37 / 72
37 黒竜イスファーン
しおりを挟む
「うわああん!結婚もしてないし、愛し合ってないし、しかも人間でもない生物のしかも卵産んじゃったよう~~~」
「是非もなし」
仕方がないから認める事にしたが、一体ここは?
「どこなんだ?イス。ていうかお前何?」
俺、死のうと思って雪山登ってて、倒れて目が覚めたらなんかお前いて、なんか凄かったからちょっといたづらしたら卵産んでた。怒涛すぎて説明して欲しい。
「多分、大体リクトが悪いんだが」
「なにおう?」
嫌な前置きをされたが、どうやらここは黒龍イスファーンの住処らしい。そんで目の前にいる黒髪のイケメンがイスファーン、略してイス。
「俺らは広い洞窟に住んでいるんだが、たまにこうやって人化して過ごしていたりする。人化すると竜体で過ごす洞窟は広すぎるから洞窟の奥にこうやって部屋を作ってるんだ」
「なるほど」
部屋はそんなに広くなくて、所狭しと物が置かれている。なんだか狭い日本のアパートみたいな感じでごちゃごちゃとたくさんの物が溢れかえっていて、空瓶が転がっていたり、読んだ本が積まれていたり……汚いが落ち着くぞ、ここ。
「で、神にお前を殺したくない保護してくれって言われてな?死にかけてたリクトを拾ってきたんだ。あんまりに冷えていたから布団の中であっためてやったのに、お前が煽ってくるから悪い」
「後半あたりは俺が悪いな……確かに。でもその後は俺はちっとも悪くないだろう!?」
「そうだな、その辺りは神に文句を言うと良い。抱いても死なない人間は初めてだしな」
「おい!?殺す気だったのか!」
保護はどうした!?助けるつもりで連れて来たんじゃなかったのか??
「殺す気はなかったが、竜精に晒されると大抵の人間は死ぬ。後は普通に裂けて死ぬ」
「ひっ!?」
「裂けないし、中々良い抱き心地だったし、まあ死んでも何とかなるだろうと思って楽しませて貰ったよ」
「死んだらなんともなんねえよ!」
ヤダッ!竜ってこういう考え方するの!?怖い!それなのに、イスは心底意外だという顔をして
「この雪山に死にに来た奴のセリフじゃねえな。お前、死ぬつもりじゃなかったのかよ」
「あ……そうだった」
ダーク、俺はどうやら命根性汚くて、まだしがみついていたいみたいだ。ごめんな、お前の所にはまだいけねーや。まだ死にたくなくなったみたいだとイスに伝えると
「そりゃあ重畳。なんだかんだで神の狙い通りになったのはちょっと癪だが、まあいいか」
「俺、神様に文句言いたいな……なんでこんな奴に保護を頼んだんだよ」
もっと普通のヤツにして欲しかった。イスは知らん顔で真っ黒い卵を並べている。
「まず、お前がこの雪山に来たのが間違いだ。ここは私の縄張りだからな。私より強い奴がいない。だから神も私に声をかけたんだろう。次にお前が妙なちょっかいをかけてその気にさせたのが悪い、だろ?」
イスの言う事はなんだか正しい気がするな……そっか俺は失敗したのかぁ。いやでもあんなすげぇのがあったらついさ、どうなってんのかと思うじゃねえか、いやあびっくりしたわぁ……そのびっくりしたモノを咥え込まされていたと考えるとなんだか股の間がムズムズする……ホントマジで裂けて死ななくて良かった。
「どうした、もっとして欲しいのか?リクトは精力が溢れてるな……神から依頼でも受けてるのか?あちこちで仔を孕めとか、増やせとか」
割と自然な態度で近づいてきて、後ろから抱え込むように腕を回してくるのを俺はよけることが出来なかった。イスは体もでかい。後ろから抱きこまれると俺はすっぽり嵌ってしまって、上手く身動きが取れないんだが!?
「い、言われてねーよ!クソっ離せ、暑苦しい!」
まずい、イスの手の動きがまずい、ここ最近でコイツに弱い所全部バレた気がする、やめろ!服の中に手を突っ込むな!
「黒竜が発情する事はめったにないんだ。滅多にないからもう少しヤっておこうか」
「し、知らんし、もうしない!やめろ、やだって、やっ!」
「いや、ヤりたい。足を開け、リクト」
「っーーーーー!」
変に熱を持った体が言う事を聞かない。駄目だ、また流されるーー。
「どうせ、俺には勝てないだろ?」
「クソ野郎ぉ……!」
「是非もなし」
仕方がないから認める事にしたが、一体ここは?
「どこなんだ?イス。ていうかお前何?」
俺、死のうと思って雪山登ってて、倒れて目が覚めたらなんかお前いて、なんか凄かったからちょっといたづらしたら卵産んでた。怒涛すぎて説明して欲しい。
「多分、大体リクトが悪いんだが」
「なにおう?」
嫌な前置きをされたが、どうやらここは黒龍イスファーンの住処らしい。そんで目の前にいる黒髪のイケメンがイスファーン、略してイス。
「俺らは広い洞窟に住んでいるんだが、たまにこうやって人化して過ごしていたりする。人化すると竜体で過ごす洞窟は広すぎるから洞窟の奥にこうやって部屋を作ってるんだ」
「なるほど」
部屋はそんなに広くなくて、所狭しと物が置かれている。なんだか狭い日本のアパートみたいな感じでごちゃごちゃとたくさんの物が溢れかえっていて、空瓶が転がっていたり、読んだ本が積まれていたり……汚いが落ち着くぞ、ここ。
「で、神にお前を殺したくない保護してくれって言われてな?死にかけてたリクトを拾ってきたんだ。あんまりに冷えていたから布団の中であっためてやったのに、お前が煽ってくるから悪い」
「後半あたりは俺が悪いな……確かに。でもその後は俺はちっとも悪くないだろう!?」
「そうだな、その辺りは神に文句を言うと良い。抱いても死なない人間は初めてだしな」
「おい!?殺す気だったのか!」
保護はどうした!?助けるつもりで連れて来たんじゃなかったのか??
「殺す気はなかったが、竜精に晒されると大抵の人間は死ぬ。後は普通に裂けて死ぬ」
「ひっ!?」
「裂けないし、中々良い抱き心地だったし、まあ死んでも何とかなるだろうと思って楽しませて貰ったよ」
「死んだらなんともなんねえよ!」
ヤダッ!竜ってこういう考え方するの!?怖い!それなのに、イスは心底意外だという顔をして
「この雪山に死にに来た奴のセリフじゃねえな。お前、死ぬつもりじゃなかったのかよ」
「あ……そうだった」
ダーク、俺はどうやら命根性汚くて、まだしがみついていたいみたいだ。ごめんな、お前の所にはまだいけねーや。まだ死にたくなくなったみたいだとイスに伝えると
「そりゃあ重畳。なんだかんだで神の狙い通りになったのはちょっと癪だが、まあいいか」
「俺、神様に文句言いたいな……なんでこんな奴に保護を頼んだんだよ」
もっと普通のヤツにして欲しかった。イスは知らん顔で真っ黒い卵を並べている。
「まず、お前がこの雪山に来たのが間違いだ。ここは私の縄張りだからな。私より強い奴がいない。だから神も私に声をかけたんだろう。次にお前が妙なちょっかいをかけてその気にさせたのが悪い、だろ?」
イスの言う事はなんだか正しい気がするな……そっか俺は失敗したのかぁ。いやでもあんなすげぇのがあったらついさ、どうなってんのかと思うじゃねえか、いやあびっくりしたわぁ……そのびっくりしたモノを咥え込まされていたと考えるとなんだか股の間がムズムズする……ホントマジで裂けて死ななくて良かった。
「どうした、もっとして欲しいのか?リクトは精力が溢れてるな……神から依頼でも受けてるのか?あちこちで仔を孕めとか、増やせとか」
割と自然な態度で近づいてきて、後ろから抱え込むように腕を回してくるのを俺はよけることが出来なかった。イスは体もでかい。後ろから抱きこまれると俺はすっぽり嵌ってしまって、上手く身動きが取れないんだが!?
「い、言われてねーよ!クソっ離せ、暑苦しい!」
まずい、イスの手の動きがまずい、ここ最近でコイツに弱い所全部バレた気がする、やめろ!服の中に手を突っ込むな!
「黒竜が発情する事はめったにないんだ。滅多にないからもう少しヤっておこうか」
「し、知らんし、もうしない!やめろ、やだって、やっ!」
「いや、ヤりたい。足を開け、リクト」
「っーーーーー!」
変に熱を持った体が言う事を聞かない。駄目だ、また流されるーー。
「どうせ、俺には勝てないだろ?」
「クソ野郎ぉ……!」
51
あなたにおすすめの小説
伝説のS級おじさん、俺の「匂い」がないと発狂して国を滅ぼすらしいい
マンスーン
BL
ギルドの事務職員・三上薫は、ある日、ギルドロビーで発作を起こしかけていた英雄ガルド・ベルンシュタインから抱きしめられ、首筋を猛烈に吸引。「見つけた……俺の酸素……!」と叫び、離れなくなってしまう。
最強おじさん(変態)×ギルドの事務職員(平凡)
世界観が現代日本、異世界ごちゃ混ぜ設定になっております。
俺が聖女なわけがない!
krm
BL
平凡な青年ルセルは、聖女選定の儀でまさかの“聖女”に選ばれてしまう。混乱する中、ルセルに手を差し伸べたのは、誰もが見惚れるほどの美しさを持つ王子、アルティス。男なのに聖女、しかも王子と一緒に過ごすことになるなんて――!?
次々に降りかかる試練にルセルはどう立ち向かうのか、王子との絆はどのように発展していくのか……? 聖女ルセルの運命やいかに――!? 愛と宿命の異世界ファンタジーBL!
皇帝に追放された騎士団長の試される忠義
大田ネクロマンサー
BL
若干24歳の若き皇帝が統治するベリニア帝国。『金獅子の双腕』の称号で騎士団長兼、宰相を務める皇帝の側近、レシオン・ド・ミゼル(レジー/ミゼル卿)が突如として国外追放を言い渡される。
帝国中に慕われていた金獅子の双腕に下された理不尽な断罪に、国民は様々な憶測を立てる。ーー金獅子の双腕の叔父に婚約破棄された皇紀リベリオが虎視眈々と復讐の機会を狙っていたのではないか?
国民の憶測に無言で帝国を去るレシオン・ド・ミゼル。船で知り合った少年ミオに懐かれ、なんとか不毛の大地で生きていくレジーだったが……彼には誰にも知られたくない秘密があった。
ざまぁされたチョロ可愛い王子様は、俺が貰ってあげますね
ヒラヲ
BL
「オーレリア・キャクストン侯爵令嬢! この時をもって、そなたとの婚約を破棄する!」
オーレリアに嫌がらせを受けたというエイミーの言葉を真に受けた僕は、王立学園の卒業パーティーで婚約破棄を突き付ける。
しかし、突如現れた隣国の第一王子がオーレリアに婚約を申し込み、嫌がらせはエイミーの自作自演であることが発覚する。
その結果、僕は冤罪による断罪劇の責任を取らされることになってしまった。
「どうして僕がこんな目に遭わなければならないんだ!?」
卒業パーティーから一ヶ月後、王位継承権を剥奪された僕は王都を追放され、オールディス辺境伯領へと送られる。
見習い騎士として一からやり直すことになった僕に、指導係の辺境伯子息アイザックがやたら絡んでくるようになって……?
追放先の辺境伯子息×ざまぁされたナルシスト王子様
悪役令嬢を断罪しようとしてざまぁされた王子の、その後を書いたBL作品です。
龍の寵愛を受けし者達
樹木緑
BL
サンクホルム国の王子のジェイドは、
父王の護衛騎士であるダリルに憧れていたけど、
ある日偶然に自分の護衛にと推す父王に反する声を聞いてしまう。
それ以来ずっと嫌われていると思っていた王子だったが少しずつ打ち解けて
いつかはそれが愛に変わっていることに気付いた。
それと同時に何故父王が最強の自身の護衛を自分につけたのか理解す時が来る。
王家はある者に裏切りにより、
無惨にもその策に敗れてしまう。
剣が苦手でずっと魔法の研究をしていた王子は、
責めて騎士だけは助けようと、
刃にかかる寸前の所でとうの昔に失ったとされる
時戻しの術をかけるが…
宰相閣下の絢爛たる日常
猫宮乾
BL
クロックストーン王国の若き宰相フェルは、眉目秀麗で卓越した頭脳を持っている――と評判だったが、それは全て努力の結果だった! 完璧主義である僕は、魔術の腕も超一流。ということでそれなりに平穏だったはずが、王道勇者が召喚されたことで、大変な事態に……というファンタジーで、宰相総受け方向です。
不幸体質っすけど、大好きなボス達とずっと一緒にいられるよう頑張るっす!
タッター
BL
ボスは悲しく一人閉じ込められていた俺を助け、たくさんの仲間達に出会わせてくれた俺の大切な人だ。
自分だけでなく、他者にまでその不幸を撒き散らすような体質を持つ厄病神な俺を、みんな側に置いてくれて仲間だと笑顔を向けてくれる。とても毎日が楽しい。ずっとずっとみんなと一緒にいたい。
――だから俺はそれ以上を求めない。不幸は幸せが好きだから。この幸せが崩れてしまわないためにも。
そうやって俺は今日も仲間達――家族達の、そして大好きなボスの役に立てるように――
「頑張るっす!! ……から置いてかないで下さいっす!! 寂しいっすよ!!」
「無理。邪魔」
「ガーン!」
とした日常の中で俺達は美少年君を助けた。
「……その子、生きてるっすか?」
「……ああ」
◆◆◆
溺愛攻め
×
明るいが不幸体質を持つが故に想いを受け入れることが怖く、役に立てなければ捨てられるかもと内心怯えている受け
【完結】気が付いたらマッチョなblゲーの主人公になっていた件
白井のわ
BL
雄っぱいが大好きな俺は、気が付いたら大好きなblゲーの主人公になっていた。
最初から好感度MAXのマッチョな攻略対象達に迫られて正直心臓がもちそうもない。
いつも俺を第一に考えてくれる幼なじみ、優しいイケオジの先生、憧れの先輩、皆とのイチャイチャハーレムエンドを目指す俺の学園生活が今始まる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる