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第4章 学園支配
第141話 if 怒りルート
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※注 胸糞グロルートです
あくまでも番外編としてお楽しみください。
幻影魔法でジジーの姿になっていた学園長が、実は勇者オタクだった件。
どうやら本人はバレていないと思っていたらしい。
「それでどうするんだ? お前が俺の女になるなら勇者の女は助けてやってもいいが?」
「ど、どうして私がシュウト君の女にならないといけないんですか!」
「じゃあなんでお前の命令で助けなくちゃいけないんだ? 部外者なのに」
「困っている人が居たら助けるものです!」
「国王が1人1人を助けるわけないだろ? いくつかのグループで見るもんだ」
「そ、それは……でも勇者パーティーなら、助ける事が世界の為とは思わない?」
「思わない」
2人の考えは交わる点が1つもない。
平行線どころか違う方向へと進んでいる。
学園長は困っている人を助けたいと考え、修斗は人助けは自分の利益の為と考えているからだ。
そもそも興味のない勇者など、修斗からしたらそこらにいる虫けらと同じなのだ。
そこにいる虫が死にそうだ、と言われて病院に連れていき金を払う人はいない。
しかし学園長はどうして理解してくれないのかと困惑し、修斗はどうして助けろ言われているのかが理解できない。
宇宙人と会話をしているようなモノだろうか。
「シュウト君お願いだ、彼女を助けて欲しい。そしてそのまま君の側に置いてくれないだろうか」
「は? そんなゴミいらねぇよ、お前で何とかしろ」
「クッ、君にとってはそうかもしれないが、彼女は君の事を想っているんだ、僕の側よりも君の側にいる方が彼女にとって幸せなんだ」
「おいクソ勇者、お前はあの女が好きだったんじゃないのか?」
「もちろん愛している。しかし君が洗脳したため彼女の中には常に君がいる。僕では……どうしようもないんだ」
修斗の顔が酷く歪む。
怒りではなく疑問……理解できない別の生物が、人の言葉を発しているように感じているのだろうか。
心底どうでもいいとしか思えないが、それでも自分の利益だけは忘れない。
「お前の考えが理解できないが、さっきも言ったように学園長が俺の女になるんなら治してやる。おい、お前はどうなんだ? 人に口出しをするのなら、それなりのリスクを背負えよ」
「だ、だからどうして私が!?」
「良かったじゃありませんか学園長。あなたが1日だけ僕に身をゆだねれば、勇者の伴侶を救ったという名誉が手に入るんですよ? 世界全ての人が望んでいるんですよね?」
さっき自分が言った言葉が自分に返ってきた。
しかも奉仕がどうのこうのとも言っていたし、断れば奉仕の精神が無いという事になってしまう。
自分が言った言葉を無かった事にはできず、歯を食いしばりながら条件を飲むようだ。
「1日だけ……1日だけでいいのね? それ以降は何もしないのね!!?」
「ああ、約束する」
「……なら早く治療をなさい!!!」
「いいぞ。どこにいる」
「彼女は今隣の部屋で寝ている」
部屋を出て隣の部屋に入ると、簡易ベッドの上で女が寝ていた。
左腕は肘から下が無く、足も折れているのが少しいびつに曲がっている。
他に外傷らしい物はないが、あまり呼吸が強くない。
「コレを元通りにしたらいいのか?」
「彼女を……助けてくれ!」
修斗は女のステータスを開き、破損・欠損部分を直していく。
一通り書き直すと、女の寝息は力強さを取り戻し、足も腕も元通りになっていた。
「終わったぞ、持って帰れ。さあ学園長、明日のこの時間まで付き合ってもらうぞ」
「ま、待ってくれ、彼女は君の側に置いてほしい。彼女を……よろしく頼む」
「だから要らないって言ってんだろうが」
「僕では! 僕ではダメなんだ……彼女を幸せにしてやって欲しい」
「面倒くさい奴だな。じゃあ俺の物なんだな?」
「ああ、頼む」
その言葉を確認すると、修斗はベッドで眠る女の顔に手を当てる。
そして……力を入れて押し付けると、パン! という音と共に頭が弾け、脳や肉片が周囲に飛び散る。
下あごだけが残った場所からは血液がリズムよく吹き出し、喉からは壊れた笛の様にかすれた音が響いている。
だがすぐに音はしなくなり、血液はリズムを刻むことなく、ただ流れ出ている。
「おい、今近くにいるのは誰だ? 誰でもいいが、このゴミを処分しておけ。さあ学園長――」
「何をするんだーーー!!!」
呆然としていた勇者が怒り狂い、修斗につかみかかる。
学園長は目を見開き両手で口を押さえ、しゃがみ込んでガタガタ震えるだけだ。
「離せ鬱陶しい。要らないから処分しただけだろうが」
「要らない!? 彼女は、彼女は君を愛していたんじゃないのか!!!」
「俺が愛していたわけじゃないからな」
「なぜだ! 君だから彼女を任せようと思ったのに! どうして彼女の愛に答えようとしない!」
「何度もいうが、ゴミはいらない」
「なぜ……なぜこうなった……僕は、僕は彼女を愛しているからこそ……だからこそ彼女の幸せを考えたのに……なぜ……」
勇者は力なく崩れ落ち、散らばった肉片や骨を拾い始める。
その様子を不思議そうな顔で見つめ、修斗は勇者に質問をする。
「愛していたのに、どうして俺に渡したんだ?」
「それが……彼女にとっての幸せだと……思ったからだ」
「だから、どうして愛しているのに渡したのかと聞いているんだが?」
「僕の幸せよりも、彼女の幸せを優先したからだ!」
「……分からないな。愛しているのなら、なぜ奪おうとしない、幸せにしようとしない」
「奪う!? 彼女を洗脳しておいて何を言っているんだ!!!」
「俺は性欲を利用して洗脳したが、俺以上の快楽を与えれば洗脳は解けるんだ。もう一度聞く、どうしてコレに快楽を与えられなかった?」
「かい……らくだって? そんな物で彼女を洗脳したのか! このゲスめ! 彼女の本当の幸せはそんな事じゃない! 幸せな家庭を持って、子供を抱きしめながら平穏に暮らすのが夢だったんだ!」
「幸せな家庭を持って、子供を抱きしめて、平穏に暮らして、それに快楽が加わればもっと幸せじゃないのか?」
「……なにを……何を言っているんだ?」
「俺なら惚れた女がいたら力ずくで手に入れる。どんな手でも使う。他の奴と同じ幸せは与えてやれなくても、別の幸せを与える。もっともっと、他の誰よりも幸せにしてやろうと努力する。やっぱりアナタと一緒になって正解だったと言わせて見せる。なぜお前はそうしない」
「だって……性欲なんて……快楽なんて……僕は……そんなに大きなものは持っていない……」
勇者の目が修斗の股間に向く。
すると修斗の顔が明るくなる。
何か納得がいったのか、少し晴れ晴れとした表情になった。
「ああそうか! お前は最初っから諦めていたのか! 俺にはかなわないと知って、それでもウジウジと付き合い続けたのか! 最後の最後に邪魔になり、無責任にも俺に丸投げしたわけだな!」
勇者の中で何かが壊れた。
奇声を発し、拾い集めた肉片を修斗に投げつけ、つかみかかる。
「こっちに来るな負け犬が。お前のような奴を見ているとイライラするわ!」
振り払い、それでも掴みかかろうとする勇者を払いのけようと、近くにあった物を掴んで殴り始める。
頭の無くなったソレの足を持って振り回し、何度も勇者を叩きつける。
勇者はすでに正気ではないのか、ソレを邪魔だと言わんばかりに殴りつけながら接近してくる。
ソレの腕は折れ、あごも無くなり、足も胴体も骨が折れたのか鞭のようによくしなる。
しかし限界が来た様で、腕は切れて無くなり、胴体はちぎれて内臓をぶちまけ、部屋には人肉と血で塗られていく。
遂には修斗が手にしていた足もどこかへ行ったしまうが、その頃には勇者の動きが止まっていた。
フラフラと体を揺らし、全身が真っ赤に染まり肉が体にこびりつき、焦点の合わない目で指をなめている。
学園長が頭を抱えて床にうずくまっているのを見つけ、修斗は真っ赤な手を差し出す。
「さあ学園長、1日相手をしてもらいますよ」
あくまでも番外編としてお楽しみください。
幻影魔法でジジーの姿になっていた学園長が、実は勇者オタクだった件。
どうやら本人はバレていないと思っていたらしい。
「それでどうするんだ? お前が俺の女になるなら勇者の女は助けてやってもいいが?」
「ど、どうして私がシュウト君の女にならないといけないんですか!」
「じゃあなんでお前の命令で助けなくちゃいけないんだ? 部外者なのに」
「困っている人が居たら助けるものです!」
「国王が1人1人を助けるわけないだろ? いくつかのグループで見るもんだ」
「そ、それは……でも勇者パーティーなら、助ける事が世界の為とは思わない?」
「思わない」
2人の考えは交わる点が1つもない。
平行線どころか違う方向へと進んでいる。
学園長は困っている人を助けたいと考え、修斗は人助けは自分の利益の為と考えているからだ。
そもそも興味のない勇者など、修斗からしたらそこらにいる虫けらと同じなのだ。
そこにいる虫が死にそうだ、と言われて病院に連れていき金を払う人はいない。
しかし学園長はどうして理解してくれないのかと困惑し、修斗はどうして助けろ言われているのかが理解できない。
宇宙人と会話をしているようなモノだろうか。
「シュウト君お願いだ、彼女を助けて欲しい。そしてそのまま君の側に置いてくれないだろうか」
「は? そんなゴミいらねぇよ、お前で何とかしろ」
「クッ、君にとってはそうかもしれないが、彼女は君の事を想っているんだ、僕の側よりも君の側にいる方が彼女にとって幸せなんだ」
「おいクソ勇者、お前はあの女が好きだったんじゃないのか?」
「もちろん愛している。しかし君が洗脳したため彼女の中には常に君がいる。僕では……どうしようもないんだ」
修斗の顔が酷く歪む。
怒りではなく疑問……理解できない別の生物が、人の言葉を発しているように感じているのだろうか。
心底どうでもいいとしか思えないが、それでも自分の利益だけは忘れない。
「お前の考えが理解できないが、さっきも言ったように学園長が俺の女になるんなら治してやる。おい、お前はどうなんだ? 人に口出しをするのなら、それなりのリスクを背負えよ」
「だ、だからどうして私が!?」
「良かったじゃありませんか学園長。あなたが1日だけ僕に身をゆだねれば、勇者の伴侶を救ったという名誉が手に入るんですよ? 世界全ての人が望んでいるんですよね?」
さっき自分が言った言葉が自分に返ってきた。
しかも奉仕がどうのこうのとも言っていたし、断れば奉仕の精神が無いという事になってしまう。
自分が言った言葉を無かった事にはできず、歯を食いしばりながら条件を飲むようだ。
「1日だけ……1日だけでいいのね? それ以降は何もしないのね!!?」
「ああ、約束する」
「……なら早く治療をなさい!!!」
「いいぞ。どこにいる」
「彼女は今隣の部屋で寝ている」
部屋を出て隣の部屋に入ると、簡易ベッドの上で女が寝ていた。
左腕は肘から下が無く、足も折れているのが少しいびつに曲がっている。
他に外傷らしい物はないが、あまり呼吸が強くない。
「コレを元通りにしたらいいのか?」
「彼女を……助けてくれ!」
修斗は女のステータスを開き、破損・欠損部分を直していく。
一通り書き直すと、女の寝息は力強さを取り戻し、足も腕も元通りになっていた。
「終わったぞ、持って帰れ。さあ学園長、明日のこの時間まで付き合ってもらうぞ」
「ま、待ってくれ、彼女は君の側に置いてほしい。彼女を……よろしく頼む」
「だから要らないって言ってんだろうが」
「僕では! 僕ではダメなんだ……彼女を幸せにしてやって欲しい」
「面倒くさい奴だな。じゃあ俺の物なんだな?」
「ああ、頼む」
その言葉を確認すると、修斗はベッドで眠る女の顔に手を当てる。
そして……力を入れて押し付けると、パン! という音と共に頭が弾け、脳や肉片が周囲に飛び散る。
下あごだけが残った場所からは血液がリズムよく吹き出し、喉からは壊れた笛の様にかすれた音が響いている。
だがすぐに音はしなくなり、血液はリズムを刻むことなく、ただ流れ出ている。
「おい、今近くにいるのは誰だ? 誰でもいいが、このゴミを処分しておけ。さあ学園長――」
「何をするんだーーー!!!」
呆然としていた勇者が怒り狂い、修斗につかみかかる。
学園長は目を見開き両手で口を押さえ、しゃがみ込んでガタガタ震えるだけだ。
「離せ鬱陶しい。要らないから処分しただけだろうが」
「要らない!? 彼女は、彼女は君を愛していたんじゃないのか!!!」
「俺が愛していたわけじゃないからな」
「なぜだ! 君だから彼女を任せようと思ったのに! どうして彼女の愛に答えようとしない!」
「何度もいうが、ゴミはいらない」
「なぜ……なぜこうなった……僕は、僕は彼女を愛しているからこそ……だからこそ彼女の幸せを考えたのに……なぜ……」
勇者は力なく崩れ落ち、散らばった肉片や骨を拾い始める。
その様子を不思議そうな顔で見つめ、修斗は勇者に質問をする。
「愛していたのに、どうして俺に渡したんだ?」
「それが……彼女にとっての幸せだと……思ったからだ」
「だから、どうして愛しているのに渡したのかと聞いているんだが?」
「僕の幸せよりも、彼女の幸せを優先したからだ!」
「……分からないな。愛しているのなら、なぜ奪おうとしない、幸せにしようとしない」
「奪う!? 彼女を洗脳しておいて何を言っているんだ!!!」
「俺は性欲を利用して洗脳したが、俺以上の快楽を与えれば洗脳は解けるんだ。もう一度聞く、どうしてコレに快楽を与えられなかった?」
「かい……らくだって? そんな物で彼女を洗脳したのか! このゲスめ! 彼女の本当の幸せはそんな事じゃない! 幸せな家庭を持って、子供を抱きしめながら平穏に暮らすのが夢だったんだ!」
「幸せな家庭を持って、子供を抱きしめて、平穏に暮らして、それに快楽が加わればもっと幸せじゃないのか?」
「……なにを……何を言っているんだ?」
「俺なら惚れた女がいたら力ずくで手に入れる。どんな手でも使う。他の奴と同じ幸せは与えてやれなくても、別の幸せを与える。もっともっと、他の誰よりも幸せにしてやろうと努力する。やっぱりアナタと一緒になって正解だったと言わせて見せる。なぜお前はそうしない」
「だって……性欲なんて……快楽なんて……僕は……そんなに大きなものは持っていない……」
勇者の目が修斗の股間に向く。
すると修斗の顔が明るくなる。
何か納得がいったのか、少し晴れ晴れとした表情になった。
「ああそうか! お前は最初っから諦めていたのか! 俺にはかなわないと知って、それでもウジウジと付き合い続けたのか! 最後の最後に邪魔になり、無責任にも俺に丸投げしたわけだな!」
勇者の中で何かが壊れた。
奇声を発し、拾い集めた肉片を修斗に投げつけ、つかみかかる。
「こっちに来るな負け犬が。お前のような奴を見ているとイライラするわ!」
振り払い、それでも掴みかかろうとする勇者を払いのけようと、近くにあった物を掴んで殴り始める。
頭の無くなったソレの足を持って振り回し、何度も勇者を叩きつける。
勇者はすでに正気ではないのか、ソレを邪魔だと言わんばかりに殴りつけながら接近してくる。
ソレの腕は折れ、あごも無くなり、足も胴体も骨が折れたのか鞭のようによくしなる。
しかし限界が来た様で、腕は切れて無くなり、胴体はちぎれて内臓をぶちまけ、部屋には人肉と血で塗られていく。
遂には修斗が手にしていた足もどこかへ行ったしまうが、その頃には勇者の動きが止まっていた。
フラフラと体を揺らし、全身が真っ赤に染まり肉が体にこびりつき、焦点の合わない目で指をなめている。
学園長が頭を抱えて床にうずくまっているのを見つけ、修斗は真っ赤な手を差し出す。
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