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第03章 初めてのダンジョン攻略
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そうこうしている間に店主のミハイとヴィヴィが荷物が一杯詰まった木箱をドンドンと積み上げていった。
ミハイが木箱の山を前に額の汗を拭いながら言った。
「ふう!メモに書いてあった品物をきっちり揃えたよ!でもこんなに沢山本当に持って帰れるかい?」
「大丈夫や!獣人族は人間よりずっと力が強いからこれぐらいみんなで運べるわ!」
そう言って犬娘が木箱に両手を掛けて待ちあげようと力を込めた。
しかし木箱は微動だししなかった。
「ほら、ごらんよ!荷車でもなけりゃ無理だよ」
「そやけどダンジョンの中は狭いさかい荷車は入らへんのや。何とかうちらの手で運ばんと騎士様に叱られるんや」
「おや?あんたたち、ダンジョンに行くのかい?騎士様ってカレリア王国の近衛騎士のことかい?」
ダンジョンと聞いて私の好奇心がうずうずしてきた。
「ねぇ、ダンジョンってどこにあるの?何しに行くの?」
「うっさいなあ!あんたには関係あらへんやろ?」
「東の森の奥にあるダンジョンに行くのね。ゴブリンを討伐するために!」
ヴィヴィがそう言うと犬娘は無言でうなずいた。
「えっ!?ゴブリンを討伐!?魔物って絶滅危惧種で保護されてるんじゃなかったの?」
「あんた、アホかいな!ゴブリンは勝手にウジャウジャ増えて悪さばっかりしとる害獣や!駆除せんとあかん魔物なんや!」
三人のケモノ娘は力を合わせて何とか木箱を運ぼうと悪戦苦闘しだした。
しかし、さすがの獣人の力をもってしてもこの大量の荷物は一度には持てなかった。
「手伝ってあげようか?」
私がそう言うと犬娘が鼻で笑った。
「何を言うとる!あんたのその細い腕で何を手伝うんや!」
「 アイテム収納の魔法!」
私が魔法を唱えると木箱の山はスーッと消えていった。
犬娘は度肝を抜かれ、店内を見まわした。
「い、今、何をしたんや!?荷物はどこに消えたん!?」
「 アイテム収納の魔法を使っただけよ。品物を私の魔法のポケットの中に収納しただけ」
「 アイテム収納の魔法!?何を言うとる、この盗人!?荷物を返さんかい!!」
「何よ!運んであげようとしただけなのに…」
私はぶつくさ言いながら再びアイテム収納の魔法を唱えた。
すると目の間には元通り木箱の山が現れた。
「これでいい?」
私がそう尋ねても犬娘は唖然と立ちすくんでいるだけだった。
三人のケモノ娘たちは私の方をチラチラ見ながら、頭をくっつけ合うようにして何やらひそひそと密談を交わしていた。
やがて意を決して犬娘が私の前にやってきた。
「……あのう、あんた?」
「ステラって呼んでね!」
「ステラはん。うちはアンナと言います。こっちのキツネ耳はフェンツィ。ウサギ耳はミッツイです」
「えーと、アンナちゃんにフェンツちゃんにミッツイちゃんね。よろしくね」
「……あのう、ステラはん」
「なあに?」
「さっきは疑ってすみまへんでした。ステラはんはエルフ様やからきっと他にも凄い魔法ができるんやろな」
「ま、まあね!そりゃエルフだから色んな魔法を知っているわよ」
いきなり、アンナが私の手を握り締めて必死の形相で懇願した。
「お願いや!ステラはん!うちらを助けてくれませんか!」
ミハイが木箱の山を前に額の汗を拭いながら言った。
「ふう!メモに書いてあった品物をきっちり揃えたよ!でもこんなに沢山本当に持って帰れるかい?」
「大丈夫や!獣人族は人間よりずっと力が強いからこれぐらいみんなで運べるわ!」
そう言って犬娘が木箱に両手を掛けて待ちあげようと力を込めた。
しかし木箱は微動だししなかった。
「ほら、ごらんよ!荷車でもなけりゃ無理だよ」
「そやけどダンジョンの中は狭いさかい荷車は入らへんのや。何とかうちらの手で運ばんと騎士様に叱られるんや」
「おや?あんたたち、ダンジョンに行くのかい?騎士様ってカレリア王国の近衛騎士のことかい?」
ダンジョンと聞いて私の好奇心がうずうずしてきた。
「ねぇ、ダンジョンってどこにあるの?何しに行くの?」
「うっさいなあ!あんたには関係あらへんやろ?」
「東の森の奥にあるダンジョンに行くのね。ゴブリンを討伐するために!」
ヴィヴィがそう言うと犬娘は無言でうなずいた。
「えっ!?ゴブリンを討伐!?魔物って絶滅危惧種で保護されてるんじゃなかったの?」
「あんた、アホかいな!ゴブリンは勝手にウジャウジャ増えて悪さばっかりしとる害獣や!駆除せんとあかん魔物なんや!」
三人のケモノ娘は力を合わせて何とか木箱を運ぼうと悪戦苦闘しだした。
しかし、さすがの獣人の力をもってしてもこの大量の荷物は一度には持てなかった。
「手伝ってあげようか?」
私がそう言うと犬娘が鼻で笑った。
「何を言うとる!あんたのその細い腕で何を手伝うんや!」
「 アイテム収納の魔法!」
私が魔法を唱えると木箱の山はスーッと消えていった。
犬娘は度肝を抜かれ、店内を見まわした。
「い、今、何をしたんや!?荷物はどこに消えたん!?」
「 アイテム収納の魔法を使っただけよ。品物を私の魔法のポケットの中に収納しただけ」
「 アイテム収納の魔法!?何を言うとる、この盗人!?荷物を返さんかい!!」
「何よ!運んであげようとしただけなのに…」
私はぶつくさ言いながら再びアイテム収納の魔法を唱えた。
すると目の間には元通り木箱の山が現れた。
「これでいい?」
私がそう尋ねても犬娘は唖然と立ちすくんでいるだけだった。
三人のケモノ娘たちは私の方をチラチラ見ながら、頭をくっつけ合うようにして何やらひそひそと密談を交わしていた。
やがて意を決して犬娘が私の前にやってきた。
「……あのう、あんた?」
「ステラって呼んでね!」
「ステラはん。うちはアンナと言います。こっちのキツネ耳はフェンツィ。ウサギ耳はミッツイです」
「えーと、アンナちゃんにフェンツちゃんにミッツイちゃんね。よろしくね」
「……あのう、ステラはん」
「なあに?」
「さっきは疑ってすみまへんでした。ステラはんはエルフ様やからきっと他にも凄い魔法ができるんやろな」
「ま、まあね!そりゃエルフだから色んな魔法を知っているわよ」
いきなり、アンナが私の手を握り締めて必死の形相で懇願した。
「お願いや!ステラはん!うちらを助けてくれませんか!」
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