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IF編 闇へ
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「い、嫌だ……!絶対、いや、だ!」
レンテドールは一度目を閉じ、そして馬車の窓いっぱいに顔を近づけ笑った。
「そうだな。そうしよう、レジール殿、カーテンを閉めてくれ。後は私がやっておく」
「ああ」
顔を伏せたシロウに見えないように、耳も塞いで周囲の音を聞かせるなと合図をした。
小さく頷くレジールを確認し、カーテンも閉められたのを見て、レンテドールは振り返った。
「シロウ様は少しお疲れのようだ。たくさん皆の顔を見たからであろう!おやすみいただこうじゃないか!」
人心を掴む、朗々と響く声。
そうだ、そうだ!シロウ様はお体が強くないからな!と上がる声。
「あの……!あの!」
大きくなる群衆の声にかき消されて行く、小さな羊の声。
「ライツ、始末しろ」
「はい。レンテドール様」
レンテドールの影からすぅっとアライグマの少年が動く。そして羊の少女に寄り添った。
「危ないですよ、馬車の邪魔になります」
「わ、私、私は!シロウ様に……うっ!」
とても自然に、不自然な事など一つもないように見えるくらい自然に、アライグマは少女の意識を刈り取った。
がくり、と気を失う少女を、おっとっと!と支える。
どうしたんだ?緊張で気を失ったようです、向こうで休ませて来ますよ。ああ、全く無茶な事をする娘だぜ!本当ですねー!
世間話を一つ二つして、路地に連れ込む。
少女が道から排除され、パレードは続く。
「シロウ様のお心を乱す輩」
アライグマは気を失ったままの少女をうさぎへ手渡す。
「ゴミ以下ね。生きているのも烏滸がましい!楽にはしてやらないから、安心して」
「二度とシロウ様のお心を乱す事のないように」
「当たり前よ」
うさぎ獣人は揃った耳をピクピクしながら、物騒な目つきをする。ただただ、敬愛して止まないシロウの為に。
「シロウ、シロウ」
一足先に戻ったシロウは、部屋に閉じこもっていた。
「レジール、さま……俺、あいつが嫌いだ……」
「シロウ、俺の可愛いシロウ。大丈夫だ、俺がついている」
ぎゅっと抱き締めれば、腕の中で震えが少し収まる。
「レジールさま……抱いて……」
「ああ、喜んで」
いつにも増してシロウは乱れた。恐怖から一瞬でも逃れるように、快楽に身を委ねたから。
「あーあーあー!い、いっ、いっっ!」
もう何度もいかされ、人の言葉を紡げなくなっても、レジールは何度も何度もシロウを犯した。それがシロウの望みだと知っているから。
「可愛いくて可哀想な俺のシロウ」
これしか逃げ方を知らない哀れで愛おしく、気持ちの良い体。
「ひ!ひぎぃ!」
「一番奥に入ったぞ?お前、好きだろう?」
「うあ……ひ、しゅ、しゅき。しゅきぃ……」
ほぼ失っている意識。好きかと聞かれれば条件反射で好きと答えるように教え込まれている。
ぱくぱく、ぱくぱく。打ち上げられた魚のように空気を求めて口を開けるが、中から押し上げられて、上手く吸えない。
「ふ、ふふ。ほら、中に出すぞ!しっかり飲み込め!」
「ひぃ、ふぎぃ……っ」
哀れな声を上げて、やっと気を失う。
「これで少しは何も考えずにいられるな」
涙と鼻水で汚れた顔を撫で、優しく抱き寄せる。それが出来る精一杯だと言うように。
レンテドールは一度目を閉じ、そして馬車の窓いっぱいに顔を近づけ笑った。
「そうだな。そうしよう、レジール殿、カーテンを閉めてくれ。後は私がやっておく」
「ああ」
顔を伏せたシロウに見えないように、耳も塞いで周囲の音を聞かせるなと合図をした。
小さく頷くレジールを確認し、カーテンも閉められたのを見て、レンテドールは振り返った。
「シロウ様は少しお疲れのようだ。たくさん皆の顔を見たからであろう!おやすみいただこうじゃないか!」
人心を掴む、朗々と響く声。
そうだ、そうだ!シロウ様はお体が強くないからな!と上がる声。
「あの……!あの!」
大きくなる群衆の声にかき消されて行く、小さな羊の声。
「ライツ、始末しろ」
「はい。レンテドール様」
レンテドールの影からすぅっとアライグマの少年が動く。そして羊の少女に寄り添った。
「危ないですよ、馬車の邪魔になります」
「わ、私、私は!シロウ様に……うっ!」
とても自然に、不自然な事など一つもないように見えるくらい自然に、アライグマは少女の意識を刈り取った。
がくり、と気を失う少女を、おっとっと!と支える。
どうしたんだ?緊張で気を失ったようです、向こうで休ませて来ますよ。ああ、全く無茶な事をする娘だぜ!本当ですねー!
世間話を一つ二つして、路地に連れ込む。
少女が道から排除され、パレードは続く。
「シロウ様のお心を乱す輩」
アライグマは気を失ったままの少女をうさぎへ手渡す。
「ゴミ以下ね。生きているのも烏滸がましい!楽にはしてやらないから、安心して」
「二度とシロウ様のお心を乱す事のないように」
「当たり前よ」
うさぎ獣人は揃った耳をピクピクしながら、物騒な目つきをする。ただただ、敬愛して止まないシロウの為に。
「シロウ、シロウ」
一足先に戻ったシロウは、部屋に閉じこもっていた。
「レジール、さま……俺、あいつが嫌いだ……」
「シロウ、俺の可愛いシロウ。大丈夫だ、俺がついている」
ぎゅっと抱き締めれば、腕の中で震えが少し収まる。
「レジールさま……抱いて……」
「ああ、喜んで」
いつにも増してシロウは乱れた。恐怖から一瞬でも逃れるように、快楽に身を委ねたから。
「あーあーあー!い、いっ、いっっ!」
もう何度もいかされ、人の言葉を紡げなくなっても、レジールは何度も何度もシロウを犯した。それがシロウの望みだと知っているから。
「可愛いくて可哀想な俺のシロウ」
これしか逃げ方を知らない哀れで愛おしく、気持ちの良い体。
「ひ!ひぎぃ!」
「一番奥に入ったぞ?お前、好きだろう?」
「うあ……ひ、しゅ、しゅき。しゅきぃ……」
ほぼ失っている意識。好きかと聞かれれば条件反射で好きと答えるように教え込まれている。
ぱくぱく、ぱくぱく。打ち上げられた魚のように空気を求めて口を開けるが、中から押し上げられて、上手く吸えない。
「ふ、ふふ。ほら、中に出すぞ!しっかり飲み込め!」
「ひぃ、ふぎぃ……っ」
哀れな声を上げて、やっと気を失う。
「これで少しは何も考えずにいられるな」
涙と鼻水で汚れた顔を撫で、優しく抱き寄せる。それが出来る精一杯だと言うように。
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