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学園は平和を取り戻したと思います。お兄様とフローラ様も仲良く登校していますし、王太子様も婚約者の公爵令嬢の支えもあり、少しづつ元気を取り戻しているようです。
笑顔でお話ししている姿を良く見かけます。
「うん、一年の魅了使いはジュリエッタとショーンだけだな。他はいない様だ」
「そう何人もいてはたまったものではありませんものね」
「四人もいたなどと言ったら歴史がひっくり返る事件だからな!」
帰ったら発表しなくては、報告書を見ながら笑っている。
「ショーンの奴はきちんとコントロール出来ているし、他にちょっかいかけるタイプでもないようだし……脅してあるし大丈夫だと信じたいな」
不穏な言葉も入っていたけれど、聞かなかった事にした!きっとショーンさんなら大丈夫よ!
「ジュリエッタは俺が安全を保証してやるから、まあ良いだろうってお前が本気を出せば俺が負けるんだけどなー!」
あはは!と大口を開けて笑うラグルさんを張り付いたような笑顔で見てしまう。
何というか第二王子の癖にこの人、気品がないというか……。本当に王子様なんだろうか?
「本当にラグルさんって王子様なんですか?なんというか……」
「仕方ねーだろ?教育係も何もかも魅了しちまったんだから。勉強も何もかもやり始めたのがだいぶ物事が分かり始めたあとだからな!なかなか身につかねーんだ」
そうか、子供が魅了を使えるという事は、したくない勉強は全てしなかったと言うことか!
やりなくない、良いよね?と教育係に問えば必ず良いですよ、と答えるのだから。
「あと、研究院の方ばっか力入れてたからな。王家の教育はさっぱりだぜ!」
あらまあ!……でも馬鹿みたいに畏まっているよりマシなのかしらね?
「私もマナーは最低限しか分かりませんよ」
「あー気にすんな!どうとでもなるんだからな!」
魅了の力で誤魔化すのは良くないと思いますけど、くるくると指先に魅了の糸を巻きつけて、いたずらっ子の様に笑う顔はとても魅力的に見えたのですけれども。
学園のサマーホリデーが始まると同時に馬車に飛び乗って、狭い狭い我が家の領地に逃げ込んだのでした。
「よう!遅かったな!」
しかし、回り込まれていたのでした。どういう事なの?!?!
「お前の家畜配合術が見たくてな!」
「そこですか……」
逃げた婚約者を追いかけて来たのかと思ったりしたのに、何か違うようです。
「す、すみません!ジュリエッタ様!ラグル様はこのように男性としてはちょっと残念なものでして!」
騎士さんにフォローされても、私も困るのですが……。
笑顔でお話ししている姿を良く見かけます。
「うん、一年の魅了使いはジュリエッタとショーンだけだな。他はいない様だ」
「そう何人もいてはたまったものではありませんものね」
「四人もいたなどと言ったら歴史がひっくり返る事件だからな!」
帰ったら発表しなくては、報告書を見ながら笑っている。
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不穏な言葉も入っていたけれど、聞かなかった事にした!きっとショーンさんなら大丈夫よ!
「ジュリエッタは俺が安全を保証してやるから、まあ良いだろうってお前が本気を出せば俺が負けるんだけどなー!」
あはは!と大口を開けて笑うラグルさんを張り付いたような笑顔で見てしまう。
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やりなくない、良いよね?と教育係に問えば必ず良いですよ、と答えるのだから。
「あと、研究院の方ばっか力入れてたからな。王家の教育はさっぱりだぜ!」
あらまあ!……でも馬鹿みたいに畏まっているよりマシなのかしらね?
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「あー気にすんな!どうとでもなるんだからな!」
魅了の力で誤魔化すのは良くないと思いますけど、くるくると指先に魅了の糸を巻きつけて、いたずらっ子の様に笑う顔はとても魅力的に見えたのですけれども。
学園のサマーホリデーが始まると同時に馬車に飛び乗って、狭い狭い我が家の領地に逃げ込んだのでした。
「よう!遅かったな!」
しかし、回り込まれていたのでした。どういう事なの?!?!
「お前の家畜配合術が見たくてな!」
「そこですか……」
逃げた婚約者を追いかけて来たのかと思ったりしたのに、何か違うようです。
「す、すみません!ジュリエッタ様!ラグル様はこのように男性としてはちょっと残念なものでして!」
騎士さんにフォローされても、私も困るのですが……。
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