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第2章
50.冒険者軍団vsモンスター軍団
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「タイタンとサイクロプスの場所と数を教えてください」
「北にタイタン二サイクロプス一、南西にタイタン三サイクロプス二、東にタイタン四です」
三方向から包囲するつもりか。タイタンなら頭も回るからタイタンを主軸とした編成になっているんだろう。となるとタイタンが多い東を俺達のパーティーで担当し、南西、北と順に応援に行き倒すのが良いかもしれない。
「みんな提案がある。まず南西の敵を全員で倒そう。街道沿いだから走ればすぐに接敵するはずだ。残り二つは森の中だし足も遅い、南西を倒した後で近い方から順に倒すんだ」
アズベルの発案だ。なるほど、まずは圧倒的多数で少数を倒すのか。仮に残りの二つが合流してもこちらが有利なのは間違いない。地理的にも問題ないように思う。
「いいんじゃないか? 数が多い方が有利だからな」
他の冒険者も賛成のようだ。そうと決まればすぐに行動しよう。
パーティーごとにまとまって南西へ向かって走っているが、この数の冒険者が同じ方向に向かって走っている姿は中々に壮観だ。魔法使いなどの後衛職の足が遅くないかと心配したがみんなついて来ている。リアは少々遅れ気味だが、置いて行かれまいと懸命に走っている。
目標が見えた。大型が五、小さいのが十程だ。
立ち止まらず勢いそのまま襲い掛かる。冒険者の波に飲まれてモンスターは連携も取れずにバラバラに動き、各個撃破されていく。
サイクロプスは大きく力もあるが、この数の前では何もできずに倒されるだけだった。
タイタンは流石に手強い。力もあり魔法も使う上に頭もいい。この数で三匹を囲んでいるのに攻め切れない。通常の剣や魔法では大したダメージを与えられていない様だ。
「リア、俺は真ん中のをやるから左のを頼むよ」
「わかった!」
中央の囲みに入り冒険者をかき分けて一番前に出る。バトルアックスを構えて斬りかかるとタイタンは魔法を撃ってきた。エネルギーボルトだ。俺の魔法抵抗スキルは高いのでダメージは少なく、かすり傷程度だ。
魔法が通じないとみて次は殴り掛かってきた。サイクロプスはハンマーを持っているがタイタンは素手だ。素手といっても、サイクロプスが持っているハンマーよりも硬い拳で殴られたら、たまったもんじゃない。
しかし今の俺にはアダマタイトのバトルアックスがある。アダマタイトのバトルアックスの切れ味は良すぎるので、モンスター相手にしか使っていない。人と戦う時は以前使っていた鉄でできたバトルアックスを使っている。
バトルアックスでタイタンの拳を叩き切り、怯んだところで両足を斬りつける。
体勢を崩して前かがみになったので、良い位置に来た頭を縦にぶった切る。頭が半分になったタイタンはそのまま倒れて動かなくなった。
リアはまずパラライズを掛けてタイタンの動きを止めた。動かないタイタンに、最近おしえた魔法コンボを使うつもりだ。
遅延爆発魔法のエクスプロージョンをかけ、エネルギーボルトを発射する。エネルギーボルトが命中する直前で地面から火柱が上がるフレイムストライクを発動させ、間髪おかずエクスプロージョンが大爆発を起こした。
これは回復する時間を取らせないためのコンボだ。完全にタイミングが合えば魔法どころかポーションの回復も間に合わなので即死コンボの一つだ。
しかしタイタン相手では即死にはならない。とはいえかなりのダメージが入ったようなので動きが遅い。とどめにライトニング、稲妻を落として動かなくなった。
残りの一匹は全員で袋叩きにして終わりだ。
「よし!次は東の奴らを叩く! 戦闘中に北の奴らが来るかもしれないから注意しろ!」
アズベルから次の指示が飛んだ。休む間もなく東の群れへと向かう。
それにしても、タイタン三匹を含むモンスターの群れを相手に犠牲者がゼロというのは凄い。俺が思っていた三つに分かれての迎撃では犠牲者が出るだろう。
次の二つの群れだが、予想通りすでに合流して一つになっていた。いや完全に合流したわけでは無い様だ、たった今合流したばかりで混ざってはいない。
「ユグドラ、アセリア、北にいたタイタン二サイクロプス一の群れをやれるか?」
「ああ、任せてくれ」
「大丈夫です!」
「頼む。残りは東のタイタン四の群れをやるぞ!」
二手に分かれ、俺とリアは北の群れへと進む。
先手を打ったのはリアだ。
「ブレードスピリット!」
敵の真ん中に二メートルほどの剣が地面から突き出し、花が咲くように剣が四方八方に広がり回転を始める。近くいる敵を追いかけて無差別に攻撃する剣の精霊召喚だ。
タイタンとサイクロプスには効果は薄いが、人間サイズなら脅威になる。
小型のモンスターはブレードスピリットに追いかけ回されて組織的に動けていない。多分放っておいても小型は倒してくれるだろう。
なので俺はサイクロプスを相手にしよう。モンスターの群れを外回りに移動してサイクロプスの側面に付くが、まだ俺に気づいていない、ブレードスピリットに気を取られている様だ。
「北にタイタン二サイクロプス一、南西にタイタン三サイクロプス二、東にタイタン四です」
三方向から包囲するつもりか。タイタンなら頭も回るからタイタンを主軸とした編成になっているんだろう。となるとタイタンが多い東を俺達のパーティーで担当し、南西、北と順に応援に行き倒すのが良いかもしれない。
「みんな提案がある。まず南西の敵を全員で倒そう。街道沿いだから走ればすぐに接敵するはずだ。残り二つは森の中だし足も遅い、南西を倒した後で近い方から順に倒すんだ」
アズベルの発案だ。なるほど、まずは圧倒的多数で少数を倒すのか。仮に残りの二つが合流してもこちらが有利なのは間違いない。地理的にも問題ないように思う。
「いいんじゃないか? 数が多い方が有利だからな」
他の冒険者も賛成のようだ。そうと決まればすぐに行動しよう。
パーティーごとにまとまって南西へ向かって走っているが、この数の冒険者が同じ方向に向かって走っている姿は中々に壮観だ。魔法使いなどの後衛職の足が遅くないかと心配したがみんなついて来ている。リアは少々遅れ気味だが、置いて行かれまいと懸命に走っている。
目標が見えた。大型が五、小さいのが十程だ。
立ち止まらず勢いそのまま襲い掛かる。冒険者の波に飲まれてモンスターは連携も取れずにバラバラに動き、各個撃破されていく。
サイクロプスは大きく力もあるが、この数の前では何もできずに倒されるだけだった。
タイタンは流石に手強い。力もあり魔法も使う上に頭もいい。この数で三匹を囲んでいるのに攻め切れない。通常の剣や魔法では大したダメージを与えられていない様だ。
「リア、俺は真ん中のをやるから左のを頼むよ」
「わかった!」
中央の囲みに入り冒険者をかき分けて一番前に出る。バトルアックスを構えて斬りかかるとタイタンは魔法を撃ってきた。エネルギーボルトだ。俺の魔法抵抗スキルは高いのでダメージは少なく、かすり傷程度だ。
魔法が通じないとみて次は殴り掛かってきた。サイクロプスはハンマーを持っているがタイタンは素手だ。素手といっても、サイクロプスが持っているハンマーよりも硬い拳で殴られたら、たまったもんじゃない。
しかし今の俺にはアダマタイトのバトルアックスがある。アダマタイトのバトルアックスの切れ味は良すぎるので、モンスター相手にしか使っていない。人と戦う時は以前使っていた鉄でできたバトルアックスを使っている。
バトルアックスでタイタンの拳を叩き切り、怯んだところで両足を斬りつける。
体勢を崩して前かがみになったので、良い位置に来た頭を縦にぶった切る。頭が半分になったタイタンはそのまま倒れて動かなくなった。
リアはまずパラライズを掛けてタイタンの動きを止めた。動かないタイタンに、最近おしえた魔法コンボを使うつもりだ。
遅延爆発魔法のエクスプロージョンをかけ、エネルギーボルトを発射する。エネルギーボルトが命中する直前で地面から火柱が上がるフレイムストライクを発動させ、間髪おかずエクスプロージョンが大爆発を起こした。
これは回復する時間を取らせないためのコンボだ。完全にタイミングが合えば魔法どころかポーションの回復も間に合わなので即死コンボの一つだ。
しかしタイタン相手では即死にはならない。とはいえかなりのダメージが入ったようなので動きが遅い。とどめにライトニング、稲妻を落として動かなくなった。
残りの一匹は全員で袋叩きにして終わりだ。
「よし!次は東の奴らを叩く! 戦闘中に北の奴らが来るかもしれないから注意しろ!」
アズベルから次の指示が飛んだ。休む間もなく東の群れへと向かう。
それにしても、タイタン三匹を含むモンスターの群れを相手に犠牲者がゼロというのは凄い。俺が思っていた三つに分かれての迎撃では犠牲者が出るだろう。
次の二つの群れだが、予想通りすでに合流して一つになっていた。いや完全に合流したわけでは無い様だ、たった今合流したばかりで混ざってはいない。
「ユグドラ、アセリア、北にいたタイタン二サイクロプス一の群れをやれるか?」
「ああ、任せてくれ」
「大丈夫です!」
「頼む。残りは東のタイタン四の群れをやるぞ!」
二手に分かれ、俺とリアは北の群れへと進む。
先手を打ったのはリアだ。
「ブレードスピリット!」
敵の真ん中に二メートルほどの剣が地面から突き出し、花が咲くように剣が四方八方に広がり回転を始める。近くいる敵を追いかけて無差別に攻撃する剣の精霊召喚だ。
タイタンとサイクロプスには効果は薄いが、人間サイズなら脅威になる。
小型のモンスターはブレードスピリットに追いかけ回されて組織的に動けていない。多分放っておいても小型は倒してくれるだろう。
なので俺はサイクロプスを相手にしよう。モンスターの群れを外回りに移動してサイクロプスの側面に付くが、まだ俺に気づいていない、ブレードスピリットに気を取られている様だ。
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