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37 大変態は語る
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それからのイアン様の仕事ぶりは凄まじいの一言だった。なりふり構わず残っていた無能貴族を片っ端から切り捨てる。
「どうです?かなり私は嫌われて来ているでしょう?計算通りに。実はね、オーギュストの甥を一人生き残らせているんですよ、私の手の者が護衛についてね」
「へえ、イアン様は王様にはならないんですか?」
俺の方を見て心底馬鹿にした顔で笑った。あーはいはい、そーですね。
「王座になんの魅力が?あれは馬鹿で可愛いオーグを座らせて、間抜けな顔で喜んでいるオーグを見て楽しむための家具ですよ」
ブレないな~~~!今もきれいに加工した元王様の骨を並べて遊んでいる。気持ち悪いなあ、死霊術師って。いや、イアン様が特別気持ち悪いのかも?左手薬指の骨に指輪をはめてうっとりしている。ホント良かった、この人が王様にならなくて!
「そろそろ民衆もイアン様のやり方に不満を漏らす頃だと?」
「ええ、扇動する者たちを送り込みました。3年かけて国力を回復させた私の功績なんて一瞬で吹き飛ぶんでしょうね……ふふ、やはり愚かな王の民は愚かだという事なのかな」
そう言いながら、どうでもいいという顔をしている。
「王様の死体をオモチャにして遊んでただけでしょ?国はオマケで、文句言う人を減らしただけだよね?」
「ナナ?本当の事を言われると人は気持ち良い気分にはならないんですよ?」
「ひゃいっ!首絞めないで!」
馬鹿みたいな急ピッチで治水をしたり、下水を配置したり。民衆からも嫌われる事を率先してやっている。でもきっとその後ずっとイアン様が敷いたしっかりした基盤の上でこの国は栄えるんだろうなあ。誰かがやらなければならない事を、今この変態様がやっている。
「所で聞きたいのですが、今……オーグは」
「予想ですけど、そろそろどこかに赤ちゃんとして生まれたんじゃないでしょうか……魂に漠然とした不安を感じながら」
「ですよね!はぁ……私の事を方時も忘れないとか、嬉しいなぁ」
出た、変態。赤ちゃんになった元オーギュスト王の魂はあの最後の一言が刻み込まれている。信頼していたのに裏切られて殺された。それを恨みに恨んで3年間呪い続けたのに、当の本人はケロリとしている所か、近くにいてくれて嬉しいと全く逆効果だったこととか。
愛しているから殺して傍に置いただとか、来世も必ず追いかけてくるだとか……俺だったら絶望してさっさと神様の所に戻っちゃうかも?
ほんと、色んなものを帳消しにしちゃうくらい巨大な鎖をつけられちゃったねー。
「どうです?かなり私は嫌われて来ているでしょう?計算通りに。実はね、オーギュストの甥を一人生き残らせているんですよ、私の手の者が護衛についてね」
「へえ、イアン様は王様にはならないんですか?」
俺の方を見て心底馬鹿にした顔で笑った。あーはいはい、そーですね。
「王座になんの魅力が?あれは馬鹿で可愛いオーグを座らせて、間抜けな顔で喜んでいるオーグを見て楽しむための家具ですよ」
ブレないな~~~!今もきれいに加工した元王様の骨を並べて遊んでいる。気持ち悪いなあ、死霊術師って。いや、イアン様が特別気持ち悪いのかも?左手薬指の骨に指輪をはめてうっとりしている。ホント良かった、この人が王様にならなくて!
「そろそろ民衆もイアン様のやり方に不満を漏らす頃だと?」
「ええ、扇動する者たちを送り込みました。3年かけて国力を回復させた私の功績なんて一瞬で吹き飛ぶんでしょうね……ふふ、やはり愚かな王の民は愚かだという事なのかな」
そう言いながら、どうでもいいという顔をしている。
「王様の死体をオモチャにして遊んでただけでしょ?国はオマケで、文句言う人を減らしただけだよね?」
「ナナ?本当の事を言われると人は気持ち良い気分にはならないんですよ?」
「ひゃいっ!首絞めないで!」
馬鹿みたいな急ピッチで治水をしたり、下水を配置したり。民衆からも嫌われる事を率先してやっている。でもきっとその後ずっとイアン様が敷いたしっかりした基盤の上でこの国は栄えるんだろうなあ。誰かがやらなければならない事を、今この変態様がやっている。
「所で聞きたいのですが、今……オーグは」
「予想ですけど、そろそろどこかに赤ちゃんとして生まれたんじゃないでしょうか……魂に漠然とした不安を感じながら」
「ですよね!はぁ……私の事を方時も忘れないとか、嬉しいなぁ」
出た、変態。赤ちゃんになった元オーギュスト王の魂はあの最後の一言が刻み込まれている。信頼していたのに裏切られて殺された。それを恨みに恨んで3年間呪い続けたのに、当の本人はケロリとしている所か、近くにいてくれて嬉しいと全く逆効果だったこととか。
愛しているから殺して傍に置いただとか、来世も必ず追いかけてくるだとか……俺だったら絶望してさっさと神様の所に戻っちゃうかも?
ほんと、色んなものを帳消しにしちゃうくらい巨大な鎖をつけられちゃったねー。
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