたわいのない話をしながら出かけたいと思った。
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