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27 ひとまず美味しいご飯を食べよう
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「とりあえず今日は出版社と話をつけに行かねばならんので」
そう言いながらひらりと愛馬に乗り、黒曜将軍は帰って行った。
「すぐ戻る」
パチーンとウィンク一つ。いや、両目閉じてたし。あいつ以外と不器用かもしれない。
「早く13巻お願いしますねー!」
ミニィも中々豪胆になった物だ。少しづつ遠ざかっていく黒曜将軍の姿が見えなくなってから、やっと私達は大きく息を吐いて座り込んだ。
「っはぁああ~やっぱ、やつは何度もカチ合ってもこえーぜ」
ヘイズは愛剣をガランと横に投げ捨て、大の字に転がってしまった。
「ホントですよ。あんな大物が来るなんて。もっと罠や仕掛けを張るべきでしょうね」
タムも地面に座り込み、ため息をついた。
「もっとバレないような素晴らしい落とし穴を……無数に」
さわり、と優しい手つきで大地を撫でているけど何を考えているのかな?!
「やった! 義父……違うイアン! サイン本ですよ、やりました! 」
ミニィ、そこかい? 気がつくとクレヤボンスはもう物陰に潜んでいてパペットうさちゃんだけが顔を見せている。
「ねぇ、もしかしてなんだけど黒曜みたいなのまた来るのかな? 俺達、いろんな国の奴等と戦って来ただろ? ここの国の王様があちこちに喧嘩ふっかけまくるから、殆どの国と仲悪いし」
ラセルに抱っこされながらも私は全身総毛だった。まさに文字通り毛玉みたいに膨らんでしまう。こ、怖いこと言うな!
「ラ、ラセル~怖いよ~」
「大丈夫? イアン、僕がついてるからね!」
「うん……! 」
黒曜将軍ほど話が通じない人間は早々いないとは思うけれど、戦いにのめり込んじゃっておかしくなる人は結構いるからな……。とにかく何があってもラセルは守る。何があってもだ。
私は右手の爪をキラリと光らせて誓った。
「いざとなったら一緒に戦おう。イアンの爪は鋭いから悪い奴なんて一撃だよ! 」
「ラセル~~! 分かってくれるのはラセルだけだよぉー!」
ひしっとラセルに抱きついた。やっぱり私はラセルが大好きだ!
何だか確かめたいこととか色々できたけれど、まずは全員の無事を確かめ合う。軍の時もそうだった。怪我をした者がいたら早く手当をする、もし命を落としてしまった者がいたら連れ帰る準備をする。そして皆で食事をするんだ。
「裏山に避難していた村人達も呼んできます」
「皆でパムのご飯を食べましょう」
アムフェルとミニィが腰を上げる。まずは食べるんだ、後のことは後で考えよう。今日一日、命を守れたことに感謝をして、美味しいご飯を皆で囲む。私達はいつだってそうやって辛い戦場を耐えて抜いて来たんだ。
「わーい! パムさんのご飯すっごく美味しいから僕、楽しみ! 」
「一緒に食べよ、ラセル! ボクも美味しいごはん大好き」
そう言いながらひらりと愛馬に乗り、黒曜将軍は帰って行った。
「すぐ戻る」
パチーンとウィンク一つ。いや、両目閉じてたし。あいつ以外と不器用かもしれない。
「早く13巻お願いしますねー!」
ミニィも中々豪胆になった物だ。少しづつ遠ざかっていく黒曜将軍の姿が見えなくなってから、やっと私達は大きく息を吐いて座り込んだ。
「っはぁああ~やっぱ、やつは何度もカチ合ってもこえーぜ」
ヘイズは愛剣をガランと横に投げ捨て、大の字に転がってしまった。
「ホントですよ。あんな大物が来るなんて。もっと罠や仕掛けを張るべきでしょうね」
タムも地面に座り込み、ため息をついた。
「もっとバレないような素晴らしい落とし穴を……無数に」
さわり、と優しい手つきで大地を撫でているけど何を考えているのかな?!
「やった! 義父……違うイアン! サイン本ですよ、やりました! 」
ミニィ、そこかい? 気がつくとクレヤボンスはもう物陰に潜んでいてパペットうさちゃんだけが顔を見せている。
「ねぇ、もしかしてなんだけど黒曜みたいなのまた来るのかな? 俺達、いろんな国の奴等と戦って来ただろ? ここの国の王様があちこちに喧嘩ふっかけまくるから、殆どの国と仲悪いし」
ラセルに抱っこされながらも私は全身総毛だった。まさに文字通り毛玉みたいに膨らんでしまう。こ、怖いこと言うな!
「ラ、ラセル~怖いよ~」
「大丈夫? イアン、僕がついてるからね!」
「うん……! 」
黒曜将軍ほど話が通じない人間は早々いないとは思うけれど、戦いにのめり込んじゃっておかしくなる人は結構いるからな……。とにかく何があってもラセルは守る。何があってもだ。
私は右手の爪をキラリと光らせて誓った。
「いざとなったら一緒に戦おう。イアンの爪は鋭いから悪い奴なんて一撃だよ! 」
「ラセル~~! 分かってくれるのはラセルだけだよぉー!」
ひしっとラセルに抱きついた。やっぱり私はラセルが大好きだ!
何だか確かめたいこととか色々できたけれど、まずは全員の無事を確かめ合う。軍の時もそうだった。怪我をした者がいたら早く手当をする、もし命を落としてしまった者がいたら連れ帰る準備をする。そして皆で食事をするんだ。
「裏山に避難していた村人達も呼んできます」
「皆でパムのご飯を食べましょう」
アムフェルとミニィが腰を上げる。まずは食べるんだ、後のことは後で考えよう。今日一日、命を守れたことに感謝をして、美味しいご飯を皆で囲む。私達はいつだってそうやって辛い戦場を耐えて抜いて来たんだ。
「わーい! パムさんのご飯すっごく美味しいから僕、楽しみ! 」
「一緒に食べよ、ラセル! ボクも美味しいごはん大好き」
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