60 / 373
第2章 ザナドゥ王国
第60話 アイテム作成
しおりを挟む
「来た国のうち、どれだけが言う事を聞くと思う?」
ベッドに腰かけて、裸で問いかける修斗。
「アタイが見た感じだと、半分も言う事を聞かないだろうねぇ」
一糸まとわぬ姿で、パメラはベッドの上に座り、修斗の背中をなめている。
「私も似た感じです! 半分以上は美味しい汁を吸おうとしているだけでしょう!」
同じく裸で修斗のヘソをなめているバーバラ。
「早い段階で理解させるか、勘違いさせたまま搾り取るか、どちらがいいでしょうか」
修斗の耳たぶを甘がみしているキャロライン。
修斗の膝の上ではナターシャ王太子妃が背を向けて必死に腰を動かしている。
キャシー第2王子の妃は修斗の前に立って腰を突き出し、指で激しく膣を触られている。
「うわぁ、賢姫・剣姫と呼ばれる姫様が、シュウト様の前ではただの女だよ。ウチの国王様はどうなってるんだろうねぇ」
「最近はオドロキません。ユーメーなジョセイはぜんぶシュウトサマのもの、それでいいのデス」
「キャロルは面白い考え方をするのだね。僕にはまだその考えには至っていないよ」
「シュウト殿は絶倫だな。私達4人は足腰立たないというのに」
レベッカ、キャロル、フローレンス、カーリンの4人は、それぞれが10回近く行為を行い動けなくなっていた。
ベッドの上で未だ続いている修斗の行為を、ただただ見ていた。
「そういえばあいつらが置いて行った姫たち、アイツらは操るとして、他のスパイをどうするかな」
「女ならシュウトが手籠めにしたら二重スパイの完成さ。男なら……もう一人のハイエルフに相手をさせて骨抜きにさせようかねぇ?」
「酒も飲ませましょう! 良い酒を造る蔵があるので、酒で釣るのもいいですよ!」
「趣味の合う女を見つけて、ザナドゥ王国から抜けられないようにするのも良いですね」
行為をしながらもどんどんと話が進んでいく。
最終的には修斗の気持ち次第だが、それでも選択肢は沢山ある。
修斗が射精すると、ナターシャは崩れるように倒れる。
それを修斗が支え、ベッドに横にさせると、今度はキャシーが修斗の上に腰を下ろす。
「そういえば売女を着飾って連れて来た国があったな、あの国は友好を求めても一線を引いておこう。ナメくさりやがって」
夜のベッドの上で各国への対応が決められていく。
どうやら修斗、美味しい蜜を吸おうとするのは構わないが、舐められるのは許せない様だ。
そのまま夜は更け、朝日が昇り始める頃、パメラに最後の一回を注ぎ込んで宴は終わった。
「シュウト、シュウトぉ~」
修斗の下で両手を伸ばし、顔を引き寄せてキスをするパメラ。
しかし体力が限界だったのか、そのまま静かに眠ってしまう。
ベッドから離れ、テーブルに置かれた水を一口飲むと、裸のまま部屋を出て行く。
部屋の外では待っていたメイド達が、修斗の体を濡れたタオルできれいにし、服を着させる。
歩きながら服を着終えると、修斗が向かったのは献上された品々が置かれた部屋だ。
沢山の物が置かれているが、その中にはロクでもない物も含まれていて、いわゆる魔法の盗聴器、監視カメラの様な物や、呪いに近いものがかけられた物まである。
ちなみに差し出された女たちは街に捨てられた。
「どれもこれも大した物が無いな」
鑑定を使って順番に見ているが、少なくとも修斗達が使うようなものは無く、精々特産品の果物やお菓子が美味そうだな、そう思う程度だった。
だがその中に一つだけ、まだマシなブレスレットがある。
ランクとしてはCだが、その国の名前を見ると記憶にない国だった。
後から調べてみると、来た国の中では最も小さいと言っていい国で、Cランクのブレスレットでも小国なら貴重なアイテムでもおかしくない。
本気で友好を結びたいと思っている国があると知り、修斗は少し嬉しくなる。
「そういえば、以前他の国で見た武器やアクセサリーの製作現場、面白そうだったな、俺も何か作ってみるか?」
ふとそんな事を思いつき、城の倉庫にやってきた。
近くに置いてあった軍の予備の剣を手にすると、これまた近くに置いてあった小さな宝石数個を手に取り、城内にある工房へと向かう。
「さて、みよう見真似だが、上手くいくかな?」
青い宝石に回復魔法を付与させ、赤い宝石に炎の魔法を封じ込める。黄色の宝石には耐久力アップの常時発動魔法を付け、黒い宝石には重力制御魔法を付けた。
「えーっと? このままだと剣が耐えられそうにないな。ステータスをいじろう」
名前:ロングソード
種類:両刃剣 Eランク
切断:192
打撃:75
刺突:216
耐久力:668
備考:大量生産された剣。大体の武器屋で売られている。
剣の各数値にゼロを1つ追加し、柄の四方に宝石を埋め込んだ。
すると剣はまるで蜃気楼のように一瞬姿がぼやけ、新しい姿が現れた。
刃は片側だけになり、厚みと幅が増え、少し反っている。
名前:エンチャントソード
種類:魔法剣 A+
切断:6912
打撃:2871
刺突:7423
火炎魔法:5143
備考:使用時には刀身に炎を纏い、使用者の体力が自動回復する剣。大きいが重さは感じず、同等以上の魔法道具でなければ破壊は不可能。
「出来たか。しかし……まぁまぁかな? さっきのCランクのブレスレットを送って来た国、そこに貸し出してみるか」
その後朝食時に重鎮たちに見せてみると、どの国の国宝よりも強力だと言う事が判明した。
とくにバーバラとウィリアム騎士団長は興奮し、剣を持たせてもらったら泣いて感動していた。
ベッドに腰かけて、裸で問いかける修斗。
「アタイが見た感じだと、半分も言う事を聞かないだろうねぇ」
一糸まとわぬ姿で、パメラはベッドの上に座り、修斗の背中をなめている。
「私も似た感じです! 半分以上は美味しい汁を吸おうとしているだけでしょう!」
同じく裸で修斗のヘソをなめているバーバラ。
「早い段階で理解させるか、勘違いさせたまま搾り取るか、どちらがいいでしょうか」
修斗の耳たぶを甘がみしているキャロライン。
修斗の膝の上ではナターシャ王太子妃が背を向けて必死に腰を動かしている。
キャシー第2王子の妃は修斗の前に立って腰を突き出し、指で激しく膣を触られている。
「うわぁ、賢姫・剣姫と呼ばれる姫様が、シュウト様の前ではただの女だよ。ウチの国王様はどうなってるんだろうねぇ」
「最近はオドロキません。ユーメーなジョセイはぜんぶシュウトサマのもの、それでいいのデス」
「キャロルは面白い考え方をするのだね。僕にはまだその考えには至っていないよ」
「シュウト殿は絶倫だな。私達4人は足腰立たないというのに」
レベッカ、キャロル、フローレンス、カーリンの4人は、それぞれが10回近く行為を行い動けなくなっていた。
ベッドの上で未だ続いている修斗の行為を、ただただ見ていた。
「そういえばあいつらが置いて行った姫たち、アイツらは操るとして、他のスパイをどうするかな」
「女ならシュウトが手籠めにしたら二重スパイの完成さ。男なら……もう一人のハイエルフに相手をさせて骨抜きにさせようかねぇ?」
「酒も飲ませましょう! 良い酒を造る蔵があるので、酒で釣るのもいいですよ!」
「趣味の合う女を見つけて、ザナドゥ王国から抜けられないようにするのも良いですね」
行為をしながらもどんどんと話が進んでいく。
最終的には修斗の気持ち次第だが、それでも選択肢は沢山ある。
修斗が射精すると、ナターシャは崩れるように倒れる。
それを修斗が支え、ベッドに横にさせると、今度はキャシーが修斗の上に腰を下ろす。
「そういえば売女を着飾って連れて来た国があったな、あの国は友好を求めても一線を引いておこう。ナメくさりやがって」
夜のベッドの上で各国への対応が決められていく。
どうやら修斗、美味しい蜜を吸おうとするのは構わないが、舐められるのは許せない様だ。
そのまま夜は更け、朝日が昇り始める頃、パメラに最後の一回を注ぎ込んで宴は終わった。
「シュウト、シュウトぉ~」
修斗の下で両手を伸ばし、顔を引き寄せてキスをするパメラ。
しかし体力が限界だったのか、そのまま静かに眠ってしまう。
ベッドから離れ、テーブルに置かれた水を一口飲むと、裸のまま部屋を出て行く。
部屋の外では待っていたメイド達が、修斗の体を濡れたタオルできれいにし、服を着させる。
歩きながら服を着終えると、修斗が向かったのは献上された品々が置かれた部屋だ。
沢山の物が置かれているが、その中にはロクでもない物も含まれていて、いわゆる魔法の盗聴器、監視カメラの様な物や、呪いに近いものがかけられた物まである。
ちなみに差し出された女たちは街に捨てられた。
「どれもこれも大した物が無いな」
鑑定を使って順番に見ているが、少なくとも修斗達が使うようなものは無く、精々特産品の果物やお菓子が美味そうだな、そう思う程度だった。
だがその中に一つだけ、まだマシなブレスレットがある。
ランクとしてはCだが、その国の名前を見ると記憶にない国だった。
後から調べてみると、来た国の中では最も小さいと言っていい国で、Cランクのブレスレットでも小国なら貴重なアイテムでもおかしくない。
本気で友好を結びたいと思っている国があると知り、修斗は少し嬉しくなる。
「そういえば、以前他の国で見た武器やアクセサリーの製作現場、面白そうだったな、俺も何か作ってみるか?」
ふとそんな事を思いつき、城の倉庫にやってきた。
近くに置いてあった軍の予備の剣を手にすると、これまた近くに置いてあった小さな宝石数個を手に取り、城内にある工房へと向かう。
「さて、みよう見真似だが、上手くいくかな?」
青い宝石に回復魔法を付与させ、赤い宝石に炎の魔法を封じ込める。黄色の宝石には耐久力アップの常時発動魔法を付け、黒い宝石には重力制御魔法を付けた。
「えーっと? このままだと剣が耐えられそうにないな。ステータスをいじろう」
名前:ロングソード
種類:両刃剣 Eランク
切断:192
打撃:75
刺突:216
耐久力:668
備考:大量生産された剣。大体の武器屋で売られている。
剣の各数値にゼロを1つ追加し、柄の四方に宝石を埋め込んだ。
すると剣はまるで蜃気楼のように一瞬姿がぼやけ、新しい姿が現れた。
刃は片側だけになり、厚みと幅が増え、少し反っている。
名前:エンチャントソード
種類:魔法剣 A+
切断:6912
打撃:2871
刺突:7423
火炎魔法:5143
備考:使用時には刀身に炎を纏い、使用者の体力が自動回復する剣。大きいが重さは感じず、同等以上の魔法道具でなければ破壊は不可能。
「出来たか。しかし……まぁまぁかな? さっきのCランクのブレスレットを送って来た国、そこに貸し出してみるか」
その後朝食時に重鎮たちに見せてみると、どの国の国宝よりも強力だと言う事が判明した。
とくにバーバラとウィリアム騎士団長は興奮し、剣を持たせてもらったら泣いて感動していた。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
戦場の英雄、上官の陰謀により死亡扱いにされ、故郷に帰ると許嫁は結婚していた。絶望の中、偶然助けた許嫁の娘に何故か求婚されることに
千石
ファンタジー
「絶対生きて帰ってくる。その時は結婚しよう」
「はい。あなたの帰りをいつまでも待ってます」
許嫁と涙ながらに約束をした20年後、英雄と呼ばれるまでになったルークだったが生還してみると死亡扱いにされていた。
許嫁は既に結婚しており、ルークは絶望の只中に。
上官の陰謀だと知ったルークは激怒し、殴ってしまう。
言い訳をする気もなかったため、全ての功績を抹消され、貰えるはずだった年金もパー。
絶望の中、偶然助けた子が許嫁の娘で、
「ルーク、あなたに惚れたわ。今すぐあたしと結婚しなさい!」
何故か求婚されることに。
困りながらも巻き込まれる騒動を通じて
ルークは失っていた日常を段々と取り戻していく。
こちらは他のウェブ小説にも投稿しております。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる