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03 思い出して怒り狂う カオリ目線
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梅酒・・・・美味しい・・・覚えてた?
ここで記憶が途切れている。いまのわたしはジャージのままソファに横になっている。
今、目が覚めました。ってところだ。
もぞもぞしてると、
「目が覚めたか?レディは起きてすぐも綺麗だな」と声がした。
十年経っても相変わらず・・・・
「おはよう」
「おはよ。ほら顔洗って来な。うんとシャワーの方がいいか。こっちだ。俺のシャツを着ていいからな」
「ありがと。着替えはあるわ。出張帰りなの」
「そうか、残念」軽口の応酬に気が紛れる。
髪をきちんとまとめ、ブラウスとパンツで戻るとアサトさんは軽く口笛を吹いた。褒め方がうまくなった?
朝は洋食派のわたし好みの食卓だ。
綺麗な形のオムレツにナイフをいれるとちょっと固めで嬉しい。カリカリに焼いたトーストにたっぷりバターを塗ってオムレツを乗せてかぶりつく。
「今もその食べ方か。腕あがっただろ」とアサトさんが言った。うんとうなづいた。
「食後は?」
「日本茶」
アサトさんはうなづくと手早くテーブルの上を片付けて、茶器を持って戻って来た。
茶碗を両手で持った、湯気にほっとする。ほのかに甘い香り・・・・
これも美味しい。茶碗を置いて
「あのね」と切り出した。
「無理に話さなくていい」
「聞いて欲しい。考えをまとめたいの」
駄目だ。素直になれない。愚痴を聞いて欲しいだけなのに強がり言って浮気の状況を分析してどうするの・・・・だけど言葉がするすると繋がって出てきた。
「予定より一週間早く出張が終わりました。トオルも・・・えっと同棲相手で恋人・・・だ・・った。
トオルも出張だと連絡があったから一人だと思って、ビールとつまみを買って戻りました。
玄関にかかとの高い靴がありました。気にしませんでした。えーーとテレビの音がしました。お笑い番組でした。テレビつけっぱなしで、家、出たのかと腹がたちました。
リビングのドアを開けたら・・・開けたらお尻が見えました。お尻は割れてて・・・なんかこう・・・『お尻を思い出してどうする??』弛んでる?でいいのかな。それが上がったり下がったり・・・上下運動をしてました。
わたしはお尻めがけてキックを繰り出しました。どこにあたったのかはわかりません。
ふぎゃっと言うとお尻は体ごと横倒しになりました。そこにもう一度蹴りをいれました。どこに当たったのかわかりません。
わたしはすぐに部屋を出ました。あっドアを閉めてからスーツケースのことを思い出しました。もう一度ドアを開けてスーツケースとかかとの高い靴を持って部屋をでました。
マンションのロビーで靴をゴミ箱に捨てました。その時お酒・・・コンビニで買った物。ビールとつまみを忘れたことに気づきました。携帯の充電が切れていたことを、・・・・ごめんアサト・・・・さん充電させて・・・・ありがとう。充電が切れていた事を思い出しました。タクシーでも拾うかとと外に出たらアサトさんに会いました」
アサトさんはメモしながら聞いていて、わたしが話終わってもなにやら書いていたが・・・・
「つまりは君の部屋?二人の部屋?どっちでもいいか・・・その部屋で恋人が浮気相手をセックスしていたってことだね」
「そういうこと」
「別れる?よりを戻す?」
「別れる」
「ふふん、そんなに早く結論を出すことはないんじゃない。男と女だし」
「PC持ってるんだろ。今の話まとめたファイル送るよ。文にした物を読んだら整理できるし。しばらくここにいていいから・・・・よく考えたらいい。俺たちの仲だし・・・部屋余っているから。掃除の手配したから、気晴らしに遊びに行こう」
「遊びに?」
「あぁ尻のことなど忘れて・・・・」
「尻・・・」上下運動が・・・・
「洗濯物があれば出しといて一緒にやって貰うから」の声に尻が消えた。
ここで記憶が途切れている。いまのわたしはジャージのままソファに横になっている。
今、目が覚めました。ってところだ。
もぞもぞしてると、
「目が覚めたか?レディは起きてすぐも綺麗だな」と声がした。
十年経っても相変わらず・・・・
「おはよう」
「おはよ。ほら顔洗って来な。うんとシャワーの方がいいか。こっちだ。俺のシャツを着ていいからな」
「ありがと。着替えはあるわ。出張帰りなの」
「そうか、残念」軽口の応酬に気が紛れる。
髪をきちんとまとめ、ブラウスとパンツで戻るとアサトさんは軽く口笛を吹いた。褒め方がうまくなった?
朝は洋食派のわたし好みの食卓だ。
綺麗な形のオムレツにナイフをいれるとちょっと固めで嬉しい。カリカリに焼いたトーストにたっぷりバターを塗ってオムレツを乗せてかぶりつく。
「今もその食べ方か。腕あがっただろ」とアサトさんが言った。うんとうなづいた。
「食後は?」
「日本茶」
アサトさんはうなづくと手早くテーブルの上を片付けて、茶器を持って戻って来た。
茶碗を両手で持った、湯気にほっとする。ほのかに甘い香り・・・・
これも美味しい。茶碗を置いて
「あのね」と切り出した。
「無理に話さなくていい」
「聞いて欲しい。考えをまとめたいの」
駄目だ。素直になれない。愚痴を聞いて欲しいだけなのに強がり言って浮気の状況を分析してどうするの・・・・だけど言葉がするすると繋がって出てきた。
「予定より一週間早く出張が終わりました。トオルも・・・えっと同棲相手で恋人・・・だ・・った。
トオルも出張だと連絡があったから一人だと思って、ビールとつまみを買って戻りました。
玄関にかかとの高い靴がありました。気にしませんでした。えーーとテレビの音がしました。お笑い番組でした。テレビつけっぱなしで、家、出たのかと腹がたちました。
リビングのドアを開けたら・・・開けたらお尻が見えました。お尻は割れてて・・・なんかこう・・・『お尻を思い出してどうする??』弛んでる?でいいのかな。それが上がったり下がったり・・・上下運動をしてました。
わたしはお尻めがけてキックを繰り出しました。どこにあたったのかはわかりません。
ふぎゃっと言うとお尻は体ごと横倒しになりました。そこにもう一度蹴りをいれました。どこに当たったのかわかりません。
わたしはすぐに部屋を出ました。あっドアを閉めてからスーツケースのことを思い出しました。もう一度ドアを開けてスーツケースとかかとの高い靴を持って部屋をでました。
マンションのロビーで靴をゴミ箱に捨てました。その時お酒・・・コンビニで買った物。ビールとつまみを忘れたことに気づきました。携帯の充電が切れていたことを、・・・・ごめんアサト・・・・さん充電させて・・・・ありがとう。充電が切れていた事を思い出しました。タクシーでも拾うかとと外に出たらアサトさんに会いました」
アサトさんはメモしながら聞いていて、わたしが話終わってもなにやら書いていたが・・・・
「つまりは君の部屋?二人の部屋?どっちでもいいか・・・その部屋で恋人が浮気相手をセックスしていたってことだね」
「そういうこと」
「別れる?よりを戻す?」
「別れる」
「ふふん、そんなに早く結論を出すことはないんじゃない。男と女だし」
「PC持ってるんだろ。今の話まとめたファイル送るよ。文にした物を読んだら整理できるし。しばらくここにいていいから・・・・よく考えたらいい。俺たちの仲だし・・・部屋余っているから。掃除の手配したから、気晴らしに遊びに行こう」
「遊びに?」
「あぁ尻のことなど忘れて・・・・」
「尻・・・」上下運動が・・・・
「洗濯物があれば出しといて一緒にやって貰うから」の声に尻が消えた。
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