20 / 71
王様キノコ
20 引退しても仕事*
しおりを挟む
前王にも仕事は多い。外交、接待その他諸々。
王位を継いだのが子供なので、夜のパーティはキノコの出番だ。
腹の探り合いと、騙し合い。貴族達の汚い世界。あの子供達なら、もはやそこそこ渡り歩けそうだ。
むしろ俺が1番腹芸は下手くそだろう!
「エドヴァルド殿はいつまでも若々しくお変わりありませんな」
「ははは、その様なことはありませんよ」
はて、隣の国の王太子だったかな?この人は距離が近くて困る。しかも俺より背が高いので、キノコが見つからないか心配だ。
俺が変わらないのは、本物のエドが死んだ時の背格好を使っているからだ。そりゃ変わらない。だが、そのまま押し通す!
「いつまで経っても……お美しい。伴侶を召されないのは、忘れられない方がおありだとの噂ですが?」
「噂は噂です」
王位はマリアンヌちゃんの子供に譲ると決めていたので、エドヴァルドは奥さんを持たないと決めていた。
あとから拗れると面倒だからね。いくら勧められても断ったので、妙な噂が流れ始めた。そう、さっきの「忘れられない方」だ。
誰のことか?そう、死んだ事にした前宰相ヨルムの事だ。真実はなにもなかったが、護衛の為に毎日同じベッドで寝ていたから、誤解されていた。
面倒だから否定せず、曖昧にしていたら……まあそうなった。
エドヴァルド王は女性に興味がないと!
エド、ごめんねー!
墓に向かって何度も謝ったが、その噂が広まるにつれて、見合いの話が減ったので利用させて貰った。
肯定せず、否定せず……。これが極意だ。
それにしても近い!近すぎる!耳元に唇を寄せられ、囁かれる。
「良ければ、あちらで南方の噂でも。貴重な情報が入りまして……他の方には聴かせたくないのですが」
「南方、ですか」
国が大きくなると、取引の相手が多くなる。海路はライハに丸投げだが、地続きなら、俺がやらねばならない。面倒くさい!
最近南方が騒がしいと聞くし、油断はできない。つらつらと考えていると、いつの間にか腰を抱かれて、部屋に連れ込まれている。
あれ?どうなってる?
「30過ぎたとは思えない……流石の美貌ですね?」
「な、南方の話は……」
「ベッドの中でゆっくりと……!」
ばふん!と押し倒される、やめて!キノコは繊細なのよ!
「やめ!なにをっ……んんっ」
腕力ゼロの俺はここまでされるともうまな板の鯉というか、まな板の上のキノコだ。
唇を塞がれ、舐めまわされて力一杯抵抗しても、どうにもならない。何せ子供にも押さえつけられるほどなんだからな…!
「やめ……やめて」
「ならばもう少し抵抗なさっては?」
精一杯だっつーの!足を開かされ、押し付けられて観念する。後、俺に出来るのは……
腹でも壊してしまえ!!
「ひ、ひぃんっ!」
男を煽る声で鳴くだけだった。
姿が見えないと俺を探しに来た護衛騎士に見つけてもらうまで、たっぷりと弄ばれた。
南方の情報が手に入ったから我慢しよう……スン。
「も、申し訳ありません!エドヴァルド様!!」
「良いから、これ飲んでおいて」
護衛騎士のジナスに解毒剤を渡しておく。胞子は出てないけど、キノコ汁塗れだ。腹壊すぞ。
「退席しましょう!」
「出来ないよ」
まだパーティは続いている。会場に戻らなければ。
「服は汚れていないし、大丈夫だ、行こう」
きれいに拭いたし、臭いもしないだろう。1.2発中出しされたくらいでキノコを倒せると思ったら大間違いだぜ!
当然ながら、隣国王太子はトイレのお友達だ。ざまーみろ!1キルだ!
「エドヴァルド様、本当に大丈夫なのですか……?」
「平気だよ、意外と丈夫なんだ」
腕力はないけどね。
戻ると南方の使者とやらが目についた。浅黒い肌がよく目立つ。
……なんだろう、ざわりとしたが気のせいか?
南方はなんでも大きな山が爆発して国が壊滅状態なんだとか。国を復興させた俺に話を聞きたいとわざわざ来たらしい。
いや参考にならないと思うし。腐敗と壊滅は全然違うよ!
目が合ってしまった。無視出来ない……。浅黒い肌の男はにこやかに近づいてくる。
挨拶は俺からしなければならないだろうな。
「珍しいお客様だと呼んでよろしいかな?」
「お初にお目にかかります、アージェン王国のシャラ・ラジール・アージェンと申します、エドヴァルド前王。」
この辺りで一般的な挨拶を完璧な形でやってのける。同じ様式なのか、よく学んでいるのか?……後者だろう。
「アージェン……」
しまった流石に聞いた事がない。
「第一王子を任されております。御身の技は我が国まで届いております。色々な事を学ばせて頂きたく、滞在の許可を是非お許し願いたく……」
「シャラ殿。私を買い被りすぎです。私はただ皆と一緒に正道なる事をしただけです。しかし我が国から学ぶべき事柄があるのなら、それは重畳。ごゆるりと過ごされよ」
おうおう!ちゃんとした王子様だ!距離感も適切!キノコも覗き見しない。耳元で喋らない、腰も抱いてこない!これが適切な距離だよな!
この子はええ子や!国を助ける事は出来ないけど、何か知りたい事があるなら教えますよ。
それにしてもなんだろう、この胸の奥がチリつく感じ。
「ありがとうございます。エドヴァルド様。そう言えば珍しい物を持参したのです。ご覧頂けたら幸いなのですが」
「珍しいもの?」
気になっちゃう!
「バルコニーから見えます。こちらへ」
まるで女性をエスコートするように手を差し出されたが、余りにスマートな動きだったので思わず手を重ねてしまった。
俺は女子じゃないっての!
それより珍しいものが気になってしまう。導かれるまま、バルコニーに出ると何もない。冷たい夜風が頬を撫でて、熱を奪って行く。
「お待ち下さいね?」
シャラ殿は服の下、首から下げていた物を引っ張りだし、口に咥えた。笛だろうか?
ピュゥーイーー!
甲高い音がした。何事!と言わんばかりに騎士のジナスが駆けてくる。はは!さっきの失態がよっぽど堪えたのかな?
「ジナス、そんなに走らなくても」
「エドヴァルド様!前!貴様!エドヴァルド様から離れろ!!」
「え?」
前には月が そこには黒いシルエットが浮かんでいた。
巨大で羽があり、強い鉤爪、鋭い牙。この世界で見た事無かったけれど……
「竜だ……わ!」
膝の裏を掬われて、俺は声を上げた。
「皆の者!引き上げだ!」
シャラ殿のきつい号令が飛び、数人の南方人がバルコニーから窓の外に飛び出した。
俺を抱えたシャラ殿も空中にぽーんと体を投げ出す。
「ひぃ!」
「捕まっていて。可愛い人だ」
シャラ殿は地面に落ちる事は無く、回り込んできた竜に飛び乗る。
「国へ!」
俺は抱き抱えられたまま、華麗に拉致されてしまった……。なんて事。
王位を継いだのが子供なので、夜のパーティはキノコの出番だ。
腹の探り合いと、騙し合い。貴族達の汚い世界。あの子供達なら、もはやそこそこ渡り歩けそうだ。
むしろ俺が1番腹芸は下手くそだろう!
「エドヴァルド殿はいつまでも若々しくお変わりありませんな」
「ははは、その様なことはありませんよ」
はて、隣の国の王太子だったかな?この人は距離が近くて困る。しかも俺より背が高いので、キノコが見つからないか心配だ。
俺が変わらないのは、本物のエドが死んだ時の背格好を使っているからだ。そりゃ変わらない。だが、そのまま押し通す!
「いつまで経っても……お美しい。伴侶を召されないのは、忘れられない方がおありだとの噂ですが?」
「噂は噂です」
王位はマリアンヌちゃんの子供に譲ると決めていたので、エドヴァルドは奥さんを持たないと決めていた。
あとから拗れると面倒だからね。いくら勧められても断ったので、妙な噂が流れ始めた。そう、さっきの「忘れられない方」だ。
誰のことか?そう、死んだ事にした前宰相ヨルムの事だ。真実はなにもなかったが、護衛の為に毎日同じベッドで寝ていたから、誤解されていた。
面倒だから否定せず、曖昧にしていたら……まあそうなった。
エドヴァルド王は女性に興味がないと!
エド、ごめんねー!
墓に向かって何度も謝ったが、その噂が広まるにつれて、見合いの話が減ったので利用させて貰った。
肯定せず、否定せず……。これが極意だ。
それにしても近い!近すぎる!耳元に唇を寄せられ、囁かれる。
「良ければ、あちらで南方の噂でも。貴重な情報が入りまして……他の方には聴かせたくないのですが」
「南方、ですか」
国が大きくなると、取引の相手が多くなる。海路はライハに丸投げだが、地続きなら、俺がやらねばならない。面倒くさい!
最近南方が騒がしいと聞くし、油断はできない。つらつらと考えていると、いつの間にか腰を抱かれて、部屋に連れ込まれている。
あれ?どうなってる?
「30過ぎたとは思えない……流石の美貌ですね?」
「な、南方の話は……」
「ベッドの中でゆっくりと……!」
ばふん!と押し倒される、やめて!キノコは繊細なのよ!
「やめ!なにをっ……んんっ」
腕力ゼロの俺はここまでされるともうまな板の鯉というか、まな板の上のキノコだ。
唇を塞がれ、舐めまわされて力一杯抵抗しても、どうにもならない。何せ子供にも押さえつけられるほどなんだからな…!
「やめ……やめて」
「ならばもう少し抵抗なさっては?」
精一杯だっつーの!足を開かされ、押し付けられて観念する。後、俺に出来るのは……
腹でも壊してしまえ!!
「ひ、ひぃんっ!」
男を煽る声で鳴くだけだった。
姿が見えないと俺を探しに来た護衛騎士に見つけてもらうまで、たっぷりと弄ばれた。
南方の情報が手に入ったから我慢しよう……スン。
「も、申し訳ありません!エドヴァルド様!!」
「良いから、これ飲んでおいて」
護衛騎士のジナスに解毒剤を渡しておく。胞子は出てないけど、キノコ汁塗れだ。腹壊すぞ。
「退席しましょう!」
「出来ないよ」
まだパーティは続いている。会場に戻らなければ。
「服は汚れていないし、大丈夫だ、行こう」
きれいに拭いたし、臭いもしないだろう。1.2発中出しされたくらいでキノコを倒せると思ったら大間違いだぜ!
当然ながら、隣国王太子はトイレのお友達だ。ざまーみろ!1キルだ!
「エドヴァルド様、本当に大丈夫なのですか……?」
「平気だよ、意外と丈夫なんだ」
腕力はないけどね。
戻ると南方の使者とやらが目についた。浅黒い肌がよく目立つ。
……なんだろう、ざわりとしたが気のせいか?
南方はなんでも大きな山が爆発して国が壊滅状態なんだとか。国を復興させた俺に話を聞きたいとわざわざ来たらしい。
いや参考にならないと思うし。腐敗と壊滅は全然違うよ!
目が合ってしまった。無視出来ない……。浅黒い肌の男はにこやかに近づいてくる。
挨拶は俺からしなければならないだろうな。
「珍しいお客様だと呼んでよろしいかな?」
「お初にお目にかかります、アージェン王国のシャラ・ラジール・アージェンと申します、エドヴァルド前王。」
この辺りで一般的な挨拶を完璧な形でやってのける。同じ様式なのか、よく学んでいるのか?……後者だろう。
「アージェン……」
しまった流石に聞いた事がない。
「第一王子を任されております。御身の技は我が国まで届いております。色々な事を学ばせて頂きたく、滞在の許可を是非お許し願いたく……」
「シャラ殿。私を買い被りすぎです。私はただ皆と一緒に正道なる事をしただけです。しかし我が国から学ぶべき事柄があるのなら、それは重畳。ごゆるりと過ごされよ」
おうおう!ちゃんとした王子様だ!距離感も適切!キノコも覗き見しない。耳元で喋らない、腰も抱いてこない!これが適切な距離だよな!
この子はええ子や!国を助ける事は出来ないけど、何か知りたい事があるなら教えますよ。
それにしてもなんだろう、この胸の奥がチリつく感じ。
「ありがとうございます。エドヴァルド様。そう言えば珍しい物を持参したのです。ご覧頂けたら幸いなのですが」
「珍しいもの?」
気になっちゃう!
「バルコニーから見えます。こちらへ」
まるで女性をエスコートするように手を差し出されたが、余りにスマートな動きだったので思わず手を重ねてしまった。
俺は女子じゃないっての!
それより珍しいものが気になってしまう。導かれるまま、バルコニーに出ると何もない。冷たい夜風が頬を撫でて、熱を奪って行く。
「お待ち下さいね?」
シャラ殿は服の下、首から下げていた物を引っ張りだし、口に咥えた。笛だろうか?
ピュゥーイーー!
甲高い音がした。何事!と言わんばかりに騎士のジナスが駆けてくる。はは!さっきの失態がよっぽど堪えたのかな?
「ジナス、そんなに走らなくても」
「エドヴァルド様!前!貴様!エドヴァルド様から離れろ!!」
「え?」
前には月が そこには黒いシルエットが浮かんでいた。
巨大で羽があり、強い鉤爪、鋭い牙。この世界で見た事無かったけれど……
「竜だ……わ!」
膝の裏を掬われて、俺は声を上げた。
「皆の者!引き上げだ!」
シャラ殿のきつい号令が飛び、数人の南方人がバルコニーから窓の外に飛び出した。
俺を抱えたシャラ殿も空中にぽーんと体を投げ出す。
「ひぃ!」
「捕まっていて。可愛い人だ」
シャラ殿は地面に落ちる事は無く、回り込んできた竜に飛び乗る。
「国へ!」
俺は抱き抱えられたまま、華麗に拉致されてしまった……。なんて事。
45
あなたにおすすめの小説
悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?
* ゆるゆ
BL
王太子から伴侶(予定)契約を破棄された瞬間、前世の記憶がよみがえって、悪役令息だと気づいたよ! しかし気づいたのが終了した後な件について。
悪役令息で断罪なんて絶対だめだ! 泣いちゃう!
せっかく前世を思い出したんだから、これからは心を入れ替えて、真面目にがんばっていこう! と思ったんだけど……あれ? 皆やさしい? 主人公はあっちだよー?
ユィリと皆の動画をつくりました!
インスタ @yuruyu0 絵も動画もあがります。ほぼ毎日更新
Youtube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます。動画を作ったときに更新
プロフのWebサイトから、両方に飛べるので、もしよかったら!
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
ご感想欄 、うれしくてすぐ承認を押してしまい(笑)ネタバレ 配慮できないので、ご覧になる時は、お気をつけください!
真空ベータの最強執事は辞職したい~フェロモン無効体質でアルファの王子様たちの精神安定剤になってしまった結果、執着溺愛されています~
水凪しおん
BL
フェロモンの影響を受けない「ベータ」の執事ルシアンは、前世の記憶を持つ転生者。
アルファ至上主義の荒れた王城で、彼はその特異な「無臭」体質ゆえに、フェロモン過多で情緒不安定な三人の王子たちにとって唯一の「精神安定剤」となってしまう。
氷の第一王子、野獣の第二王子、知略の第三王子――最強のアルファ兄弟から、匂いを嗅がれ、抱きつかれ、執着される日々。
「私はただの執事です。平穏に仕事をさせてください」
辞表を出せば即却下、他国へ逃げれば奪還作戦。
これは、無自覚に王子たちを癒やしてしまった最強執事が、国ぐるみで溺愛され、外堀を埋められていくお仕事&逆ハーレムBLファンタジー!
異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します
桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる
【完結】悪役令息の伴侶(予定)に転生しました
* ゆるゆ
BL
攻略対象しか見えてない悪役令息の伴侶(予定)なんか、こっちからお断りだ! って思ったのに……! 前世の記憶がよみがえり、反省しました。
BLゲームの世界で、推しに逢うために頑張りはじめた、名前も顔も身長もないモブの快進撃が始まる──! といいな!(笑)
本編完結しました!
おまけのお話を時々更新しています。
きーちゃんと皆の動画をつくりました!
もしよかったら、お話と一緒に楽しんでくださったら、とてもうれしいです。
インスタ @yuruyu0 絵もあがります
Youtube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます
プロフのwebサイトから両方に飛べるので、もしよかったら!
本編以降のお話、恋愛ルートも、おまけのお話の更新も、アルファポリスさまだけですー!
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
転生したら、主人公の宿敵(でも俺の推し)の側近でした
リリーブルー
BL
「しごとより、いのち」厚労省の過労死等防止対策のスローガンです。過労死をゼロにし、健康で充実して働き続けることのできる社会へ。この小説の主人公は、仕事依存で過労死し異世界転生します。
仕事依存だった主人公(20代社畜)は、過労で倒れた拍子に異世界へ転生。目を覚ますと、そこは剣と魔法の世界——。愛読していた小説のラスボス貴族、すなわち原作主人公の宿敵(ライバル)レオナルト公爵に仕える側近の美青年貴族・シリル(20代)になっていた!
原作小説では悪役のレオナルト公爵。でも主人公はレオナルトに感情移入して読んでおり彼が推しだった! なので嬉しい!
だが問題は、そのラスボス貴族・レオナルト公爵(30代)が、物語の中では原作主人公にとっての宿敵ゆえに、原作小説では彼の冷酷な策略によって国家間の戦争へと突き進み、最終的にレオナルトと側近のシリルは処刑される運命だったことだ。
「俺、このままだと死ぬやつじゃん……」
死を回避するために、主人公、すなわち転生先の新しいシリルは、レオナルト公爵の信頼を得て歴史を変えようと決意。しかし、レオナルトは原作とは違い、どこか寂しげで孤独を抱えている様子。さらに、主人公が意外な才覚を発揮するたびに、公爵の態度が甘くなり、なぜか距離が近くなっていく。主人公は気づく。レオナルト公爵が悪に染まる原因は、彼の孤独と裏切られ続けた過去にあるのではないかと。そして彼を救おうと奔走するが、それは同時に、公爵からの執着を招くことになり——!?
原作主人公ラセル王太子も出てきて話は複雑に!
見どころ
・転生
・主従
・推しである原作悪役に溺愛される
・前世の経験と知識を活かす
・政治的な駆け引きとバトル要素(少し)
・ダークヒーロー(攻め)の変化(冷酷な公爵が愛を知り、主人公に執着・溺愛する過程)
・黒猫もふもふ
番外編では。
・もふもふ獣人化
・切ない裏側
・少年時代
などなど
最初は、推しの信頼を得るために、ほのぼの日常スローライフ、かわいい黒猫が出てきます。中盤にバトルがあって、解決、という流れ。後日譚は、ほのぼのに戻るかも。本編は完結しましたが、後日譚や番外編、ifルートなど、続々更新中。
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
性技Lv.99、努力Lv.10000、執着Lv.10000の勇者が攻めてきた!
モト
BL
異世界転生したら弱い悪魔になっていました。でも、異世界転生あるあるのスキル表を見る事が出来た俺は、自分にはとんでもない天性資質が備わっている事を知る。
その天性資質を使って、エルフちゃんと結婚したい。その為に旅に出て、強い魔物を退治していくうちに何故か魔王になってしまった。
魔王城で仕方なく引きこもり生活を送っていると、ある日勇者が攻めてきた。
その勇者のスキルは……え!? 性技Lv.99、努力Lv.10000、執着Lv.10000、愛情Max~~!?!?!?!?!?!
ムーンライトノベルズにも投稿しておりすがアルファ版のほうが長編になります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる