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第03章 初めてのダンジョン攻略
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「ステラちゃん、できたわよ」
ジャスパーをいじっていたヴィヴィが私に言った。
「ありがとう!ヴィヴィちゃん!」
私は自分の額の青碧石に指を触れ、頭の中で「ステラ」という言葉で検索してみた。
すると「美少女エルフのステラチャンネル」というタイトルと私の顔写真が頭の中に浮かんできた。
「本当だわ!私の配信用のチャンネルが出来てるわ!」
「へぇー!ステラちゃんの青碧石って直接頭の中に画面が浮かんでくるの。青碧石って旧式だと思ってたけど性能はジャスパーよりもずっと上だわ」
ヴィヴィが自分のジャスパーの画面を見ながら羨ましそうに言った。
私は「美少女エルフのステラチャンネル」にお屋敷でイルマ様のために演じた三十本の落語の動画をアップしていった。
出来上がった再生リストを見てヴィヴィが言った。
「いっぱい動画をあげたわね。ステラちゃんが変な服を着て一人でおしゃべりしているわ」
「それは『着物』と言って私のいた世界の由緒正しい服装よ」
「ステラちゃんのいた世界ってエルフの国のこと?」
「い、いえ、まあー、そうねぇ…」
「それじゃこのチャンネル、店に来たお客さんにも宣伝しといてあげるね」
「よろしくね!」
その時、雑貨屋の入り口のドアベルが鳴った。
「いらっしゃいませ!」
店主のミハイが愛想よく入り口に向かって叫んだ。
私が何気なく来客たちが入って来た方を振り返って驚いた。
店に入ってきたのは人間ではなかった。
パッと見は普通の可愛い女の子なのだが、長い耳とシッポを持った獣人の娘たちだった。
先頭にいたビーグルのような垂れ耳をした犬娘がミハイに向かって一枚の紙を差し出した。
「ここに書いとる品物を全部おくれ!」
「おやまあ、随分と沢山買ってくれるんだね!ありがとうよ!でもこんなにいっぱい持って帰れるのかい?」
「大丈夫や!みんなで持って帰るから」
リーダー格の犬娘が仲間の方を振り返った。
キツネ耳をした娘とウサギ耳をした娘が大きくうなずいた。
ミハイとヴィヴィが大慌てで店の品物を取り出している間、私は初めて見るケモノ娘に興味しんしんだった。
(か、可愛い!なんて可愛い生き物なの!ああ!あの娘たちの頭をモフモフしたい!)
私の舐め回すような視線に気が付いた犬娘が私を睨みつけた。
「なんや!獣人が珍しいんか!?」
私は犬娘の敵対心に気づかず素直にうなずいた。
「うん!生まれて初めて会ったわ!」
「ケッ!どこのド田舎から出て来たんや!お前エルフやないか!エルフの方がよっぽど珍しいわ!」
「随分と口が悪い娘ね。それにどうして関西弁なのかしら?」
私が思わずつぶやくと目の前にイルマ様のチャットの文章が表示された。
『この獣人たちは辺境の方言を話している。 翻訳の魔法をかけられたステラには前世で自分の知っていた方言に聞こえるのじゃ』
そう言えば異世界に転生してからずっとみんな日本語で喋ってる。
魔導書の文字もスラスラと読めた。
気が付いていなかったが最初にイルマ様が私に 翻訳の魔法をかけてくれていたのか。
ありがたや!ありがたや!
ジャスパーをいじっていたヴィヴィが私に言った。
「ありがとう!ヴィヴィちゃん!」
私は自分の額の青碧石に指を触れ、頭の中で「ステラ」という言葉で検索してみた。
すると「美少女エルフのステラチャンネル」というタイトルと私の顔写真が頭の中に浮かんできた。
「本当だわ!私の配信用のチャンネルが出来てるわ!」
「へぇー!ステラちゃんの青碧石って直接頭の中に画面が浮かんでくるの。青碧石って旧式だと思ってたけど性能はジャスパーよりもずっと上だわ」
ヴィヴィが自分のジャスパーの画面を見ながら羨ましそうに言った。
私は「美少女エルフのステラチャンネル」にお屋敷でイルマ様のために演じた三十本の落語の動画をアップしていった。
出来上がった再生リストを見てヴィヴィが言った。
「いっぱい動画をあげたわね。ステラちゃんが変な服を着て一人でおしゃべりしているわ」
「それは『着物』と言って私のいた世界の由緒正しい服装よ」
「ステラちゃんのいた世界ってエルフの国のこと?」
「い、いえ、まあー、そうねぇ…」
「それじゃこのチャンネル、店に来たお客さんにも宣伝しといてあげるね」
「よろしくね!」
その時、雑貨屋の入り口のドアベルが鳴った。
「いらっしゃいませ!」
店主のミハイが愛想よく入り口に向かって叫んだ。
私が何気なく来客たちが入って来た方を振り返って驚いた。
店に入ってきたのは人間ではなかった。
パッと見は普通の可愛い女の子なのだが、長い耳とシッポを持った獣人の娘たちだった。
先頭にいたビーグルのような垂れ耳をした犬娘がミハイに向かって一枚の紙を差し出した。
「ここに書いとる品物を全部おくれ!」
「おやまあ、随分と沢山買ってくれるんだね!ありがとうよ!でもこんなにいっぱい持って帰れるのかい?」
「大丈夫や!みんなで持って帰るから」
リーダー格の犬娘が仲間の方を振り返った。
キツネ耳をした娘とウサギ耳をした娘が大きくうなずいた。
ミハイとヴィヴィが大慌てで店の品物を取り出している間、私は初めて見るケモノ娘に興味しんしんだった。
(か、可愛い!なんて可愛い生き物なの!ああ!あの娘たちの頭をモフモフしたい!)
私の舐め回すような視線に気が付いた犬娘が私を睨みつけた。
「なんや!獣人が珍しいんか!?」
私は犬娘の敵対心に気づかず素直にうなずいた。
「うん!生まれて初めて会ったわ!」
「ケッ!どこのド田舎から出て来たんや!お前エルフやないか!エルフの方がよっぽど珍しいわ!」
「随分と口が悪い娘ね。それにどうして関西弁なのかしら?」
私が思わずつぶやくと目の前にイルマ様のチャットの文章が表示された。
『この獣人たちは辺境の方言を話している。 翻訳の魔法をかけられたステラには前世で自分の知っていた方言に聞こえるのじゃ』
そう言えば異世界に転生してからずっとみんな日本語で喋ってる。
魔導書の文字もスラスラと読めた。
気が付いていなかったが最初にイルマ様が私に 翻訳の魔法をかけてくれていたのか。
ありがたや!ありがたや!
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