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21 レベルアップの成果
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コーディはものすごく慌てた。何故なら元向田、今弟のタトは草を2枚持ってオークの群れに突っ込んでいったからだ!
「タト!?マリアンヌ!シシリー!支援してくれ!ダナン、スマン一緒に!」
「分かってる!タト、何やってんだ!無謀が過ぎる!!」
ダナンも血相を変えて獲物を構えて走り出す。ダナンの剣は身長ほどもありそうな両手持ちの大剣で、これでいろんなものを叩き潰してきている。
「タトの野郎!わき目も降らずジェネラルに突っ込んで行きやがって!」
普通のオークの3倍くらいでかそうな、将軍級のオークは知能も高いし、実力だって桁外れだ。俺達4人だって勝てるかどうかわからないが
「コーディ!体が軽い!
「ああ!これがレベルアップのお陰だな!」
前衛に立つ俺とダナンは鉄の鎧を着ている。全身鉄では動けないので、急所や怪我をしやすい腕や肩、足などをカバーする形だ。それでも防具は重くて色々制限を受けるのだけれど、今日はやけに軽く感じる。
「俺の相棒がこんなに早く振れるなんてなあ!」
ぶぅん!!ダナンはまるで竜巻でも起こしそうな勢いで幅の広い鉄の塊のような大剣を振り下ろした。
「ブギャッ!」
雑魚オークが一振りでつぶれて吹っ飛んで行く。すげえ!
「俺だってーーー!」
俺の剣はオーソドックスな長剣だが、勇者と言えばコレらしく、王様に貰った由緒正しい剣だ。振りかぶり振り下ろす。使い慣れた剣だけれど、まるで重量がないくらい素早く斬り下ろす。
「ギャッ!」
つ、強い!ここに来るまでの俺でも雑魚オークに苦戦はしなかったろうけれど、一撃で切り捨ててしまえる力はなかった。でも、俺が切ったオークはそのまま倒れて動かなくなる。倒したという事だろう。
「すげえ……ってタト!タトは!?」
自分のレベルアップの力にちょっと酔っている間にタトを見失う。あいつどこへ……。
「コーディ見ろ!!」
「え?タ、タト!!」
奥の奥に控えているオークジェネラルの前まで走り込んでいるタトの後ろ姿が見えた。あいつ、一瞬であんな所まで!?
「もーらいっ!」
タトの姿が消えたと思ったら
「ぶもーーーー!」
悲痛な獣の叫びとオークの叫び声が聞こえ……オークジェネラルは乗っていたイノブーから落ちている。何が、なにがあったんだ!?
「ポークレッグー!!」
タトが……ものすごくいい笑顔でイノブーの後ろ脚を一本高々と掲げている……!?あ、危ないぞ!タト!!
「ま、まさかとは思うけれど、タトはイノブーを捕りに行ったのか!?」
ダナンも汗をかきながらその様子を見ていた。勿論冷や汗だ。
「そう、みたいな……気がする」
そしてまたあっという間にタトの姿は消え、イノブーの切ない叫び声と振り落とされて痛がるオーク達の怒声が響く。
「タトー!こっちも全部切ったぞ!」
「よっしゃー!暫くは肉食い放題だなあ!」
村の男は全部で7人参加している。そして全員何故か手に草を持っていて、全員イノブーの足を持っている?な、なんだ……何が起こっているんだ……?!
「ブヒーッ!ブヒーーーッ!!」
オーク達は悲痛な叫びをあげ、どこかで角笛が鳴る。それを耳にしたオークは我先へと元来た山を引き返して行った。足を切られ動けなくなったイノブーを残して……。
俺達はまたぽかんとするしかなかった。
「タト!?マリアンヌ!シシリー!支援してくれ!ダナン、スマン一緒に!」
「分かってる!タト、何やってんだ!無謀が過ぎる!!」
ダナンも血相を変えて獲物を構えて走り出す。ダナンの剣は身長ほどもありそうな両手持ちの大剣で、これでいろんなものを叩き潰してきている。
「タトの野郎!わき目も降らずジェネラルに突っ込んで行きやがって!」
普通のオークの3倍くらいでかそうな、将軍級のオークは知能も高いし、実力だって桁外れだ。俺達4人だって勝てるかどうかわからないが
「コーディ!体が軽い!
「ああ!これがレベルアップのお陰だな!」
前衛に立つ俺とダナンは鉄の鎧を着ている。全身鉄では動けないので、急所や怪我をしやすい腕や肩、足などをカバーする形だ。それでも防具は重くて色々制限を受けるのだけれど、今日はやけに軽く感じる。
「俺の相棒がこんなに早く振れるなんてなあ!」
ぶぅん!!ダナンはまるで竜巻でも起こしそうな勢いで幅の広い鉄の塊のような大剣を振り下ろした。
「ブギャッ!」
雑魚オークが一振りでつぶれて吹っ飛んで行く。すげえ!
「俺だってーーー!」
俺の剣はオーソドックスな長剣だが、勇者と言えばコレらしく、王様に貰った由緒正しい剣だ。振りかぶり振り下ろす。使い慣れた剣だけれど、まるで重量がないくらい素早く斬り下ろす。
「ギャッ!」
つ、強い!ここに来るまでの俺でも雑魚オークに苦戦はしなかったろうけれど、一撃で切り捨ててしまえる力はなかった。でも、俺が切ったオークはそのまま倒れて動かなくなる。倒したという事だろう。
「すげえ……ってタト!タトは!?」
自分のレベルアップの力にちょっと酔っている間にタトを見失う。あいつどこへ……。
「コーディ見ろ!!」
「え?タ、タト!!」
奥の奥に控えているオークジェネラルの前まで走り込んでいるタトの後ろ姿が見えた。あいつ、一瞬であんな所まで!?
「もーらいっ!」
タトの姿が消えたと思ったら
「ぶもーーーー!」
悲痛な獣の叫びとオークの叫び声が聞こえ……オークジェネラルは乗っていたイノブーから落ちている。何が、なにがあったんだ!?
「ポークレッグー!!」
タトが……ものすごくいい笑顔でイノブーの後ろ脚を一本高々と掲げている……!?あ、危ないぞ!タト!!
「ま、まさかとは思うけれど、タトはイノブーを捕りに行ったのか!?」
ダナンも汗をかきながらその様子を見ていた。勿論冷や汗だ。
「そう、みたいな……気がする」
そしてまたあっという間にタトの姿は消え、イノブーの切ない叫び声と振り落とされて痛がるオーク達の怒声が響く。
「タトー!こっちも全部切ったぞ!」
「よっしゃー!暫くは肉食い放題だなあ!」
村の男は全部で7人参加している。そして全員何故か手に草を持っていて、全員イノブーの足を持っている?な、なんだ……何が起こっているんだ……?!
「ブヒーッ!ブヒーーーッ!!」
オーク達は悲痛な叫びをあげ、どこかで角笛が鳴る。それを耳にしたオークは我先へと元来た山を引き返して行った。足を切られ動けなくなったイノブーを残して……。
俺達はまたぽかんとするしかなかった。
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