冷酷社長に甘く優しい糖分を。

氷萌

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1章:雑用係に採用

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「コレはなんの騒ぎだ」


漆黒のオーラと紺色のスーツを身に纏い
鋭い目つきで睨みを利かせた1人の若い男が
会議室に現れた。

180cmを超える長身と
誰も寄せ付けない圧倒的な存在感に
その場にいた男性達も鎮静されていく。

それにも関わらず
姿を現すまでまったくと言っても良いほど気配を感じさせない。


イトカは直感した。
この男がココのボス
”柴永 サクマ社長”だという事に。


「シバ社長、すみません。
 どうやら不法侵入者が紛れ込んだようでして
 今すぐ追い出します」

「だから不法侵入じゃなくて
 私は秘書面接に来ただけなんですってば!」

「嘘を言うな!
 黙ってコソコソと会議に参加して
 モニターが消えたのもお前の仕業だろ!
 パソコンを触るフリを
 きっとデータを盗んだに違いない!」

「そんなワケないじゃないッ
 本当に間違えて入っちゃっただけなんです!」

「この女、会議内容に意見まで言ったんですよ。
 どこかのスパイかもしれない!」
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