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24 それは秘密のアレなのです。
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「あれは君と私が初めて会ったあの日の事だ。私は小さいながら自分の立場に理不尽を感じでいてね。モヤモヤとした思いを抱えていたんだ」
ファルク様……窓の外を見ながら昔を思い出しているみたい……えーと、いつ会ったのかしら……?
「多分、ですが5.6才の頃片手で数える程度王宮へ行っています、そのいつかではないでしょうか?」
「そう、なのかしら」
そっとカタリナが耳打ちしてくれた。全く覚えていないけど、多分そうね。
「そしてアリシア、君と出会った瞬間だった。まるで霧が晴れたような清々しい気持ちになれたのは」
「そ、それは……」
それは……もしかして?
「父も母も君のご両親にたくさん助けられた。そして私は君に会うたびに鬱屈した心が爽やかに解放されるのを感じるよ、ありがとうアリシア」
「いえ……私は、なにも」
何もしていないはずなのだけれど、ファルク様は微笑みをさらに深くした。
「君のご両親から私の父母へ手紙を良くいただいていてね。手紙を読むだけでも心が落ち着く、やはりフェンルースの家は不思議な力があるね、なんて良く言っているよ」
ち、違います……それは我が家の力じゃなくて……完全に薄荷の力です……間違いなく。スースーしてスッキリする感じは絶対ソレです……。
一時期、風邪を引いて鼻詰まりが酷かった時にお庭にミントを植えた時があったのです。そしたらミントは増えるわ増えるわで大変なことになってしまい、庭師と総出で抜きに抜いた事件が我が家では起こったのです。そして抜いても抜いてもミントは増殖し続け……我が家の乾燥ミントはそれはそれは山のように在庫が溜まり、フレッシュミントで香油を作ったり、色々してもまだまだいっぱいあり……家のあちこちで使うようになったんです。
ミントのスースーした匂いがあると虫も寄って来なくなるし悪くないんですよ?ただお風呂用に入れ過ぎた時、エヴァンお兄様が浸かってしまい酷い目に合わせたことがありましたね……。
「ア、アリー……寒い、寒いよ……ひい……」
「お、お兄様!?ミントの入浴剤を一瓶入れたってほんとですか!?」
「うう……手が滑って全部ぽちゃんって……」
「あわわわ……」
そんな思い出はさておき、すっきりするのはミントのせいで我が家の力ではありません。
「アリシアの学園生活は私が守ってみせるよ」
「あ……」
王太子よりプリンスな笑顔で微笑まれたら、余ったミントをフル活用した結果なんて言えなくなってしまいました……。
ファルク様……窓の外を見ながら昔を思い出しているみたい……えーと、いつ会ったのかしら……?
「多分、ですが5.6才の頃片手で数える程度王宮へ行っています、そのいつかではないでしょうか?」
「そう、なのかしら」
そっとカタリナが耳打ちしてくれた。全く覚えていないけど、多分そうね。
「そしてアリシア、君と出会った瞬間だった。まるで霧が晴れたような清々しい気持ちになれたのは」
「そ、それは……」
それは……もしかして?
「父も母も君のご両親にたくさん助けられた。そして私は君に会うたびに鬱屈した心が爽やかに解放されるのを感じるよ、ありがとうアリシア」
「いえ……私は、なにも」
何もしていないはずなのだけれど、ファルク様は微笑みをさらに深くした。
「君のご両親から私の父母へ手紙を良くいただいていてね。手紙を読むだけでも心が落ち着く、やはりフェンルースの家は不思議な力があるね、なんて良く言っているよ」
ち、違います……それは我が家の力じゃなくて……完全に薄荷の力です……間違いなく。スースーしてスッキリする感じは絶対ソレです……。
一時期、風邪を引いて鼻詰まりが酷かった時にお庭にミントを植えた時があったのです。そしたらミントは増えるわ増えるわで大変なことになってしまい、庭師と総出で抜きに抜いた事件が我が家では起こったのです。そして抜いても抜いてもミントは増殖し続け……我が家の乾燥ミントはそれはそれは山のように在庫が溜まり、フレッシュミントで香油を作ったり、色々してもまだまだいっぱいあり……家のあちこちで使うようになったんです。
ミントのスースーした匂いがあると虫も寄って来なくなるし悪くないんですよ?ただお風呂用に入れ過ぎた時、エヴァンお兄様が浸かってしまい酷い目に合わせたことがありましたね……。
「ア、アリー……寒い、寒いよ……ひい……」
「お、お兄様!?ミントの入浴剤を一瓶入れたってほんとですか!?」
「うう……手が滑って全部ぽちゃんって……」
「あわわわ……」
そんな思い出はさておき、すっきりするのはミントのせいで我が家の力ではありません。
「アリシアの学園生活は私が守ってみせるよ」
「あ……」
王太子よりプリンスな笑顔で微笑まれたら、余ったミントをフル活用した結果なんて言えなくなってしまいました……。
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