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打倒!元実家!
76 レナ・リルベルト、呼び出される
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「おいテメェ!レナ・リルベルト!ちょっとツラ貸せ」
「ひいっ!」
放課後、帰り支度を始めていると、獣人の男子に呼び止められた。制服の色からすると、三年生だろう。
言葉遣いも怖いし、背も大きいし……顔は、まあカッコいいけど、全体的に怖くて私は顔が真っ青だったと思う。
人気の少ない校舎裏まで連れていかれる。わ、わた、わたし!どうなっちゃうの?!悪い事なんてなにもしていないわ!真面目に勉強するリトさんの横顔をみてにやけたり、街でみかけた白虎グッズを渡したりしただけよ!
「レナ・リルベルト」
「はひぃ!」
怖い!怖すぎるぅ!
「これを」
「え?手紙?」
私はきょとんとする。ま、まさか!ら、ラブレター?!この人もしかして私のことが好きなの?!初めて会った人だけど、か、顔はカッコいいわ!声も素敵!でもちょっと怖い。
「兄貴が、お前にって」
「?!」
兄貴?!あなたじゃなくてお兄様がわたしのことを?!でも見たことも無い人を好きになんて!どう言うことかしら?!も、もしかして一目惚れ?!とか?!きゃーー!!
手紙を手渡される。
「開けてみてもよろしくて…?」
「ああ」
名前も知らない三年生から手渡された手紙を見る。
「「……リトをよろしく頼む……?」え?」
「ギアナの兄貴は……そのしつこい、違うな、心配性?うーんうざい?やり過ぎ?」
「あーーギアナ様ね……」
ですわよね……そうですわよね……。
「あの人。たまに学園に忍び込んでリトさんを見てるんだぜ……」
「えっ!、それは……」
もはや犯罪では……パン屋さん、引きますわ……。それにしても気になります。
「あの、先輩はあのパン屋さんの弟ではありませんよね?なぜ兄貴なのでしょうか……?」
リトさんの旦那様(で、もういいですわよね?)は白い虎ですが、目の前の獣人の先輩は普通の虎に見えます。
「ああ、ちょっと……パン屋で騒ぎを起こしちまってな……兄貴に、そのボコられてな……」
「……なるほど」
この先輩はレオール・ヴェルダイン子爵令息で、ヴェルダイン家の第二夫人の子供らしい。獣人の母親から産まれたレオール先輩はその血を良くひき、頭の上には虎の耳が、お尻からは尻尾が伸び、完全に獣化できるらしいです。
ヴェルダイン子爵からは疎まれ……しかし獣人なので人族を上回る力。暴力で人々を従わせるタイプに成長してしまったんですって。
そこに現れたのがリトさんの旦那様という事らしいのです。
「まさかこの俺が1発でのされるとは……兄貴はリトさんの事になると気持ち悪いが、その他はすげぇぜ」
「あ……気持ち悪いんだ……」
うん、確かにちょっと……そうかも。
「そこいらの小悪党と変わらなかった俺に道を教えてくれて、さらに学園を出た後まで世話してくれる!そんな兄貴の為ならリトさんの護衛なんて訳ないぜ!」
「あ、護衛なんだ……」
こうやってリトさんの学園の平和は守られてたんだ……。なるほど。
「リトさんに言い寄る奴らをボコったり、リトさんに水をかけようとする奴らをボコったり、リトさんの私物を盗もうとする奴らをボコったり」
大体ボコるのですね……。
「まあ、野郎の方は俺達でボコっておくから、レナ・リルベルト。俺達が気がつかねぇ奴らをボコって欲しい。流石に俺達も女子には手を上げられねぇからな!」
俺達?俺達って言いましたか?!レオールさんみたいな人が他にもいるって事ですか?!
「え!?あ、ハイ?」
私はボコれませんわよ?でもなぜ私に??
「お前とハイジ・ローゼルがファンクラブ作ったんだろう?兄貴から聞いてるぜ!」
「は?!」
待って!わたしとハイジがファンクラブね!とお話ししていたのは昨日の放課後よ!まだ何の活動もしてないのよ!
兄貴から聞いてるって?!リトさんの旦那様よね?!みてたの?!ねえ!見てたの?!
「頑張ろうな!レナ・リルベルト!」
にこやかに笑ってレオール先輩は去っていった。にゃんこみたいで可愛いと言ったら怒られるだろうか?
「ん?」
貰った手紙にはチケットがごそっと挟まっていた。
「えっ!」
限定チケット10枚とバタークリームフラワーケーキの引換券10枚だ!
「わ、私!やりますわ!リトさんの事を立派に守ってみせますわよ!!」
ぐっと握り拳を作って、チケットはハイジと半分こした。ハイジもやる気がみなぎっていたわ!!
ーーーーーーーーーー
修正してました……_:(´ཀ`」 ∠):
ご指摘ありがとうございます!本当に自分で気がつかなかったんです!
リト→金茶の髪に緑の瞳 神パワーでなんかどんどんキラキラしてくる
おかぁの実家→ディライト家。兄にジュディウスとつけたのが混乱の始まりだったんだ……_:(´ཀ`」 ∠):兄め……許さん!
直し忘れがあるかと思いますが気がついたら随時訂正していきたいと思います!
ありがとうございました!
「ひいっ!」
放課後、帰り支度を始めていると、獣人の男子に呼び止められた。制服の色からすると、三年生だろう。
言葉遣いも怖いし、背も大きいし……顔は、まあカッコいいけど、全体的に怖くて私は顔が真っ青だったと思う。
人気の少ない校舎裏まで連れていかれる。わ、わた、わたし!どうなっちゃうの?!悪い事なんてなにもしていないわ!真面目に勉強するリトさんの横顔をみてにやけたり、街でみかけた白虎グッズを渡したりしただけよ!
「レナ・リルベルト」
「はひぃ!」
怖い!怖すぎるぅ!
「これを」
「え?手紙?」
私はきょとんとする。ま、まさか!ら、ラブレター?!この人もしかして私のことが好きなの?!初めて会った人だけど、か、顔はカッコいいわ!声も素敵!でもちょっと怖い。
「兄貴が、お前にって」
「?!」
兄貴?!あなたじゃなくてお兄様がわたしのことを?!でも見たことも無い人を好きになんて!どう言うことかしら?!も、もしかして一目惚れ?!とか?!きゃーー!!
手紙を手渡される。
「開けてみてもよろしくて…?」
「ああ」
名前も知らない三年生から手渡された手紙を見る。
「「……リトをよろしく頼む……?」え?」
「ギアナの兄貴は……そのしつこい、違うな、心配性?うーんうざい?やり過ぎ?」
「あーーギアナ様ね……」
ですわよね……そうですわよね……。
「あの人。たまに学園に忍び込んでリトさんを見てるんだぜ……」
「えっ!、それは……」
もはや犯罪では……パン屋さん、引きますわ……。それにしても気になります。
「あの、先輩はあのパン屋さんの弟ではありませんよね?なぜ兄貴なのでしょうか……?」
リトさんの旦那様(で、もういいですわよね?)は白い虎ですが、目の前の獣人の先輩は普通の虎に見えます。
「ああ、ちょっと……パン屋で騒ぎを起こしちまってな……兄貴に、そのボコられてな……」
「……なるほど」
この先輩はレオール・ヴェルダイン子爵令息で、ヴェルダイン家の第二夫人の子供らしい。獣人の母親から産まれたレオール先輩はその血を良くひき、頭の上には虎の耳が、お尻からは尻尾が伸び、完全に獣化できるらしいです。
ヴェルダイン子爵からは疎まれ……しかし獣人なので人族を上回る力。暴力で人々を従わせるタイプに成長してしまったんですって。
そこに現れたのがリトさんの旦那様という事らしいのです。
「まさかこの俺が1発でのされるとは……兄貴はリトさんの事になると気持ち悪いが、その他はすげぇぜ」
「あ……気持ち悪いんだ……」
うん、確かにちょっと……そうかも。
「そこいらの小悪党と変わらなかった俺に道を教えてくれて、さらに学園を出た後まで世話してくれる!そんな兄貴の為ならリトさんの護衛なんて訳ないぜ!」
「あ、護衛なんだ……」
こうやってリトさんの学園の平和は守られてたんだ……。なるほど。
「リトさんに言い寄る奴らをボコったり、リトさんに水をかけようとする奴らをボコったり、リトさんの私物を盗もうとする奴らをボコったり」
大体ボコるのですね……。
「まあ、野郎の方は俺達でボコっておくから、レナ・リルベルト。俺達が気がつかねぇ奴らをボコって欲しい。流石に俺達も女子には手を上げられねぇからな!」
俺達?俺達って言いましたか?!レオールさんみたいな人が他にもいるって事ですか?!
「え!?あ、ハイ?」
私はボコれませんわよ?でもなぜ私に??
「お前とハイジ・ローゼルがファンクラブ作ったんだろう?兄貴から聞いてるぜ!」
「は?!」
待って!わたしとハイジがファンクラブね!とお話ししていたのは昨日の放課後よ!まだ何の活動もしてないのよ!
兄貴から聞いてるって?!リトさんの旦那様よね?!みてたの?!ねえ!見てたの?!
「頑張ろうな!レナ・リルベルト!」
にこやかに笑ってレオール先輩は去っていった。にゃんこみたいで可愛いと言ったら怒られるだろうか?
「ん?」
貰った手紙にはチケットがごそっと挟まっていた。
「えっ!」
限定チケット10枚とバタークリームフラワーケーキの引換券10枚だ!
「わ、私!やりますわ!リトさんの事を立派に守ってみせますわよ!!」
ぐっと握り拳を作って、チケットはハイジと半分こした。ハイジもやる気がみなぎっていたわ!!
ーーーーーーーーーー
修正してました……_:(´ཀ`」 ∠):
ご指摘ありがとうございます!本当に自分で気がつかなかったんです!
リト→金茶の髪に緑の瞳 神パワーでなんかどんどんキラキラしてくる
おかぁの実家→ディライト家。兄にジュディウスとつけたのが混乱の始まりだったんだ……_:(´ཀ`」 ∠):兄め……許さん!
直し忘れがあるかと思いますが気がついたら随時訂正していきたいと思います!
ありがとうございました!
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