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第6章 ダンジョンから始まる世界交流
第258話 知らない間に進む話
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「ご主人様……いつの間にそいつ……落としたんですか?」
夕食の準備が出来たので、執務室に呼びに来たヴァージニアが驚いている。
執務室ではアモーリが修斗の巨大なイチモツを喉の奥までくわえ込み、両脇にキリアム法王とラグズを座らせてクリトリスを弄んでいた。
「今日の午前中だ。なぜか知らないが改心した様で、俺に協力を求めて来た」
「なるほど……やっとご主人様の偉大さに……気が付いたんですね」
「そうだな。丁度いいヴァージニア、お前がこいつに協力してやれ」
「魔の森に街道を作って……海までつなげるアレ……ですか?」
「向こうのペースは遅いだろうからそれほど急ぐ必要は無い。とはいえ、こっちの力を見せつけるという意味でなら、3分の2はこっちでやりたいな」
「分かりました……その女は……好きにしていいんですか?」
「煮るなり焼くなり好きにしろ」
「かしこまりました……夕食の準備ができましたから……お急ぎください」
アモーリの頭を持ち、乱暴に腰を振り始める。
だが背中側から豊かな胸が左右にチラチラと見えたため、両手で掴んで腰を振る。
アモーリは何かを叫んでいるようだが、その手は修斗の腰に回されており、離れるつもりはないようだ。
そして胃の中に直接欲望を流し込み、アモーリは意識を失った。
翌朝、朝食を取りながらヴァージニアがアモーリに話かける。
「話がある……後で付いてきて」
相変わらず舌足らずなので、アモーリは何かしてしまったかと戦々恐々としている。
だが実際には魔の森関連の事であり、軍事や職人を集めるためだ。
「ここに居るのは……私の部隊……護衛に使える」
訓練場で汗を流している兵士を見せて、次に作業場へと向かう。
「ラグ……貸して」
「ヴァージニアさん、ああ、あれッスか? じゃあ明日までに準備しとくッスよ」
作業場を出て、次はフローレンスの元へ向かう。
「フローレンスさん……アレある?」
「やあヴァージニア。あれというとアレかい? 物自体は揃っているから、明日までに用意しておこう」
そして食堂に来て、2人でお茶を飲んでいた。
「何かやりたい事……ある?」
「あのヴァージニアさん? 一体何をされているのですか?」
「明日魔の森に行くから……アナタの希望を聞きたい」
「え? 今までのは魔の森へ行くための準備だったんですか? あの、どうしてヴァージニアさんが?」
そう、アモーリは昨晩の話を覚えていない。
というよりも、修斗のイチモツをほお張っていたため、それどころではなかったのだ。
さらには意識を失ったため、その後の夕食時に話があった事を知らない。
くわえてヴァージニアの口下手が発揮されたのだ。
「ご主人様から言われた……アナタの手伝いをしろって」
「シュウト大王が? そうでしたか、ありがとうございます。私の為にお手を煩わせてしまって」
「ん……構わない……私も最初は……助けてもらった」
食堂でする話しではないが、魔の森に街道を通す話が行われた。
ルートはすでに決まっているので、どの位の期間、人足、予算などが決められる。
「こんな低予算でいいのですか?」
「ウチの職人は……優秀……工期も短いから……大丈夫」
「分かりました。よろしくお願いしますヴァージニアさん」
「ん……よろしく」
握手が交わされ、翌日から工事が始まった。
それと並行して亜人の村も作り始められているが、亜人という特性上、街道からは離れた場所に作られる。
そして亜人が数名城に連れてこられた。
「シュウト、前に話ていた獣人だけどね、ほとんどがこういう連中だよ」
パメラが執務室に数名の亜人を連れて来た。
ドワーフ、ノーム、ホビット、そして獣人が数名ずつ。
すべて女らしいが、ドワーフは屈強で背が低く髭を生やしており、男にしか見えない。
ノームはヴァージニアと同じ種族だけあり、背が低いが胸が大きい。
ホビットはノームよりもさらに小さく1メートル前後、だが薄く髭が生えている。
そして獣人だが……見た目は人間と大して変わらず、違う点は耳が頭にあり、シッポがある位だ。
なので修斗的には人間寄りの獣人であり、全く問題が無かった。
「獣人というから毛むくじゃらかと思ったが、見た目は人間だな」
「あーそれなんだけどね……ちょっと見てもらえるかい?」
パメラが合図をすると、獣人は両手を床に付け、何やら気合いを入れると……大きめの狼になった。
どうやらこの獣人、人形態と獣形態が使い分けられるようだ。
「ほぉ、これは面白いな。向こうの世界ではこういうのはいなかった。全員こうなのか?」
「らしいね。だから困ってたんだよ、毛だらけだけど毛だらけでもないっていうね……」
「はっはっは、いやいや、これは面白いな。獣の場合はその姿通りなのか? 人型ではどうだ?」
「見た目通りの能力らしいね。ちなみに人間や他の種族との間に子は作れるけど、獣人になるか、相手の種族になるかのどちらからしい」
パメラが狼になった獣人の頭を撫で、人型になるように命令をすると、先ほどの床に両手をついた状態に戻り、スっと上体を起こす。
「面白いな。城にも何人か置いておくか」
「そうだね、城に獣人がいれば偏見も少なくなるだろうし、他にも役に立ちそうだねぇ」
ドワーフやホビット、ノームも数名を城に置き、ノームと獣人は早速修斗の毒牙にかかるのだった。
夕食の準備が出来たので、執務室に呼びに来たヴァージニアが驚いている。
執務室ではアモーリが修斗の巨大なイチモツを喉の奥までくわえ込み、両脇にキリアム法王とラグズを座らせてクリトリスを弄んでいた。
「今日の午前中だ。なぜか知らないが改心した様で、俺に協力を求めて来た」
「なるほど……やっとご主人様の偉大さに……気が付いたんですね」
「そうだな。丁度いいヴァージニア、お前がこいつに協力してやれ」
「魔の森に街道を作って……海までつなげるアレ……ですか?」
「向こうのペースは遅いだろうからそれほど急ぐ必要は無い。とはいえ、こっちの力を見せつけるという意味でなら、3分の2はこっちでやりたいな」
「分かりました……その女は……好きにしていいんですか?」
「煮るなり焼くなり好きにしろ」
「かしこまりました……夕食の準備ができましたから……お急ぎください」
アモーリの頭を持ち、乱暴に腰を振り始める。
だが背中側から豊かな胸が左右にチラチラと見えたため、両手で掴んで腰を振る。
アモーリは何かを叫んでいるようだが、その手は修斗の腰に回されており、離れるつもりはないようだ。
そして胃の中に直接欲望を流し込み、アモーリは意識を失った。
翌朝、朝食を取りながらヴァージニアがアモーリに話かける。
「話がある……後で付いてきて」
相変わらず舌足らずなので、アモーリは何かしてしまったかと戦々恐々としている。
だが実際には魔の森関連の事であり、軍事や職人を集めるためだ。
「ここに居るのは……私の部隊……護衛に使える」
訓練場で汗を流している兵士を見せて、次に作業場へと向かう。
「ラグ……貸して」
「ヴァージニアさん、ああ、あれッスか? じゃあ明日までに準備しとくッスよ」
作業場を出て、次はフローレンスの元へ向かう。
「フローレンスさん……アレある?」
「やあヴァージニア。あれというとアレかい? 物自体は揃っているから、明日までに用意しておこう」
そして食堂に来て、2人でお茶を飲んでいた。
「何かやりたい事……ある?」
「あのヴァージニアさん? 一体何をされているのですか?」
「明日魔の森に行くから……アナタの希望を聞きたい」
「え? 今までのは魔の森へ行くための準備だったんですか? あの、どうしてヴァージニアさんが?」
そう、アモーリは昨晩の話を覚えていない。
というよりも、修斗のイチモツをほお張っていたため、それどころではなかったのだ。
さらには意識を失ったため、その後の夕食時に話があった事を知らない。
くわえてヴァージニアの口下手が発揮されたのだ。
「ご主人様から言われた……アナタの手伝いをしろって」
「シュウト大王が? そうでしたか、ありがとうございます。私の為にお手を煩わせてしまって」
「ん……構わない……私も最初は……助けてもらった」
食堂でする話しではないが、魔の森に街道を通す話が行われた。
ルートはすでに決まっているので、どの位の期間、人足、予算などが決められる。
「こんな低予算でいいのですか?」
「ウチの職人は……優秀……工期も短いから……大丈夫」
「分かりました。よろしくお願いしますヴァージニアさん」
「ん……よろしく」
握手が交わされ、翌日から工事が始まった。
それと並行して亜人の村も作り始められているが、亜人という特性上、街道からは離れた場所に作られる。
そして亜人が数名城に連れてこられた。
「シュウト、前に話ていた獣人だけどね、ほとんどがこういう連中だよ」
パメラが執務室に数名の亜人を連れて来た。
ドワーフ、ノーム、ホビット、そして獣人が数名ずつ。
すべて女らしいが、ドワーフは屈強で背が低く髭を生やしており、男にしか見えない。
ノームはヴァージニアと同じ種族だけあり、背が低いが胸が大きい。
ホビットはノームよりもさらに小さく1メートル前後、だが薄く髭が生えている。
そして獣人だが……見た目は人間と大して変わらず、違う点は耳が頭にあり、シッポがある位だ。
なので修斗的には人間寄りの獣人であり、全く問題が無かった。
「獣人というから毛むくじゃらかと思ったが、見た目は人間だな」
「あーそれなんだけどね……ちょっと見てもらえるかい?」
パメラが合図をすると、獣人は両手を床に付け、何やら気合いを入れると……大きめの狼になった。
どうやらこの獣人、人形態と獣形態が使い分けられるようだ。
「ほぉ、これは面白いな。向こうの世界ではこういうのはいなかった。全員こうなのか?」
「らしいね。だから困ってたんだよ、毛だらけだけど毛だらけでもないっていうね……」
「はっはっは、いやいや、これは面白いな。獣の場合はその姿通りなのか? 人型ではどうだ?」
「見た目通りの能力らしいね。ちなみに人間や他の種族との間に子は作れるけど、獣人になるか、相手の種族になるかのどちらからしい」
パメラが狼になった獣人の頭を撫で、人型になるように命令をすると、先ほどの床に両手をついた状態に戻り、スっと上体を起こす。
「面白いな。城にも何人か置いておくか」
「そうだね、城に獣人がいれば偏見も少なくなるだろうし、他にも役に立ちそうだねぇ」
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