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23 勇者の力
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「つまり、エセルはオーリに一目惚れして、一緒について行きたくて隷属を受け入れたってことかな」
「ち、違う!無理やり捕まったの。べ、別に兄さんと同じ顔で僕のこと叱ってくれたのにゾクゾク来たわけじゃないよ!」
はぁ……聞いてないけど。嬉しそうに一生懸命否定するエセルを見るのは久しぶりだ。
「そうなのか?エセル」
「ち、違うよ!兄さんは優しすぎてちょっと物足りないな~とか思ってなかったし、強くってかっこいいし、やっぱり僕を叱り飛ばせるオーリはやっぱりかっこいいなあとか、僕、意外と意地悪されるの好きだなあとか、全然そんなことない!」
そうだったんだ……全然知らなかった。
「……エセルは私のことが好きなのか?」
「はぁ?嫌いな奴と一緒になんていたくないし!あと、兄さんと同じ顔はやっぱり好きだしさあ……ちょっと乱暴に名前とか呼ばれるとゾクゾク来ちゃうとかそんなことないし!」
「エセル、答えろ」
「あああん……好きィ……抱いてぇ!! 」
……えー……。緊張が全部どこかに吹っ飛んで行ってしまった……なんだったの……。ひっくり返りたい気分だったけれど、こうちゃんとにゃんこちゃんがワンワン泣きだしてしまったのでそれどころじゃなかった。
「あーん!良かったあ良かったあ、折角ルドガーさまに大事なものが出来たのに、ルドガーさまが死んじゃうかと思ったー」
「よかったあああ~あーん!」
「わわわわ……!」
泣き出す二人の元に緊急事態を聞きつけて子供達が走ってきた。
「にゃんこちゃん、こうちゃんどこかいたいいたい?」
「撫でてあげるだいじょうぶ?」
「にゃーにゃ、こーちゃ、いたい?」
「えんえんしちゃ?」
「ぶぷー?」
5人の子供達の登場に流石のこれにはエセルも驚いている。
「……本当にルドガーそっくりだ……ちょっとどうやったか詳しく教えてくれない?」
「……サキュバスの核のせいだよ、エセル。大体お前が悪い!」
「え~何のことかなあ?」
私は、きっと300年とちょっとぶりにエセルに反撃できる。虎の威を借る?そりゃ借りるでしょうよ。
「……エセル。オーリに言いつけるからね」
「ぴぎゃっ!」
「あは、あはは!あははは!ルドガーはいい奴だな!気に入った仲良くしよう」
オーリは本当にいい奴で、勇者と呼ばれるだけある人格者だった。
「うーん、間違いなくルドガーは吸血鬼だし、子供達も半吸血鬼だ。でもここまでくる間に君たちの人となりを聞くことができてね。倒す必要なんてないって再確認したんだ。エセルの話だけでも馬鹿みたいにお人好しの兄さんだって気が付いたし」
「馬鹿は余計です、オーリ」
「つい!その代わりといっては何だけれど、エセルのことは任せて欲しい。悪い方向に力は使わせないよ、私の仕事を手伝ってもらうし、エセルに刻んだ隷属は生涯切れない。私が死ぬと同時にエセルも消滅する、そういうきつい契約を結んだ」
「ええっ!?そんなことできるのか」
「真祖吸血鬼を放置なんて怖い事しちゃいけないだろう?」
「うむ、そうだぞ」
エセル、それはお前が言う事か?エセルはずーっとオーリの膝の上に乗ってときたまオーリの指を甘噛みしたりして甘え続けている……本気で、本当にオーリのことが好きで好きで堪らないんだ。だからそんなにきつい隷属も抵抗なしに受け入れちゃったんだ。
「良いのか、オーリ。エセルのこと任せちゃって……エセルはなんかちょっと気持ちが悪い変なことをするよ」
「大丈夫だ。そんなときは思いっきり叱ってきたから。もう慣れたよ」
……エセルに足りなかったものは叱ってくれる誰かだったのか。私はエセルに逆らえないから、叱ることなんてできなかったな。
「オーリ、エセルのことよろしくお願いします」
「ああ、任せてくれ」
「……悪かったね、兄さん。いろいろ……もう戻せないものとかいっぱいあるけれど、これから僕は兄さんの生き方に口出ししない……できないが正解かな?」
「……うん」
こうして私はずっと受け続けていたエセルの支配下から抜け出した。変わったことはよくわからなかったけれど。
「……よいしょ……あ、出れた」
「わああい!凄いです、ルドガーさま!」
とうとう境目に植えているりんごの木を超えて、屋敷の敷地から外に出ることができるようになったのだ。
「……ふふ、でも内緒にしておうかな?吸血鬼が自由に出歩けるようになったら怖がる人がいるかもしれない」
「そういうものですかねえ?」
「そういうものだよ」
オーリとエセルにレオンとホークも紹介した。
「ルドガーちゃんの方が色気がある。俺はルドガーちゃんの方が好きだぁこれが人妻ってやつだな!」
「黙って、ホーク」
「私は別に色気は要らないので」
「オーリも真面目に取りあわないで」
ホークはそう言っていたけれど、レオンは首を傾げていた。
「色は似てるけど、全然似てないじゃないか。ルドガーは可愛いけど、オーリはかっこいい感じだろう?流石勇者だよな」
「やっぱり似てないって。私はオーリみたいにかっこよくないからね」
なんだか皆に変な目で見られたけれど、私は本当にオーリみたいにかっこよくないってば!
「ち、違う!無理やり捕まったの。べ、別に兄さんと同じ顔で僕のこと叱ってくれたのにゾクゾク来たわけじゃないよ!」
はぁ……聞いてないけど。嬉しそうに一生懸命否定するエセルを見るのは久しぶりだ。
「そうなのか?エセル」
「ち、違うよ!兄さんは優しすぎてちょっと物足りないな~とか思ってなかったし、強くってかっこいいし、やっぱり僕を叱り飛ばせるオーリはやっぱりかっこいいなあとか、僕、意外と意地悪されるの好きだなあとか、全然そんなことない!」
そうだったんだ……全然知らなかった。
「……エセルは私のことが好きなのか?」
「はぁ?嫌いな奴と一緒になんていたくないし!あと、兄さんと同じ顔はやっぱり好きだしさあ……ちょっと乱暴に名前とか呼ばれるとゾクゾク来ちゃうとかそんなことないし!」
「エセル、答えろ」
「あああん……好きィ……抱いてぇ!! 」
……えー……。緊張が全部どこかに吹っ飛んで行ってしまった……なんだったの……。ひっくり返りたい気分だったけれど、こうちゃんとにゃんこちゃんがワンワン泣きだしてしまったのでそれどころじゃなかった。
「あーん!良かったあ良かったあ、折角ルドガーさまに大事なものが出来たのに、ルドガーさまが死んじゃうかと思ったー」
「よかったあああ~あーん!」
「わわわわ……!」
泣き出す二人の元に緊急事態を聞きつけて子供達が走ってきた。
「にゃんこちゃん、こうちゃんどこかいたいいたい?」
「撫でてあげるだいじょうぶ?」
「にゃーにゃ、こーちゃ、いたい?」
「えんえんしちゃ?」
「ぶぷー?」
5人の子供達の登場に流石のこれにはエセルも驚いている。
「……本当にルドガーそっくりだ……ちょっとどうやったか詳しく教えてくれない?」
「……サキュバスの核のせいだよ、エセル。大体お前が悪い!」
「え~何のことかなあ?」
私は、きっと300年とちょっとぶりにエセルに反撃できる。虎の威を借る?そりゃ借りるでしょうよ。
「……エセル。オーリに言いつけるからね」
「ぴぎゃっ!」
「あは、あはは!あははは!ルドガーはいい奴だな!気に入った仲良くしよう」
オーリは本当にいい奴で、勇者と呼ばれるだけある人格者だった。
「うーん、間違いなくルドガーは吸血鬼だし、子供達も半吸血鬼だ。でもここまでくる間に君たちの人となりを聞くことができてね。倒す必要なんてないって再確認したんだ。エセルの話だけでも馬鹿みたいにお人好しの兄さんだって気が付いたし」
「馬鹿は余計です、オーリ」
「つい!その代わりといっては何だけれど、エセルのことは任せて欲しい。悪い方向に力は使わせないよ、私の仕事を手伝ってもらうし、エセルに刻んだ隷属は生涯切れない。私が死ぬと同時にエセルも消滅する、そういうきつい契約を結んだ」
「ええっ!?そんなことできるのか」
「真祖吸血鬼を放置なんて怖い事しちゃいけないだろう?」
「うむ、そうだぞ」
エセル、それはお前が言う事か?エセルはずーっとオーリの膝の上に乗ってときたまオーリの指を甘噛みしたりして甘え続けている……本気で、本当にオーリのことが好きで好きで堪らないんだ。だからそんなにきつい隷属も抵抗なしに受け入れちゃったんだ。
「良いのか、オーリ。エセルのこと任せちゃって……エセルはなんかちょっと気持ちが悪い変なことをするよ」
「大丈夫だ。そんなときは思いっきり叱ってきたから。もう慣れたよ」
……エセルに足りなかったものは叱ってくれる誰かだったのか。私はエセルに逆らえないから、叱ることなんてできなかったな。
「オーリ、エセルのことよろしくお願いします」
「ああ、任せてくれ」
「……悪かったね、兄さん。いろいろ……もう戻せないものとかいっぱいあるけれど、これから僕は兄さんの生き方に口出ししない……できないが正解かな?」
「……うん」
こうして私はずっと受け続けていたエセルの支配下から抜け出した。変わったことはよくわからなかったけれど。
「……よいしょ……あ、出れた」
「わああい!凄いです、ルドガーさま!」
とうとう境目に植えているりんごの木を超えて、屋敷の敷地から外に出ることができるようになったのだ。
「……ふふ、でも内緒にしておうかな?吸血鬼が自由に出歩けるようになったら怖がる人がいるかもしれない」
「そういうものですかねえ?」
「そういうものだよ」
オーリとエセルにレオンとホークも紹介した。
「ルドガーちゃんの方が色気がある。俺はルドガーちゃんの方が好きだぁこれが人妻ってやつだな!」
「黙って、ホーク」
「私は別に色気は要らないので」
「オーリも真面目に取りあわないで」
ホークはそう言っていたけれど、レオンは首を傾げていた。
「色は似てるけど、全然似てないじゃないか。ルドガーは可愛いけど、オーリはかっこいい感じだろう?流石勇者だよな」
「やっぱり似てないって。私はオーリみたいにかっこよくないからね」
なんだか皆に変な目で見られたけれど、私は本当にオーリみたいにかっこよくないってば!
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