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32 死霊術師
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「んふ、んふ!きれいにしましょうね~」
「やめんか!この馬鹿者!」
「うるさいよ、王様!」
俺は腐った王様を復活?させるのに忙しいから邪魔しないで。あの後俺はイアン様の自室に連れて来てもらい扉もイアン様のお部屋に設置させてもらった。
「……何とすさまじい能力か……」
イアン様は食い入るように扉の外から中の作業部屋を見ている。
「よーし!出来たあ!どう?生前に似てますか?」
王様の顔が出来上がったぞう!緑のお目目も防腐処理やらなんやらでこれなら半年は持つだろうし、歯もちゃんと生やしたよ。やっぱり兵士の中で背格好が似てる人がいて、ちょうど良かった。
「私ははもっと若くて男前だった!」
「そう?これくらいだと思うよ~あと少し歳を取っていた方が貫録?王様としてはかっこいいよ!」
「そ、そうか!?」
「うん、そうそう!」
王様は3年たってもまだ自我を持っていて、こうしてお話が出来た。いやあやっぱり上に立つ人の精神力は違うねぇ!この王様、俺の事を怒ってばっかり!まあ恨みと怒りで存在してるからそんなもんなのかな~。
「どうです?イアン様。重量も減りましたし、変な汁も出ない、臭くない!俺、いい仕事するでしょ!」
部屋の外に王様の死体を運び出すと、イアン様は右手を少し動かした。すると死んだカスタム王様の死体は自立して立っている。
「素晴らしい!」
「傷む前にメンテナンスに出してくださいね。半年持つと思いますけれど、大事に使うなら3か月にいっぺんくらいは手入れした方が良いです」
「そうしよう……あと、ナナよ。部屋の中で誰と喋っているのだ?」
あ、イアン様なら良いかなあ……?
「じゃあ、イアン様。俺のお得意様になってくれます?俺を殺したりしないって約束してくれます??」
「お前のように素晴らしい力を持ち、頭が壊れた奴を殺すなんてもったいない事は絶対にしないぞ」
「では……『入室許可を与えます』どうぞ。中に入れますよ、おしゃべりなら中でどうぞ?」
入った途端王様がブチ切れてイアン様に飛び掛かったけれど、実体がないからすり抜けるよね!
「イアン!信じていたのに!何故私を殺したッ!」
「私は元々この国を乗っ取るつもりで貴方に近づきましたし?」
「ゆゆゆゆゆゆるさああああん!!」
「許していただかなくて結構」
なんか面白い言い合いが1時間くらい続いていて、俺はその間に手に入った新鮮な死体を分別しながらその様子を見ていた。
「あっはっは!死霊術師に乗っ取られた王国なんですか!ここは!」
「端的に言えばそうです。中々楽しい物ですよ、殺し合いと言うのは」
「私が!私がイアンを信じたばっかりに!」
俺もすんごい住みやすそうな国だ!
「イアンの手腕は素晴らしかったのだ、内政に精通し、戦の戦略も完璧だった」
「そんな完璧な人間がいるわけないでしょう?馬鹿ですか」
「馬鹿だったーーー」
ひーーー!面白い!面白すぎて作業が進まない!なんなのコレ、王族あるあるなの!?
「それにしてもナナのこの作業部屋も素晴らしい……。死霊術師垂涎の品がこんなに豊富にあるなんて……も、もしかしてあれはドラゴンの目玉!?」
「お客様お目が高い!あれは俺がお得意様から頂いたブルードラゴンの目玉です!新鮮ですからね~触媒に使ってよし、食べて変質しても良し、人外になっても良しの逸品ですよ」
「くっ……高いんだろうな……」
「そりゃ2個しかないですからねー!」
「……殺されて恨みを持って三年も怨霊をやっておった私だけど、私の方がこやつらより常識があるように思えるのは何故だろうか……」
王様の魂がそんな呟きをしていた、失礼な!
「やめんか!この馬鹿者!」
「うるさいよ、王様!」
俺は腐った王様を復活?させるのに忙しいから邪魔しないで。あの後俺はイアン様の自室に連れて来てもらい扉もイアン様のお部屋に設置させてもらった。
「……何とすさまじい能力か……」
イアン様は食い入るように扉の外から中の作業部屋を見ている。
「よーし!出来たあ!どう?生前に似てますか?」
王様の顔が出来上がったぞう!緑のお目目も防腐処理やらなんやらでこれなら半年は持つだろうし、歯もちゃんと生やしたよ。やっぱり兵士の中で背格好が似てる人がいて、ちょうど良かった。
「私ははもっと若くて男前だった!」
「そう?これくらいだと思うよ~あと少し歳を取っていた方が貫録?王様としてはかっこいいよ!」
「そ、そうか!?」
「うん、そうそう!」
王様は3年たってもまだ自我を持っていて、こうしてお話が出来た。いやあやっぱり上に立つ人の精神力は違うねぇ!この王様、俺の事を怒ってばっかり!まあ恨みと怒りで存在してるからそんなもんなのかな~。
「どうです?イアン様。重量も減りましたし、変な汁も出ない、臭くない!俺、いい仕事するでしょ!」
部屋の外に王様の死体を運び出すと、イアン様は右手を少し動かした。すると死んだカスタム王様の死体は自立して立っている。
「素晴らしい!」
「傷む前にメンテナンスに出してくださいね。半年持つと思いますけれど、大事に使うなら3か月にいっぺんくらいは手入れした方が良いです」
「そうしよう……あと、ナナよ。部屋の中で誰と喋っているのだ?」
あ、イアン様なら良いかなあ……?
「じゃあ、イアン様。俺のお得意様になってくれます?俺を殺したりしないって約束してくれます??」
「お前のように素晴らしい力を持ち、頭が壊れた奴を殺すなんてもったいない事は絶対にしないぞ」
「では……『入室許可を与えます』どうぞ。中に入れますよ、おしゃべりなら中でどうぞ?」
入った途端王様がブチ切れてイアン様に飛び掛かったけれど、実体がないからすり抜けるよね!
「イアン!信じていたのに!何故私を殺したッ!」
「私は元々この国を乗っ取るつもりで貴方に近づきましたし?」
「ゆゆゆゆゆゆるさああああん!!」
「許していただかなくて結構」
なんか面白い言い合いが1時間くらい続いていて、俺はその間に手に入った新鮮な死体を分別しながらその様子を見ていた。
「あっはっは!死霊術師に乗っ取られた王国なんですか!ここは!」
「端的に言えばそうです。中々楽しい物ですよ、殺し合いと言うのは」
「私が!私がイアンを信じたばっかりに!」
俺もすんごい住みやすそうな国だ!
「イアンの手腕は素晴らしかったのだ、内政に精通し、戦の戦略も完璧だった」
「そんな完璧な人間がいるわけないでしょう?馬鹿ですか」
「馬鹿だったーーー」
ひーーー!面白い!面白すぎて作業が進まない!なんなのコレ、王族あるあるなの!?
「それにしてもナナのこの作業部屋も素晴らしい……。死霊術師垂涎の品がこんなに豊富にあるなんて……も、もしかしてあれはドラゴンの目玉!?」
「お客様お目が高い!あれは俺がお得意様から頂いたブルードラゴンの目玉です!新鮮ですからね~触媒に使ってよし、食べて変質しても良し、人外になっても良しの逸品ですよ」
「くっ……高いんだろうな……」
「そりゃ2個しかないですからねー!」
「……殺されて恨みを持って三年も怨霊をやっておった私だけど、私の方がこやつらより常識があるように思えるのは何故だろうか……」
王様の魂がそんな呟きをしていた、失礼な!
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