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1章:雑用係に採用
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しおりを挟む急に黙ってしまった社長。
大切な多業種界の会議で発信してしまった事に
完全に怒っているんだと理解した。
そして社長が口を開く。
「面白い女だ。
採用してやる」
「・・・え。」
思い掛けない言葉に瞬きを数回。
「今日から正式に
このビルの社員だ」
頭の整理が追い付かず
それ以上の言葉が見つからない。
「だが秘書の枠はもうない。
だからお前には
俺の身の回りの雑務をしてもらう」
続けて言われた社長の言葉に
ただただ驚くばかり。
「雑務…ですか」
「そうだ。
秘書はもう決まったからな。
お前には”それ以外”の
重要な役割をしてもらう」
「それ…以外とは…」
「そうだな。
社長室やその他の階を掃除。
その他は俺に頼まれた事をやってもらう。
給料に関しては聞いてやってもいいが
文句も意見も質問も受け付けない」
「なッ
それじゃただのパワハ…」
「イヤなら今すぐ出ていけ。
俺はそれでも構わない」
そこまで言われてしまうと
今度こそ反論が出来なかった。
雑務どころの話ではない。
言ってみれば”使い捨てになる雑用”だ。
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