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打倒!元実家!
77 レナ・リルベルト、また呼び出される
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「リルベルト子爵令嬢、少しよろしいかしら?」
「は…はい……」
ハイジとチケットを分け合って数日後、今度は2年生の女子に呼び出された。ううっ!限定チケットを大量に手に入れたのがバレたのかしら!怖いわ!
空き教室まで、案内されると、その人は行ってしまった……私を呼び出したのは一体誰なのかしら……?
「し、失礼します……」
「どうぞ、開いていましてよ?」
中から声がする。恐る恐る、扉を開けて中に入ると、やはり2年生の女子が1人たっていた。
「あ、あれ?」
中には……
「私の名前は、ロザリー・ルシリア。初めましてかしら?レナ・リルベルト」
初めてましてですね?
「いきなりだけど、確認させて貰って良いかしら?貴方たちリトのファンクラブを作ったんですって?」
何で知ってるの?!私達活動なんてしてないわよ!?でも目をつけられたら怖いし、本当の事を言おう。だってこの人はリトさんのいとこの人だ。
リトさんとしばらく一緒に暮らしていたと聞いている。
「今はルシリア伯爵の家から通ってるんです。父が現伯爵様の弟だったんです」
そう言ってたもの。
「はい……申し訳ありません!リトさんには何の迷惑をかけるつもりはないのですが、何か問題がありましたでしょうか?」
ロザリー様は「そうではなくてね……」語尾が小さくなりながら、言葉を濁していましたが、何かを決断しましたしたのか、私の方を向いて言いました。
「そのファンクラブ!私も入れて貰えないかしら!!」
「へあ?!」
令嬢らしからぬ声が出たのは許して欲しい。
「でねー!リトも可愛いんだけど、下の兄弟も可愛くてね!もうね!もうね!でも怖がると行けないから、あんまり近寄っちゃだめかなって!」
「えー!兄弟!絶対可愛いですよね!!」
「来年、カレンっていう一つ下の妹が来るのよ!楽しみー!で、1番小さなリンちゃんがまた可愛いくてねー!あと双子の弟なのよ!」
「うわー!みたい!!」
「次のお休み!うちに来ない?ファンクラブの活動しましょ!」
いきなりロザリー先輩の家にお邪魔する事になってしまった!
子爵家とはいえ貴族なので、馬車でロザリー先輩の家に行く。ルシリア伯爵の家はなかなか大きい。隣の区画にもっと大きくて広い家があるのが気になります。
「いらっしゃい!よく来てくれたわね!」
「お招きいただきありがとうございます」
私とハイジは優雅にお辞儀をし、ロザリー様に誘われて、ルシリア邸に入っていった。
「それでね?リトは可愛いのだけれども……そろそろ来るわ。貴方たちも巻き込まれると良いのだわ!」
何が?と聞く前に、小さなとたとたという足音が聞こえて来た。
「ロザリーおねえちゃまー!食べて下さーい」
「こら!リン!廊下は走らない!すいません!ロザリー様……リンが聞かなくて……あれ?」
「あっ!」
そこには小さくてとても可愛いらしい女の子と、我らの保護対象リトさんが走り寄って来ていた。きゃっ!私服も可愛いのね!旦那様の趣味かしら!
「レナさんと……ハイジさん?どうしたんですか?」
「私とお友達になったのよ。共通の趣味があってね?」
ロザリー様が助け舟を出してくれた。助かりましたわ!
「わあ!それは素敵ですね。あ、ならちょうど良いかもしれません、リンほら、お姉様方が味見してくれるって」
「あい!りんごパイですよ!」
とん!とテーブルの上にりんごの香りが素晴らしいパイが丸々ひとつ乗りました。うわーいい香り!
「小麦の配合とバターの掛け合わせを見て欲しくて。最近買った牧場のバターなんですよ」
「リト、私はよく分からないって何度も言ってるわよね?」
「美味しいかどうかだけで良いので!」
リトさんはメイドさんにお願いして丸いりんごパイを切って持って来てくれました。
もう香りからして美味しいんです!
「美味しいっ……!」
美味しくないはずがありません!
「良かったぁ~次の限定に入れられそうです!」
リトさんは妹の手を引いて帰って行きました。
「こんなふうにリトがおやつを持って来てくれるんですけど……」
「ろ、ロザリーさま!羨ましいですわ!!」
「でもまた3時頃に別の試作品を持ってくるのです……」
「え……」
あっ……察しましたわ。
「ドレスが……キツくて……!貴方たちも同じ目に合うと良いのですわ!!」
「ろ、ロザリーさまぁ!!」
私とハイジは悲鳴を上げるしかなかったのですわ……。
リトさん!自重して下さいませ!!
「は…はい……」
ハイジとチケットを分け合って数日後、今度は2年生の女子に呼び出された。ううっ!限定チケットを大量に手に入れたのがバレたのかしら!怖いわ!
空き教室まで、案内されると、その人は行ってしまった……私を呼び出したのは一体誰なのかしら……?
「し、失礼します……」
「どうぞ、開いていましてよ?」
中から声がする。恐る恐る、扉を開けて中に入ると、やはり2年生の女子が1人たっていた。
「あ、あれ?」
中には……
「私の名前は、ロザリー・ルシリア。初めましてかしら?レナ・リルベルト」
初めてましてですね?
「いきなりだけど、確認させて貰って良いかしら?貴方たちリトのファンクラブを作ったんですって?」
何で知ってるの?!私達活動なんてしてないわよ!?でも目をつけられたら怖いし、本当の事を言おう。だってこの人はリトさんのいとこの人だ。
リトさんとしばらく一緒に暮らしていたと聞いている。
「今はルシリア伯爵の家から通ってるんです。父が現伯爵様の弟だったんです」
そう言ってたもの。
「はい……申し訳ありません!リトさんには何の迷惑をかけるつもりはないのですが、何か問題がありましたでしょうか?」
ロザリー様は「そうではなくてね……」語尾が小さくなりながら、言葉を濁していましたが、何かを決断しましたしたのか、私の方を向いて言いました。
「そのファンクラブ!私も入れて貰えないかしら!!」
「へあ?!」
令嬢らしからぬ声が出たのは許して欲しい。
「でねー!リトも可愛いんだけど、下の兄弟も可愛くてね!もうね!もうね!でも怖がると行けないから、あんまり近寄っちゃだめかなって!」
「えー!兄弟!絶対可愛いですよね!!」
「来年、カレンっていう一つ下の妹が来るのよ!楽しみー!で、1番小さなリンちゃんがまた可愛いくてねー!あと双子の弟なのよ!」
「うわー!みたい!!」
「次のお休み!うちに来ない?ファンクラブの活動しましょ!」
いきなりロザリー先輩の家にお邪魔する事になってしまった!
子爵家とはいえ貴族なので、馬車でロザリー先輩の家に行く。ルシリア伯爵の家はなかなか大きい。隣の区画にもっと大きくて広い家があるのが気になります。
「いらっしゃい!よく来てくれたわね!」
「お招きいただきありがとうございます」
私とハイジは優雅にお辞儀をし、ロザリー様に誘われて、ルシリア邸に入っていった。
「それでね?リトは可愛いのだけれども……そろそろ来るわ。貴方たちも巻き込まれると良いのだわ!」
何が?と聞く前に、小さなとたとたという足音が聞こえて来た。
「ロザリーおねえちゃまー!食べて下さーい」
「こら!リン!廊下は走らない!すいません!ロザリー様……リンが聞かなくて……あれ?」
「あっ!」
そこには小さくてとても可愛いらしい女の子と、我らの保護対象リトさんが走り寄って来ていた。きゃっ!私服も可愛いのね!旦那様の趣味かしら!
「レナさんと……ハイジさん?どうしたんですか?」
「私とお友達になったのよ。共通の趣味があってね?」
ロザリー様が助け舟を出してくれた。助かりましたわ!
「わあ!それは素敵ですね。あ、ならちょうど良いかもしれません、リンほら、お姉様方が味見してくれるって」
「あい!りんごパイですよ!」
とん!とテーブルの上にりんごの香りが素晴らしいパイが丸々ひとつ乗りました。うわーいい香り!
「小麦の配合とバターの掛け合わせを見て欲しくて。最近買った牧場のバターなんですよ」
「リト、私はよく分からないって何度も言ってるわよね?」
「美味しいかどうかだけで良いので!」
リトさんはメイドさんにお願いして丸いりんごパイを切って持って来てくれました。
もう香りからして美味しいんです!
「美味しいっ……!」
美味しくないはずがありません!
「良かったぁ~次の限定に入れられそうです!」
リトさんは妹の手を引いて帰って行きました。
「こんなふうにリトがおやつを持って来てくれるんですけど……」
「ろ、ロザリーさま!羨ましいですわ!!」
「でもまた3時頃に別の試作品を持ってくるのです……」
「え……」
あっ……察しましたわ。
「ドレスが……キツくて……!貴方たちも同じ目に合うと良いのですわ!!」
「ろ、ロザリーさまぁ!!」
私とハイジは悲鳴を上げるしかなかったのですわ……。
リトさん!自重して下さいませ!!
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