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友の名は
16 砂漠の魔王ですと?
「ランスロットが砂漠の魔王ってなんだ?!」
思わずナギに詰め寄った。
「え?あ、あの、有名な話だよな……?」
10年以上前、砂漠に封印されている魔王の討伐にランスロットという騎士が仲間と共に出かけた。
ランスロット達は見事に魔王を倒したが、魔王の呪いで、今度はランスロットが魔王になってしまったという。
「な、なんて間抜けな……!」
俺は知っているぞ!そのクエストの内容を!魔王を退治に行く時は必ず、身代わりの封印水晶を作って全員装備しないとダメなんだ。
はっきり言って水晶は作るの面倒だし、砂漠の魔王はドロップが不味いしでめんどくさいだけの、不人気クエストだ!
そして封印水晶を装備していないキャラは魔王に乗っ取られました!と、問答無用のデスペナルティが勝っても負けても来るんだ。
つまり、ランスロットは封印水晶を装備せず、砂漠の魔王に挑み…乗っ取られた。しかも10年以上前に!!
「あの馬鹿……頭が痛いほど馬鹿だ……!」
俺は頭を抱えた。砂漠の魔王に挑まねばならないのかーーー!
ナギに礼を言って俺はレベリングを真面目に再開させた。
砂漠の魔王はクエストボスだ。強い。エリアボスなんかと比べ物にならない位に強い。
そんなボス戦にサラ達を連れていくのは気が引ける。何せ死んだら終わる世界なのだから。
「俺、諸事情により真面目にレベル上げるけど、どうする?」
一応尋ねてみる。はっきりいってこのクランメンバーは強いだろう。今のままでも冒険者ギルドの依頼もこなせるだろうし、実力もトップレベルと言える。
言うなればこれ以上レベルをあげても大して恩恵はないのである。
しかも俺との狩りは常に
「死ぬー!」「いやーー!」「帰りたい!」
などの連発だからな……そんなに酷い事はしてないんだが……?
「わ、私達はやめておくわ」
生産職のアイーダとファーナは辞退した。妥当だな。
「私達も……」
「構わんよ」
サラとナディアも辞退。うん、分かってる!俺はソロ狩りに戻った。それで良いと思う。無理はするもんじゃないしな。
「大丈夫だって。別にクランを抜ける訳じゃないし、ギルドの依頼があれば一緒にやろう。武器の整備も頼みたいし、ポーションだって欲しい!ついでに金だっている!」
必要のないレベル上げと見られるかもしれないが、俺は知っているからなぁ。まだ先がある事を。
その先の姿を。
思わずナギに詰め寄った。
「え?あ、あの、有名な話だよな……?」
10年以上前、砂漠に封印されている魔王の討伐にランスロットという騎士が仲間と共に出かけた。
ランスロット達は見事に魔王を倒したが、魔王の呪いで、今度はランスロットが魔王になってしまったという。
「な、なんて間抜けな……!」
俺は知っているぞ!そのクエストの内容を!魔王を退治に行く時は必ず、身代わりの封印水晶を作って全員装備しないとダメなんだ。
はっきり言って水晶は作るの面倒だし、砂漠の魔王はドロップが不味いしでめんどくさいだけの、不人気クエストだ!
そして封印水晶を装備していないキャラは魔王に乗っ取られました!と、問答無用のデスペナルティが勝っても負けても来るんだ。
つまり、ランスロットは封印水晶を装備せず、砂漠の魔王に挑み…乗っ取られた。しかも10年以上前に!!
「あの馬鹿……頭が痛いほど馬鹿だ……!」
俺は頭を抱えた。砂漠の魔王に挑まねばならないのかーーー!
ナギに礼を言って俺はレベリングを真面目に再開させた。
砂漠の魔王はクエストボスだ。強い。エリアボスなんかと比べ物にならない位に強い。
そんなボス戦にサラ達を連れていくのは気が引ける。何せ死んだら終わる世界なのだから。
「俺、諸事情により真面目にレベル上げるけど、どうする?」
一応尋ねてみる。はっきりいってこのクランメンバーは強いだろう。今のままでも冒険者ギルドの依頼もこなせるだろうし、実力もトップレベルと言える。
言うなればこれ以上レベルをあげても大して恩恵はないのである。
しかも俺との狩りは常に
「死ぬー!」「いやーー!」「帰りたい!」
などの連発だからな……そんなに酷い事はしてないんだが……?
「わ、私達はやめておくわ」
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「私達も……」
「構わんよ」
サラとナディアも辞退。うん、分かってる!俺はソロ狩りに戻った。それで良いと思う。無理はするもんじゃないしな。
「大丈夫だって。別にクランを抜ける訳じゃないし、ギルドの依頼があれば一緒にやろう。武器の整備も頼みたいし、ポーションだって欲しい!ついでに金だっている!」
必要のないレベル上げと見られるかもしれないが、俺は知っているからなぁ。まだ先がある事を。
その先の姿を。
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