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01 二十年前に追放された聖女は辺境で楽しく暮らしている
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冒険者ギルドにポーションを納入して、買い物を済ませて家に向かった。
馬車が行き交う大通りを避けて裏道にはいる。街道からすこし外れたところにある我が家まで、気持ちいい道が続く。
この何年かでこの街はにぎやかになった。というのも、領主が温泉に目をつけ、貴族が楽しめる施設を作ったのだ。会わせて街道を整備したので王都から貴族がやってくるようになり、賑わうようになった。
だが、わたしの家のまわりは人も景色もかわらず、のんびりと暮らしている。
二十年前に追放されて、ここにやってきたとき、家をみて途方にくれているわたしをみて、隣の夫婦は手伝ってくれた。
わたしは訳ありだと、話しても笑って
「隣人が困っているのに助けないってことはない」と言った。
わたしはそれを聞いて、涙が止まらなくなり断罪されて初めて、いえ、王太子妃教育が始まって以来初めて泣いた。涙を流し声をだし、奥さんに抱きついて泣いた。
奥さんはわたしが泣き止むまで髪や背中をなでてくれた。
泣き止んだわたしは生まれ変わった。というか昔のわたしに戻った。子供の頃のわたしは元気一杯のおはねちゃんだったのだ。
料理も洗濯も掃除もできないわたしに、食事を差し入れてくれ、家事を教えてくれた近所の人にお礼として、聖女の力でポーションを作り、配った。
やがて評判を聞きつけた冒険者ギルドに、卸すようになった。
街から少し離れたところにダンジョンというのがあるらしく、冒険者がやってくるのだ。
ただ、ダンジョンは初心者向きらしく、冒険者が深刻な怪我をすることはあまりないらしいし、治療できるものが常駐している。
それでわたしは疲労回復、精神安定のポーションを納めている。仕事終わりに飲んで、よく眠り明日に備えてもらえばいいと思ったのだ。
家では近所の人向きに痛み止め、熱冷ましのポーションを売っている。
ポーションと言ってもわたしのは、聖女の力を水に定着させている簡単なものだ。薬草は色つけに使っているだけだ。
近所の人には最初、ただで配っていた。おかえしに食べ物を貰えばそれで充分だったからだ。
でもそれだと申し訳ないと恐縮されてしまうので、お金をもらうようにした。
食べ物も同じようにくれるので申し訳ないが、いまは両方が納得してうまくいっている。
食べ物の話ばかりになるが、わたしは料理が苦手だ。
それで考えた方法が台所においた大鍋にスープをつくることだ。
とにかくもらった肉や野菜をどんどんいれて塩で味を調える。3食スープを食べているからすぐになくなる。そこに次の野菜、肉を足していくというやり方だ。
最近、ビスケットの焼き方とジャムの作り方を覚えた。
自分で焼いたビスケットは苦かった。
ジャムはおいしかった。パンを薄切りにしてかりかりに焼いて、ジャムを塗ってたべたときは感動した。
ほどよくおなかがすいたころ家に着いた。おや、庭に待っているひとがいる。
腰が痛くてポーションを買いにきたらしい。留守だけどそんなにおそくならないだろうと待っていたらしい。
なかにはいってもらって、お茶をだしてすこしおしゃべりをした。
ポーションはこの場で飲んでもらった。
「痛みが消えた」と言っていたがすこし体を調べさせてもらう。
触るともっとよくわかるが、さわらずにテーブルで向かい合って調べると、腰の骨の異常というより疲れのようなので、話をきくと孫が遊びにきてずっとかまっていたらしい。あたたかくしてゆっくりするように言うと、そうしようと返事をして、ごちそうさまと帰っていった。
その後は干していた薬草を取り込んで夕飯まで本を読んで過ごした。
最近、はやりの読み物は振られた女が復讐に燃え、悪魔のシゴキに耐え絶大な力を手に入れ世界を征服する話らしい。
この悪魔のシゴキを参考にした騎士団が全員疲労骨折するなど、社会問題化しているらしい。
わたしもシゴキを参考に、腹筋の運動をやってみたが確かに悪魔の所業だった。
その後、試したと覚しき客が増えて、笑いを抑えるのが大変だった。
翌朝、頼んでいたポーションの瓶が届いたのでポーション作りをやった。
わたしのポーションは水に魔力を定着させただけなので、透明なのだが色があるほうがポーションらしいので薬草の煮出し汁で色をつけてある。
ポーションを売っている以上、薬草を干したり、煮出しているほうが体裁がいいから、丁度いい。
今日も大鍋にポーションを色違いで作った。
瓶に注ぐのが面倒で魔法を開発したが、魔法でやると運動が足りないようで腕に脂肪がついてきたので、手の動力を使うようにしている。
今回の色付けはとっておいた玉ねぎの皮も使ったので、ずらりと並んだ瓶は色がいろいろで綺麗だった。
わたしのポーションは色ではなく、瓶の蓋の色で区別するようになっている。
ギルドは親切に、とりに来てくれると言ってくれたが、荷物を持って歩くことも大切なので断って自分で運んでいる。
帰りの買い食いも楽しみだしね。
煮出し終えた薬草は庭に穴を掘って埋める。するとそこの薬草が変化することがある。煮出し汁の色が変わってすごく楽しい。
庭は雑草だらけだが、放置している。わたしは庭仕事がきらいなのだ。草むしりは特にきらいなのだ。
そしてわたしはきらいな事をやらずにいられる今の生活が好きだ。
義妹をいじめ、自分を聖女だと偽って王家を騙して追放された悪女。
ジェルミーナ・スプランドル侯爵令嬢は、追放先で平民のミーナとして至極幸せに暮らしている。
馬車が行き交う大通りを避けて裏道にはいる。街道からすこし外れたところにある我が家まで、気持ちいい道が続く。
この何年かでこの街はにぎやかになった。というのも、領主が温泉に目をつけ、貴族が楽しめる施設を作ったのだ。会わせて街道を整備したので王都から貴族がやってくるようになり、賑わうようになった。
だが、わたしの家のまわりは人も景色もかわらず、のんびりと暮らしている。
二十年前に追放されて、ここにやってきたとき、家をみて途方にくれているわたしをみて、隣の夫婦は手伝ってくれた。
わたしは訳ありだと、話しても笑って
「隣人が困っているのに助けないってことはない」と言った。
わたしはそれを聞いて、涙が止まらなくなり断罪されて初めて、いえ、王太子妃教育が始まって以来初めて泣いた。涙を流し声をだし、奥さんに抱きついて泣いた。
奥さんはわたしが泣き止むまで髪や背中をなでてくれた。
泣き止んだわたしは生まれ変わった。というか昔のわたしに戻った。子供の頃のわたしは元気一杯のおはねちゃんだったのだ。
料理も洗濯も掃除もできないわたしに、食事を差し入れてくれ、家事を教えてくれた近所の人にお礼として、聖女の力でポーションを作り、配った。
やがて評判を聞きつけた冒険者ギルドに、卸すようになった。
街から少し離れたところにダンジョンというのがあるらしく、冒険者がやってくるのだ。
ただ、ダンジョンは初心者向きらしく、冒険者が深刻な怪我をすることはあまりないらしいし、治療できるものが常駐している。
それでわたしは疲労回復、精神安定のポーションを納めている。仕事終わりに飲んで、よく眠り明日に備えてもらえばいいと思ったのだ。
家では近所の人向きに痛み止め、熱冷ましのポーションを売っている。
ポーションと言ってもわたしのは、聖女の力を水に定着させている簡単なものだ。薬草は色つけに使っているだけだ。
近所の人には最初、ただで配っていた。おかえしに食べ物を貰えばそれで充分だったからだ。
でもそれだと申し訳ないと恐縮されてしまうので、お金をもらうようにした。
食べ物も同じようにくれるので申し訳ないが、いまは両方が納得してうまくいっている。
食べ物の話ばかりになるが、わたしは料理が苦手だ。
それで考えた方法が台所においた大鍋にスープをつくることだ。
とにかくもらった肉や野菜をどんどんいれて塩で味を調える。3食スープを食べているからすぐになくなる。そこに次の野菜、肉を足していくというやり方だ。
最近、ビスケットの焼き方とジャムの作り方を覚えた。
自分で焼いたビスケットは苦かった。
ジャムはおいしかった。パンを薄切りにしてかりかりに焼いて、ジャムを塗ってたべたときは感動した。
ほどよくおなかがすいたころ家に着いた。おや、庭に待っているひとがいる。
腰が痛くてポーションを買いにきたらしい。留守だけどそんなにおそくならないだろうと待っていたらしい。
なかにはいってもらって、お茶をだしてすこしおしゃべりをした。
ポーションはこの場で飲んでもらった。
「痛みが消えた」と言っていたがすこし体を調べさせてもらう。
触るともっとよくわかるが、さわらずにテーブルで向かい合って調べると、腰の骨の異常というより疲れのようなので、話をきくと孫が遊びにきてずっとかまっていたらしい。あたたかくしてゆっくりするように言うと、そうしようと返事をして、ごちそうさまと帰っていった。
その後は干していた薬草を取り込んで夕飯まで本を読んで過ごした。
最近、はやりの読み物は振られた女が復讐に燃え、悪魔のシゴキに耐え絶大な力を手に入れ世界を征服する話らしい。
この悪魔のシゴキを参考にした騎士団が全員疲労骨折するなど、社会問題化しているらしい。
わたしもシゴキを参考に、腹筋の運動をやってみたが確かに悪魔の所業だった。
その後、試したと覚しき客が増えて、笑いを抑えるのが大変だった。
翌朝、頼んでいたポーションの瓶が届いたのでポーション作りをやった。
わたしのポーションは水に魔力を定着させただけなので、透明なのだが色があるほうがポーションらしいので薬草の煮出し汁で色をつけてある。
ポーションを売っている以上、薬草を干したり、煮出しているほうが体裁がいいから、丁度いい。
今日も大鍋にポーションを色違いで作った。
瓶に注ぐのが面倒で魔法を開発したが、魔法でやると運動が足りないようで腕に脂肪がついてきたので、手の動力を使うようにしている。
今回の色付けはとっておいた玉ねぎの皮も使ったので、ずらりと並んだ瓶は色がいろいろで綺麗だった。
わたしのポーションは色ではなく、瓶の蓋の色で区別するようになっている。
ギルドは親切に、とりに来てくれると言ってくれたが、荷物を持って歩くことも大切なので断って自分で運んでいる。
帰りの買い食いも楽しみだしね。
煮出し終えた薬草は庭に穴を掘って埋める。するとそこの薬草が変化することがある。煮出し汁の色が変わってすごく楽しい。
庭は雑草だらけだが、放置している。わたしは庭仕事がきらいなのだ。草むしりは特にきらいなのだ。
そしてわたしはきらいな事をやらずにいられる今の生活が好きだ。
義妹をいじめ、自分を聖女だと偽って王家を騙して追放された悪女。
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