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25 それは秘密のアレなのです2
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「君達フェンルース家の者たちが全く貴族の称号に興味がないのは十分に理解している。しかし我が家、いや私にはその癒しの力が必要なんだ」
癒しの力じゃなくてミントの力ではないでしょうか。
「あの愚か者達を廃するのは簡単だ。でもそうすると君は私のそばにいてくれないだろう?君達は表舞台に上がることを嫌がる一族、それは両親からも良く聞かされているよ」
いえ、特にそのようなことはないのですが面倒くさそうなのは嫌だなぁって言う感じです。困った……そう言う時は笑えば良いよ、とお父様から言われているんだった。
控えめに、よくわかんないなーって顔をすれば良いって言われてる。
少しだけ顔を傾けると、髪の毛が前の方に垂れて来た。邪魔だなぁ……明日からサイドは落ちてこないようにして貰おうかな?
私の髪の毛は少しふわふわしているから、耳にでもかけておけば止まってるだろう。
ファルク様は何故かこちらを凝視している。あーなんて綺麗な緑の瞳!うん、これは宝石よねー、素敵だわぁってじっくり見ては無作法すぎる。視線は胸元に落とさせて貰おうっと。私はできる貴族の娘!のつもりなんだから……。
ギリギリ視界に入っていたファルク様の口元が緩んで、口角が上がり笑みの形になった。なんか楽しいことがあったかしら?
「すまない、アリシア。君を困らせるつもりは無かったんだ……忘れてくれ」
な、何がどうしたかしら??よく分からないけれど、悪い雰囲気はないから良いだろう、うん。
「もう出ようか。君を独り占めしているとエヴァンやブランシェ嬢に叱られてしまうからね」
「そんなこと……」
独り占めなんて、後ろに気配を殺したカタリナもいるんだし……あ、でも廊下で待ってるクレス様はもう限界かもしれない。待てが出来ない犬みたいにソワソワしている気がするもの。
「まあ、そう言うわけで薬学科の教授には話を通してある。必要な本や材料があれば使って構わないそうだ。君の健やかな学園生活に貢献できると嬉しいな」
「ご配慮ありがとうございます」
ゆっくりと頭を下げる。勢いよく動かすとクラっとする事があるからね……!
しかし親子二代でファルク様のお家にご迷惑をおかけすることになろうとは。お父様とお母様にもお伝えしておかなくては。
多分、手紙に染み込ませる香料はミントが良いんだろうな。スッキリするって言ってたし、ミントキャンディやミントの入浴剤もお渡しした方が良さそうな気がする。我が家の庭にはまだミントが生い茂っている事だしね。
癒しの力じゃなくてミントの力ではないでしょうか。
「あの愚か者達を廃するのは簡単だ。でもそうすると君は私のそばにいてくれないだろう?君達は表舞台に上がることを嫌がる一族、それは両親からも良く聞かされているよ」
いえ、特にそのようなことはないのですが面倒くさそうなのは嫌だなぁって言う感じです。困った……そう言う時は笑えば良いよ、とお父様から言われているんだった。
控えめに、よくわかんないなーって顔をすれば良いって言われてる。
少しだけ顔を傾けると、髪の毛が前の方に垂れて来た。邪魔だなぁ……明日からサイドは落ちてこないようにして貰おうかな?
私の髪の毛は少しふわふわしているから、耳にでもかけておけば止まってるだろう。
ファルク様は何故かこちらを凝視している。あーなんて綺麗な緑の瞳!うん、これは宝石よねー、素敵だわぁってじっくり見ては無作法すぎる。視線は胸元に落とさせて貰おうっと。私はできる貴族の娘!のつもりなんだから……。
ギリギリ視界に入っていたファルク様の口元が緩んで、口角が上がり笑みの形になった。なんか楽しいことがあったかしら?
「すまない、アリシア。君を困らせるつもりは無かったんだ……忘れてくれ」
な、何がどうしたかしら??よく分からないけれど、悪い雰囲気はないから良いだろう、うん。
「もう出ようか。君を独り占めしているとエヴァンやブランシェ嬢に叱られてしまうからね」
「そんなこと……」
独り占めなんて、後ろに気配を殺したカタリナもいるんだし……あ、でも廊下で待ってるクレス様はもう限界かもしれない。待てが出来ない犬みたいにソワソワしている気がするもの。
「まあ、そう言うわけで薬学科の教授には話を通してある。必要な本や材料があれば使って構わないそうだ。君の健やかな学園生活に貢献できると嬉しいな」
「ご配慮ありがとうございます」
ゆっくりと頭を下げる。勢いよく動かすとクラっとする事があるからね……!
しかし親子二代でファルク様のお家にご迷惑をおかけすることになろうとは。お父様とお母様にもお伝えしておかなくては。
多分、手紙に染み込ませる香料はミントが良いんだろうな。スッキリするって言ってたし、ミントキャンディやミントの入浴剤もお渡しした方が良さそうな気がする。我が家の庭にはまだミントが生い茂っている事だしね。
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