冷酷社長に甘く優しい糖分を。

氷萌

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3章:嫉妬と確執

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鮫島の立場もある。
だから下手に関わったりすれば
彼女がどうなるのかわかならない。
それと自分自身に危害が及ぶ事も恐れた。


それなのに別の日…


「おい、女。
 今日は俺の帰りが遅くなるから
 しっかり家のセキュリティを掛けて寝ろ」


すぐ隣でスケジュールを確認している鮫島がいるにも関わらず
どうしてか社長は何気なく
”一緒に住んでいます”宣言をしてしまった。

驚いたのはイトカと…
もちろん鮫島本人だ。

スケジュール確認どころじゃなくなってしまい
瞬きを忘れ目を丸くしながら、その場で固まっている。


「どう…いう事…?」


なんとか絞り出した声でイトカに質問してきたが…。


「えっと…それは、つまり…
 掃除屋さんというか…」


遠まわしでありながらも
誰でもわかるような社長の発言に
何をどう誤魔化しても隠せそうにもなく
しどろもどろになってしまう。

それなのに
社長はやっぱり空気が読めない。


「俺の家で住み込みで働いてもらってる」


まさに”衝撃波”
切れ味良すぎの刃のような一言を発した。
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